The Redang Telegraph

2020年01月29日

Flood in my town わが町で洪水?どこ?ちょっとありえない場所でびっくり。これは人的ミスでしょ。

Flood? Impossible? it caused by human error

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とーっても激しい雨が降った夜、、洪水が発生したそうです。雨で外に見にいけないし、いっちゃだめだし。

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翌朝、わが町で越水が2箇所あり、一つは北方、一つは町の中心地でいつも私がジョギングするところが冠水したって友達が教えてくれました。
私が行ったときはもう町の中心の冠水はひいていて、汚れた道路だけ。北方というのはどこかわからないですが、バイクごと流された人が川に落ちて亡くなったという話を聞きました。いや、木の枝にひっかかった痛ましいご遺体の動画まで見せられてしまった、、今どきすべてのニュースバリューのあるものは、誰かしらが動画でとってSNS上にアップして、それが拡散されているという現実。恐ろしいもので、おちおち死ねません。

私が町の中心地が冠水したって聞いたとき、、ありえんだろう?という反応でした。じつは、その1週間前に川の調整水門の見学をしていたからです。グーグルマップで再確認したけど、私が見た水門が洪水のあった場所に通じている川であることは間違いないです。

手書き赤の丸=水門の場所
手書き青の丸にA=氾濫したところ
緑の矢印=私の家

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まずは、水門。

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ここは川が3本に分岐して、水量に応じて水門を調整して1箇所に大量の水が流れないようになっています。
一番大きいのは、私のうちの近くを流れる川。堰き止められて、小さな水門が一つあるだけ。ただし堰の高さはそれほどでもないから、よっぽど水流が多いと自然と堰を越えることになってますね。でも、この川は氾濫なんてしないどころか、水量は通常通りだった(見に行ったもん)。

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そして二本めが川幅は狭いものの流量は多い川。これが氾濫しました。ここの堰はメインにこちらの川に水を送っています。おそらく河口の漁港に配慮してかな?

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三番目は、放水路。いつもは水が流れてなくて、枯れた状態。緊急時だけ水門を調整して流すんだと思う。

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水門の完成は2011年。まだ真新しいといえます。

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わりと複雑に交差している3つの川。もちろん、なけなしの予算から大金をかけて、工事したはず。

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それでもって、どうして、これが氾濫したかというと、手動で水門を開け締めするんだけど、誰もその夜はなんにもしなかった、、、としか、言いようがないです。

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ありえんなあ、いくら立派な水門作っても、動かさないと意味ないだろう?

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まーったく、ありえん話です。冠水した部分は県庁とかいろいろ町の重要な役所があるところで、きっと市の偉い人が「立派な水門を作っただろう、あれはどうしたんだ!!」と怒り狂ったと思います。素人がみても、構造も簡単に仕上げてあって、よくできた水門だもん。設計した人も、「猿でもわかる水門作ったのに、動かさないとは何事だ」と怒髪天をついたはず。

たぶん、これはジュパラだけじゃなくて、全インドネシアに同様な低レベルな原因の洪水がいろいろあるんだと思う。

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