The Redang Telegraph

2023年05月06日

還暦過ぎて中学校で教育実習 2

このシリーズは記憶が新しいうちに書かないと、もうなにがなにやらわからなくなる。
、、と、言い訳しながら、忙しいのにブログを書こう。

教育実習が始まる前に、「事前打ち合わせ」というのがあります。
今回、本当に恵まれたのは(まだ実習がはじまってないから、本当に恵まれたのかは不明だけど、いまのところ)、母校の先生方がとても親切で親身になってくれるので、東京から福岡まで「事前打ち合わせ」と「教育実習」の2回旅行しなければならないところ、両者の間を短めにとってくれました。おかげで、GWで仕事がもともと休みだったこともあり、有給休暇も使いながら、打ち合わせで福岡にいって、そのまま現地滞在。教育実習に備えることにしました。

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おかげで、GW中は生まれ育ったこの町の散策ができるというおまけ付き。もちろん、実習準備で忙しいものの、家から一歩もでないわけにもいかず、期せずして、18歳で上京して以来はじめてまとまった日数を、この地でうろうろと、、

驚いたのが、小学生だったときの通学路。あれ、大きな道だと思ってたのに、こんなに細い道だったのか?もっと時間がかかっていたのに、4分の1ぐらいの時間で歩ける、、建物は大きく変わっているところもあるけど、道路の位置はほとんど変わってない。いや、全然変わってない。小学生の目線だと、なんでも大きく見えるのだけど、本当はこんなものだったのか、、という驚き。それは、きっと亡くなった父母だって、小学生のときは立派な大人で自分たち子どもとは隔てられたものだと思ってたことと一緒かなあ。小学生の私とそのときの父母、いまはそのときの父母の年齢を軽く超えてしまい、なんだか申し訳ないというか、あり得ないことが起こった感じ。

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中学校の校区をまわってみたけど、全然行ったことない場所、多過ぎ。要するに小学生にしろ、中学生にしろ、社会は本当に狭いのだ。「学校と家」が宇宙の全てなぐらい。今だったら、そこら中散歩したりするのに、中学生ってそんなことしない。学校と家と遊び場と塾、、ぐらいかな。それ以外のところに用もないのにフラフラ行くとか、花がきれいだから、風景がきれいだから、なんて理由じゃ、まったく動かないもんだった。
なにやってたんだ、小学生の私、馬鹿者!なにやってたんだ、中学生の私、愚か者!もっといろいろやるべきことがあったのに、なんにもやらずグウタラして、今のこの歳になって慌ててる。もちろん勉強もしなかったし、、、

昔の自分がいたら、殴ってでも説教したい。もっと真剣に生きろと。

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