The Redang Telegraph

2020年12月24日

Japanese for children 2 さらに、こどもの日本語といっても、勉強の目的が全然違う

Early learning ? Follow up for drop outs?

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オンライン日本語教師として、活動をはじめてわかること。
そして、来月からはインターナショナルスクールの日本語教師。。。

いろいろ、先輩先生に聞いても、調べたりしても違いがすごい。
こどもの日本語を大きくわけると、、最初の壁は

「国語」と、「日本語」の違い

「国語」というのは、学校教育法や指導要領によって定められた日本語教育で「国語」と表記されます。これは、広義の日本語のひとつで、あるいみ法律や要領で決められた範囲内の日本語のこと。だから、日本語というカテゴリーの中に「国語」というものが存在します。中学以降は古文、漢文もでてくるので、口語表現の日本語は「現代文」略して、「現国」といういいかたをします。現国は、国語のなかの一部です。

中学以降の「国語」は、元来中国語である「漢文」も含みますから、日本語の範疇を越えているともいえますね。


当然と言えば当然ですが、日本語を勉強したいという外国人は、元来中国語である「漢文」、今は使われない「古文」を勉強したいということはありません。そりゃ、日本語研究がすすんでそっち方面に進む人もでてくることはありますが、漢文を日本語というには無理があるでしょう。

ここまででわかることは、国語は法律や要領に定められた国民の義務的な素養育成のひとつで、なおかつ漢文という日本語以外の言葉も含むということ。だから、外国人も国語を勉強すればいいじゃない?というのは、、、まーーったく的外れ。素養的要素など、当面必要としてないし。まあ、昨今は国語をやったからといって、素養が身に付く、、というのも幻想かもしれないけれど、、、

「日本語」というのは範囲が広いです。
日本語教師が教えるのは、だいたい第二言語としての日本語です。


つづく

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