The Redang Telegraph

2011年06月07日

神話は一つだけじゃない

原発安全神話がいかに巧妙に作られ、国民がうかうか乗せられて、原発村と呼ばれる癒着の巣を太らせたか、いまでは知らぬものがいない。

こんな神話が一つだけであるわけが無い。

捕鯨推進がいかに巧妙に作られ、国民がうかうか乗せられて、捕鯨サークルと呼ばれる水産庁天下りの税金癒着の巣を太らせ、しかも、いまだもって高笑いしている。

神話なんてなんぼでもあるのに、振り込め詐欺と一緒で、疑うことを知らない人たちが、うかうか乗せられる。どういったらいいものやら。



2011年05月25日

勤務時間は禁固刑じゃない!!

国民の幸福度、、

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110524-OYT1T01033.htm?from=main7 

(引用はじめ)国の豊かさを示す指標には、どれだけ多くのモノやサービスを生み出したかを表す国内総生産(GDP)があるが、新指標は国民の実感に近い豊かさを示す狙いがある。
日本は11指標のうち、殺人や犯罪の発生率に基づく「安全」が10点満点で9・7とOECD加盟34か国中トップ。だが、「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」はトルコ、メキシコに続くワースト3位だった。(2011年5月24日19時59分 読売新聞)(引用おわり)


これだけ頑張ってんだから、しあわせになろうよ。


は?仕事?それが、どんだけのもんじゃい!!!!!ははは!笑い飛ばそう!


2011年03月20日

ウィリアム王子の結婚式に欠席

皇太子ご夫妻が、イギリスのウィリアム王子の結婚式に欠席
https://blog.seesaa.jp/pages/my/blog/article/regist/input

そうかなあ、行ってもよかったんじゃない?
こういうときだから、イギリスで日本救援の募金活動するとか、いろいろできたのと違うかなあ。
皇室って、日本赤十字社の名誉総裁とかもやってたでしょ?


イギリスだって皇太子が来たら、手ぶらで帰すようなことはしないはず。
それぞれが、出来る方法で盛り上げないと。


それに、皇太子が結婚式自粛すると、国内で結婚式あげたもんかどうか迷ってしまう。

こういうときこそ、被害に遭わなかった人たちが、経済行動を多いにとって、国内消費を盛り上げて、企業もガンガンそれぞれの仕事にまい進して利益をあげて、がっぽり税金を国に払おう!国庫もからっぽだもん(というか既に借金しているんだけど)、経済や消費が萎縮してしまうと、どうにもならんでしょ!

皇太子だって、結婚式行ったら、航空会社も潤うし、多少は経済効果はあるでしょう。こういう経済効果は、義捐金とは別に、副循環のように被災者のところにも届くものです。


お金がある人は、出来る限り消費する!今こそお金を使おう!
被災者だって、被害にあってない人まで、萎縮するのは望んでないはず。1回きりの義捐金より、被災地の雇用の確保、業務の安定。仕事をつくりだそう。

「私は乞食じゃないから、お金を恵んでほしくない。仕事をしてお給料なら喜んでうけとる」

そういう人もいるのです。



経済活動の自粛や萎縮など、風評被害以外の何者でもない。迷惑です。




2011年02月23日

おまえは何もんだ馬鹿者!

正直、まったく関心の無い小沢さんの、あーたら、こーたら、いう件。

しかし、おもしろい記事をみつけた。いつもの見出しの濃さと中身のない新聞です。

集中連載【国民は騙されている 小沢「強制起訴」の虚構】補助弁護士が決まった1週間後に2回目の議決!? (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_ichiro_ozawa3__20110220_2/story/20gendainet000138054/

(引用はじめ)驚きではないか。補助弁護士とは、法律のシロウトである検察審のメンバー11人に、法的助言をする弁護士である。補助弁護士がいないと、検察審の会議は進まないのだが、その選任が9月上旬にあり、1週間後に2度目の「起訴相当」議決が行われたとしたら、こんなデタラメはない。わずか1週間で、シロウト11人が陸山会事件を理解できるわけがない。(引用おわり)

馬鹿1 シロウトは馬鹿だと思い込んでいる
馬鹿2 シロウトじゃないのは万能だと思い込んでいる
馬鹿3 、、、もう、つっこみどころ満載、どうにかしてくれ

いったい、シロウトって誰のことだよ?おまえか?(そうかもしれない)。逆に言えば弁護士であれば、誰でも優秀だって?笑わせるんじゃない。弁護士だって、シロウトが弁護士を凌駕するほど有能なのを知ってるよ。知らないのは、やみくもに権威があればいいと思っているこの記者ぐらいだろう。自分の物差しで、人をはかってるんだろうなあ、かわいそうに。

ほんとうに、記者がこんなに頭がわるくていいのか?
今時、こんな新聞買うのがいるのか?
いや、頭の悪い読者層の購入意欲を掻き立てなきゃいけないから、無理して頭の悪いふりをしているのか?廃刊の危機が延々と続くのだろう。スポンサーのいいなりで、先は短い。


2011年02月15日

死ぬ前にやらなくていいから

高齢化社会の大問題、、老害。
これは、本人は一向に気がつかない問題です。でも、世の中が草食化?で、おとしよりに、やさしいので、老害の本人は意気軒昂。

若者は元気が無いとかいろんなこと言っているけど、若者が元気がありあまって、老害の元に直言!直言!直言!の直球勝負していいの?私は直球勝負しかしません、老害の元になっているような人は、さっさとリタイヤして自分の楽しみに没頭してくれということを、はっきり、明確に、それ以外のどんな受け取られ方も出来ないような言い方でしかできません。

これは死ぬまでにやっておかなくてはならない、、、、の、大半は妄想です。
教育勅語の復活だとか、先の大戦で中国に言ったのは侵略じゃなかったとか、髪の毛の長さから、くつしたの色まで、つまんないことばかり。

死ぬまでにやらなくていいから。死んでも死に切れない?いや、人間はいずれ間違いなく死ぬ生き物です、かって不老不死だった人はいません。死に切れない?それは本人の自由ですが、迷惑なので化けて出ないで下さい。

次の世代のことは、次の世代にまかせてあげてよ。でも、次の世代はやられっぱなし。まあ、それも甘んじて受け入れてもらいましょう。自分の時代は自分で作るしかないですから。

私自身が老害にならないように、キヲツケナケレバ。





2011年01月14日

婚活、晩婚、少子化はどうするんじゃ

なんども気になる昨日の記事、、仮にもビジネスのオピニオンリーダーを目指そうとしているメディアがここまで時代錯誤なら笑うしかないです。

(引用はじめ)プライベートを優先する
残業や休日出勤を嫌がり、上司が頼んでもきっぱりと断る人がいる。残業代や休日出勤手当てを満足に出せないのなら嫌がられても仕方ないとは思うが、支払われるのに嫌がるのは、自分の時間を持ちたいのが理由だろう。仕事に熱意を注げないから、プライベートに入れ込むのである(引用おわり)

いま、そうとうな問題となっている「婚活」。
これもまたメディアが煽っていて、不安になり婚活に走る人も多少の割合でいるのでしょうが、現実に良い配偶者を探すのは一苦労です。昔は、こんなに結婚「市場」主義ではなかったので、「親の決めた許婚」「親同士の談合」など、市場に投入される以前に成約できるケースもままあったわけです。

「婚活地獄」という恐ろしい語もあるけど、就職で苦労して、婚活で地獄とは、、、良くないです。こんな言葉が閉塞感を生むのでしょう。言葉による暗示作用は思いのほか大きいです。

でも、大変なのは大変。自称ビジネスオピニオンのいうとおり「休日出勤しろ!プライベートに入れ込むな!」というのであれば、この先、明るさはないです。

それにしても、全体を見通せない人がなんでこんなに闊歩しているのだろう。
以前に、「定年退職廃止」について学校で講義があったとき、労働者の生きがい、知識や経験の有効利用で賛成する人も多かったです。でも、私は定年制を強く支持しました。
私は定年退職が強制的に企業の多様性を生み、人材登用の活力を与え、若年層に雇用の機会を創出しているので定年制廃止には反対したのですが、他の要素を全く見ないで「定年退職制度の廃止」だけをみればメリットがあるのはわかっています。

幅広い状況を加味しないと、意見はいえないはずです。「幅広い」を、「バランスとれた」と勘違いしている人は多い。外見を気にした口当たりのよい「バランス」など、無用の長物です。


企業中心の目線で「上司の命令で手当ても出るなら休日も働け!プライベートには入れ込むな!」といっている自称ビジネスオピニオンリーダーなら、きっと別の記事では「婚活やメンタルヘルスの充実のためには、プライベートを重視しろ!上司から言われても休日に働く必要はない!」ぐらいのことは軽く言うでしょう。

言葉になんの重みもない時代ですね。
記事を書いておきながら、真に受けるほうが、xx?鵜呑みにした人の自己責任だっていうのでしょうね。

「自分自身を複雑にする」

というのは、前回のセメスターで習った言葉です。

2011年01月03日

死ぬ前にやっておくという妄執

別に石原慎太郎に限らず、戦後の旗手と呼ばれた人たちの多くは70歳代後半。もう、80に手が届く人たちばかりです。

またもや、とんでもない記事を見つけたのですが、やはり78歳、、、この人も昔は時代の旗手と呼ばれたのですが、残念ですね。でも、(年寄り系)週刊誌のほとんどは、この世代の「これだけは、死ぬ前に、なんとしてでも、是正しておかねば、死んでも死に切れない…」という妄執がひしめいています。

ほとんど全部が裏づけ調査のない妄想なのですが、<自分が理解できない=間違ったこと=徹底粉砕>という「悪の三語句同盟」で簡単に解決しようとしています。

ほんとうに優れた人の素質のひとつが、「後継者を育て、適当な時期に引退する」ことにあります。ロシアのプーチン首相はそういう意味でも、傑出した政治家だと思いますが、、、日本の老人が「死ぬまでに、これだけは…」と妄執甚だしいのを見るに付け、「じゃあ、若いときからきちんと次の世代に渡せるような努力はしたの?いまだってポストにしがみついているのは何故?」

異文化世代間交流が無い、あるいは世間の狭いもの同志で、自分達の妄想を自分達で自家消費し、世の中、すべてだと思うことが妄想のもっとも醜いところです。(もしかしたら、妄想老人とひきこもりは親和性があるかもしれない)。

自分達が時代の旗手だったときには、その前の世代から、さんざん言われた台詞を思い出すしか能が無いのは、オリジナリティの欠片もない、寂しい最後です。

2010年12月29日

石原慎太郎の与党の程度

石原慎太郎の言いたいことと全く同じ事を、書いている安藤忠雄。さすが、盟友だけあります。

安藤忠雄 若者はダメと指摘し、高齢者死んだ後の日本を心配 (NEWSポストセブン)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_event__20101229_2/story/postseven_9060/

(引用はじめ)大学で教鞭を取り、学生と触れ合う機会も多い建築家の安藤忠雄氏(69)が、日本人、とりわけ若者の元気の無さを嘆いている。世界を股に活躍する安藤氏が提示する、日本人が進むべき道とは?(中略)カネではなく心で勝負する気概、そして表面的ではない愛情と礼儀を、何とか日本人が今からでも取り戻せるといいのですが。(引用おわり)

カネでなく…というのは、オリンピック誘致でも銀行でも税金を散財した石原への擁護でしょうか?今の世ではカネをかせぐのは大変なことで、心だけで勝負できるなら、今の若い人たちにとってなんて安上がりで、楽なことでしょう。そして、表面的でない礼儀から「年寄りに直言しても相手を傷つけるだけでかわいそう」と反論しない心優しい若者も多いのです。心優しいが、気概のないとは一致しません。心優しい、気概のある人も多いのです。やっぱり、この人わかってないです。

安藤に言わせると1980年生まれ以降はダメだそうです…。つまらん。自分達が言われたとおりを、次の世代に伝えるという語り部か?石原はエロ小説で、安藤はインドヒッピー生活で、それぞれ時代の先端を感じたのだと思いますが、時代の流れが早く、時代から取り残された寂寥感を、反動でもって時代を自分のほうに引き寄せるという、陳腐な方法をとる人の考えそうなことです。自分に将来がないことを、日本に将来がないと拡大理解する妄想体質は年をとるたびにひどくなります。

歴史を振り返ると、こういった「かっての時代の先端」>「今は取り残された」>「将来の悲観」というパターンは、掃いて捨てるほど遍在します。まーーーーったく珍しくも無い、つまんない現象です。「坂の上の雲」みたいなただの虚構の小説を歴史と勘違いするのが流行りな国ですが、歴史をひもといてこれら老害の譜系をしらべればいいのに。

2010年12月26日

統計で曖昧な嘘をつく実例

もともと、投資だとかFXとかをすすめる曖昧なサイトです。が、ふーん、こうやって、もっともらしく数字を並べて読む人を誤誘導しているのかという実例です。

中国の家計資産、5年後に日本を抜き2位へ「富の世界地図」にいま何が起きているのか
http://moneyzine.jp/article/detail/189203/

(引用はじめ)家計資産やIMF出資比率に先行して、名目GDPではすでに日本は中国に抜かれることが確実となった。日本は1968年から、名目GDPで世界2位の座を守ってきたが、2010年4〜6月期に名目GDPで中国に追い抜かれ、3位に転落している。21日に中国国家統計局が公表した2010年7〜9月期の名目GDPにより、通年でも中国の名目GDPが日本の名目GDPを上回り、中国が世界2位になることが確実視されている。
もっとも、国の生活水準は、GDPではなく1人当たりGDPで表される。第一生命経済研究所が21日に公表したレポートによれば、1人当たりGDPでは、まだまだ日中の差は大きい。2009年時点で中国は日本の1割未満であり、2030年でも中国は日本の4割未満にとどまる見通しだ。存在感の高まる中国に対して、日本の国家目標をどこに置くかが問われている。(引用おわり)

これをちらっと読む限り、
1 名目GDPで日本は世界2位だったが、中国に抜かれて3位になった。
2 一人当たりGDPでは、まだまだ中国は日本の1割である。

ここから、「1人当たりのGDPは日本はまだ世界2位で、中国はまだ下位である」というふうに誤誘導しようとしているのか?、単に記事を書いた人がつまんない書き方をしているのか?わからん。一人当たりGDPなら国家目標をどう置いても、別に中国と競争する以前にすることがあるでしょう…

世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html

1位 ルクセンブルク
2位 ノルウェー
3位 スイス
4位 カタール
5位 デンマーク
6位 アイルランド
7位 オランダ
8位 アメリカ
9位 オーストリア
10位 アラブ首長国連邦
11位 オーストラリア
12位 フィンランド
13位 ベルギー
14位 スウェーデン
15位 フランス
16位 ドイツ
17位 日本
(中略)

97位 アルバニア
98位 中国
99位 エルサルバドル

一人当たりGDPの世界17位の日本(これでも去年より6位上がった!)が、世界98位の中国と争ってどうする?たいした資源もないアイルランドが6位なのに、恥ずかしくないのか…っていうのが先でしょう!少なくとも、98位の中国と比べるより先に、問題が山積みのはずです。
小国ばかりじゃなくて、人口の倍のアメリカが8位!おどろきました、ニュースじゃ、ダメダメ感が溢れているのに、頑張ってるじゃないですか、これは見習うところがあるはずです。

こういうのが、こういう記事の、曖昧でいい加減なところです。誤誘導か、記者の程度の問題かはわかりません。

ガン専門医と霊能者の夫婦

海老蔵事件はぜんぜん関心がないのですが、ニュースでみたこちら。
http://www.news-postseven.com/archives/20101218_8779.html

(引用はじめ)その高木医師だが、実は妻が思わぬ人物だった。病院関係者はこう話す。「女優で霊能者のあいはら友子(56)さんです。夫婦で結婚相談所をやったりもしています。夫婦揃ってビジネスセンスがあるので、医者の間でも商売上手と評判です。そもそも高木先生のクリニックはがん専門の病院なんですが、交友関係も広いことから今回のような事件の駆け込み寺になったんでしょう」(引用おわり)

世の中、いろいろな、ご夫婦がいますから、こういう取り合わせもいいような気がしますが、、、。
<夫:ガン専門のお医者さん><妻:霊能者><夫婦揃ってビジネスセンス><商売上手><(暴走族なんかとの)交友関係が広い>

世の中、いろいろな、ご夫婦がいますが、ここまで、なんだか芳ばしい言葉がならぶ、ご夫婦はそれほどいないと思います。さすが、ダークなところとの交友関係が広いのも、なんとなくわかるような気がします。ガンになっても、ここの病院は避けたいです。なんか、ご夫婦で最強じゃないです?

2010年12月18日

ただのストーカー殺人者なのに

アレフ信者殺害:逮捕の元夫、事件前に施設の娘案じる手記 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_murder3__20101216_35/story/mainichi_20101216k0000m040150000c/

(引用はじめ)起訴状などによると、西村被告は11月24日午前、八潮市のアレフ修行施設から出てきた九十九さんを、約1キロ離れた駐輪場まで追いかけ、胸などを柳刃包丁で刺して殺害したとしている。捜査関係者によると西村被告は逮捕後、「妻を殺害すれば、長女と次女の目が覚めると思った」と供述していたという。(引用おわり)

別れた夫婦の元夫が、元妻を追い回してついに殺してしまったという痛ましい事件です。殺人者には全く同情の余地は無いし、それ以前にストーカー行為をしていたそうですから、殺害された方は、お気の毒でたまりません。また、別れたとはいえ父が母を殺した…というのですから、娘さんたちのショックは大きいはずです。

それが、この殺害された方も娘さんも、アレフ修行施設にいたアレフの信者というだけで、報道の扱いは、殺人者に同情的です。記事タイトルも「事件前に施設の娘案じる手記」ですから、もってのほかですね。

最終的には殺人を犯すような人ですから、もともと家庭内暴力とかもあったのかもしれません。そして、ひっそりと母娘で静かに暮らしているのを、「アレフだから」というだけで追いまわし、「娘の目がさめる」???殺人者が静かに暮らしている人に目をさまさせる力があるはずがありません、娘から見て、目をさますどころか、目を背けたい惨殺です。

(引用はじめ)手記はパソコンで作成したとみられ、「孤独な闘戦(たたか)い」との題が書かれた表紙を含め10枚以上。09年8月に大腸がんの摘出手術を受けた経緯に触れ、「私自身この先、何年生きられるか。先の短い親の人生よりも娘達の将来の方が大切」と記述。長女と次女の将来を憂い「どのような行動を起こせば良いのか」と記し、「洗脳され続けている長女達がかわいそうで胸が一杯になってしまいます。何としてでも解決しなければ」と締めくくっている。(引用おわり)

引きこもりは、必ず就職させなければならない。そうでなければ、子の将来がかわいそう。…といって、引きこもりの子を殺した親のニュースも見かけます。自分が、そうあらねばならない、という執念にとりつかれて、全く我を失った人々にかける言葉はありません。こういった親は、子供以上に社会から隔絶され、自分の判断力もなく、ただ、社会の風潮、つまり「世間様」という神様をあがめて、世間様の意を汲むことにのみ生き、人生を棒にふった人たちです。

こんなストーカー殺人者にくらべ、静かに生きていた母と娘さんたちのほうが、100万倍人間らしいことは言うに及びません。アレフというだけで、犯罪者呼ばわりする人は、犯罪の定義も、法律も知らず、世間にただ踊らされているだけです。

踊らされた挙句、殺人まで犯す者がいるとは、なんという貧弱でひ弱な精神力。また、それを同情的に書く新聞のいかに、迎合主義か。いや、わかってないのだろう。毎日新聞にも良い記者はいるのにね、デスクの無能さが残念です。

2010年12月16日

ん?で、どうなったの?都条例

確か12月15日が条例の日だと思っていたけど、何のニュースもないなあ。
私が見つけられないだけ?

見つけたのはこれだけ。
【東京都青少年健全育成条例】ようやく“ふるさと納税”の使い道が出てきた! 東京都以外に貢献してみよう
http://getnews.jp/archives/88984

本当にそう思う、みんなが東京に納税しなけりゃいいんだよ。

(オリンピック誘致)2009年4月にあった、来日したIOC評価委による視察では、ほんの4日間の間に3億1700万円の税金をつぎ込み、半日程度で終わった競技会場視察だけで1億6200万円を使った


2010年12月15日

石原慎太郎の短編小説 規制

『太陽の季節』(たいようのきせつ)は、石原慎太郎の短編小説。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%AE%E5%AD%A3%E7%AF%80

小説のレビューはこちら。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4101119015/ref=cm_cr_dp_all_helpful?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=bySubmissionDateDescending

この小説を読んで、今もこの小説を賞賛して平然としている石原には当然普通の理論はつうじないだろうな。こんなのが都知事なんだよなあ。しかも、青少年健全育成条例が通れば当然この小説も規制されるわけだ。主人公は高校生だからね、未成年だろう。何回考えても信じられん。

他はどんどん規制しても、どうせ、自分の小説だけは特別だと思っているはず。
身勝手で、自己満足だけの男じゃないか。つまらん。

2010年12月12日

よりによってこの人ですか?

菅政権について、いろいろとりざたされています。
うーん、わからないけど、もう毎年総理が代わるなら、いっそのこと最初からむこう5年分の5人の総理リストをつくってて欲しい。あ、まだ菅さんはもちそうですか?外国なのでわかりません。

わかるのは、けっこう末期かもしれない…だって、よりによってこの人の名が…

「小沢氏抜きなら…森元首相、大連立に理解」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101211-00000519-yom-pol

なんで民主と自民が連立?というのはおいといて、森さんですか。この人の名前を見るとはおもわなかった、よりによって、この人に理解してもらわなくてはならないとは、、、、もう相当に崖っぷちなんですね。

2010年12月04日

きみはおよびではない

蓮舫さんが、国会内でファッション誌の撮影に応じていて、うんぬんという話。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_renho__20101202_3/story/20101202_yol_oyt1t00905/

べつにそれ自体が良いか、悪いかは関心がないです。テレビにしろ雑誌にしろ、国会内で写真とりまくりじゃないか、しかもどーでもいいような記事で。私にとってどーでもいいようなこんな話にいちゃもんをつける人は、ぜーったい「ファッション誌の撮影」とは縁遠いひとなんだろうなあ…と思うだけです。

蓮舫さんだからこそ、「ファッション誌」があるわけです。
文句をいう議員とか、そんな風流の解せない君、君には全くお呼びがかからない、かかわりのない話だよ。ひがんでるよなあ。ますますファッションとは無縁…としか思わない。

2010年11月30日

武富士倒産から2ヶ月

おかげさまで縁も円もゆかりがない「武富士」が倒産してそろそろ2ヶ月です。
最初ニュースを聞いたときは、へえ、じゃあ借りてた人はもう返さないでいいの?とか思いましたが、借りてた人は武富士が倒産しても別に契約が解除されたわけでないので、武富士には返済しないといけないそうです。

というか、武富士の経営が大変なことになった…ということで、管財人は今まで以上にお金の回収にがんばるんじゃないかなあ。相手が倒産すれば、それで終わりというわけでないのが、逆の立場、つまり借りてた人が自己破産したらそれでお終いになるのとちがうんですね。

今、武富士関連で、過払い利息返還請求は早くしないとたいへんだよ…という弁護士や、書士の宣伝ばっかり!あっちも、こっちも!このほうがおどろいた。回収なんて自分でも手続きできるんだから、弁護士とか書士を頼まないでやってしまえば、その人たちに支払うお金が手元にもどるのに、なにやってるんだか。

しょせん、過払い利息返済をやったような人は、これまで人頼みなことばかりやってるんだろうから、返還請求だって人頼みだよって、足元を見てるんだろう。「今すぐでないと遅いです!」とかいって煽って、人頼みにさせるのは、方向性が逆な紹介屋と同じかもしれない。

過払い利息がもどったって、お金の返済が終わってない人は、もちろん最後まで返済しなければならない。過払い利息の返還と借金の返済は別物だってことです。


2010年11月11日

こういうサイトがあるということだ

昨日から悩んで一夜にして白髪になったような気がします。
例の有価証券です。ただの宿題です。

でも、世の中には変わったサイトがあって、こういう質問も受け入れるのですね。

(質問)「財務会計論のその他有価証券の部分純資産直入法の処理が良く分かりません」
http://okwave.jp/qa/q5871873.html

よっぽど私も質問を全部書き移して、高校生ぐらいのフリをして、「わかりません」といえば親切なおじさんが教えてくれるかもなあ…と真剣に考えました。

私の宿題も、物凄く似ているから役に立ちそうな気もするんだけど。

人には向き、不向きがある。…ということをつくづく思い知らされます。

2010年11月04日

閉塞感のある社会

サウジアラビアは、ま、G20にも上手くはいることができたし、社会的にも閉塞感というのは目立ちません。もちろん、高い失業やいろいろな問題もあるんだけど、閉塞感に至るまで成り下がってはないというべきです。

そう、閉塞感のある社会というのは、自分で自分の首を絞めているようなもので、社会の状況だとか、そんなものとは無縁です。そういう「気持ち」の問題なのですが、深刻ぶると「えらい」、楽観的だと「まぬけ」という根拠のない理論が通用している間はどうにもなりません。

最近、ずーっと訪れている洞察力あふれるブログがあります。
「Midnight Homeless Blue plus one」
http://blog.livedoor.jp/kenjiro45/archives/51225707.html
現在はあまり更新されていないようですが、どの記事も考えさせられることの多いホームレス関連の話題です。

2010年10月26日

PC依存症 ネット依存症

PCとネット依存症…というと、全然自分は関係ないと思っていたけれど。。。
今、あまりPCの調子がよくなくて、仕事をそっちのけでPCの回復に努めています。…というか、仕事の90%がPC内部とメール環境に納められているので、仕事そっちのけじゃなくて、仕事を助け出す作業というのが正しいと思います。

それにネットがないとかなり辛いです。
まあ、客観的にみてネット依存症といわれると反論が難しいですね、「外国でしかも砂漠の田舎にいるんだもんネットがないと辛いんだよーーー」というのは依存症であることの説明であっても、反論には程遠いなあ。

ともかく、PCをなんとかしないと辛い。

2010年10月21日

マスゴミって言うな! 2

新聞売上の低落に伴う新聞各社のマーケティング戦略は、きっちりとマーケティングのセグメントをとらえ、市場はニッチの集合であると理解し、その他のセグメントを切り捨てて特化していくことになりません。別に新聞にかぎらず、結局多くのマーケットリーダーは、その衰退期においてニッチに生き残りを見出すしかないのです。

新聞が社会の木鐸であることを捨て、公器であることを捨て、新聞社も倒産の免れ、利益を得るために市場に生き残りをかけるひとつの経済集団にすぎないことをみんながもっと理解すべきです。もっとも、一番理解していないのが、実のところ新聞社そのものであるというのが一番頭が痛いところです。

ニッチ層に特化している(つまり「しんぶん赤旗」と同じマーケティング戦略)していることを知らずに、マスコミは公平さがないとか、マスゴミで間違いが多いというのは間違いです。新聞社は生き残りをニッチの「信者層」に賭けて意図的にそういう戦略をとっているのですから、非信者の評判など知ったことではありません。新聞販売をとおして利益を確保し株主への配当と従業員の職と報酬の確保を第一に考えるのが、企業の存在目的です。

新聞は売れて利益を出してなんぼのものであって、その内容については知ったことではないのです。
日本は言論の自由な国で、内容はなんと書こうと自由。内容が嫌なら買わなければ良いのではないか?といわれるのがせきのやまです。

例えば、女性への偏見とひとりよがりに満ちた以下の記事。別にゲンダイに限った話ではありません。
「東京第5検察審にもうひとつの疑問 (ゲンダイネット)」
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_shinsakai__20101021_2/story/21gendainet000128253/

(引用はじめ)もうひとつ、司法関係者の間で“疑問”が浮上している。審査員に若い女性が多すぎるというのだ。これまで全国の検察審で「強制起訴」は、明石歩道橋事故など3回出されているが、女性の審査員は、11人中「4人」「5人」「4人」だった。ところが、今回の小沢事件は「6人」と過去最多になっている。女性が多いと問題があるのか?

「一般的に若い女性は被告に対して厳しい判断を下しやすい。逆に中年男性は常識的な判断をする人が多い。だから、裁判員裁判では、弁護側は女性の裁判員を嫌がります。裁判員裁判では、弁護側も検察側も無条件で4人まで裁判員候補者を不選任と出来るので、女性を排除するケースが多い。ある弁護士会には、まず女性を外せという“裏マニュアル”があるほど。それだけに、東京第5検察審のメンバーの過半数を女性が占めていたことには驚きました」(東海地方の弁護士)

男と女では、それほど判断に差が出るものなのか。明大講師の関修氏(心理学)は言う。
「一般論で言えば、男性が理性で判断するのに対し、女性が思いつきや感情で判断する傾向にあるのは確かです。とくに社会経験の少ない20代の女性はその傾向が強い。その日の気分で判断してしまうことがあるから怖いのです」
いったい、どんな審査が行われたのか。(日刊ゲンダイ2010年10月18日掲載)(引用おわり)


先進国中、女性の社会進出が最も遅れていると常々言われている日本で、本来ならば社会多様性リードすべき新聞が、平気で「とくに社会経験の少ない20代の女性はその傾向が強い。その日の気分で判断してしまうことがあるから怖いのです」と書くのは象徴的です。結局、女性の社会進出を嫌がる層を購読者というマーケットのターゲットにしているから、信者におもねることを書くのです。

マスゴミと言うことは間違っています。それは、マスコミは公平で偏向の無いものであるという期待に成り立っているからです。現在の経済情勢と、利益を生まなくてはならないビジネスとしてのマスコミを考えた場合、彼らのとっている戦略は正しく、ただ現実を理解していない夢見がちな層の夢見がちな期待のほうが間違っているのです。

企業は消費者のために行動します。マーケティング・セグメントから離れた購入してくれない層にアピールするのは経済見通し悪い今では単なるコストの無駄です。

社会の木鐸、公器公論というものはこの世に存在しません。それは各自が勝手に思い込んでいる概念で、読者は自分に都合の良い論調を取捨選択し自分の脳内の正義の補強に使っているだけです。現在、企業の存続を賭けて論調を信者向けに強化している点は、ちょうど、大戦末期の大本営発表と同じです。そして、その先には敗戦が待っているのも同じです。

2010年10月20日

マスゴミって言うな! 1

日本の留守宅では、新聞購読をやめてしまったので朝はちょっと手元が寂しかったですが、まあ時代の流れでしょう。新聞をやめることで紙資源の保護とリサイクルの手間を省く目的もあったそうですが、今は本当に新聞購読をやめても困らない世の中になってきました。

で、驚いたのがこっちの広告。
「新聞協会加盟103紙がキャンペーン広告を一斉掲載」
http://www.pressnet.or.jp/news/pickup/100827_691.html

(引用はじめ)日本新聞協会の全加盟新聞103社は8月27日、新聞協会特別企画として、紙の価値を再発見してもらう広告「紙があって、よかった。」を、北海道から沖縄県までの103紙が一斉掲載しました。協会加盟全社による同一広告の一斉掲載は初めてのことです。

この「日本を元気にする」特別企画は、新聞の媒体力と新聞広告のパワーを世の中にアピールするのがねらい。製紙会社5社を広告主とする今回は、手塚治虫の下書きと野口英世の母の手紙の2つを紹介。紙と新聞がともに持つ普遍的価値を感じてもらうことを目的としています。(引用おわり)


ちょっと待て!どうして紙の価値を再発見するのと、日本を元気にするというのの関係があるのか、全然わからない。もっとわかんないのが「野口英世の母の手紙」と「紙と新聞がともに持つ普遍的価値」のつながり。どこで手紙と新聞が繋がって普遍的なの。あ!やっとわかった両方とも紙に書かれてある。って?本当に?そのレベルの普遍性なんだ。すごすぎる。

もっとも8月の広告だから、この点について話題になったんだと思うけど私はこの一時帰国休暇で始めて知りました。
pickup_image_20100827_02.jpg

「紙に書いた想いはその人の声になって届く」
そうですか?

強い想いの、じゃがたらお春の「じゃがたら文」は有名ですが、紙に書かれていたという記憶はないです。書かれたのは梱包用の布か何かじゃなかったでしたっけ?じゃがたらお春についてWikiの紹介(あんまり、大した内容ではないです。関心ひくいんでしょうね)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%8C%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%8A%E6%98%A5
もっとも、じゃがたら文そのものについては異論は多いようです。
下は「じゃかるた新聞」です。
http://www.jakartashimbun.com/pages/20010907top.html

古代エジプトではパピルス、メソポタミアでは粘土板。サウジで言うとイスラームの預言者ムハンマドのメッセージは皮羊紙でしたし、日本も昔、平城京や平安京の時代に活躍したのは竹簡や木簡じゃなかったでしたっけ?昔の寺院を改修するとき、落書きや文が柱や仏像内部から見つかることも多いです。「紙に書いた想いはその人の声になって届く」ですって?最初の「紙に」が無くても文脈上全然困りません。「紙に」がないと困るのは広告主の製紙5社だけです。でも、この広告のレベルの低さは驚くべきです。本当に、これが新聞103社の結集したレベルなの?あー、もう終わってる。

私の留守宅のように新聞購読をやめる家庭が増えてきているのだと思いますが、てきとうなことを言うのはみっともないだけです。広告は製紙会社5社という名目をとっているものの、新聞社の言いたいことを書いているのでしょ?

ペーパーレス時代の到来…と20年前ぐらいから言われているけど、やっと最近1歩前進かな。新聞紙の購読層が離れたのは、新聞社のウェブ上のニュースが充実してきたからでしょ?自分の首をしめてるんだから、当然、新聞社の将来の進路だってちゃんと考えているはず…ですよね。そう、(一部の人たちの言うところのマスゴミ化)木鐸公器公論放棄路線ですね。

2010年09月29日

だいたい嗜好品って何?

「たばこ増税「上げるだけ上げてもよい」経団連会長 (J-CAST)」
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_keidanren__20100929_3/story/20100928jcast2010276860/
(引用はじめ)日本経団連の米倉弘昌会長は、2010年10月1日から施行される「たばこ増税」について、「嗜好品の税率はどんどん上げるだけ上げてもよい。とくに健康に悪い商品はそれを抑制する効果もあるのではないか」と話した。(引用おわり)

結局は今の20歳以下に「タバコはダサい。田舎者と年寄りのもの」と言うぐらいに嫌悪感を植えつけること。害って言うより、強烈に「かっこ悪い」というほうが喫煙習慣をつけなくていいかもしれない。タバコの値上げは若い世代のおこづかいでは買えない…ので吸わない。が、第一歩。

それと税金のかかる嗜好品といえばお酒だけど、お酒の税率もあげるということかなあ?どちらも、私には関係ないですけど、家庭内暴力、キッチンドランカー、飲酒運転の害を見ていると簡単にお酒を買えないのは良いことだと思う。

後は?嗜好品といえば、お茶やコーヒーだけど、これから税金かける?いやいや、ティーパーティ事件になっちゃうよ。だいたい、嗜好品って何?突き詰めて言えば、この世の消費財の半分は嗜好品と言ってもいいかもよ。

2010年09月26日

主権侵害?笑わせてくれる

知らなかったけど中国の船が沖縄の端の土地を、、うんぬん。というのがニュースになっていました。でもって、それでマスコミが政府の弱腰を怒っているらしい。

その沖縄の多くの土地を米軍が武力占拠して、警察も手出しできない、日本の主権も、くそも、へったくれもない土地になっているのに、なんで中国だと騒いでアメリカだと黙り込む?あまつさえ、アメリカに同調して沖縄の反戦地主を笑いものにする。

要するに戦後何十年も武力占拠されているのに目をふさぎ、アメリカが味方だとか嘘八百を撒き散らし、米兵の地域住民への凶悪犯罪にも目をふさぎ、相手が中国だと騒ぐマスコミとB層が、、、主権侵害だ?笑わせるなあ。そう言うぐらいだったら、目の前にいる武力占拠の米軍基地に乗り込んで領土保全国益回復してほしいものだ。

そればかりか、新たに辺野古を米軍が武力占拠しようとしているのを、まっとうな議論もなく沖縄県のことと矮小化する、土地住民の反対運動を揶揄する。政府もB層も、その同じ口から主権侵害だの、、、笑わせてくれる。

2010年09月23日

特捜の人、43歳かあ

捕まった特捜の人。
一番びっくりしたのが写真でみて想像した年齢と、記事本文にあった43歳という年齢。
いやー、まあ、いいけど。

こないだ結婚した織田裕二さんと同じか、一つ違いだよね。
二人で並ばせたいよね、全然違う、、、。生まれも、育ちも、現在の境遇も、、、。

人生、どこでどうなるかわかんないし、そのとき私の写真が新聞にでて、「ええ?xxxがxxxか?」とか言われないようにしないとね。

今、ここで何かあったら、「サウジアラビアのxxさんのブログの壁紙は、オタク仕様になっており、xxxが、xxxで、xxxのxxx」とか言われることも、アリということさ。


2010年09月21日

もう人要らない!少子化は自然

海外R&Dの勉強をしていたとき、つくづく思った。これから本当に必要とされる人しか必要にされないんだなあ…。大学でみっちり勉強した人だけが必要とされ、遊んでた人や就職に不向きな部で勉強していた人は起業を最初から考えたほうがいいみたい。

生産工場の海外化で、単純工・期間労働者は不要になり街頭にあふれ出て来たのは知られたことですが、これから研究部門も海外で調達する(正確には移転ではなく誕生させる…かな)となると、大学で必死に勉強した、ある意味つぶしの利かない研究者は海外研究部門に転出するか、外資の日本での研究部門に雇われるか、あるいは起業するかの選択を迫られることになるかもしれません。

日本は少子化で…良いのかもしれません。
少子化と言われつつ、それでも就職難の時代です。子供が多く生まれると、就職先はどうなるの?誰が面倒みてくれるの?失業して、ハローワークに人が溢れるのを見て、「さて少子化対策で子供を増やさないといけない」と思う人はどのぐらいいるのだろう。あるいは経営者の思惑だけで、一人当たりの仕事量を死ぬほど増やされて、実際死ぬような目に会う人をみて、「さて子供を作って社会に送り出そう」ってどれだけの人が思うと思う?

結婚しなかったり、できなかったり、子供の数が少なかったりするのは自然な成り行きでしょう。それでも子供の数を増やしたかったら、今の人が楽に生活できるようにするのが大切なはず。生きるのが大変なのに、子供?今のままなら俺の子供も苦しめられるだけだろう!ふざけんな…でしょう。子供が就職できなかったら、扶養が大変どころか、自分がミイラにされる可能性だってある世の中。

少子化は、沈没する船からネズミが逃げ出すように、人間の本能で結婚しない、あるいはカップルが本能で子供が少ない…。本当は、少子化対策より今を楽しく生きていけるような世の中にするのが先!サービス残業やらせて、少子化うんぬん。ふざけたことは無しだよね。

2010年09月15日

社会主義的な現状を追認するべき

日本は社会民主主義的な傾向をどんどん強めています。それに目を覆って、日本は資本主義で云々というのは無意味です。だいたい資本主義と社会主義が並存する社会という現実を直視しないことにはどうにもならないです。

たとえば、「最低限の文化的生活」という憲法をもって、生活保護世帯がうなぎのぼりですが、そのための世帯調査は役所の人手が足りないということで、おざなりか門前払いか、です。ポピュリズム弱小政党には「小さな政府」といっているところがありますが、福祉関連は全く人手不足。そのため、高齢者の現状届けは振り返る暇はなく、亡くなった家族の年金を不正受給するようなことがでてきます。経営の悪い企業むけの税金投入、あるいは国営化する、こういった社会主義的手法がなんの不思議もなく社会に溶け込んでいる以上、とうぜんのように政府は大きくなるべきでしょう。今の時代の雇用安定化にも大きな政府は欠かせません。

財政赤字云々という視点もありますが、ともかく現状を追認するような大きな政府にならないことには、次の一手は難しいと思います。

2010年09月09日

自立していないということ

ワークライフバランスは、口で説明して、頭で理解しても、結局その人の生き様そのものが問われる問題です。

ワークだけが生活になった人々。自立できていない人は、指示や業務の流れに身をまかせて生きる楽さから会社によりかかった生き方を選びます。
「会社の命は永遠です。私達はその永遠のために奉仕すべきです」といって自殺したのは日商岩井(現双日)常務です。ロッキード・グラマン・ダグラス事件はもはや歴史といっていいほど昔の話ですが、子供だった私には全く理解できない話でしたし、今も理解できない話です。詳しい背景で資料を探したのですが、さすがに少ないですね。

大義とは何か――遺書でたどる昭和史決定版 鵜飼哲夫(うかいてつお 読売新聞記者)http://www.bunshun.co.jp/yonda/0910ukai/index.htm

会社のため自殺した常務は昔の異常なケースではないです。休日や残業の無理な勤務条件で、うつにかかる、あるいは自殺するという事件を日常的に耳にするのは、会社の大義に殉じた自殺とどれどほど差があるのでしょう。人生をワークで終えたとすれば、とても悲しいです。

ライフで自立できてない生き方は一杯あります。どうしても寄りかかりたい生き方…失業者(あるいは会社には寄りかかりたくない)の中にはネトウヨになって「日本」に寄りかかった生き方をする人もいます。会社によりかかった場合、まだ給与が支払われますが、日本に寄りかかった場合、持ち出ししかありませんから先鋭的になりがちです。そこまでして寄りかかることもないと普通の人はおもうのでしょうが、寄りかかることに意義を感じている人には何を言っても無駄かもしれません。

自立しているということは、ワークライフバランスが取れているといことです。多くの人はバランスの取れた生き方をしています。これが自立できていない人々には「理解できるが出来ない」分野であることは間違いありません。

解決策はダイバーシティ(多様性:性、年齢、国籍、信条、ハンディキャップを持つ人、その他あらゆる差)を取り入れるしかありません。もちろん、個人の本質的なところが脅かされるわけですから、会社人間もネトウヨも本能的に多様性を忌み嫌います。これが、どこまで崩れるかは、強制的な多様性の導入しかないでしょう。


2010年09月08日

デフレじゃないとやってけない

記事によっては怪しい内容もある、R25の記事です。

ボクらの給料が上がらないのは高給取りの上司世代のせい!?http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20100617-00002620-r25&vos=nr25in0000001

そこにあった表、「1世帯あたりの平均所得金額の変遷」をみると年々所得が減っているんだ。それは、つらい。
表の元ネタは、厚労省の「国民生活基礎調査」なので見てみました。単年度のものなので比較はないですが、収入に関してはこちらの表。白書になると比較とかが充実してきます。

「所得金額階級・所得五分位階級(第14表〜第27表)」
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001065909&disp=Other&requestSender=dsearch

うーん、階級社会といわれてます。深読みしてはいけないのですが厚労省も、もうちょっと所得階級以外の言葉はなかったのかい?ちょっと辛らつに聞こえます。

「世帯数,世帯主の年齢(10歳階級)・世帯構造・所得金額階級別」

こちらの表は、見ていて辛い。最頻出値が2つあって、中央値と1200万のところ。単身者とかは本当に大変な生活です。

これでは、デフレももっともだし、デフレじゃないとやってけない。でも、デフレだから給与も下がるし、見事なスパイラルですね。本当につらいです。なんか、ため息しかでてこないです。改善のためには、どうしたらいいんだろう。知恵がでてこないのもつらいです。

2010年09月05日

国力:1960年代まで落ちた

経済学の本にも「日本の絶頂期であった1980年代は…」と書かれるように、すでに日本は下り坂になって既に15年。ようやく、一般にも、もう落ち目が広く認識されるようになりました。バブルも崩壊後、なかなか急激には下落せずにその後数年はバブル崩壊といわれつつもそこそこ景気は良かったような気もします。それにしても、15年気づかないのは、なんとのんびりしたものか。
もっとも、まだ気づかない人は論外で、このような人への統計上のデータ採集は無用です。永遠に気がつかない可能性だってあります。

経済ばかりじゃないです。

大事なのは技術より根性…「はやぶさ」教授熱弁 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_space__20100905_2/story/20100905_yol_oyt1t00181/
バカバカしい記事のタイトルですし、きっと教授はこんなタイトルみたいなことを言った意図はなかったと思います。でも、若い記者はこういうタイトルをつけたがる、という傾向があるという証左ですね。1960年代と違うのは、こういうことを言う人が本当に実行するのは稀だということでしょうか。

古式ゆかしい「恥の文化」というのも流行りです。現代的には恥の文化は「KY」と呼ばれます。
優れた評はこちらから。

「KY」という恥の文化 進歩のない日本社会http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802231378/1.php
「異議表明」できる社会にこそ活力は生まれる
「KY」非難する社会を捨て、閉塞状況を打開しよう
http://www.news.janjan.jp/column/0905/0905143377/1.php

今のところ、80年代からマイナス方向で15年経った60年代ですが、あとしばらくすると尊皇攘夷まで突っ走るのでしょう。現在のトレンドは鎖国願望ですからね。

2010年08月28日

うちは安政から始まっているけど…

父が亡くなったときに相続の関係で、戸籍を調べたことがあります。戸籍に記載されていた(もちろん削除されているが、抹消線だからなんとか読める)ご先祖は安政x年生まれが一番古い記述でした。
Wikiには「安政(あんせい)とは日本の元号の一つである。嘉永の後、万延の前。1854年から1859年までの期間を指す。この時代の天皇は孝明天皇。江戸幕府将軍は徳川家定、徳川家茂。」とあります。

戸籍が始まったのが、1872年(明治5年式今は閲覧不可)と1886年(明治19年式今でも閲覧できる)だから、ご先祖が56年生まれだとしても、戸籍が始まったときは16歳か30歳の時、、だからばっちり記載されているわけですね。うーん、16歳のご先祖…なんか親しみがわきますね。16歳で…戸籍に載ったとき、もう既婚でした。

戸籍はWikiを参照しました。ちょっと怪しいところも無きにしもあらず。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E7%B1%8D

で、今日のニュース。
壱岐で200歳「生存」 ショパンと同い年
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100828-OYS1T00188.htm
文化7年(1810年)生まれの200歳男性の戸籍が残っていると発表した。

ちょっと待て!
明治5年式戸籍ができたとき、62歳、19年式だと76歳。戸籍が出来たとき、もう、かなりの年配ですね。当時の平均寿命より長かったと思います。

今日までの間で、どこか見直すという作業なかったのかなあ。