The Redang Telegraph

2020年10月06日

丹桂 キンモクセイの香りに包まれるシーズン。わりと花期が短いのは、桜と一緒で挿し木で増えたクローンだから

Kimmokusei

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無事に日本語教師420時間養成講座を修了し、単位認定試験も終えて、教室からでると、、、
キンモクセイの香りがしました。

えーっと、キンモクセイのローマ字は、撥音のあとマ行が続くから、Kinmokuseiじゃなくて、Kimmokuseiだよね、、とか、日本語脳が離れません。いまや、何を見ても、「あ、日本語が変」とか「これだったら、こう書くのに」とか、、ばっかり。そういえば、群馬県のローマ字は、Gunmaです。当然、Gummaで、nの入る余地が無いはずなのに、、と思ったら。群馬県のホームページかなにかに、Gummaと書くつもりだったけど、調べたら英語でGummaとは梅毒の症状を表す言葉、、だったので、意図的に変えた!とのこと。おおお、何かとグンマーとかいわれる群馬県、用意周到に調べてたのですね、えらい、、見直しました。こういうちょっとした気遣いがなくて、後で大騒ぎになるケースとか多いものです。

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キンモクセイは中国原産で日本に伝わったのは江戸時代、、と割と新しいみたいです。まあ、江戸時代が新しいと思うかどうかは人それぞれだけど、少なくとも万葉集にも古今和歌集にもできてません。この花の香りが好まれて、花の強い雄株ばかりが広まり、完全に園芸種です。自生種はありません、、もし、自生してそうに見えたら、それは誰かが昔植えたものです。

Wikiでは、花を楽しむため輸入されたため雄株しかない!雌株は日本にはないです!って書いてあった。本当かどうかは知らないけど、ありそうな話。そういうことで実がつかないので、挿し木で増やすしかないけど、挿し木が楽にできるって。それで、ソメイヨシノみたいにクローンが広がり、おかげで花期はソメイヨシノの桜並みに、超短いです。一斉に咲いて、一斉に終わるクローン園芸種特有のパターン。

中国では、丹桂というんだけど、日本みたいに花を楽しむのではなく、この花を摘んでお茶に混ぜるらしいです。桂花茶というのがそう。おお、桂花茶なら知ってる、、けど、あれがキンモクセイだって知らなかった。中国では桂花茶の需要が多いのでキンモクセイを大量に栽培して、しかも味や香りを楽しむため変種もすごく多いんだって。知らないことばかりです。でも、日本でもキンモクセイが好きな人が多いのだから、桂花茶とか自作できそう。

江戸時代に来たので万葉集には載ってないキンモクセイ。でも、はい!萩。キンモクセイと並んで咲いてます!

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萩!こちらは、「万葉集で最も詠まれた花」の栄光に輝いてます。すごいですね、一位です。万葉集1位です。萩、すごい!なんと萩の花を女性にみたて、鹿を男性にみたてた、「鹿と萩」が超絶人気。性的な意味合いも強いです。

万葉集巻八(大伴宿禰家持の秋の歌)
さを鹿の朝たつ野べの秋萩に玉とみるまでおける白露


おお、日本語の父、大伴家持ではないか、、。日本の国花が萩じゃなくて、桜なのが信じられないぐらい。きっと奈良時代のひとなら、「花って言えば、やっぱり萩だよな」のはず。豊穣の秋と結びつけられたアイコンで、豊かさの象徴です。しかも、昔から日本にあって、萩と言う字は日本でつくられた漢字=国字(クサカンムリに秋)。しかも、はぎ、という訓読みしかありません(たぶん秋の読みから)。ますますもって、日本のシンボル。マメ科なので荒れ地に強く、繁殖力旺盛。(日本の固有種ではないです。東南アジアにもありますし、、)

個人的には、香りはキンモクセイ、見た目は萩が好き。どっちも頑張れ。
この時期は好きです(が、波乱も多いけど)。


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