このあいだ、空のプラスチックドラム缶を送り返す作業を手伝いました。
これは、リゾートの発電機用燃料。島も小さい上に山がちなので送電なんてなく、うちのリゾートのように町の中心部との間の交通は船だけ、、というようなところは自家発電機が頼りです。まあ、日本ではあまりないでしょうが、マレーシアでもインドネシアでも都市部を離れると、本土でもこういう事情は普通です。特別感はないです
そういえば、去年の終わり頃、ジャカルタで首都停電というのに出くわしたけど、こういう発電機があるところがわりと多かったので、停電ということに気が付かなかった、、ということもありました。
まずは、発電機、、大きいのが2台。12時間ごとに交代して稼働。その他に小型発電機がある、、今はもしかしたら小型のが動いているのかもしれない。
それがあるのは、こんな場所。おっきい燃料タンクがある、、これをいっぱいにするのはさぞ大変だと思う。
ちいさいドラム缶でタンクに給油、、
で、今のように行動制限令がでて、何かと不便なとき、このドラム缶をもって本土に渡る、、
たぶん、通常は島の中心まで内海タンカーが運行しているんだと思う。島の中心にはガソリンスタンドもあるって聞いてる。行ったことないからわからないけど。その他に通常フェリーもあるし、それに積むことだって可能なんだけど、、しかたない、非常時だし。
空だからこんなふうに気安く持てるけど、中身が入っていると1つのタンクで2−3人がかりじゃないと持てない。こういう非常時だと、中身がつまったドラム缶をつんだ船はハウスリーフまできて、岸いっぱいに乗り上げて、ホイールローダーのバケットに積んで持っていく。でも、重いから1回に3タンクが精一杯。こういうリゾートだと本土ではレンタルで済むような重機も自前で持ってないと済まないというのが、驚くところ。トラクターだって5−6台あるし、メンテナンス設備だって自前であるし、ほんとうにお金がかかる、、、
これで、いったい燃料タンクがどのくらいいっぱいになるのかわからないけど、、、
ともかく、燃料は大切に使わないといけないということもわかるし、タンカーが来なければ自前で本土まで給油に行かないといけないし、なかなか、大変。人里離れたリゾートを運営するということが、かくもお金がかかるし、大変ということがよくわかったよ。ほんと!
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