ものすごい結婚式の多い日。バイクで走っていると道のあちこちにジャヌル・クニンがでてます。バリでなにかの祭日か?とか、思いながら走っていると、、、なんと、色付きのジャヌル・クニン!生まれて初めて見た。そもそも、クニンというのは「黄色い」という意味で、ジャヌル・クニンは黄色い葉を利用しています。もちろん、黄色くなる前(枯れかかる前)は緑だったりするわけなので、ジャヌル・クニンは薄い緑から黄色までの色でできたもの、、バリの結婚式でもそう。でも、ここだけ、なんと黄色じゃなくて多色多彩なジャヌル・クニン。
もはや、これを見たらもうバリの他を見なくてもいい。通り過ぎて、思わず急ブレーキをかけて、息が止まりそうになるなかバイクを停めて、歩いて結婚式場に近づく。
新郎新婦はバリヒンズーのお家なのですね。この多色ジャヌル・クニンはバリヒンズーの特徴?いや、そうでもないと思う。だって、これまで通り過ぎたところはみんな黄色だったもの。わからん、なぜか、、
もちろん、ふらふら新郎宅に入って、挨拶をして新郎新婦の写真をパチリ。これは、いつもどおり。結婚式会場と間違えてお葬式会場に乱入して同じことやって、びっくりされたことはあるけど、結婚式では変な顔されたことないです。
新婦は食べかけのミーフンゴレンの置き場所に困ってたけど、そのまんま。ありがとうございます。いつまでもお幸せに。
この多色のやつは、超絶レア。名前に「黄色い」という言葉が入っているぐらい、これは黄色で定番だと思ってたのに、なんと多色があったとは。。。。。バリにはいろんな観光客が、それぞれの意識下、無意識下でいろんな驚きを持つところだとおもうけど、この多色ジャヌル・クニンをみて感動した観光客は私以外ほぼいないと思う。人それぞれ、感動するツボが違うのです。
そうして、バイクはバリの有名な棚田の中、ひたすら東をめざす。
えーっと、でもジャワにだって棚田ぐらいあります、、、って言いたい。べつにバリの独創ではないし。風景も似たりよったり。
たぶん、「バリ島でみた棚田」というのに価値があって、海峡をはさんで2kmも離れてない、「バニュワニの棚田」じゃあ、だめなんだと思う。ブランド化されていて、同じものであっても価値が違う。ただの美しい棚田では観光客を感動させられず、「バリの棚田」でないといけないとは、残念だと思う。
まあ、いいや。
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