小学校の国語の教科書も、ほんとうに楽しいです。
読んでないひとは、「えー、あんな子供向けなのに?」とか読まずに思うのか、「教科書なんてコリゴリ、いい思い出なんてない」という拒否反応を示しているか、、まあ、いろいろだと思うけど、大人にこそ読んでほしい。
大人になると、自分の好きなジャンルがあって、そっち方面ばかりになりがちだけど、国語の教科書はいろんなジャンルがあって、普段見向きもしないようなものも、あるから、読んでしまう。私にとって 詩、短歌、俳句なんて縁遠いけど、あるから読むし、読めば味わいがあるのがわかってきて、そこそこ面白い。
読み物ばかり?いえいえ、いろんな言語活動が網羅されています。
とくに、昨今は「読み物中心はダメでしょう」みたいな教育が主流なので、言語活動全般の手助けになるようなことが一杯。考えてみようとか、読んでみよう、、そういったものも、とってもいいです。

中学国語になると、もっと大人も舌をまく言語活動になる。
だいたい、どの教科でも中学で教えている内容をきちんと理解している大人は多くないけれど、国語科もまたしかり。
とーーーっても、奥が深いし、そこそこ難しかったりする。
宮崎駿監督の「書評」なんて、たった1ページなのに、手が込んでいて、内容も深いし、見事です。
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