わが町ジュパラのテンプールコーヒーも捨てがたいのだけど、ここはコーヒーに解説がついてとってもわかりやすい。そして、ジャコウネコ見学、、檻があることはわかっていたので興味あったんだ、、、
え?こんなに狭いケージで飼ってるの?それともこのケージは見学者用?
いろんな種類のジャコウネコがいます。住んでいる島も違うみたい。でも、ね、すごい神経質の歩きまわっている。これは、ちょっと良くない兆候だよ、、写真だって動きが早すぎて撮れないぐらい。常同行動といって、動物園でも問題になる異常行動で、主にストレスに起因しています。このスピードだと、おもいっきりストレスが溜まっている。はっきりいって治療が必要なレベル。
ここに来るまで、コーヒーってちっとも美味しくないものを無理やり食べさせられて可哀想と思ってた。でも、私も食べてみて、実は甘いことがわかって、そうか、そもそも、この甘い実をジャコウネコ(野生の)が食べたところから始まったのか、、とか思いました。皮と実を食べて、一番重要な種、、いわゆるコーヒー豆は糞に残るのだから皮を剥く手間も省ける、、共存からはじまったのか。
ここのジャコウネコは落ちている糞を見る限り、コーヒー豆だけを食べさせられている、、というわけでもなさそう。
でもね、、、それでもこんな狭いケージは論外だよ、、すごい神経質、、個人的には、やめてほしいなあ、、。とりあえずお店の人にはジャコウネコのストレスの件は伝えたけど、理解できたかどうかはわからない。インドネシアでは「スラバヤ動物園問題」というのがあって、関心のある人は検索すればいっぱい情報はでてくるけど、飼育動物に対する知識は薄い。動物は人に使役されるものという発想があるし。
ここは、国立公園が4つもあって自然が豊か、それに国立公園を管理する動物学者もいるところ、、、なのに、うーむ、どういっていいのかわからん。ともかくインドネシアの問題の一つは知識がある人とない人の落差が大きすぎること。知の格差、階層化、分断化、
とりあえず、、コーヒーは美味しかった。
でも、お店の人がいうようなヘーゼルナッツとチョコレートの香りがするかどうかは、素人の私にはよくわかりません。ふーむ、それなら、ヘーゼルナッツのフレバリーコーヒーでもいいんじゃない?
ジャコウネコが自然の姿で、美味しくコーヒーの実を食べているのが見たいなあ。
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