マレーシアの行動制限令MCOの最終日は5月12日。その日を指折り数えていたのだけど、まさかの4週間延長。
正確にいうと、たしかにMCOは5月12日で終わって、その後の4週間は「条件付行動制限令」CMCOとちょびっと名前が変わっている。
具体的にどのへんが変わったかと言うと、一般商店や事務所は「気をつければ」業務再開してもよいというもの。まあ、大多数の見た目は以前に戻ったように思える。なんといっても、離島ぐらしなので本土では何がどうなっているのかわからないので、多分そういうことなんだと思います。取引先などは業務を再開したらしく、活発にメールが来るようになりました。。
、、、が、条件付きで業務を再開していいよ、、というのの中に、離島リゾートの再開は含まれていませんでした。
おぞらく、大部分の在マレーシア邦人は首都圏に住んでいるし、生活も商業活動にリンクしているので事務所や商店が再開したことで、もう、もとにもどった、、、雰囲気が濃厚にあるようだけど、、、
MCOが再開したのは、新型コロナが下火になったというより、もっと切実な「これ以上MCOを続けると餓死してしまう」という声が高かったからだと言われています。だから、商業活動が活発になるようなところはMCO解禁、、で、不要不急なところはMCO続行せよ。
離島のリゾートなんて、利用者側からみると、ぜんぜん無くても構わないし、急いでリゾートなんて行く用なんてない。。のはわかるけど、そこで生活のすべてがかかっている従業員や関連業者は、、不要不急どころか死活問題。
テナントの一つも、がんばってきたのだけど昨日、店を掃除して、畳んで、ゴミ出しをして、本土に帰っていきました。商業活動が再開された本土では仕事もありそうです。
こうして、5月12日が過ぎて、ほかはどんどんNew Normal「新日常」に移っているのに、まだMCOに取り残された島では、スタッフが櫛の歯が抜けるように去っていきます。
5月10日に去った人たちが最終便だと思ったのに、あと4週間も続くとわかって、また昨日の13日に去った人たち。ほんとうにひっそりと去ったので、気がつかなかったけれど、ラマダーン月日没後の食事に来ない人、、どうしたの?って聞いたら、残りはみんな本土に渡っていったよ、、ということで、二人きりのイフタールでした。
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