経済学で消費者が経済の中心であることを学びました(睡眠学習の成果?)。
で、例として農水省が生産者に顔を向けた不恰好な組織で、消費者に顔を向けないかぎり健全な経済とはならない…みたいなことが揚げられてました。
ほんとうだよね、何十年か前、まだ1次産業の従事者が多かった時代にできた組織をそのまんまにして、産業の規模が縮小しても省庁の規模はそのままにしている。だから、わけわかんない部局が多いし、予算は消化しなくてはならない…なんて訳のわかんないこと言って詰んない1次産業保護をする。おいおい、消費者にちゃんと顔をむけてよ。
なになに、消費者に顔をむけると厚労省に合併されてしまう?いいんじゃない。旧労働省の「労働」の中に、農業も林業も水産業もいれちゃえばいいだけじゃない。なんで、2次以下の産業労働者と1次産業労働者を分けているの?工場の環境と、農業の環境って同じ「生産環境」じゃない。工場みたいなところで作っている野菜は、農業なの?みーんな、おんなじ「生産物」でしょ。
農水省を解体して、厚労省と合併しても、誰も困らない。
困るのはうまい汁をすっていた公務員だけ。まじめに働いている公務員も関係ない話だよ。
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2010年05月03日
2010年04月16日
本当の豊かさとはこれだ
一週間、ナポレオン並みの睡眠時間で忙しかったです。
で、今日は演習をお昼過ぎに提出して、ちょっと休憩。
明日はダイビングでいつもよりちょっと早起き、明後日は1時半起き、また忙しくなるけど、今日だけ、今だけ、ちょっと休憩。
この時間が、とてもいとおしいです。ゆっくりお茶を飲んで、音楽聞いて、本読んで(経済学じゃない本!)。これが、まさしく生きているってことだなあ…と思いました。
いくら有り余る富があっても、名声があっても、このくつろぐ時間がなければ生きている意味がないと思う。日本人が豊かさを実感できないのは、やっぱりこの「体が意識と一緒に沈みこんでいくほど、くつろげる時間」が少ないせいじゃないかな。
ニートやひきこもりは時間がありあまっているけど、逆にくつろげないと思う。
これはね、高い山の頂上に立ったときのそう快感だよ。山登りできてない人には残念ながら味わえない。でも、頂上に着いたとたんに「帰りの電車があるから…」下山にとりかかる人にも味わえない。
忙しさの後の、ゆっくりとくつろげる時間こそ、人生の豊かさだろうなあって思います。(でも、忙しいの好きじゃない(泣)
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で、今日は演習をお昼過ぎに提出して、ちょっと休憩。
明日はダイビングでいつもよりちょっと早起き、明後日は1時半起き、また忙しくなるけど、今日だけ、今だけ、ちょっと休憩。
この時間が、とてもいとおしいです。ゆっくりお茶を飲んで、音楽聞いて、本読んで(経済学じゃない本!)。これが、まさしく生きているってことだなあ…と思いました。
いくら有り余る富があっても、名声があっても、このくつろぐ時間がなければ生きている意味がないと思う。日本人が豊かさを実感できないのは、やっぱりこの「体が意識と一緒に沈みこんでいくほど、くつろげる時間」が少ないせいじゃないかな。
ニートやひきこもりは時間がありあまっているけど、逆にくつろげないと思う。
これはね、高い山の頂上に立ったときのそう快感だよ。山登りできてない人には残念ながら味わえない。でも、頂上に着いたとたんに「帰りの電車があるから…」下山にとりかかる人にも味わえない。
忙しさの後の、ゆっくりとくつろげる時間こそ、人生の豊かさだろうなあって思います。(でも、忙しいの好きじゃない(泣)
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2010年03月27日
自分に優しいだけの人
現在の日本で、ヒールNo.1といえば「シーシェパード」。ついで、映画「Cove」、少し遅れて元横綱「朝青龍」が追ってるように思えます(ランク付は私の独断です)。
では、朝青龍ネタといえば、タイトルも華々しい「朝青龍発言を許すな 「日本のイメージ悪くなる」(J−CAST)
http://www.j-cast.com/tv/2010/03/12062134.html?p=1
ほう、非常に単刀直入。聞きたくない発言は封じよう!言論の自由は認めない!という、サルでも理解できるようにこれ以上言い換え不能な明快なメッセージですね。
3位の朝青龍に負けじと、Coveにもネット上から代表を選ぶことができないぐらい同じようなメッセージが寄せられています。上映にも妨害が入ったみたいですし、上のタイトルで朝青龍をCoveと言い換えれば同工異曲です。つまり、Coveを許すな「日本のイメージ悪くなる」ですね。はいはい。
Coveの隠し撮りに非難が集まっていますが、あれ?チベットやウイグルでの隠し撮りは、全然非難されなかった(むしろ、よくやった的な感想が多かったような気がします)。うーん、自分が好きなことは何しても良いが、嫌なことは同じことでも許さないということですね。
イルカ漁側も、自信があるなら堂々としろ。こんなコンピューターに衛星写真まである時代にコソコソしても筒抜けだぞ。どっちにしろ見られてるのだから、むしろ堂々としていたほうが理解も得やすいのに。怪しげな奴まで雇って、自らうさんくささを倍増させてどうする。シーシェパードのfacebookにつまらん書き込みをして自ら相手の思う壷に飛び込んだのとおんなじレベル。ああ、戦後60年以上経つのに、日本人の戦略の未熟さは信じられない低レベルです。義務教育で、「ビジネス戦略論」を教えたほうがいいんじゃない。
朝青龍発言を許すな…、うーん、あからさまな人種差別発言を繰り返す連中は「言論の自由だ!」と言っているけど、自分の嫌な発言は「許すな」かあ、わからないなあ。
要するに、周囲に全く目がまわらず、ひたすら自分に優しいだけなんでしょう。
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では、朝青龍ネタといえば、タイトルも華々しい「朝青龍発言を許すな 「日本のイメージ悪くなる」(J−CAST)
http://www.j-cast.com/tv/2010/03/12062134.html?p=1
ほう、非常に単刀直入。聞きたくない発言は封じよう!言論の自由は認めない!という、サルでも理解できるようにこれ以上言い換え不能な明快なメッセージですね。
3位の朝青龍に負けじと、Coveにもネット上から代表を選ぶことができないぐらい同じようなメッセージが寄せられています。上映にも妨害が入ったみたいですし、上のタイトルで朝青龍をCoveと言い換えれば同工異曲です。つまり、Coveを許すな「日本のイメージ悪くなる」ですね。はいはい。
Coveの隠し撮りに非難が集まっていますが、あれ?チベットやウイグルでの隠し撮りは、全然非難されなかった(むしろ、よくやった的な感想が多かったような気がします)。うーん、自分が好きなことは何しても良いが、嫌なことは同じことでも許さないということですね。
イルカ漁側も、自信があるなら堂々としろ。こんなコンピューターに衛星写真まである時代にコソコソしても筒抜けだぞ。どっちにしろ見られてるのだから、むしろ堂々としていたほうが理解も得やすいのに。怪しげな奴まで雇って、自らうさんくささを倍増させてどうする。シーシェパードのfacebookにつまらん書き込みをして自ら相手の思う壷に飛び込んだのとおんなじレベル。ああ、戦後60年以上経つのに、日本人の戦略の未熟さは信じられない低レベルです。義務教育で、「ビジネス戦略論」を教えたほうがいいんじゃない。
朝青龍発言を許すな…、うーん、あからさまな人種差別発言を繰り返す連中は「言論の自由だ!」と言っているけど、自分の嫌な発言は「許すな」かあ、わからないなあ。
要するに、周囲に全く目がまわらず、ひたすら自分に優しいだけなんでしょう。
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2010年03月25日
グアムでも「いらない!」
米軍の沖縄からグアム移転で、グアムから「来るな!いらない!」の合唱です。
「支援不足に怒り、環境影響懸念=在沖海兵隊移転のグアム−米紙 (時事通信)」
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_the_states__20100325_121/story/100323jijiX324/
(引用はじめ) 【ワシントン時事】22日付のワシントン・ポスト紙は、在沖縄海兵隊の移転先のグアムで、基地機能増強に伴うインフラ整備の見通しが立たず、米政府の支援不足に対する怒りや、環境への影響を懸念する声が広がっていると報じた。
現行計画では、2014年までに在沖海兵隊約8000人とその家族約9000人が移転する。米環境保護局(EPA)は、人口18万人のグアムにピーク時には労働者を含め7万9000人が流入すると予測。しかし、米軍は2万3000人が必要とするインフラ整備しか負担しない。(後略、引用おわり)
ちょっと待った。ワシントンポストはこんな時事の要約ほど生っちょろいこと言ってないよ。
ワシントンポストではこうです。もっと日本にもアメリカにも辛らつです。それにひとつの記事としては、かなりの分量です。
「On Guam, planned Marine base raises anger, infrastructure concerns」
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/03/21/AR2010032101025.html?sid=ST2010032102932
(引用はじめ)That's how we feel here," she said. "We feel like we are not being listened to, like we are not being respected."
The federal government's push to further militarize this island -- combined with its heel-dragging in paying for the impact on civilians -- has led many Guam residents to doubt the value of their relationship with the United States.
"This is old-school colonialism all over again," said LisaLinda Natividad, an assistant professor of social work at the University of Guam and an activist opposing the buildup. "It boils down to our political status -- we are occupied territory." (引用おわり)
アメリカの準州であるグアムでも「いらない」って声。なるほど、アメリカでもいらないものは、日本にやらせろ…ってことか。グアムでのインフラ整備のお金の一部は日本が出すのですが、今でも巨額なのにそれじゃあまだ少ない、もっと日本が金を出せということですね。私は建設業界で働いているので、これがどんなことか良くわかります。つまり、今の計算より最終的には3倍はかかるということです。
築城の名人(というより土木建築のプロジェクトマネージャーとしては一級の人)、羽柴秀吉は、部下から工事概算を聞くと「うーん、甘い。その倍はかかる」と言って倍額の予算に組みなおさせた逸話があります。建設にかかる費用は人情として、少なめ少なめに言いたいのです。
私はグアム移転費用は当初予算の3倍になるのは間違いないと思っています。で、誰が出すの?そのお金?まさか、税金から…なんてことはないよね。日本にはホームレスだっているんだよ。保育園の待機児童の数って知ってるの?
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「支援不足に怒り、環境影響懸念=在沖海兵隊移転のグアム−米紙 (時事通信)」
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_the_states__20100325_121/story/100323jijiX324/
(引用はじめ) 【ワシントン時事】22日付のワシントン・ポスト紙は、在沖縄海兵隊の移転先のグアムで、基地機能増強に伴うインフラ整備の見通しが立たず、米政府の支援不足に対する怒りや、環境への影響を懸念する声が広がっていると報じた。
現行計画では、2014年までに在沖海兵隊約8000人とその家族約9000人が移転する。米環境保護局(EPA)は、人口18万人のグアムにピーク時には労働者を含め7万9000人が流入すると予測。しかし、米軍は2万3000人が必要とするインフラ整備しか負担しない。(後略、引用おわり)
ちょっと待った。ワシントンポストはこんな時事の要約ほど生っちょろいこと言ってないよ。
ワシントンポストではこうです。もっと日本にもアメリカにも辛らつです。それにひとつの記事としては、かなりの分量です。
「On Guam, planned Marine base raises anger, infrastructure concerns」
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/03/21/AR2010032101025.html?sid=ST2010032102932
(引用はじめ)That's how we feel here," she said. "We feel like we are not being listened to, like we are not being respected."
The federal government's push to further militarize this island -- combined with its heel-dragging in paying for the impact on civilians -- has led many Guam residents to doubt the value of their relationship with the United States.
"This is old-school colonialism all over again," said LisaLinda Natividad, an assistant professor of social work at the University of Guam and an activist opposing the buildup. "It boils down to our political status -- we are occupied territory." (引用おわり)
アメリカの準州であるグアムでも「いらない」って声。なるほど、アメリカでもいらないものは、日本にやらせろ…ってことか。グアムでのインフラ整備のお金の一部は日本が出すのですが、今でも巨額なのにそれじゃあまだ少ない、もっと日本が金を出せということですね。私は建設業界で働いているので、これがどんなことか良くわかります。つまり、今の計算より最終的には3倍はかかるということです。
築城の名人(というより土木建築のプロジェクトマネージャーとしては一級の人)、羽柴秀吉は、部下から工事概算を聞くと「うーん、甘い。その倍はかかる」と言って倍額の予算に組みなおさせた逸話があります。建設にかかる費用は人情として、少なめ少なめに言いたいのです。
私はグアム移転費用は当初予算の3倍になるのは間違いないと思っています。で、誰が出すの?そのお金?まさか、税金から…なんてことはないよね。日本にはホームレスだっているんだよ。保育園の待機児童の数って知ってるの?
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フィリピン人のメイドさんin Japan
私は外国に住んでいて、家族は日本に住んでいて、何か家族が急な用事があっても手助けできないのが辛いです。
赤ちゃんがいると、ちょっとしたこともあきらめなければならないこともあります(うちには赤ちゃんはいません。が、赤ちゃんと大して変わらなくて、私より背の高いのがいます)。そんなとき、子守を頼める方が近くにいたらどんなに良いかと思います。
この会社ではフィリピン人の介護士の紹介です。
http://ipsism.co.jp/housekeeper/gaiyo/?gclid=CLXJkY_U0aACFc1X2godtjAC0A
この会社自体はよくわからないけど、良いアイデアだと思います。外国人だからって、こういうのに反対する人は、自分が絶対に必要としない…と思い込んでいる人なんだろうね。それに、全部人任せで無責任な人か…。
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赤ちゃんがいると、ちょっとしたこともあきらめなければならないこともあります(うちには赤ちゃんはいません。が、赤ちゃんと大して変わらなくて、私より背の高いのがいます)。そんなとき、子守を頼める方が近くにいたらどんなに良いかと思います。
この会社ではフィリピン人の介護士の紹介です。
http://ipsism.co.jp/housekeeper/gaiyo/?gclid=CLXJkY_U0aACFc1X2godtjAC0A
この会社自体はよくわからないけど、良いアイデアだと思います。外国人だからって、こういうのに反対する人は、自分が絶対に必要としない…と思い込んでいる人なんだろうね。それに、全部人任せで無責任な人か…。
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さすが文化伝統!
思いっきりわが目を疑いました。
さすが文化で、伝統で、国技の相撲です。
「安治川親方“造反”のウラ 投票前夜に小遣い、タダ飯 (夕刊フジ)」
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/n_sumo__20100324_7/story/24fujizak20100324010/
(引用はじめ)安治川親方は記者会見を開いて「貴乃花親方に投票したのは自分です」と裏切りを告白、辞職することを明らかにした。ところが、「選挙なのに、自分の意思で投票してどこが悪い」という世間の反響は想像以上に大きく、あわてた一門の重鎮、友綱親方(元関脇魁輝)が辞意撤回を説得し、今日に至っている。これで一件落着と思いきや、長老が落選したことに対する一門内のショックは相当なもので、「安治川は許せない」という声が消えるどころか、いまだにくすぶり続けているのだ。
「安治川は投票前夜、一門会で投票を割り振られた大島親方が主催する食事会に参加して、小遣いまでもらっている。(貴乃花投票は)頭ではなく、心で動いた、と記者会見で話していたけど、タダ飯を食ったり、お金をもらったりして、その心は痛まなかったのか。いずれにしても、2年後にはまた選挙があるし、このままにはしておけない。一度は辞めると言ったんだから、さっさと実行してもらいたい」と一門の親方は公然と安治川批判を繰り広げる。
これでは安治川親方もおいそれとは出席できない。かくして一門会を欠席。議題には上ったものの、「本人がいないのでは欠席裁判になる。早期に決着するように関係者で努力しよう」と棚上げになった。(引用おわり)
見出しで釣り、ちょっと偏りのある夕刊フジなので、どこまで本当かわからないのですが、個人名が一杯でているので、そう間違っては無いでしょう。無記名投票で?ですか。ほう、さすが国技。日本の表看板だけあります。
小遣いもらって食事をおごってもらったら投票しないと「その心はいたまなかったのか」ですか、結構、結構、日本の文化ですし伝統です。お金をもらって投票する。食事をおごってもらって投票する。美しい日本の「文化伝統」さえ守れれば、国を滅ぼしてもかまわないのが最近のトレンドです。
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さすが文化で、伝統で、国技の相撲です。
「安治川親方“造反”のウラ 投票前夜に小遣い、タダ飯 (夕刊フジ)」
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/n_sumo__20100324_7/story/24fujizak20100324010/
(引用はじめ)安治川親方は記者会見を開いて「貴乃花親方に投票したのは自分です」と裏切りを告白、辞職することを明らかにした。ところが、「選挙なのに、自分の意思で投票してどこが悪い」という世間の反響は想像以上に大きく、あわてた一門の重鎮、友綱親方(元関脇魁輝)が辞意撤回を説得し、今日に至っている。これで一件落着と思いきや、長老が落選したことに対する一門内のショックは相当なもので、「安治川は許せない」という声が消えるどころか、いまだにくすぶり続けているのだ。
「安治川は投票前夜、一門会で投票を割り振られた大島親方が主催する食事会に参加して、小遣いまでもらっている。(貴乃花投票は)頭ではなく、心で動いた、と記者会見で話していたけど、タダ飯を食ったり、お金をもらったりして、その心は痛まなかったのか。いずれにしても、2年後にはまた選挙があるし、このままにはしておけない。一度は辞めると言ったんだから、さっさと実行してもらいたい」と一門の親方は公然と安治川批判を繰り広げる。
これでは安治川親方もおいそれとは出席できない。かくして一門会を欠席。議題には上ったものの、「本人がいないのでは欠席裁判になる。早期に決着するように関係者で努力しよう」と棚上げになった。(引用おわり)
見出しで釣り、ちょっと偏りのある夕刊フジなので、どこまで本当かわからないのですが、個人名が一杯でているので、そう間違っては無いでしょう。無記名投票で?ですか。ほう、さすが国技。日本の表看板だけあります。
小遣いもらって食事をおごってもらったら投票しないと「その心はいたまなかったのか」ですか、結構、結構、日本の文化ですし伝統です。お金をもらって投票する。食事をおごってもらって投票する。美しい日本の「文化伝統」さえ守れれば、国を滅ぼしてもかまわないのが最近のトレンドです。
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2010年03月22日
ネットカフェ難民
「ネットカフェ:本人確認義務付け 都条例案きょう採決、「難民」排除に懸念も /東京」
記事はもちろん市川明代記者です。数少なくなった良い記事をかく方で、この方がいるかぎり毎日新聞・東京地方版は安心して読めます。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100318ddlk13040221000c.html
(引用はじめ)審議されているのは「インターネット端末利用者営業の規制に関する条例」。ネットカフェの匿名性や密室性が犯罪の温床になっているとして、警視庁が都議会に提出した。個室を持つネットカフェが対象で、違反すれば営業停止などの処分がある。可決されれば7月1日から施行される。(中略)ただ、派遣労働などを転々とし保険に加入していない失業者や、夫の暴力から着の身着のまま逃げ出した女性らが入店できなくなる恐れも指摘される。生活困窮者を支援するNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の稲葉剛理事長は「どうしても施行するのであれば、公設派遣村の通年化などの受け皿が必要」と話している(引用おわり)
警察の言い分もわからないわけではない。実際に放火事件が起こったり、ネットカフェから犯罪性のある情報が発信されたりしている。でも、もやいの理事長が言っているように、ネットカフェしか行けない人はどうしたらいいのだろう。ふらふら家を飛び出した人は、どこで頭を冷やして、次のことを考えればいいのだろう。大げさにシェルター入所の手続きまではとりたくない人も多いし、一晩頭を冷やせばそれで十分な人もいるわけです。
何でも犯罪予防って「錦の御旗」を立てれば、誰もがへいこら頭をさげる…という思い上がりが蔓延しているように思います。FBIの指導かもしれないけど。うーん。警察の言いたいこともわかるけど、何でも管理すればいいわけじゃない。今のように、ちょっとした心を落ち着かせる場所が少なくなっているような時代には特に、もうちょっと、考える必要があるはずです。
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記事はもちろん市川明代記者です。数少なくなった良い記事をかく方で、この方がいるかぎり毎日新聞・東京地方版は安心して読めます。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100318ddlk13040221000c.html
(引用はじめ)審議されているのは「インターネット端末利用者営業の規制に関する条例」。ネットカフェの匿名性や密室性が犯罪の温床になっているとして、警視庁が都議会に提出した。個室を持つネットカフェが対象で、違反すれば営業停止などの処分がある。可決されれば7月1日から施行される。(中略)ただ、派遣労働などを転々とし保険に加入していない失業者や、夫の暴力から着の身着のまま逃げ出した女性らが入店できなくなる恐れも指摘される。生活困窮者を支援するNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の稲葉剛理事長は「どうしても施行するのであれば、公設派遣村の通年化などの受け皿が必要」と話している(引用おわり)
警察の言い分もわからないわけではない。実際に放火事件が起こったり、ネットカフェから犯罪性のある情報が発信されたりしている。でも、もやいの理事長が言っているように、ネットカフェしか行けない人はどうしたらいいのだろう。ふらふら家を飛び出した人は、どこで頭を冷やして、次のことを考えればいいのだろう。大げさにシェルター入所の手続きまではとりたくない人も多いし、一晩頭を冷やせばそれで十分な人もいるわけです。
何でも犯罪予防って「錦の御旗」を立てれば、誰もがへいこら頭をさげる…という思い上がりが蔓延しているように思います。FBIの指導かもしれないけど。うーん。警察の言いたいこともわかるけど、何でも管理すればいいわけじゃない。今のように、ちょっとした心を落ち着かせる場所が少なくなっているような時代には特に、もうちょっと、考える必要があるはずです。
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2010年03月16日
きさま!暴対法違反!
「「いっせいのせ」でやめよう!! 辺野古移設と調査捕鯨!!」
の署名一覧でみかけたコメントです。あまりに正論なので転載させていただきました。(引用青字)
http://www.shomei.tv/signature/signature_list.php?pid=1460
米国の今後の太平洋戦略は、沖縄県内に点在する中古基地を放棄し辺野古周辺に新しく基地機能を集約、中枢部はグアムに移転したうえで沖縄を訓練場と位置付ける予定です。もちろんこの身勝手なシナリオのために日本はまた莫大なお金を上納させられるわけですが。
辺野古移設を阻止するには、日本が米国に対等にもの申せる真の意味で独立国家となり、他国の駐留軍なんぞ全面的に排除する意思を持たないといけません。
憲法で戦争放棄を謳った国が、他国の軍隊に人殺しの練習場所を提供している矛盾。戦後60年余に亘る腰砕け政府と本土で安穏と暮らすナイチャー達が沖縄島に押し付けてきた苦悩が今度こそ取り除かれることを願います。
政府の弱腰と占領軍の傲慢さ。
政府がやっていることは、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(ぼうりょくだんいんによるふとうなこういのぼうしとうにかんするほうりつ、平成3年法律第77号)略して「暴対法」の違反じゃないか。
政府は自分のところの広報をもういちど見てほしい。
「政府広報オンライン」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200811/2.html
(引用はじめ)暴力団員から脅し取られるなどしたお金は、勇気を持って損害賠償請求しましょう。〜暴力団対策法が改正されました〜暴力団員にお金を脅し取られ、泣き寝入りすると、そのお金は、そのまま暴力団の資金源となってしまいます。平成20年5月2日、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」(暴力団対策法)が改正され、同日一部施行、8月1日に完全施行されました。今回の改正では、暴力団員に脅し取られるなどした金銭を、その暴力団の代表者に請求することができるなど、私たちが遭った被害を回復することに資する規定等が新設されました。
(中略)
人から金品を脅し取ることは、犯罪行為であると同時に、他人の権利を侵害して損害を生じさせる行為であることから、民法上の不法行為(民法709条ほか)にも該当します。したがって、被害者は、刑事手続とは別に、加害者である暴力団員に対して民事上の損害賠償を請求することができます。しかし、実際には、末端の暴力団員は資力に乏しいことが多く、不法行為を行った暴力団員に対して損害賠償を請求しようとしても被害の回復を十分に行うことができない場合がほとんどです。
そこで、今回の改正では、暴力団員がその暴力団の名称を示すなど威力を利用して資金獲得活動を行い、他人の生命、身体または財産を侵害したときは、その暴力団の代表者が、それによって生じた損害を賠償する責任を負うことが規定されました。これにより、例えば、暴力団員に脅されてお金を取られたり、その要求を拒否したために暴力団員から暴行を受けたりした場合などは、民法の使用者責任の規定等を適用して代表者の損害賠償責任を追及する場合よりも、立証負担が軽減され、被害回復がされやすい環境が整備されました。
損害賠償請求を妨害する行為も禁止の対象に
暴力団員から受けた被害について損害賠償を請求できるとしても、実際には、脅されたり、つきまとわれたりするのが怖く、なかなかそうすることはできません。
そこで、改正法では、損害賠償請求や暴力団事務所の撤去請求等に対する暴力団員の妨害行為を禁止し、このような行為に対し、公安委員会が中止または防止のための命令を発することができるようになりました。
行政対象暴力も禁止行為となる
行政対象暴力とは、暴力団等が、不正な利益を得る目的で、地方公共団体等の行政機関、またはその職員に対して、違法・不当な許認可を要求したりする行為です。今回の改正により、このような行為が「暴力的要求行為」として、同法の禁止対象となりました。
改正法では、その他にも、対立抗争などに関する暴力行為により刑に処せられた暴力団員に、賞揚や慰労の目的で金品を供与するような行為を規制する規定が新設されたほか、国や地方公共団体に対して暴力排除活動の促進を図るために情報の提供、助言、指導など必要な措置を講ずることを義務づけるなどの規定が設けられました(引用おわり)
国が暴力団に率先してみかじめ料を払っている、しかも国民の税金から払っているというのは、正気の沙汰ではない。
国民の中には住む家がなくてテント村に住んでいる人もいるのに、暴力団のためグアムにこんな家を建てようとしているのか。
海兵隊のグアム移転費用は必要か?http://allabout.co.jp/career/worldnews/closeup/CU20090517A/
(引用はじめ)ところでグアムに建設されるアメリカ兵用の住宅は、1戸あたり70万ドル(約7000万円)もする贅沢な家になる予定です。グアムで平均的な4部屋(日本でいう4LDK程度)の住宅の価格は、20万ドル(約2000万円)程度です。70万ドルといったらその3.5倍になり、これは現地ではかなりの豪邸になります。
このクラスの豪邸を3500戸以上も建てるのが、グアム移転計画の実態です。そうなると単純計算でも、その総費用は24億5000万ドル(約2450億円)にもなります。
これらは全てアメリカ兵のための住宅であり、日本人には関係ありません。また、司令部の庁舎、牧場、学校などの建設に使われる28億ドルは、日本政府が無条件で負担する金額で、将来的に回収できるものではありません。
日本も他国と同様に戦後最悪の不況で苦しんでいる状況で、このような大金を本当に出す必要があるのでしょうか? 日本政府も国民も、改めて考えてみる必要があるでしょう。(引用おわり)
ああ、血圧が上が500、下が400ぐらいになってきた。脈拍数は
1分間に250回。耳から煙と血が噴出してきたのでとりあえずここまで。
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の署名一覧でみかけたコメントです。あまりに正論なので転載させていただきました。(引用青字)
http://www.shomei.tv/signature/signature_list.php?pid=1460
米国の今後の太平洋戦略は、沖縄県内に点在する中古基地を放棄し辺野古周辺に新しく基地機能を集約、中枢部はグアムに移転したうえで沖縄を訓練場と位置付ける予定です。もちろんこの身勝手なシナリオのために日本はまた莫大なお金を上納させられるわけですが。
辺野古移設を阻止するには、日本が米国に対等にもの申せる真の意味で独立国家となり、他国の駐留軍なんぞ全面的に排除する意思を持たないといけません。
憲法で戦争放棄を謳った国が、他国の軍隊に人殺しの練習場所を提供している矛盾。戦後60年余に亘る腰砕け政府と本土で安穏と暮らすナイチャー達が沖縄島に押し付けてきた苦悩が今度こそ取り除かれることを願います。
政府の弱腰と占領軍の傲慢さ。
政府がやっていることは、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(ぼうりょくだんいんによるふとうなこういのぼうしとうにかんするほうりつ、平成3年法律第77号)略して「暴対法」の違反じゃないか。
政府は自分のところの広報をもういちど見てほしい。
「政府広報オンライン」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200811/2.html
(引用はじめ)暴力団員から脅し取られるなどしたお金は、勇気を持って損害賠償請求しましょう。〜暴力団対策法が改正されました〜暴力団員にお金を脅し取られ、泣き寝入りすると、そのお金は、そのまま暴力団の資金源となってしまいます。平成20年5月2日、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」(暴力団対策法)が改正され、同日一部施行、8月1日に完全施行されました。今回の改正では、暴力団員に脅し取られるなどした金銭を、その暴力団の代表者に請求することができるなど、私たちが遭った被害を回復することに資する規定等が新設されました。
(中略)
人から金品を脅し取ることは、犯罪行為であると同時に、他人の権利を侵害して損害を生じさせる行為であることから、民法上の不法行為(民法709条ほか)にも該当します。したがって、被害者は、刑事手続とは別に、加害者である暴力団員に対して民事上の損害賠償を請求することができます。しかし、実際には、末端の暴力団員は資力に乏しいことが多く、不法行為を行った暴力団員に対して損害賠償を請求しようとしても被害の回復を十分に行うことができない場合がほとんどです。
そこで、今回の改正では、暴力団員がその暴力団の名称を示すなど威力を利用して資金獲得活動を行い、他人の生命、身体または財産を侵害したときは、その暴力団の代表者が、それによって生じた損害を賠償する責任を負うことが規定されました。これにより、例えば、暴力団員に脅されてお金を取られたり、その要求を拒否したために暴力団員から暴行を受けたりした場合などは、民法の使用者責任の規定等を適用して代表者の損害賠償責任を追及する場合よりも、立証負担が軽減され、被害回復がされやすい環境が整備されました。
損害賠償請求を妨害する行為も禁止の対象に
暴力団員から受けた被害について損害賠償を請求できるとしても、実際には、脅されたり、つきまとわれたりするのが怖く、なかなかそうすることはできません。
そこで、改正法では、損害賠償請求や暴力団事務所の撤去請求等に対する暴力団員の妨害行為を禁止し、このような行為に対し、公安委員会が中止または防止のための命令を発することができるようになりました。
行政対象暴力も禁止行為となる
行政対象暴力とは、暴力団等が、不正な利益を得る目的で、地方公共団体等の行政機関、またはその職員に対して、違法・不当な許認可を要求したりする行為です。今回の改正により、このような行為が「暴力的要求行為」として、同法の禁止対象となりました。
改正法では、その他にも、対立抗争などに関する暴力行為により刑に処せられた暴力団員に、賞揚や慰労の目的で金品を供与するような行為を規制する規定が新設されたほか、国や地方公共団体に対して暴力排除活動の促進を図るために情報の提供、助言、指導など必要な措置を講ずることを義務づけるなどの規定が設けられました(引用おわり)
国が暴力団に率先してみかじめ料を払っている、しかも国民の税金から払っているというのは、正気の沙汰ではない。
国民の中には住む家がなくてテント村に住んでいる人もいるのに、暴力団のためグアムにこんな家を建てようとしているのか。
海兵隊のグアム移転費用は必要か?http://allabout.co.jp/career/worldnews/closeup/CU20090517A/
(引用はじめ)ところでグアムに建設されるアメリカ兵用の住宅は、1戸あたり70万ドル(約7000万円)もする贅沢な家になる予定です。グアムで平均的な4部屋(日本でいう4LDK程度)の住宅の価格は、20万ドル(約2000万円)程度です。70万ドルといったらその3.5倍になり、これは現地ではかなりの豪邸になります。
このクラスの豪邸を3500戸以上も建てるのが、グアム移転計画の実態です。そうなると単純計算でも、その総費用は24億5000万ドル(約2450億円)にもなります。
これらは全てアメリカ兵のための住宅であり、日本人には関係ありません。また、司令部の庁舎、牧場、学校などの建設に使われる28億ドルは、日本政府が無条件で負担する金額で、将来的に回収できるものではありません。
日本も他国と同様に戦後最悪の不況で苦しんでいる状況で、このような大金を本当に出す必要があるのでしょうか? 日本政府も国民も、改めて考えてみる必要があるでしょう。(引用おわり)
ああ、血圧が上が500、下が400ぐらいになってきた。脈拍数は
1分間に250回。耳から煙と血が噴出してきたのでとりあえずここまで。
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2010年03月15日
インドと日本が同じ水準の格差社会!
内容はつまんないし、全然気にもならず、スルーしようとしたページがありました。
マスメディアの格差報道に待った 世界における日本の「格差社会」の実態(Excite.ニュース)引用青字
http://www.excite.co.jp/News/economy/20100314/Moneyzine_183777.html
マスメディアにより「格差社会の到来」したイメージが強い日本だが、IMF発表のデータにはそれほどの傾向がみられない。実態はどうなっているのか(後略)
要するに、マスメディア(? この場合「マスコミ」のほうが正しいのと違うかなあ)はこぞって格差社会といっているが、大したことない(おいおい、おまえもマスメディアじゃないのか?)、騒ぎすぎだし、歴代政府のやっていることは間違ってないぞ…と言いたいわけだ。
格差を測る指標のひとつに「ジニ係数」というものがある。これは社会における所得分配の不平等さを測る指標として利用されており、値が大きいほど格差が拡大している状態を意味する。2007年10月に国連機関のIMF(国際通貨基金)によって発表されたジニ係数をチェックしてみよう(表参照)。
3年前のデータ、ふん。
えーっと、表ね。えええええええ?さあ、みんなで「表を拡大」して、よく見よう、日本とインドが同じレベルの格差社会なのだ!
サウジにインド人が一杯いるし、私はお給料をみんなに払う立場だから市場動向を良く知っているのだけど、インド人も、めちゃくちゃ高給取り(私よりずーんと何倍も高い)から、すずめの涙というにはあまりにかわいそ過ぎる(私のお昼の一食分が一ヶ月分の給料)人まで、差がありすぎ。もちろんインド国内には、ロールスロイスを1週間毎日とっかえ、ひっかえしているマハラジャ(まだいるんだよ、プリンスって呼ばれている)から、両手両足の無い(わざと切断している)乞食まで。このインドと、日本がおんなじレベルの格差社会!!!!なんだかんだといいながら、いまだにカースト制の名残がある、あのインドと一緒!
統計というのは操作しだいではどうにでもなるものだけど、この記事を書いた人、自分の言いたいことと全く違う表をつくってどうする?ウヨガキがマスゴミって連発しているのが、初めて実感できました。日本とインドが同じレベル!頭がガンガン、目がくらくら、そら、えらいことだ!めちゃくちゃな格差社会じゃないか!
Exite.ニュースの採用情報はこちらです。このレベルでデスクがスルーなら、ひらがなが書ければ誰でも採用されるレベルだと思います。この記者は「俺の書くニュースは凡百な他のマスメディアと一味ちがうぜ」と言うつもりですが、ううん、一味じゃなくて随分違うよ、よかったね。狙い通りじゃないか。(個人的には「占い師募集」のほうがおもしろそう)
http://recruit.excite.co.jp/others/?id=2
社員スナップをみても、ニュースコンテンツを扱っていそうな人がいないけど?ニュース担当も責任者もいなくて、他社のニュースを切り張りするアルバイト(上がまさしくその担当の募集)だけなら、ニュースはやめたら?
ジニ係数自体はそこそこ権威のあるものです。Wikipediaでの紹介は下のとおり。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%8B%E4%BF%82%E6%95%B0
こんな記事にいわれるまでもなく、財務省も愛用しています(下のURLは平成16年版)。さすが、財務省。きちんとしたものを作ってます。少なくとも一目で笑われるようなものではないです。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/kiso160330a.pdf
ああ、驚いた。とんでもない格差社会が日本で起こっているわけですね。そして、そのインドの倍の格差のブラジル!もう、全然想像がつきません。乞食より下というと奴隷がいるのでしょうか?
Exite.ニュースには続編記事「ブラジルの格差社会」を載せてもらいたいです。
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マスメディアの格差報道に待った 世界における日本の「格差社会」の実態(Excite.ニュース)引用青字
http://www.excite.co.jp/News/economy/20100314/Moneyzine_183777.html
マスメディアにより「格差社会の到来」したイメージが強い日本だが、IMF発表のデータにはそれほどの傾向がみられない。実態はどうなっているのか(後略)
要するに、マスメディア(? この場合「マスコミ」のほうが正しいのと違うかなあ)はこぞって格差社会といっているが、大したことない(おいおい、おまえもマスメディアじゃないのか?)、騒ぎすぎだし、歴代政府のやっていることは間違ってないぞ…と言いたいわけだ。
格差を測る指標のひとつに「ジニ係数」というものがある。これは社会における所得分配の不平等さを測る指標として利用されており、値が大きいほど格差が拡大している状態を意味する。2007年10月に国連機関のIMF(国際通貨基金)によって発表されたジニ係数をチェックしてみよう(表参照)。
3年前のデータ、ふん。
えーっと、表ね。えええええええ?さあ、みんなで「表を拡大」して、よく見よう、日本とインドが同じレベルの格差社会なのだ!
サウジにインド人が一杯いるし、私はお給料をみんなに払う立場だから市場動向を良く知っているのだけど、インド人も、めちゃくちゃ高給取り(私よりずーんと何倍も高い)から、すずめの涙というにはあまりにかわいそ過ぎる(私のお昼の一食分が一ヶ月分の給料)人まで、差がありすぎ。もちろんインド国内には、ロールスロイスを1週間毎日とっかえ、ひっかえしているマハラジャ(まだいるんだよ、プリンスって呼ばれている)から、両手両足の無い(わざと切断している)乞食まで。このインドと、日本がおんなじレベルの格差社会!!!!なんだかんだといいながら、いまだにカースト制の名残がある、あのインドと一緒!
統計というのは操作しだいではどうにでもなるものだけど、この記事を書いた人、自分の言いたいことと全く違う表をつくってどうする?ウヨガキがマスゴミって連発しているのが、初めて実感できました。日本とインドが同じレベル!頭がガンガン、目がくらくら、そら、えらいことだ!めちゃくちゃな格差社会じゃないか!
Exite.ニュースの採用情報はこちらです。このレベルでデスクがスルーなら、ひらがなが書ければ誰でも採用されるレベルだと思います。この記者は「俺の書くニュースは凡百な他のマスメディアと一味ちがうぜ」と言うつもりですが、ううん、一味じゃなくて随分違うよ、よかったね。狙い通りじゃないか。(個人的には「占い師募集」のほうがおもしろそう)
http://recruit.excite.co.jp/others/?id=2
社員スナップをみても、ニュースコンテンツを扱っていそうな人がいないけど?ニュース担当も責任者もいなくて、他社のニュースを切り張りするアルバイト(上がまさしくその担当の募集)だけなら、ニュースはやめたら?
ジニ係数自体はそこそこ権威のあるものです。Wikipediaでの紹介は下のとおり。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%8B%E4%BF%82%E6%95%B0
こんな記事にいわれるまでもなく、財務省も愛用しています(下のURLは平成16年版)。さすが、財務省。きちんとしたものを作ってます。少なくとも一目で笑われるようなものではないです。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/kiso160330a.pdf
ああ、驚いた。とんでもない格差社会が日本で起こっているわけですね。そして、そのインドの倍の格差のブラジル!もう、全然想像がつきません。乞食より下というと奴隷がいるのでしょうか?
Exite.ニュースには続編記事「ブラジルの格差社会」を載せてもらいたいです。
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2010年03月11日
2020年オリンピック
石原都知事は2016年の開催地レースで負けた後、簡単に言うとオリンピック開催地は政治や賄賂で動いている…ということを叫び大顰蹙を買いました。
試合に負けた後のすがすがしさが観客の好印象を得て、次回の得点増となる…ということを知らんのかな、まあいいや、どうせ当分オリンピック開催地レースには出るわけないんだろうから。と思ってましたが、どうも意欲満々らしいです。じゃあ、大顰蹙買うようなことするなよ、もうスタートラインからマイナスの位置です。
ともあれ、こういう開催地というのは当然政治がらみです。経済成長が目覚しい国へのご褒美。地域経済活性化(ひいては世界経済活性化)への希望がこめられています。かっての東京オリンピックと日本の経済成長の関係を見ればわかりやすいです。
じゃあ、2020年オリンピックは?当然、有力候補はG20に新たに入った国々です。G8以降に入った国は、ロシア、オーストラリア、中国、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、韓国、インドネシア、インド、サウジアラビア、南アフリカ、トルコです。
中国の「北京オリンピック」「上海万博」、2016年ブラジル「リオ・オリンピック」、次回冬季のロシア「ソチ」、サッカーワールドカップ「南ア」は、すべて上の国々です。BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)のうち、インドだけはまだイベントがありませんから、2020年オリンピックの最右翼はインドだと思います。
次は、オーストラリア(パース、ブリスベン)、トルコ(イスタンブール)、プサン(韓国)あたりがつけています。メルボルンとソウルオリンピックはそれほど昔ではないので、トルコのほうが有利でしょう。ただし、オーストラリア・ニュージーランド共同開催という線できたら、結構いけるかも。
サウジアラビアはG20に入りましたがオリンピックに興味はないので、ドーハ、ドバイといった同じGCCの国をバックアップするか、仲がいいアゼルバイジャンやマレーシアを応援するかもしれません。それともインドのすぐ後を追うイスタンブール支持にまわるか?サウジとトルコの関係は悪くないですが、中東地域でこの先、お互いライバル視するか協調共栄を図るのか、まだ良くわかりません。
サウジの希望としては、中東はサウジがまとめるから、トルコは中央アジアの盟主になって欲しいと思っているはずです。で、地域の盟主同士なかよくしよう…。でも、中央アジアは、ロシア、中国、トルコ、イラン、インドという商売についてはひと癖もふた癖ある年季のはいった国々の思惑入り乱れているから、トルコとしては脇の甘い中東のほうがやりやすいと思っているはず。うーん、難しい。
ついで目をつけるとすれば、中欧のハンガリーやチェコだと思います。既に立候補しているペルーやメキシコは、残念ながら同じ大陸でつづけてオリンピックをやることはないと思います。
東京?経済発展する要素がないので、最初から目はありません。今のトレンドは「地域経済の核になる」ことなのに外交でひたすら逃げをうっている間はありえません。東京だけが儲けるのでは駄目。地域経済、日本の場合、オリンピックをすることによって最低でも「日、韓、中、露は潤います」ぐらいのロードマップは示さないと。うーん、私だったらそれでも甘いな、台湾、フィリピンの活性化まで入れてないと。この2カ国の活性化って難しいんだよ。まあ、排外思想の都知事には逆立ちしても無理なことです。
オリンピックは「ごほうび」ということを忘れないように。オリンピックを契機に経済成長をめざすのでなく、地域経済成長している国にご褒美をあげて成長をブーストするのです。
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試合に負けた後のすがすがしさが観客の好印象を得て、次回の得点増となる…ということを知らんのかな、まあいいや、どうせ当分オリンピック開催地レースには出るわけないんだろうから。と思ってましたが、どうも意欲満々らしいです。じゃあ、大顰蹙買うようなことするなよ、もうスタートラインからマイナスの位置です。
ともあれ、こういう開催地というのは当然政治がらみです。経済成長が目覚しい国へのご褒美。地域経済活性化(ひいては世界経済活性化)への希望がこめられています。かっての東京オリンピックと日本の経済成長の関係を見ればわかりやすいです。
じゃあ、2020年オリンピックは?当然、有力候補はG20に新たに入った国々です。G8以降に入った国は、ロシア、オーストラリア、中国、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、韓国、インドネシア、インド、サウジアラビア、南アフリカ、トルコです。
中国の「北京オリンピック」「上海万博」、2016年ブラジル「リオ・オリンピック」、次回冬季のロシア「ソチ」、サッカーワールドカップ「南ア」は、すべて上の国々です。BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)のうち、インドだけはまだイベントがありませんから、2020年オリンピックの最右翼はインドだと思います。
次は、オーストラリア(パース、ブリスベン)、トルコ(イスタンブール)、プサン(韓国)あたりがつけています。メルボルンとソウルオリンピックはそれほど昔ではないので、トルコのほうが有利でしょう。ただし、オーストラリア・ニュージーランド共同開催という線できたら、結構いけるかも。
サウジアラビアはG20に入りましたがオリンピックに興味はないので、ドーハ、ドバイといった同じGCCの国をバックアップするか、仲がいいアゼルバイジャンやマレーシアを応援するかもしれません。それともインドのすぐ後を追うイスタンブール支持にまわるか?サウジとトルコの関係は悪くないですが、中東地域でこの先、お互いライバル視するか協調共栄を図るのか、まだ良くわかりません。
サウジの希望としては、中東はサウジがまとめるから、トルコは中央アジアの盟主になって欲しいと思っているはずです。で、地域の盟主同士なかよくしよう…。でも、中央アジアは、ロシア、中国、トルコ、イラン、インドという商売についてはひと癖もふた癖ある年季のはいった国々の思惑入り乱れているから、トルコとしては脇の甘い中東のほうがやりやすいと思っているはず。うーん、難しい。
ついで目をつけるとすれば、中欧のハンガリーやチェコだと思います。既に立候補しているペルーやメキシコは、残念ながら同じ大陸でつづけてオリンピックをやることはないと思います。
東京?経済発展する要素がないので、最初から目はありません。今のトレンドは「地域経済の核になる」ことなのに外交でひたすら逃げをうっている間はありえません。東京だけが儲けるのでは駄目。地域経済、日本の場合、オリンピックをすることによって最低でも「日、韓、中、露は潤います」ぐらいのロードマップは示さないと。うーん、私だったらそれでも甘いな、台湾、フィリピンの活性化まで入れてないと。この2カ国の活性化って難しいんだよ。まあ、排外思想の都知事には逆立ちしても無理なことです。
オリンピックは「ごほうび」ということを忘れないように。オリンピックを契機に経済成長をめざすのでなく、地域経済成長している国にご褒美をあげて成長をブーストするのです。
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2010年03月10日
あんたはそれでいいかもしれないけど
世の中の年配の中に、コンピューター嫌い、携帯電話嫌い、携帯メール嫌い、サブカル嫌い、メカ嫌い、なんでも自分の手に負えないものは嫌い…という人はそこそこいます。
そう、べつにいいけど。勝手にしてれば?だから、頼ってこないでね。
そんなのでも、まだいい。世の中には、そういったものの根絶を訴える年寄りもいる。あんたはそれでいいかもしれないけど、私達はどうするの?
あなた達の後期高齢者福祉は、あなた達より若い世代が担うことになっているのです。その世代がコンピューター使わなくて、メール使わなくて、世界のビジネスからはるかに取り残されたら、誰が後期高齢者福祉のお金を払ってくれるの?年寄りは自分の身を守るためにも、若い世代の技術革新、世界をリードするビジネスを積極的に推し進めなければいけないのに。
もっとも、年寄りだけでなくて若い世代にも、世の中の仕組みをわかっていない人たちがいる。世の中の変革を促すといって、目を見張るようなとんでもないことを言う人たち。
うーん、この人たちの変革が成功したら、真っ先に切り捨てられるのはこの人たちだろうね。いつの世でも優秀な人たちが求められるのであって、変革を声高に叫ぶ人が求められるわけではないのだから。
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そう、べつにいいけど。勝手にしてれば?だから、頼ってこないでね。
そんなのでも、まだいい。世の中には、そういったものの根絶を訴える年寄りもいる。あんたはそれでいいかもしれないけど、私達はどうするの?
あなた達の後期高齢者福祉は、あなた達より若い世代が担うことになっているのです。その世代がコンピューター使わなくて、メール使わなくて、世界のビジネスからはるかに取り残されたら、誰が後期高齢者福祉のお金を払ってくれるの?年寄りは自分の身を守るためにも、若い世代の技術革新、世界をリードするビジネスを積極的に推し進めなければいけないのに。
もっとも、年寄りだけでなくて若い世代にも、世の中の仕組みをわかっていない人たちがいる。世の中の変革を促すといって、目を見張るようなとんでもないことを言う人たち。
うーん、この人たちの変革が成功したら、真っ先に切り捨てられるのはこの人たちだろうね。いつの世でも優秀な人たちが求められるのであって、変革を声高に叫ぶ人が求められるわけではないのだから。
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2010年03月09日
この人をどうにかしないと…2
どうして、石原都知事のような人が再選を重ねるのか非常な謎です。東京オリンピック誘致に湯水のごとく都税を使って結局落選、そして逆切れIOC批判…最後は、バンクーバーで頑張った選手への非常識発言。
毎日jpから(引用青字)
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100220ddlk13010289000c.html
−−バンクーバー五輪で、力を出し切れない選手もいるが、それは日本国内の教育の問題も加味されてくるのではないかと。
◆日本勢が不振なのは誰が見ても確かだと思いますね。選手が思ったより高く飛べない、走れないというのは、重いものを背負ってないからだと思うんだよ。国家というものを背負ってないからだと思いますね。
教育の問題が出ましたが、修身の復活なんて陳腐に思えるかもしれないけど、考えてみた。やはり刷り込みなんだね。責任であるとか、義務、友情、奉仕は幼児のころから基本的なルールを、九九と同じように刷り込みをしないと大人になって理屈で説いてもダメですよね。
−−高橋大輔選手が日本フィギュア男子初のメダルを取った。
◆いいじゃないか。金メダルじゃないんだろ。別に否定しませんよ。しかしそれはそんなに快挙かね。まあ結構でしょう。
ああ、むかむかする。五輪誘致に失敗して人のカネをドブに捨てた人柄が素直にじみ出る発言ですね。国家を背負って?この人の大好きな(表現としては近親憎悪的ですが)北朝鮮と同じ発想ですね、日本から民主主義を放逐!そして修身でメダルをとるそうです。メダルを多く取った国って修身の力なのか?東京五輪が通らなかったのは、開催地に問題があるのでなくて、ひょっとして石原の個人的な資質の無さがクローズアップされたのかもしれないよ。
五輪誘致に失敗して浪費を追及されても、説明義務放棄。請け負った業者に説明させようとしてどうする。卑怯ここに極まる。
NIKKEI NETから(引用青字)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091219AT1G1802Z18122009.html
知事は、活動費の使途などに疑問があった場合、電通の関係者が都議会の参考人招致に応じ、説明すべきだ、との見解を示し「ビジネスとして引き受けたのだから、君らがじかに言いなさい」と伝えたという。電通は今後の対応について「まだ何も決まっていない」とコメントした。
電通は裁判を起こすぐらいしてもいいと思う。別に電通は好きじゃないけど、ビジネスで見積もりだして、それでOKしたのだったら、何ぼとっても発注側の責任でしょう。それこそビジネスなんだから。議会での説明義務まではビジネス(契約範囲)に含まれてないと思う。
五輪だけじゃなくて、新銀行東京の件、排外思想、パンダの件、市場の豊洲移転の件、漫画・アニメ文化の件、その他もろもろ(個人的には外形標準課税の敗訴も)、もう頭がどうかしているという限度をはるかに突破しているのだけど、それでもこの人を支持しているコアな人達もいる。
ブログ上でこの人を強く支持している人たち。それはそれで驚きだった…というか、再選を繰り返しているから当然少なからずいるはず。よくわからん(全くわからん)。ここまでくると論理的でなく信仰的なものだと思う。
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毎日jpから(引用青字)
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100220ddlk13010289000c.html
−−バンクーバー五輪で、力を出し切れない選手もいるが、それは日本国内の教育の問題も加味されてくるのではないかと。
◆日本勢が不振なのは誰が見ても確かだと思いますね。選手が思ったより高く飛べない、走れないというのは、重いものを背負ってないからだと思うんだよ。国家というものを背負ってないからだと思いますね。
教育の問題が出ましたが、修身の復活なんて陳腐に思えるかもしれないけど、考えてみた。やはり刷り込みなんだね。責任であるとか、義務、友情、奉仕は幼児のころから基本的なルールを、九九と同じように刷り込みをしないと大人になって理屈で説いてもダメですよね。
−−高橋大輔選手が日本フィギュア男子初のメダルを取った。
◆いいじゃないか。金メダルじゃないんだろ。別に否定しませんよ。しかしそれはそんなに快挙かね。まあ結構でしょう。
ああ、むかむかする。五輪誘致に失敗して人のカネをドブに捨てた人柄が素直にじみ出る発言ですね。国家を背負って?この人の大好きな(表現としては近親憎悪的ですが)北朝鮮と同じ発想ですね、日本から民主主義を放逐!そして修身でメダルをとるそうです。メダルを多く取った国って修身の力なのか?東京五輪が通らなかったのは、開催地に問題があるのでなくて、ひょっとして石原の個人的な資質の無さがクローズアップされたのかもしれないよ。
五輪誘致に失敗して浪費を追及されても、説明義務放棄。請け負った業者に説明させようとしてどうする。卑怯ここに極まる。
NIKKEI NETから(引用青字)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091219AT1G1802Z18122009.html
知事は、活動費の使途などに疑問があった場合、電通の関係者が都議会の参考人招致に応じ、説明すべきだ、との見解を示し「ビジネスとして引き受けたのだから、君らがじかに言いなさい」と伝えたという。電通は今後の対応について「まだ何も決まっていない」とコメントした。
電通は裁判を起こすぐらいしてもいいと思う。別に電通は好きじゃないけど、ビジネスで見積もりだして、それでOKしたのだったら、何ぼとっても発注側の責任でしょう。それこそビジネスなんだから。議会での説明義務まではビジネス(契約範囲)に含まれてないと思う。
五輪だけじゃなくて、新銀行東京の件、排外思想、パンダの件、市場の豊洲移転の件、漫画・アニメ文化の件、その他もろもろ(個人的には外形標準課税の敗訴も)、もう頭がどうかしているという限度をはるかに突破しているのだけど、それでもこの人を支持しているコアな人達もいる。
ブログ上でこの人を強く支持している人たち。それはそれで驚きだった…というか、再選を繰り返しているから当然少なからずいるはず。よくわからん(全くわからん)。ここまでくると論理的でなく信仰的なものだと思う。
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2010年03月08日
この人をどうにかしないと…
何度も記事にした石原都知事のオリンピック誘致散財です。冬季オリンピックも終わって、日常生活から日々オリンピックが遠のいていく中、失敗した東京オリンピック誘致活動の財源がこのとおりです。ニュースは去年の10月のものです。
敗れた東京五輪、まだ資金集め 民間寄付、目標に届かず(2009年10月19日3時0分)朝日新聞asahi.com(引用青字)
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY200910180277.html
「16年夏季五輪招致に失敗した東京五輪招致委員会(会長=石原慎太郎東京都知事)が、今も招致活動費集めを続けている。企業の寄付など民間資金が目標の50億円に約7億円届かず、赤字決算になりかねないからだ。招致関連業務を委託した広告会社には値引きも要請している。(中略)招致活動費は都税100億円と、民間からの協賛金や寄付など50億円の総額150億円。これを都と招致委が折半した。都の75億円は都税だが、招致委分は都税25億円と民間資金50億円だ。
都と招致委は、活動費の使途について、都税分は都民の理解を得られる「表の金」、民間資金はそれ以外の部分に充てるとしている。IOC委員との接待会食費や、招致コンサルタントの情報収集費なども含まれるという。
関係者によると、招致委がこれまでに集めた民間資金は約43億円。招致ロゴ使用権などを買った協賛企業17社の協賛金と寄付が大半を占める。ところが、景気の悪化で寄付の約束を白紙にする企業も出てきた。危機感を強めた招致委は、企業への寄付依頼を強化する一方、招致のPRイベント開催費や海外出張費などを削り込んだ。
ただ、2日のIOC総会で東京の招致失敗が決まった後に寄付を決めた企業はない。招致委は年末まで寄付を求め続ける予定だが、都幹部は「五輪を企業PRに使えないのだから、今更寄付をいただくのは難しいだろう」。(後略)
あたりまえだろう。リオに開催が決まった後に、東京五輪誘致に7億あつめられると考えるほうがおかしい。で、この7億は都税から差し引かれることになるのかな?じゃあ、ほっとんど全部都税じゃないか。それとも、馬鹿丸出しでその次のオリンピックに立候補すると名乗りをあげて、その分で補填するのか。そら、詐欺だぞ。
まるでギャンブルに会社の金をつぎ込んで、全部スッテしまったあと、会社に「次の賭けで勝ちますからお金をください。勝てば倍にして返します。」といっているもんだ。しかも、それが会社や他人のカネというのがミソ。指定業者枠をちらつかせて泣く泣く企業からカネをせびり取って、暴力団顔負け。
そのカネがあるなら、保育園つくらんかい!!保育園を増やしてくれ!もっとできることがあるだろう!勝算無いことに(石原の妄想では勝算がある)カネをつぎ込んで、もう、いい加減にしてほしい。
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敗れた東京五輪、まだ資金集め 民間寄付、目標に届かず(2009年10月19日3時0分)朝日新聞asahi.com(引用青字)
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY200910180277.html
「16年夏季五輪招致に失敗した東京五輪招致委員会(会長=石原慎太郎東京都知事)が、今も招致活動費集めを続けている。企業の寄付など民間資金が目標の50億円に約7億円届かず、赤字決算になりかねないからだ。招致関連業務を委託した広告会社には値引きも要請している。(中略)招致活動費は都税100億円と、民間からの協賛金や寄付など50億円の総額150億円。これを都と招致委が折半した。都の75億円は都税だが、招致委分は都税25億円と民間資金50億円だ。
都と招致委は、活動費の使途について、都税分は都民の理解を得られる「表の金」、民間資金はそれ以外の部分に充てるとしている。IOC委員との接待会食費や、招致コンサルタントの情報収集費なども含まれるという。
関係者によると、招致委がこれまでに集めた民間資金は約43億円。招致ロゴ使用権などを買った協賛企業17社の協賛金と寄付が大半を占める。ところが、景気の悪化で寄付の約束を白紙にする企業も出てきた。危機感を強めた招致委は、企業への寄付依頼を強化する一方、招致のPRイベント開催費や海外出張費などを削り込んだ。
ただ、2日のIOC総会で東京の招致失敗が決まった後に寄付を決めた企業はない。招致委は年末まで寄付を求め続ける予定だが、都幹部は「五輪を企業PRに使えないのだから、今更寄付をいただくのは難しいだろう」。(後略)
あたりまえだろう。リオに開催が決まった後に、東京五輪誘致に7億あつめられると考えるほうがおかしい。で、この7億は都税から差し引かれることになるのかな?じゃあ、ほっとんど全部都税じゃないか。それとも、馬鹿丸出しでその次のオリンピックに立候補すると名乗りをあげて、その分で補填するのか。そら、詐欺だぞ。
まるでギャンブルに会社の金をつぎ込んで、全部スッテしまったあと、会社に「次の賭けで勝ちますからお金をください。勝てば倍にして返します。」といっているもんだ。しかも、それが会社や他人のカネというのがミソ。指定業者枠をちらつかせて泣く泣く企業からカネをせびり取って、暴力団顔負け。
そのカネがあるなら、保育園つくらんかい!!保育園を増やしてくれ!もっとできることがあるだろう!勝算無いことに(石原の妄想では勝算がある)カネをつぎ込んで、もう、いい加減にしてほしい。
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2010年02月18日
職業欄
日本国憲法、第二十二条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
誰でもどんな職業でも選ぶことができます。
職業欄になんと書こうと、「それは違っている」「それは書いちゃ駄目」と誰にも言われることはありません。これは憲法で保障された個人の権利です。たとえ、副業的にわずかなお金しか稼げなくても…、否、稼いでいなくてもです。
誰にでも自分がやりたいことをする自由があります。そして、それを職業とする自由があります。もし、その職業を心から願い、実現をめざしているのであれば、胸を張ってその職業を「職業欄」に書きましょう。
季節柄、確定申告にその職業を職業欄に書き込んだとします。すると、担当者がいろいろ質問するかもしれません。その質問に的確に答えることができれば、大丈夫です。
私はかなり以前、職業欄に「たびびと」と書きました。ただ、単に箱に入れるだけじゃなくて(後から説明しろといわれても面倒なので)その場で担当の方に、丁寧にひとつづつ、私が旅人である説明、そのために行っていること、現在の収入源と職業の関連性、そして憲法に保障された職業選択の自由を、「真摯に」「にこやかに」説明して理解を得ました。
職業とは、ある意味、生き方です。
私の生き方を、「それは書いちゃ駄目」とか「違うんじゃないの?」などと、誰にも言わせません。これが私の生き方です。
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誰でもどんな職業でも選ぶことができます。
職業欄になんと書こうと、「それは違っている」「それは書いちゃ駄目」と誰にも言われることはありません。これは憲法で保障された個人の権利です。たとえ、副業的にわずかなお金しか稼げなくても…、否、稼いでいなくてもです。
誰にでも自分がやりたいことをする自由があります。そして、それを職業とする自由があります。もし、その職業を心から願い、実現をめざしているのであれば、胸を張ってその職業を「職業欄」に書きましょう。
季節柄、確定申告にその職業を職業欄に書き込んだとします。すると、担当者がいろいろ質問するかもしれません。その質問に的確に答えることができれば、大丈夫です。
私はかなり以前、職業欄に「たびびと」と書きました。ただ、単に箱に入れるだけじゃなくて(後から説明しろといわれても面倒なので)その場で担当の方に、丁寧にひとつづつ、私が旅人である説明、そのために行っていること、現在の収入源と職業の関連性、そして憲法に保障された職業選択の自由を、「真摯に」「にこやかに」説明して理解を得ました。
職業とは、ある意味、生き方です。
私の生き方を、「それは書いちゃ駄目」とか「違うんじゃないの?」などと、誰にも言わせません。これが私の生き方です。
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2010年01月21日
表現の自由?
犯罪者の得意は「表現の自由」「発言の自由」。
これさえあれば、なんでもOK。下は例。
●強盗
「手を上げろ、金をだせ」
(発言の自由:お金を出すか出さないかは相手の自由意志である)
「ナイフをつきつける」
(表現の自由:この表現が犯罪であるならば剣道は犯罪である)
●ヘイトクライム
「xxxは日本から出て行け」
(発言の自由:相手が怯えたり、不快になるのは相手の勝手である)
「街宣車で囲む」
(表現の自由:車を運転することに法律上違反はない。叫び声を止める法律はない)
犯罪に「発言も表現の自由はない」。
ヘイトクライムへの罰則?国籍剥奪がいいんじゃないかな。国籍なんて法律でてきとーに決めているだけ…という事実。
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これさえあれば、なんでもOK。下は例。
●強盗
「手を上げろ、金をだせ」
(発言の自由:お金を出すか出さないかは相手の自由意志である)
「ナイフをつきつける」
(表現の自由:この表現が犯罪であるならば剣道は犯罪である)
●ヘイトクライム
「xxxは日本から出て行け」
(発言の自由:相手が怯えたり、不快になるのは相手の勝手である)
「街宣車で囲む」
(表現の自由:車を運転することに法律上違反はない。叫び声を止める法律はない)
犯罪に「発言も表現の自由はない」。
ヘイトクライムへの罰則?国籍剥奪がいいんじゃないかな。国籍なんて法律でてきとーに決めているだけ…という事実。
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2010年01月19日
ネガティブな世の中
私のブログを読むと、私が何に対して耳から煙がでるほど怒り狂うかわかると思います。それは「国籍による差別」。
昨日の毎日新聞に平沼某という大臣経験者のつまらないニュースがのってました。(引用はじめ)「言いたくないが、言った本人は元々日本人じゃない」と発言。「キャンペーンガールだった女性が帰化して日本の国会議員になって、事業仕分けでそんなことを言っている。そんな政治でいいのか」と続けた。(引用おわり)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100118ddm041010103000c.html
1 「言いたくない」なら言うな!
2 「元々日本人じゃない」、それが?
3 「キャンペーンガールだった女性」。おまえは何モンだ?
4 「事業仕分けでそんなことをいっている」。国会議員以上に、「そんなこという」のにふさわしい職業はない。事業仕分けが、市民に好評だったからといって、やっかむことこの上ない。
今の自民党総裁が「ネガティブキャンペーンの大号令」を出したので、わざわざ自分の醜さをさらけだしています。そんなキャンペーンしなくても、見張っているから現与党のボロはボロで必ず露見するし、「天網恢恢疎ニシテ漏ラサズ」と習わなかったのかなあ。
比較広告が解禁になって、政治のネガティブキャンペーンが認められてから、この国は下品になったと思う。ケチをつけ、貶めることによって、あたかも自分が向上したと妄想する風潮のいかに蔓延したことか。人を貶めることによって、自分がさらに品性下劣になることに気がつかなくて、貶められた本人はまったく無傷であることにも気がつかなくて、のうのうと自分が一段あがったと妄想する人に未来はありません。
もう呆れて声も出ないけど、目から炎となって噴出すアドレナリンをおさえきれないので言っておこう。耳にタコができているひともいると思いますが、私の大前提は「国籍は錯覚である」です。こんなもんをありがたがるのがいることは信じられません。他に自慢するものが全くないのだろう。
AA)
まずは、国籍とは単に法律でそう決めただけのものであって、生まれつき男とか女とかそんなものとは全然違うということ。国籍とは人為的なものであるという事実。国境と同じぐらい目に見えないし、国境が時代によって変わったのと同じぐらい、国籍の基準も違う。さらに国によっても法律が違う。
BB)
だから、ハーフ(ダブル)である蓮舫議員が、昔は父親の国籍しか認められなかったので日本籍がとれなかったこと。この馬鹿げた法律は良く覚えている。しかも、父母どちらの国籍でも取れるようになった改正の日のことも良く覚えている。蓮舫議員が帰化した?本人のコメントは知らないけど、おそらく、昔も今も自分は自分で変わりないと思っているはず。
CC)
ついで、ハーフ(ダブル)である滝川クリステルさんへの「外人」発言をあつかった、私の10月のブログ。
http://inlinedive.seesaa.net/article/129422214.html
生まれた時から日本国籍の滝川さんへの「外人」発言。つまり、馬鹿にとって、国籍など関係ないということ。異質なものは排除したいだけ。
ハーフ(ダブル)ですらそうですから、両親が帰化した人の子どもで、生まれた時から日本人でもガイジンと呼ばれる例を私は知ってます。
DD)
この平沼某の差別発言、「キャンペーンガールだった女性が帰化して日本の国会議員になって、事業仕分けでそんなことを言っている。そんな政治でいいのか」。帰化した人が政治に手を染めてはならないらしい。
EE)
少し検索するとうんざりあるので、適当に探してもらうといいのですが、参政権問題に「外国人は帰化しろ、帰化すると自動的に参政権があるぞ」という意見。帰化しても平沼のような大臣経験者ですら、こんなことを言う始末。例え帰化しても参政しようとすると、下品な連中がよってたかって足をひっぱるのは目に見えている。
FF)
じゃあ、両親とも日本人なら日本人なのか?だから法律だって!日系ブラジル人には両親とも日本国籍をもった人は多いです。私の友人も両親ともに日本国籍で、見た目に日本人で、日本語をふつうに話し書きますが、国籍はブラジル人です。日系xx人というのは案外そんなものですが、法律上日本人じゃありません。でも、言ってました。ブラジル人は帰れという馬鹿がいて悲しいって。
GG)
この世には信じられない人がいて、アイヌや沖縄人は日本人ではないという人がいる。沖縄関連で私がよく見に行くブログにそういう書き込みをした馬鹿がいた。日本人であるということは、私が国籍は錯覚だと思っていることをすっとばしても、事実上「日本国籍をもっているということの便宜上の用語」にしか過ぎません。
HH)
中国残留孤児への偏見。両親も本人も生まれながらにして日本人で外国人であったことが一度も無くても、外国人呼ばわり。外国に長く住む私なんかも、もはや日本人ではないんでしょうね。そう言われても痛くも痒くもないです。言った本人の下品さが爆発するだけです。
JJ)
在日外国人への正気を失った攻撃。たとえば、下のような記事。
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/17a4f4834f2186a3e2b3e24a4adf6e0c
私がサウジでこんなことをサウジ人から言われたら、とても残念。どうせこういう連中は「日本人は外国で暮らすな、日本に住め」と言うんだろうな。日本は石油いらんのか?車が外国で売れなくて経済立て直せるのか(製造派遣の問題はここらへんからじゃなかった?)。個人のアイディンティティの尊重とその多様性が、活力ある社会を生み出すのを知らないんだろうなあ。アメリカなんて、この1点だけでのし上がった国なのに。
その他、逆三角形の人口構成がもたらす衰退と回避、など、いいたいことは尽きません。ネガティブな連中は、将来とは現在が永遠に続くことと思っているのでしょう。あるいは、だれか賢い人達が自分達に代わって切り開いてくれるとか…、でも、そんな将来を考える人たちの足をひっぱって貶めて喜んでいるのは自分なのに気がついてない。
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昨日の毎日新聞に平沼某という大臣経験者のつまらないニュースがのってました。(引用はじめ)「言いたくないが、言った本人は元々日本人じゃない」と発言。「キャンペーンガールだった女性が帰化して日本の国会議員になって、事業仕分けでそんなことを言っている。そんな政治でいいのか」と続けた。(引用おわり)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100118ddm041010103000c.html
1 「言いたくない」なら言うな!
2 「元々日本人じゃない」、それが?
3 「キャンペーンガールだった女性」。おまえは何モンだ?
4 「事業仕分けでそんなことをいっている」。国会議員以上に、「そんなこという」のにふさわしい職業はない。事業仕分けが、市民に好評だったからといって、やっかむことこの上ない。
今の自民党総裁が「ネガティブキャンペーンの大号令」を出したので、わざわざ自分の醜さをさらけだしています。そんなキャンペーンしなくても、見張っているから現与党のボロはボロで必ず露見するし、「天網恢恢疎ニシテ漏ラサズ」と習わなかったのかなあ。
比較広告が解禁になって、政治のネガティブキャンペーンが認められてから、この国は下品になったと思う。ケチをつけ、貶めることによって、あたかも自分が向上したと妄想する風潮のいかに蔓延したことか。人を貶めることによって、自分がさらに品性下劣になることに気がつかなくて、貶められた本人はまったく無傷であることにも気がつかなくて、のうのうと自分が一段あがったと妄想する人に未来はありません。
もう呆れて声も出ないけど、目から炎となって噴出すアドレナリンをおさえきれないので言っておこう。耳にタコができているひともいると思いますが、私の大前提は「国籍は錯覚である」です。こんなもんをありがたがるのがいることは信じられません。他に自慢するものが全くないのだろう。
AA)
まずは、国籍とは単に法律でそう決めただけのものであって、生まれつき男とか女とかそんなものとは全然違うということ。国籍とは人為的なものであるという事実。国境と同じぐらい目に見えないし、国境が時代によって変わったのと同じぐらい、国籍の基準も違う。さらに国によっても法律が違う。
BB)
だから、ハーフ(ダブル)である蓮舫議員が、昔は父親の国籍しか認められなかったので日本籍がとれなかったこと。この馬鹿げた法律は良く覚えている。しかも、父母どちらの国籍でも取れるようになった改正の日のことも良く覚えている。蓮舫議員が帰化した?本人のコメントは知らないけど、おそらく、昔も今も自分は自分で変わりないと思っているはず。
CC)
ついで、ハーフ(ダブル)である滝川クリステルさんへの「外人」発言をあつかった、私の10月のブログ。
http://inlinedive.seesaa.net/article/129422214.html
生まれた時から日本国籍の滝川さんへの「外人」発言。つまり、馬鹿にとって、国籍など関係ないということ。異質なものは排除したいだけ。
ハーフ(ダブル)ですらそうですから、両親が帰化した人の子どもで、生まれた時から日本人でもガイジンと呼ばれる例を私は知ってます。
DD)
この平沼某の差別発言、「キャンペーンガールだった女性が帰化して日本の国会議員になって、事業仕分けでそんなことを言っている。そんな政治でいいのか」。帰化した人が政治に手を染めてはならないらしい。
EE)
少し検索するとうんざりあるので、適当に探してもらうといいのですが、参政権問題に「外国人は帰化しろ、帰化すると自動的に参政権があるぞ」という意見。帰化しても平沼のような大臣経験者ですら、こんなことを言う始末。例え帰化しても参政しようとすると、下品な連中がよってたかって足をひっぱるのは目に見えている。
FF)
じゃあ、両親とも日本人なら日本人なのか?だから法律だって!日系ブラジル人には両親とも日本国籍をもった人は多いです。私の友人も両親ともに日本国籍で、見た目に日本人で、日本語をふつうに話し書きますが、国籍はブラジル人です。日系xx人というのは案外そんなものですが、法律上日本人じゃありません。でも、言ってました。ブラジル人は帰れという馬鹿がいて悲しいって。
GG)
この世には信じられない人がいて、アイヌや沖縄人は日本人ではないという人がいる。沖縄関連で私がよく見に行くブログにそういう書き込みをした馬鹿がいた。日本人であるということは、私が国籍は錯覚だと思っていることをすっとばしても、事実上「日本国籍をもっているということの便宜上の用語」にしか過ぎません。
HH)
中国残留孤児への偏見。両親も本人も生まれながらにして日本人で外国人であったことが一度も無くても、外国人呼ばわり。外国に長く住む私なんかも、もはや日本人ではないんでしょうね。そう言われても痛くも痒くもないです。言った本人の下品さが爆発するだけです。
JJ)
在日外国人への正気を失った攻撃。たとえば、下のような記事。
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/17a4f4834f2186a3e2b3e24a4adf6e0c
私がサウジでこんなことをサウジ人から言われたら、とても残念。どうせこういう連中は「日本人は外国で暮らすな、日本に住め」と言うんだろうな。日本は石油いらんのか?車が外国で売れなくて経済立て直せるのか(製造派遣の問題はここらへんからじゃなかった?)。個人のアイディンティティの尊重とその多様性が、活力ある社会を生み出すのを知らないんだろうなあ。アメリカなんて、この1点だけでのし上がった国なのに。
その他、逆三角形の人口構成がもたらす衰退と回避、など、いいたいことは尽きません。ネガティブな連中は、将来とは現在が永遠に続くことと思っているのでしょう。あるいは、だれか賢い人達が自分達に代わって切り開いてくれるとか…、でも、そんな将来を考える人たちの足をひっぱって貶めて喜んでいるのは自分なのに気がついてない。
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2010年01月13日
主婦(夫)という職業 2
ところで「日本標準職業分類」というのは何だろう。
これは総務省統計局という部署でつくられています。この部署は、国勢調査を行なうことで一般的に知られていますが、国勢調査等で得た生のデータを、わかりやすくいろいろな統計に変えて国民に知らせてます。
つまり国勢調査のデータは取りっぱなしじゃなくて、こんなふうに統計をとってるんですよ…というわけです。で、統計をとるために毎回バラバラの定義づけではまずいので、統計基準というのを作りました。(以下、青字は引用です)
統計法に基づく統計基準
統計基準とは、統計法第2条第9項で規定されている、公的統計の作成に際し、その統一性又は総合性を確保するための技術的な基準であり、現在、日本標準産業分類、日本標準職業分類及び 疾病、傷害及び死因分類(厚生労働省サイト) が統計基準として設定されています。
引用元。http://www.stat.go.jp/index/seido/kijun.htm
ということで、これは統計上の基準であるという位置づけが明確にされています。そして、日本標準職業分類とは?
日本標準職業分類(平成21年12月改定)
日本標準職業分類は、統計を職業別に表示する場合における標準分類として、個人が従事している仕事の類似性に着目して区分し、それを体系的に分類しているものです。
こちらも統計上の分類であることが明記されています。どうして、こういう職業分類に基準を設けないといけないかというと、読み込むとわかります。一言で<個人が従事している仕事の類似性に着目して区分>しなければ、訳わからなくなってしまうからです。
つまり、新聞配達をしている人が「xx新聞で働いている」ということで、「自分はジャーナリストだ」と職業欄に書いてしまうと、厖大なジャーナリストがいることになって実態にそぐわなくなってしまうからです。同様に、新聞配達のある人は、「移動販売従事者」と書くかもしれませんし、ある人は「宅配業」「印刷業従事者」「情報産業従事者」と書くかもしれません。そこで日本標準職業分類の意義として「日本標準職業分類(以下「職業分類」という。)は、個人が従事している仕事の類似性に着目して職業を区分し、それを体系的に分類したものであって、公的統計を職業別に表示する場合の統計基準である。」
http://www.stat.go.jp/index/seido/shokgyou/pdf/kok_h21.pdf
という分類の意義につながるわけです。
しつこいようですが、新聞配達人の例のとおり、統計をとる際に同一の仕事がバラバラに計上されないように設定された基準がこの日本標準職業分類です。この統計上の分類にないものが、「職業でない」「無職である」ということに繋がらないのは、この分類の目的と意義で述べられているとおりです。単に、職業分類にいれてないというだけです。
おなじようにこの分類名を職業欄を書く必要もありません、というか、書いてはいけません。「999 分類不能の職業」って職業欄に書く人がいると思いますか?分類名と職業名は別物です
たしかに面白い統計基準で、自分の職業を振り返ってみるにはいいものです。しかし、たかだか、統計上の分類分けであり、分類から職業名を推察するのも難しいものも多いです。これは、エアロビインストラクターの例で、以前に紹介したとおりです。
ここまで書くと、この基準では主婦が職業に含まれないときいても、ふーん、別にこんな基準に含まれてなくてもどうでもいいや…と気が軽くなると思います。そのとおりです。統計では、統計としてどう扱うかということだけを考えていますから、本人の職業欄とは無縁です。
つづく
●
これは総務省統計局という部署でつくられています。この部署は、国勢調査を行なうことで一般的に知られていますが、国勢調査等で得た生のデータを、わかりやすくいろいろな統計に変えて国民に知らせてます。
つまり国勢調査のデータは取りっぱなしじゃなくて、こんなふうに統計をとってるんですよ…というわけです。で、統計をとるために毎回バラバラの定義づけではまずいので、統計基準というのを作りました。(以下、青字は引用です)
統計法に基づく統計基準
統計基準とは、統計法第2条第9項で規定されている、公的統計の作成に際し、その統一性又は総合性を確保するための技術的な基準であり、現在、日本標準産業分類、日本標準職業分類及び 疾病、傷害及び死因分類(厚生労働省サイト) が統計基準として設定されています。
引用元。http://www.stat.go.jp/index/seido/kijun.htm
ということで、これは統計上の基準であるという位置づけが明確にされています。そして、日本標準職業分類とは?
日本標準職業分類(平成21年12月改定)
日本標準職業分類は、統計を職業別に表示する場合における標準分類として、個人が従事している仕事の類似性に着目して区分し、それを体系的に分類しているものです。
こちらも統計上の分類であることが明記されています。どうして、こういう職業分類に基準を設けないといけないかというと、読み込むとわかります。一言で<個人が従事している仕事の類似性に着目して区分>しなければ、訳わからなくなってしまうからです。
つまり、新聞配達をしている人が「xx新聞で働いている」ということで、「自分はジャーナリストだ」と職業欄に書いてしまうと、厖大なジャーナリストがいることになって実態にそぐわなくなってしまうからです。同様に、新聞配達のある人は、「移動販売従事者」と書くかもしれませんし、ある人は「宅配業」「印刷業従事者」「情報産業従事者」と書くかもしれません。そこで日本標準職業分類の意義として「日本標準職業分類(以下「職業分類」という。)は、個人が従事している仕事の類似性に着目して職業を区分し、それを体系的に分類したものであって、公的統計を職業別に表示する場合の統計基準である。」
http://www.stat.go.jp/index/seido/shokgyou/pdf/kok_h21.pdf
という分類の意義につながるわけです。
しつこいようですが、新聞配達人の例のとおり、統計をとる際に同一の仕事がバラバラに計上されないように設定された基準がこの日本標準職業分類です。この統計上の分類にないものが、「職業でない」「無職である」ということに繋がらないのは、この分類の目的と意義で述べられているとおりです。単に、職業分類にいれてないというだけです。
おなじようにこの分類名を職業欄を書く必要もありません、というか、書いてはいけません。「999 分類不能の職業」って職業欄に書く人がいると思いますか?分類名と職業名は別物です
たしかに面白い統計基準で、自分の職業を振り返ってみるにはいいものです。しかし、たかだか、統計上の分類分けであり、分類から職業名を推察するのも難しいものも多いです。これは、エアロビインストラクターの例で、以前に紹介したとおりです。
ここまで書くと、この基準では主婦が職業に含まれないときいても、ふーん、別にこんな基準に含まれてなくてもどうでもいいや…と気が軽くなると思います。そのとおりです。統計では、統計としてどう扱うかということだけを考えていますから、本人の職業欄とは無縁です。
つづく
●
「主婦(夫)」という職業 1
以前に「職業欄の書き方 主婦」でかいた記事の続きです。まず、以前の記事はこちらです。去年の5月13日に書きました。
http://inlinedive.seesaa.net/category/6338555-1.html
そこで「主婦」という職業があると書きました。しかし、職業とは収入があるものをいうので、収入を伴わない主婦は職業になりえない…という意見をみつけました。その根拠が「日本標準職業分類」だそうです。この「分類」については上のURLの5月14日に書きました。ふーん。それだったら、職業でもなんでもないただの勤務形態「会社員」なんて絶対に職業欄には書けないはずです。それぐらい、職業欄なんていい加減なものなんです。とはいえ、
この記事は<職業欄に「主婦」と書く正当性>を検証することを目的としています。ちょっと長くなりますが、結論は「主婦」は無職ではない。職業欄に「主婦」と書くことは正しいということに落ち着きます。
では、もう一度「日本標準職業分類」を見ることにしましょう。これは総務省統計局の分類であって、その他に厚生労働省、内閣府、消費者庁といった省庁にもそれぞれの定義があるということを忘れないこと。
まずはURLはこちらです。
http://www.stat.go.jp/index/seido/shokgyou/4gensoku.htm
最初に日本標準職業分類一般原則があって、職業とはなんぞやという定義づけがあります。(以下青字は引用です)
第1項 職業の定義
この職業分類にいう職業とは、個人が継続的に行い、かつ、収入を伴う仕事をいう。仕事の継続性とは、仕事が一時的ではなく、次のいずれかに該当することをいう。
おや?収入ってあるじゃないか?じゃあ、やっぱり主婦は駄目?まあ、ゆっくり行きましょう。次のいずれかに該当すること…というのを見ていくと。
仕事をしないでも収入がある場合は、職業に従事していることにはならず、また、仕事をしていても収入を伴わない場合は、この職業分類では、これを職業としない。(中略)仕事をしていても収入を伴わない場合とは (1) 自分の属する世帯のための家事・家庭菜園の作業又は小遣い程度の収入を得て、留守番などに従事している場合
そう、日本標準職業分類では主婦は職業とは扱われません。が、よく見てください。わざわざ、この職業分類では、これを職業としない…と、ここではそういう扱いをしないとだけしかいっていません。さらに、無職であるとも言っていません。それともう一つ、職業と仕事を分けているところに注目です。
つづく
●
http://inlinedive.seesaa.net/category/6338555-1.html
そこで「主婦」という職業があると書きました。しかし、職業とは収入があるものをいうので、収入を伴わない主婦は職業になりえない…という意見をみつけました。その根拠が「日本標準職業分類」だそうです。この「分類」については上のURLの5月14日に書きました。ふーん。それだったら、職業でもなんでもないただの勤務形態「会社員」なんて絶対に職業欄には書けないはずです。それぐらい、職業欄なんていい加減なものなんです。とはいえ、
この記事は<職業欄に「主婦」と書く正当性>を検証することを目的としています。ちょっと長くなりますが、結論は「主婦」は無職ではない。職業欄に「主婦」と書くことは正しいということに落ち着きます。
では、もう一度「日本標準職業分類」を見ることにしましょう。これは総務省統計局の分類であって、その他に厚生労働省、内閣府、消費者庁といった省庁にもそれぞれの定義があるということを忘れないこと。
まずはURLはこちらです。
http://www.stat.go.jp/index/seido/shokgyou/4gensoku.htm
最初に日本標準職業分類一般原則があって、職業とはなんぞやという定義づけがあります。(以下青字は引用です)
第1項 職業の定義
この職業分類にいう職業とは、個人が継続的に行い、かつ、収入を伴う仕事をいう。仕事の継続性とは、仕事が一時的ではなく、次のいずれかに該当することをいう。
おや?収入ってあるじゃないか?じゃあ、やっぱり主婦は駄目?まあ、ゆっくり行きましょう。次のいずれかに該当すること…というのを見ていくと。
仕事をしないでも収入がある場合は、職業に従事していることにはならず、また、仕事をしていても収入を伴わない場合は、この職業分類では、これを職業としない。(中略)仕事をしていても収入を伴わない場合とは (1) 自分の属する世帯のための家事・家庭菜園の作業又は小遣い程度の収入を得て、留守番などに従事している場合
そう、日本標準職業分類では主婦は職業とは扱われません。が、よく見てください。わざわざ、この職業分類では、これを職業としない…と、ここではそういう扱いをしないとだけしかいっていません。さらに、無職であるとも言っていません。それともう一つ、職業と仕事を分けているところに注目です。
つづく
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未来を憎むひとたち
未来を憎む…というと言い方がきついでしょうが、世の中には社会の変革を非常に嫌がる人達がいます。
そういうのは一部の年寄りだと思ったら、若い人の中にも随分いるんですね。驚きました。世の中の流れ、特に技術革新の早さは止められません。こういう機械やサービスを上手く扱えない人は、かんしゃくを起こすし、次にその機械やサービスそのものを悪と決め付け、頑なになったりします。
そんな、生きている時間は短いのに、もったいない。
別に機械やサービスに限りません。社会制度や政治・経済のシステムにいたっては、先にすすもうとしなくても人にもまれてどんどん先に押しやられてしまいます。まあ、ぼーっとしていれば進まなかったりするから、私にとっては人にもまれて進むぐらいでちょうどいいのかもしれません。あー、でもここでも無理に逆行して進む人にわざわざぶつかる人たちがいるのです。
反動というわかりやすい漢字で説明される人たちですが、こっちだって自分のペースで先に先にいっているわけでなくて、時代に押されてすすんでいるのだから、そうムキになってつっかかってこないでほしいものです。
未来を憎む人たちの未来とは、妄想で輝かしい過去のことです。
●
そういうのは一部の年寄りだと思ったら、若い人の中にも随分いるんですね。驚きました。世の中の流れ、特に技術革新の早さは止められません。こういう機械やサービスを上手く扱えない人は、かんしゃくを起こすし、次にその機械やサービスそのものを悪と決め付け、頑なになったりします。
そんな、生きている時間は短いのに、もったいない。
別に機械やサービスに限りません。社会制度や政治・経済のシステムにいたっては、先にすすもうとしなくても人にもまれてどんどん先に押しやられてしまいます。まあ、ぼーっとしていれば進まなかったりするから、私にとっては人にもまれて進むぐらいでちょうどいいのかもしれません。あー、でもここでも無理に逆行して進む人にわざわざぶつかる人たちがいるのです。
反動というわかりやすい漢字で説明される人たちですが、こっちだって自分のペースで先に先にいっているわけでなくて、時代に押されてすすんでいるのだから、そうムキになってつっかかってこないでほしいものです。
未来を憎む人たちの未来とは、妄想で輝かしい過去のことです。
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2010年01月12日
齢をとればえらいのか?
今年も各地の成人式で、みるからに頭の悪そうなのが、みかけのまんま頭の悪い騒ぎを起こしているのを見ました。まあ、あんなのは、ほんの一部でしょうが、アナウンサーの質問に答える若者も…「おとなにはなりたくネー」という兄ちゃんたち、誰も大人になってくれとは頼みませんが…あんなに、二十歳って頭悪かったっけ?結構、自問してしまいました。
少なくとも私は早く大人になりたかったです。1日でも早く稼いで自立したかったですね。同じ年頃で「おとなはやりかたが汚い」といつもいう人もいました。ふーん、なにが汚いのかわかんないけど、そんなやりかたでも何とかなるのだったら、早く大人になるに限ると思いました。
齢をとればえらいのか?
さすがに、今になるとよーくわかりますが、齢をとれば馬鹿を隠すことが上手くなります(まあ、さらけ出している人も多いけど)。だから、えらく見えるのかもしれませんが、はっきりいって大したことないですね。マッカーサーが言ったとおり、精神年齢的には12歳程度でしょう。昨今の馬鹿な無差別殺人犯の行いをみると、3歳ぐらいのも多そうです。
ともあれ、私はもっと齢をとりたいです。
望みは120歳ぐらいの敬老の日に、時の内閣総理大臣を自宅に呼んで、そいつをペコペコさせてやる!もし意識がはっきりしているなら、内閣総理大臣にダラダラ説教たれた後、「きみもしっかりせにゃならん!」ぐらいの大口をたたいてみたいものです。
齢をとればえらいのか?もちろん。内閣総理大臣をペコペコさせる程度にはえらいはずです。
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少なくとも私は早く大人になりたかったです。1日でも早く稼いで自立したかったですね。同じ年頃で「おとなはやりかたが汚い」といつもいう人もいました。ふーん、なにが汚いのかわかんないけど、そんなやりかたでも何とかなるのだったら、早く大人になるに限ると思いました。
齢をとればえらいのか?
さすがに、今になるとよーくわかりますが、齢をとれば馬鹿を隠すことが上手くなります(まあ、さらけ出している人も多いけど)。だから、えらく見えるのかもしれませんが、はっきりいって大したことないですね。マッカーサーが言ったとおり、精神年齢的には12歳程度でしょう。昨今の馬鹿な無差別殺人犯の行いをみると、3歳ぐらいのも多そうです。
ともあれ、私はもっと齢をとりたいです。
望みは120歳ぐらいの敬老の日に、時の内閣総理大臣を自宅に呼んで、そいつをペコペコさせてやる!もし意識がはっきりしているなら、内閣総理大臣にダラダラ説教たれた後、「きみもしっかりせにゃならん!」ぐらいの大口をたたいてみたいものです。
齢をとればえらいのか?もちろん。内閣総理大臣をペコペコさせる程度にはえらいはずです。
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2010年01月11日
特権!?
在日米兵やその家族の交通事故、殺人、傷害、窃盗…絶えません。
そのたびに、彼らがどれだけの不文律で守られ、治外法権的に生きているのかニュースになります。このことは普通の大人であれば知らぬものはいないといっても過言ではないと思います。キャンプに逃げ込めばどうにかなると思わせずに、犯罪者はさっさと引き渡たされ、憲法で定めた「法の下での平等」を徹底して欲しいものです。
同じように大使館や領事館で働く外国人による犯罪も後を絶ちません。警官の語学力不足から交通違反はまるっきり見逃されていますし、密輸や違法品の売買も多いです。外交官に特権が認められているのは、外交上のもので交通違反なんて逃れる術はありません。外交官ナンバーの車にのっていても、交通違反は交通違反です。だいたい、外交官が交通違反を外交官ナンバーをひけらかせて逃れようとすることは、あまりにセコイことで笑いものになりこそすれ、外交上の有利に立てるはずはありません。…が勘違いしている人は多いものです。
第一外交官は相手国の法律を尊重して、そうとうに注意するのが普通です。もちろん、外国にいる日本国大使館他公館員はみな気をつけています。
にもかかわらず、在日米兵やその家族の犯罪、外交官の犯罪について、なし崩し的に大目に見ているのがさも当たりまえのようです。
最近すっかり右傾化した社会で、日の丸もって空騒ぎする人たちは多いですが、在日米兵やその家族の犯罪、外交官の犯罪をうんぬんする人たちはいないみたいですね。強きに弱く、弱きに強いかな。
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そのたびに、彼らがどれだけの不文律で守られ、治外法権的に生きているのかニュースになります。このことは普通の大人であれば知らぬものはいないといっても過言ではないと思います。キャンプに逃げ込めばどうにかなると思わせずに、犯罪者はさっさと引き渡たされ、憲法で定めた「法の下での平等」を徹底して欲しいものです。
同じように大使館や領事館で働く外国人による犯罪も後を絶ちません。警官の語学力不足から交通違反はまるっきり見逃されていますし、密輸や違法品の売買も多いです。外交官に特権が認められているのは、外交上のもので交通違反なんて逃れる術はありません。外交官ナンバーの車にのっていても、交通違反は交通違反です。だいたい、外交官が交通違反を外交官ナンバーをひけらかせて逃れようとすることは、あまりにセコイことで笑いものになりこそすれ、外交上の有利に立てるはずはありません。…が勘違いしている人は多いものです。
第一外交官は相手国の法律を尊重して、そうとうに注意するのが普通です。もちろん、外国にいる日本国大使館他公館員はみな気をつけています。
にもかかわらず、在日米兵やその家族の犯罪、外交官の犯罪について、なし崩し的に大目に見ているのがさも当たりまえのようです。
最近すっかり右傾化した社会で、日の丸もって空騒ぎする人たちは多いですが、在日米兵やその家族の犯罪、外交官の犯罪をうんぬんする人たちはいないみたいですね。強きに弱く、弱きに強いかな。
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2010年01月02日
ヘイトクライムの根絶!
世間暦で新年を迎え、俺様暦では5ヶ月過ぎようとしています。
1月2日は、俺様暦でいう「憲法前文記念日」です。
この日は、「日本国憲法前文を声に出して読む日」と決められています。
今年は、特に第2段!
ネット上には、特定のいくつかの国に対して、目を覆うばかりのおろかさをさらけ出す人たちがいますが、憲法前文をぜひ暗記してほしいですね。そんなに難しくないです。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
(中略)
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
無辜の市民を、国籍、人種、肌の色や目の色、宗教、門地、性別、肉体的・精神的障害、(さらには学歴や収入、未婚既婚、子どものあるなし、太っている、背が高い低い…)、まだまだあるこんなもののために普通の市民を圧迫したり偏見を持ったりするのは立派なヘイトクライムで憲法に違反している犯罪です。ヘイトクライムに言論の自由は適用されません。殺人予告が「表現の自由」でなく脅迫であれば、ヘイトクライムに対しても言論の自由でなく脅迫罪を適用するような判例や法律をしっかりつくるべきです。
私は外国で生活していますが、ただ外国人というだけで差別されたら、それはとっても辛いし、腹立たしいことです。日本のような貿易立国では理解ある国際観なしで国がなりたっていきません。在留外国人に対するヘイトクライムは自分の首をしめるようなものです。
憲法前文に太字でハイライトしましたが、人を人としてみることの意味がわからなくて、国籍や人種でみる馬鹿にはうんざりです。こういう人は同様な「人を学歴や収入で見る」社会にも平然とできるのでしょうか?
前文では繰り返し国家の名誉にかけてこれを誓っていますが、ヘイトクライムを根絶することは、行動する個人の名誉がかかっています。
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1月2日は、俺様暦でいう「憲法前文記念日」です。
この日は、「日本国憲法前文を声に出して読む日」と決められています。
今年は、特に第2段!
ネット上には、特定のいくつかの国に対して、目を覆うばかりのおろかさをさらけ出す人たちがいますが、憲法前文をぜひ暗記してほしいですね。そんなに難しくないです。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
(中略)
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
無辜の市民を、国籍、人種、肌の色や目の色、宗教、門地、性別、肉体的・精神的障害、(さらには学歴や収入、未婚既婚、子どものあるなし、太っている、背が高い低い…)、まだまだあるこんなもののために普通の市民を圧迫したり偏見を持ったりするのは立派なヘイトクライムで憲法に違反している犯罪です。ヘイトクライムに言論の自由は適用されません。殺人予告が「表現の自由」でなく脅迫であれば、ヘイトクライムに対しても言論の自由でなく脅迫罪を適用するような判例や法律をしっかりつくるべきです。
私は外国で生活していますが、ただ外国人というだけで差別されたら、それはとっても辛いし、腹立たしいことです。日本のような貿易立国では理解ある国際観なしで国がなりたっていきません。在留外国人に対するヘイトクライムは自分の首をしめるようなものです。
憲法前文に太字でハイライトしましたが、人を人としてみることの意味がわからなくて、国籍や人種でみる馬鹿にはうんざりです。こういう人は同様な「人を学歴や収入で見る」社会にも平然とできるのでしょうか?
前文では繰り返し国家の名誉にかけてこれを誓っていますが、ヘイトクライムを根絶することは、行動する個人の名誉がかかっています。
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2009年12月24日
連続殺人犯の公判 2
事件を起こして、そこから逃れるために全力になる。
あるいは事件を起こすために全力で計画を立てる。
そして、生まれてはじめて全力になる目標を見つけた充実感を感じる。
こういうことでしか、目標に向かう充実感を得られない人がいるということは、残念なことです。事件を起こした後、それだけの活力があるなら、何故もっと社会の役にたつことに使わないのか…といってもしかたないことです。事件を起こして(起こそうとして)、はじめて生まれた力です。
誰か、もっと近くに、きちんと話ができる、まともな人がいなかったのかな。こんなにITだとか通信機器が賑やかになっているのに(いや、なってきたから?)、言葉の表面だけで、伝えたいことが伝わらないようになくなってきたような気がします。
なんか、ここのところずーっと、そう、思っています。
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あるいは事件を起こすために全力で計画を立てる。
そして、生まれてはじめて全力になる目標を見つけた充実感を感じる。
こういうことでしか、目標に向かう充実感を得られない人がいるということは、残念なことです。事件を起こした後、それだけの活力があるなら、何故もっと社会の役にたつことに使わないのか…といってもしかたないことです。事件を起こして(起こそうとして)、はじめて生まれた力です。
誰か、もっと近くに、きちんと話ができる、まともな人がいなかったのかな。こんなにITだとか通信機器が賑やかになっているのに(いや、なってきたから?)、言葉の表面だけで、伝えたいことが伝わらないようになくなってきたような気がします。
なんか、ここのところずーっと、そう、思っています。
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2009年12月17日
連続殺人犯の公判
連続殺人犯の公判が相次いで行なわれました。
することは山ほどあるのに、公判のやりとりを克明に知らせるニュースに没頭していしまいました。
それにしても、自分自身を意味無いと考え、人を殺して自分は死刑になりたいという人はきっとこれからも出るに違いない。
世の中のコミュニケーション能力は極限まで求められているので、不用意な言葉がKYといわれたり、その場その場の戦場のようにコミニケーションの荒波にもまれるのが耐えられなくてひきこもったりします。どうしてここまでコミニケーション能力が求められる世の中になったか、よくわかりません。テンポの速い、話題の目まぐるしく変わる会話についていけないのは、自分自身が駄目なのかなあと思わせるに十分です。
でも、見渡しても自分が相対評価的なもの以外にそんなに悪いところもみつかんないし、それだと自殺するほどのことでもなければ、絶対評価で死刑になったほうがまし…と考えるのかもしれません。
他人との関係が希薄になったのでコミュニケーションの必要性が異常に高まって、ある意味「コミュニケーション勝組・負組」というのがあるのかもしれません。これはデジタルデバイドよりもっと深刻な問題だと思います。世の中の流れが(携帯にしろtwitterにしろ)誰もが世界中に「私はここにいる!認めて!いますぐ返事できる!」と手軽に発信できる世の中なので、「人付き合いが苦手」には息苦しい世の中なのかもしれません。どれだけ、自分を表現できるか?というのがビジネスにも蔓延して誰も疑問に感じません。引きこもりや鬱が問題にされるのでなく、この「コミニケーション至上帝国主義?」が問題にしないと、現状不満からの連続殺人も途切れないだろうなと思わせるに十分です。
(ひとりごと:学校の授業でコミニケーション論を小学校1年からやらないと、社会についてけないよ。小学校から英語をするより、よっぽど必要なのに)
連続殺人…全然わからない世界ですが、短絡的にまだ実行にうつしていないだけで潜在的な殺人犯というのはそこそこいるのかもしれない…と考えさせる公判でのやりとりでした。
ああ、気が重い。
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することは山ほどあるのに、公判のやりとりを克明に知らせるニュースに没頭していしまいました。
それにしても、自分自身を意味無いと考え、人を殺して自分は死刑になりたいという人はきっとこれからも出るに違いない。
世の中のコミュニケーション能力は極限まで求められているので、不用意な言葉がKYといわれたり、その場その場の戦場のようにコミニケーションの荒波にもまれるのが耐えられなくてひきこもったりします。どうしてここまでコミニケーション能力が求められる世の中になったか、よくわかりません。テンポの速い、話題の目まぐるしく変わる会話についていけないのは、自分自身が駄目なのかなあと思わせるに十分です。
でも、見渡しても自分が相対評価的なもの以外にそんなに悪いところもみつかんないし、それだと自殺するほどのことでもなければ、絶対評価で死刑になったほうがまし…と考えるのかもしれません。
他人との関係が希薄になったのでコミュニケーションの必要性が異常に高まって、ある意味「コミュニケーション勝組・負組」というのがあるのかもしれません。これはデジタルデバイドよりもっと深刻な問題だと思います。世の中の流れが(携帯にしろtwitterにしろ)誰もが世界中に「私はここにいる!認めて!いますぐ返事できる!」と手軽に発信できる世の中なので、「人付き合いが苦手」には息苦しい世の中なのかもしれません。どれだけ、自分を表現できるか?というのがビジネスにも蔓延して誰も疑問に感じません。引きこもりや鬱が問題にされるのでなく、この「コミニケーション至上帝国主義?」が問題にしないと、現状不満からの連続殺人も途切れないだろうなと思わせるに十分です。
(ひとりごと:学校の授業でコミニケーション論を小学校1年からやらないと、社会についてけないよ。小学校から英語をするより、よっぽど必要なのに)
連続殺人…全然わからない世界ですが、短絡的にまだ実行にうつしていないだけで潜在的な殺人犯というのはそこそこいるのかもしれない…と考えさせる公判でのやりとりでした。
ああ、気が重い。
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2009年11月12日
MBC番組「改善!」みたび
ラマダーン月の最中に、MBC番組「ハワーティル 改善!」がサウジで話題騒然となっていることを書きました。ラマダーン月も終わって、もう記憶も薄れて(最近は記憶が薄れるのが早いんだあ)きたころ、総領事館から次のメッセージが届きました。
(以下引用です)
日本事情紹介テレビ番組について
本年のラマダン期間中MBCテレビで毎日夕方放送され、サウジのみならずシリア、ヨルダン、エジプト、イラク等他のアラブ諸国でも視聴者の間で大反響を巻き起こした日本事情紹介番組「Thought(改善)」について御案内いたします。
本番組では日本人の時間、清掃等の規律の面、社会的なモラルに焦点を当てつつ日本人の社会生活での様々なマナーとサウジ人の習慣と対比させて効果的に紹介されました。
通常ラマダン期間中のこの番組開始時間は、どこの家庭でも夕食を用意する時間でもあり、視聴率が低いのが常であるにも関わらず、毎日夕方この番組開始時間になると、視聴率が急激に高くなったそうです。
この番組の影響からか、アル・マディナ紙が、10月21日ジッダで行われた名古屋グランパスと地元サッカー・チームのアル・イティハドの対戦において、2対6で日本チームが敗れましたが、試合後日本人サポ−タ−が観客席を綺麗に清掃した上で引き上げたことを賞賛する記事を掲載する等、企業、学校、家庭等至るところで日本人のやり方を見倣う光景が見受けられるようになったということです。
尚、当地アル・ハヤト紙では本番組の司会を務めたアハマド・アル・シュゲイリ氏が、バーレーン国王の後援の下で、世界4シャバーブ機構、イスラム・ソサイアティー、世界イスラム芸術協会の共催で開催された式典において、世界イスラム教徒奉仕青年賞(中東地域の最優秀テレビ番組賞)を受賞したと報じました。
(引用おわり)
私はラマダーン月の最中に、リアルタイムでこの番組の紹介がブログでできたのがうれしいです。だって、このブログは「サウジのトレンド」紹介ができればいいな…といつも思っているからです。
それにえらいぞ!名古屋グランパス・サポーター!
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(以下引用です)
日本事情紹介テレビ番組について
本年のラマダン期間中MBCテレビで毎日夕方放送され、サウジのみならずシリア、ヨルダン、エジプト、イラク等他のアラブ諸国でも視聴者の間で大反響を巻き起こした日本事情紹介番組「Thought(改善)」について御案内いたします。
本番組では日本人の時間、清掃等の規律の面、社会的なモラルに焦点を当てつつ日本人の社会生活での様々なマナーとサウジ人の習慣と対比させて効果的に紹介されました。
通常ラマダン期間中のこの番組開始時間は、どこの家庭でも夕食を用意する時間でもあり、視聴率が低いのが常であるにも関わらず、毎日夕方この番組開始時間になると、視聴率が急激に高くなったそうです。
この番組の影響からか、アル・マディナ紙が、10月21日ジッダで行われた名古屋グランパスと地元サッカー・チームのアル・イティハドの対戦において、2対6で日本チームが敗れましたが、試合後日本人サポ−タ−が観客席を綺麗に清掃した上で引き上げたことを賞賛する記事を掲載する等、企業、学校、家庭等至るところで日本人のやり方を見倣う光景が見受けられるようになったということです。
尚、当地アル・ハヤト紙では本番組の司会を務めたアハマド・アル・シュゲイリ氏が、バーレーン国王の後援の下で、世界4シャバーブ機構、イスラム・ソサイアティー、世界イスラム芸術協会の共催で開催された式典において、世界イスラム教徒奉仕青年賞(中東地域の最優秀テレビ番組賞)を受賞したと報じました。
(引用おわり)
私はラマダーン月の最中に、リアルタイムでこの番組の紹介がブログでできたのがうれしいです。だって、このブログは「サウジのトレンド」紹介ができればいいな…といつも思っているからです。
それにえらいぞ!名古屋グランパス・サポーター!
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2009年11月06日
精神疾患者とホームレス 4
よく聞く「ホームレス怠け者論」…といったものには激しく違和感を感じます。あまりに上から目線で本当の実態がわかって言っているのか?単なる妄想なのか?と思うこともあります。
ホームレスになる理由は千差万別です。でも、ホームレスから(いわゆる)一般生活に戻る過程はそれほどバラエティに富んでいるわけではありません。なぜなら一旦ホームレスになると、そのままホームレスに落ち着く人も多いからです。だから、社会の制度でなんとかホームレスからそれぞれに適した社会に連れて行ってあげる必要があります。
「ホームレス怠け者論」は、同工異曲で「ニート怠け者論」「ひきこもり怠け者論」「フリーター怠け者論」「生活保護受給者怠け者論」…おおよそ「怠け者論」に事欠きません。ひきこもりが怠け者だから引きこもるんだという理論では、何にも解決にならないのは良く知られている通りですが、ホームレスに怠け者と言ったところで何の意味もない…どころか事実誤認です。
ホームレスから、それぞれに適した社会に戻るのは…(さっき思いついたのですが)例えると、水の抜けた深いプールの底からジャンプしてプールサイドに手をかけてよじ登るのに似ています。
突然の失業でホームレスになった人は、くるぶしまで水が溜まっているプールの底にいるようなものでジャンプしてよじ登るのは比較的楽でしょう。
ホームレスになって3ヶ月ぐらいたつと、腰まで水に浸かったプールの底に立っているようなもので、ジャンプしようとしても水の抵抗でなかなかプールサイドに手が届きませんが、自力で這い上がることもできるかもしれませんし、プールサイドから手を差し伸べられると、さらによじ登れる確率があがるでしょう。
ホームレスになって随分すぎると、肩まで水につかったプールの底になんとか立っている状態です。ジャンプするには水の抵抗というより、ジャンプするために膝を曲げると頭まで水に浸かって息が出来なくなります。
上のどの例もそうですが、膝を曲げないと(つまり力をためないと)ジャンプできないのですが、この状態だとそもそもジャンプできません。
膝を曲げるとは「余裕」です。職業訓練をうける余裕とか、運転免許をとる余裕とか…目標のための投資です。立っているだけで精一杯で膝を曲げようとすると息ができなくなるような状態では、非力な支援者だとプールサイドから手をさしのべても引き上げることは難しいです。社会制度という名のハシゴが必要です。
ホームレスの精神疾患者の場合、水位とは別にジャンプするには膝がまがらない、あるいは手が伸びない、またはジャンプすること自体がわからないことがあります。見て、声をかけて、教えて、手をかす。これは社会のみんなの役目だと思います。そもそも、ジャンプすればよじ登れることが良くわかっていなければ、「よじのぼらないから怠け者だ」という理論は無理です。
見て、声をかけて、教えて、手をかす。それが、どれほど難しいか。まずは、ホームレス自体に千差万別な背景があるかということを、(いわゆる)一般社会にいる皆で教えあう、知り合う、ことが必要だと思います。みんなが知れば、手を貸すのにためらいが少なくなると思います。
無力な私ですが、ここにこういう記事を書いたのは、ホームレスと呼ばれる人々は、融資や宿舎や職業訓練を場を提供すればことたりる(くるぶしあたりで水に浸かっている)人ばかりではないということ、本当はホームレスという言葉でくくられないほど千差万別なのだということを知ってもらいたかったからです。
23区に住む公園や河川敷に住む野宿者の数が減ったので東京都のホームレス対策に効果あった…とする噴飯ものの公的データは、むしろ人々を誤誘導するしか役に立たないという怒りからこの記事を書きました。
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ホームレスになる理由は千差万別です。でも、ホームレスから(いわゆる)一般生活に戻る過程はそれほどバラエティに富んでいるわけではありません。なぜなら一旦ホームレスになると、そのままホームレスに落ち着く人も多いからです。だから、社会の制度でなんとかホームレスからそれぞれに適した社会に連れて行ってあげる必要があります。
「ホームレス怠け者論」は、同工異曲で「ニート怠け者論」「ひきこもり怠け者論」「フリーター怠け者論」「生活保護受給者怠け者論」…おおよそ「怠け者論」に事欠きません。ひきこもりが怠け者だから引きこもるんだという理論では、何にも解決にならないのは良く知られている通りですが、ホームレスに怠け者と言ったところで何の意味もない…どころか事実誤認です。
ホームレスから、それぞれに適した社会に戻るのは…(さっき思いついたのですが)例えると、水の抜けた深いプールの底からジャンプしてプールサイドに手をかけてよじ登るのに似ています。
突然の失業でホームレスになった人は、くるぶしまで水が溜まっているプールの底にいるようなものでジャンプしてよじ登るのは比較的楽でしょう。
ホームレスになって3ヶ月ぐらいたつと、腰まで水に浸かったプールの底に立っているようなもので、ジャンプしようとしても水の抵抗でなかなかプールサイドに手が届きませんが、自力で這い上がることもできるかもしれませんし、プールサイドから手を差し伸べられると、さらによじ登れる確率があがるでしょう。
ホームレスになって随分すぎると、肩まで水につかったプールの底になんとか立っている状態です。ジャンプするには水の抵抗というより、ジャンプするために膝を曲げると頭まで水に浸かって息が出来なくなります。
上のどの例もそうですが、膝を曲げないと(つまり力をためないと)ジャンプできないのですが、この状態だとそもそもジャンプできません。
膝を曲げるとは「余裕」です。職業訓練をうける余裕とか、運転免許をとる余裕とか…目標のための投資です。立っているだけで精一杯で膝を曲げようとすると息ができなくなるような状態では、非力な支援者だとプールサイドから手をさしのべても引き上げることは難しいです。社会制度という名のハシゴが必要です。
ホームレスの精神疾患者の場合、水位とは別にジャンプするには膝がまがらない、あるいは手が伸びない、またはジャンプすること自体がわからないことがあります。見て、声をかけて、教えて、手をかす。これは社会のみんなの役目だと思います。そもそも、ジャンプすればよじ登れることが良くわかっていなければ、「よじのぼらないから怠け者だ」という理論は無理です。
見て、声をかけて、教えて、手をかす。それが、どれほど難しいか。まずは、ホームレス自体に千差万別な背景があるかということを、(いわゆる)一般社会にいる皆で教えあう、知り合う、ことが必要だと思います。みんなが知れば、手を貸すのにためらいが少なくなると思います。
無力な私ですが、ここにこういう記事を書いたのは、ホームレスと呼ばれる人々は、融資や宿舎や職業訓練を場を提供すればことたりる(くるぶしあたりで水に浸かっている)人ばかりではないということ、本当はホームレスという言葉でくくられないほど千差万別なのだということを知ってもらいたかったからです。
23区に住む公園や河川敷に住む野宿者の数が減ったので東京都のホームレス対策に効果あった…とする噴飯ものの公的データは、むしろ人々を誤誘導するしか役に立たないという怒りからこの記事を書きました。
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2009年11月01日
精神疾患者とホームレス 3
このタイトルは、ほんとうに重いです。
実際のところ、私にも重さが良くわかっているわけでもありませんし、実態をよく知っているわけでもありません。もちろん、解決方法はいくつかあるのですが、それを実現化する取り組みに共感しているものの実際に何かしているわけではありません。ここまでくると「じゃあ、えらそうに言うな」「知らない人が出る幕じゃない」と言われてもしかたないのですが、これからも何とか考えて行きたいと思います。
最初にあげた「てのはし」支援者のブログを読んでも、千差万別のホームレスの中でも「障がい者」の置かれている立場はほとんど一般に理解されていません。そのなかでも先天的、あるいは後天的な精神疾患者には福祉によって救済される資格を持ちながら、本人に「福祉」という概念が理解できないので路上生活を余儀なくされている方がもっとも辛いケースのように思います。福祉を利用するためには事務所窓口で申請書を記入・提出する必要があるのですが、それが障がいのためできないのです。
無理心中図った男に懲役7年判決 「ほかにも取るべき手段あった」
2009.2.4 15:45
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090204/stm0902041545006-n1.htm
(以下引用)「このニュースのトピックス:さいたま傍聴記
埼玉県川越市の自宅で平成20年9月10日、長男=当時(27)=の知的障害を苦に無理心中を図り、長男と妻=同(53)=を殺害したとして、殺人と承諾殺人の罪に問われた無職、福島忠被告(57)の判決公判が4日、さいたま地裁で開かれた。若園敦雄裁判長は「重く尊い命を軽んじており、強い非難に値する」として、懲役7年(求刑懲役10年)を言い渡した。(中略) 判決言い渡し後、若園裁判長は「今のあなたには届かないかもしれないが、有意義な人生を送ってほしい」と説諭した。」(引用おわり)
「障害、無理心中」というワードでインターネット検索すると多くの事例を知ることができます。どの事例も気が重いです。解決のひとつとして親が障がいを持った子をあるがままに理解する、同じ境遇の親同士知り合う、助け合うサークルに入る…、いろいろなケースを説明しているHPもありました。でも、「それはわかった。でも、私が死んだら、この子はどうなるの」という質問への回答は見当たりません。
社会不適合とされホームレスに追いやられてしまう精神疾患者がいる現実と、わが子の将来を悲観して無理心中をはかる親。辛い合わせ鏡です。上の記事の裁判官は「(無理心中の)ほかにも取るべき手段があった」…、言うのは簡単だし、それはそのとおりだと思うけど、何が手段なのか教えて欲しいです。
自立支援法施行を前に障害持つ娘と無理心中の母“利用料払えない”
福岡地裁初公判
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-05-26/2006052615_01_0.html
(以下引用)「(前略)昨年暮れ「死んだら楽になる」と長女に漏らすようになっていた母親は、さらに自殺願望を強めるようになりました。事件三日前には「一緒に死のう」と長女に電話。長女の説得で思いとどまりますが、事件当日「自分だけ死んだら二女が満足な介護を受けられず不幸にしてしまう」と二女を殺害して自殺することを決意しました。「ごめんね、ごめんね、一緒に死のう」と言いながら二女の首を絞めて殺し、自らも両手首を切り腹部を包丁で刺しました。
初公判の被告人尋問で母親は「今年に入って体が動かなくなった」と何回も繰り返しました。母親は股(こ)関節に障害があり自身も障害四級を認定されています。」(引用終わり)
誰にとっても悲しいし、本当に辛いです。私はどんな場合でも自殺や無理心中は容認できません。「他にもとるべき手段があった」はずです。が、じゃあ、どうすればいいのか、裁判官でなく、私自身に問いかけても空虚な回答しかでません。
個人と社会の意識変革と公的なサポートだけが解決です。
そのためには、解決が思いつかなくても決して問題から目をそむけない態度が必要だと思います。
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実際のところ、私にも重さが良くわかっているわけでもありませんし、実態をよく知っているわけでもありません。もちろん、解決方法はいくつかあるのですが、それを実現化する取り組みに共感しているものの実際に何かしているわけではありません。ここまでくると「じゃあ、えらそうに言うな」「知らない人が出る幕じゃない」と言われてもしかたないのですが、これからも何とか考えて行きたいと思います。
最初にあげた「てのはし」支援者のブログを読んでも、千差万別のホームレスの中でも「障がい者」の置かれている立場はほとんど一般に理解されていません。そのなかでも先天的、あるいは後天的な精神疾患者には福祉によって救済される資格を持ちながら、本人に「福祉」という概念が理解できないので路上生活を余儀なくされている方がもっとも辛いケースのように思います。福祉を利用するためには事務所窓口で申請書を記入・提出する必要があるのですが、それが障がいのためできないのです。
無理心中図った男に懲役7年判決 「ほかにも取るべき手段あった」
2009.2.4 15:45
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090204/stm0902041545006-n1.htm
(以下引用)「このニュースのトピックス:さいたま傍聴記
埼玉県川越市の自宅で平成20年9月10日、長男=当時(27)=の知的障害を苦に無理心中を図り、長男と妻=同(53)=を殺害したとして、殺人と承諾殺人の罪に問われた無職、福島忠被告(57)の判決公判が4日、さいたま地裁で開かれた。若園敦雄裁判長は「重く尊い命を軽んじており、強い非難に値する」として、懲役7年(求刑懲役10年)を言い渡した。(中略) 判決言い渡し後、若園裁判長は「今のあなたには届かないかもしれないが、有意義な人生を送ってほしい」と説諭した。」(引用おわり)
「障害、無理心中」というワードでインターネット検索すると多くの事例を知ることができます。どの事例も気が重いです。解決のひとつとして親が障がいを持った子をあるがままに理解する、同じ境遇の親同士知り合う、助け合うサークルに入る…、いろいろなケースを説明しているHPもありました。でも、「それはわかった。でも、私が死んだら、この子はどうなるの」という質問への回答は見当たりません。
社会不適合とされホームレスに追いやられてしまう精神疾患者がいる現実と、わが子の将来を悲観して無理心中をはかる親。辛い合わせ鏡です。上の記事の裁判官は「(無理心中の)ほかにも取るべき手段があった」…、言うのは簡単だし、それはそのとおりだと思うけど、何が手段なのか教えて欲しいです。
自立支援法施行を前に障害持つ娘と無理心中の母“利用料払えない”
福岡地裁初公判
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-05-26/2006052615_01_0.html
(以下引用)「(前略)昨年暮れ「死んだら楽になる」と長女に漏らすようになっていた母親は、さらに自殺願望を強めるようになりました。事件三日前には「一緒に死のう」と長女に電話。長女の説得で思いとどまりますが、事件当日「自分だけ死んだら二女が満足な介護を受けられず不幸にしてしまう」と二女を殺害して自殺することを決意しました。「ごめんね、ごめんね、一緒に死のう」と言いながら二女の首を絞めて殺し、自らも両手首を切り腹部を包丁で刺しました。
初公判の被告人尋問で母親は「今年に入って体が動かなくなった」と何回も繰り返しました。母親は股(こ)関節に障害があり自身も障害四級を認定されています。」(引用終わり)
誰にとっても悲しいし、本当に辛いです。私はどんな場合でも自殺や無理心中は容認できません。「他にもとるべき手段があった」はずです。が、じゃあ、どうすればいいのか、裁判官でなく、私自身に問いかけても空虚な回答しかでません。
個人と社会の意識変革と公的なサポートだけが解決です。
そのためには、解決が思いつかなくても決して問題から目をそむけない態度が必要だと思います。
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2009年10月31日
精神疾患者とホームレス 2
今日の毎日新聞に市川記者の記事が載っていました。
野宿者:東京都の人数、過去最少?「調査甘い」と疑問の声
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091031k0000e040063000c.html
野宿者とはホームレスのことだと思います。
2008年秋から2009年にかけて、「年越し派遣村」「ネットカフェ難民」の話題もあり、ホームレス関連の話題は例年以上で、それだけこのは深刻な問題でした。
が、東京都の発表?どう考えても東京23区のホームレスがこの6年減り続けたとは思えません。記事の中にある東京都が発表した「21日「23区内の野宿者は2499人で昨年夏から146人減り調査開始以来最も少なかった。施策の成果が出た」と発表した。」のはわが目を疑いたくなります。公園や河川敷のホームレスを目視で数えた結果ということですが、つまり公園や河川敷以外にホームレスは所在を分散した(ネットカフェとかファーストフードとか、もっと食料のある街中に)結果だとは思いませんか?
例年と同じ方法(公園と河川敷)でホームレス数を観察しないと比較ができない…なるほど…と思ってられません。ホームレスといえども足があるのですから、同じ環境にずっといるとは限りません。より住みやすいところがあれば環境を変えるのは当然です。驚くべき「実態調査」もあったものです。それに東京都は公園や河川敷からホームレスを不法占拠ということで追い出していたはずだと思いますが(それの良し悪しはここでは問いませんが)、追い出されたホームレスの行方には関心なく、東京都管理物件(公園とか河川敷)から姿を消させればそれで良しとして、追い出して後「ホームレスが減った」と公表する施策とは、実態調査でもなんでもなく、「追い出し効果」の調査と言うべきです。
市川記者の記事には、食事提供時の人数カウントが実態を把握しやすいとありますが、そのとおりです。例えは悪いですが、バードウォッチング(例えば白鳥)でも、例年決めたねぐらに何匹集まっているかで個体数を調べるのでなく、水辺なり餌場なりに何匹集まったかで調べているはずです。風向きや温度で、ねぐらを変えるなんて当たりまえです。白鳥に「例年調べているから、風向きや環境が変わっても同じ場所で寝るように」なんてナンセンスです。
なんだか、たまりません。
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野宿者:東京都の人数、過去最少?「調査甘い」と疑問の声
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091031k0000e040063000c.html
野宿者とはホームレスのことだと思います。
2008年秋から2009年にかけて、「年越し派遣村」「ネットカフェ難民」の話題もあり、ホームレス関連の話題は例年以上で、それだけこのは深刻な問題でした。
が、東京都の発表?どう考えても東京23区のホームレスがこの6年減り続けたとは思えません。記事の中にある東京都が発表した「21日「23区内の野宿者は2499人で昨年夏から146人減り調査開始以来最も少なかった。施策の成果が出た」と発表した。」のはわが目を疑いたくなります。公園や河川敷のホームレスを目視で数えた結果ということですが、つまり公園や河川敷以外にホームレスは所在を分散した(ネットカフェとかファーストフードとか、もっと食料のある街中に)結果だとは思いませんか?
例年と同じ方法(公園と河川敷)でホームレス数を観察しないと比較ができない…なるほど…と思ってられません。ホームレスといえども足があるのですから、同じ環境にずっといるとは限りません。より住みやすいところがあれば環境を変えるのは当然です。驚くべき「実態調査」もあったものです。それに東京都は公園や河川敷からホームレスを不法占拠ということで追い出していたはずだと思いますが(それの良し悪しはここでは問いませんが)、追い出されたホームレスの行方には関心なく、東京都管理物件(公園とか河川敷)から姿を消させればそれで良しとして、追い出して後「ホームレスが減った」と公表する施策とは、実態調査でもなんでもなく、「追い出し効果」の調査と言うべきです。
市川記者の記事には、食事提供時の人数カウントが実態を把握しやすいとありますが、そのとおりです。例えは悪いですが、バードウォッチング(例えば白鳥)でも、例年決めたねぐらに何匹集まっているかで個体数を調べるのでなく、水辺なり餌場なりに何匹集まったかで調べているはずです。風向きや温度で、ねぐらを変えるなんて当たりまえです。白鳥に「例年調べているから、風向きや環境が変わっても同じ場所で寝るように」なんてナンセンスです。
なんだか、たまりません。
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精神疾患者とホームレス 1
池袋周辺でホームレス支援をしている団体「てのはし」の支援者のブログを良く見に行きます。非常に複雑な問題、しかも公的な役所すらお手上げの分野での努力に、ただただ頭が下がるばかりです。
現在のトピックは(ホームレスと呼ばれる人たちの間には、多くの精神疾患者が見受けられる。現在の社会の目は失職してホームレスになった人たちにばかりに向けられるが、家庭や福祉からはじきだされてホームレスとなった精神疾患者については黙殺されている)ということから実際の体験を通したさまざまな考察が語られています。
(現在のトピック)ホームレスと障害者
http://www.asahi-net.or.jp/~kg8h-stu/homless&shougai.htm
この「てのはし」での調査の一部が毎日新聞で発表され、その記事では(毎日新聞(9月2日版)、ホームレスと呼ばれている人の半数以上がなんらかの精神疾患をかかえており、「路上生活者と精神疾患に関する全国規模の調査を行い、実態を把握する必要がある。」と結ばれています。
後日、その同じ記者が、「記者のひとりごと」(10月6日)という欄に、記事は「路上生活者の6割は精神疾患」と書いた記事に賛否複雑な反応がよせられ困惑したことがかかれています。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20091006ddlk13070270000c.html
私には、記事への賛否反応こそがまさしく現在の「ホームレス問題」の問題だと思います。
精神障害の子を抱えた親が「親が死んだ後、この子の面倒は誰がみるのだろうか」と不安にかられるのはよくわかります。障害を抱えた子を巻き添えにした無理心中の記事も後を絶ちません。そして、少なからずの保護者を亡くした、あるいは手に余って家庭から放逐された精神障害者が路上生活者になっているのも現実です。毎日新聞の記事は、先天的或いは後天的な精神疾患が原因で<将来を悲観され、悲観されたとおりに>ホームレスになった人々が非常に多いことを取り上げたわけです。
ただし、世間と政府の目は健常者にもわかりやすい(一歩間違えれば自分達もなる)「ホームレスは借金や失職して路上生活を送る」ので「職業訓練、あるいは借金整理」を柱とした救済を行なっています。こうした、世間の目が集まっている、あるいは世間から認知された「ホームレス」と「ホームレス救済」に、突如としてホームレスの6割は精神疾患者という報告が割り込んでくると、公的支援を頼るホームレス自身もホームレス支援者から(そんなこと言うとせっかく社会復帰の道が見えてきだしたホームレスが職業的無能あるいは白い目で見られるからやめてくれ)という複雑な思いにかられるわけです。それはそれで理解できます。
ホームレスは非常に難しい問題です。毎日新聞記者の市川明代さんの困惑は決してひとごとではありまえせん。健常者が精神疾患者を<見えない振り>ぜず正面から向かい合うこと、福祉のネットから漏れた精神疾患者をどう守るか、「考える」必要性をつきつけられています。
ホームレスは自己責任ではありません。
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現在のトピックは(ホームレスと呼ばれる人たちの間には、多くの精神疾患者が見受けられる。現在の社会の目は失職してホームレスになった人たちにばかりに向けられるが、家庭や福祉からはじきだされてホームレスとなった精神疾患者については黙殺されている)ということから実際の体験を通したさまざまな考察が語られています。
(現在のトピック)ホームレスと障害者
http://www.asahi-net.or.jp/~kg8h-stu/homless&shougai.htm
この「てのはし」での調査の一部が毎日新聞で発表され、その記事では(毎日新聞(9月2日版)、ホームレスと呼ばれている人の半数以上がなんらかの精神疾患をかかえており、「路上生活者と精神疾患に関する全国規模の調査を行い、実態を把握する必要がある。」と結ばれています。
後日、その同じ記者が、「記者のひとりごと」(10月6日)という欄に、記事は「路上生活者の6割は精神疾患」と書いた記事に賛否複雑な反応がよせられ困惑したことがかかれています。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20091006ddlk13070270000c.html
私には、記事への賛否反応こそがまさしく現在の「ホームレス問題」の問題だと思います。
精神障害の子を抱えた親が「親が死んだ後、この子の面倒は誰がみるのだろうか」と不安にかられるのはよくわかります。障害を抱えた子を巻き添えにした無理心中の記事も後を絶ちません。そして、少なからずの保護者を亡くした、あるいは手に余って家庭から放逐された精神障害者が路上生活者になっているのも現実です。毎日新聞の記事は、先天的或いは後天的な精神疾患が原因で<将来を悲観され、悲観されたとおりに>ホームレスになった人々が非常に多いことを取り上げたわけです。
ただし、世間と政府の目は健常者にもわかりやすい(一歩間違えれば自分達もなる)「ホームレスは借金や失職して路上生活を送る」ので「職業訓練、あるいは借金整理」を柱とした救済を行なっています。こうした、世間の目が集まっている、あるいは世間から認知された「ホームレス」と「ホームレス救済」に、突如としてホームレスの6割は精神疾患者という報告が割り込んでくると、公的支援を頼るホームレス自身もホームレス支援者から(そんなこと言うとせっかく社会復帰の道が見えてきだしたホームレスが職業的無能あるいは白い目で見られるからやめてくれ)という複雑な思いにかられるわけです。それはそれで理解できます。
ホームレスは非常に難しい問題です。毎日新聞記者の市川明代さんの困惑は決してひとごとではありまえせん。健常者が精神疾患者を<見えない振り>ぜず正面から向かい合うこと、福祉のネットから漏れた精神疾患者をどう守るか、「考える」必要性をつきつけられています。
ホームレスは自己責任ではありません。
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2009年10月04日
こんなところに人種差別が 2
海外で暮らしていると2重旅券どころか、3重旅券、いや4つのパスポートを持っている人を見ることができます。
誰がどこの国籍なのか?というのはアラブでは流行んないことです。あまりにも国家への帰属意識が薄かったので、むりやりナショナリズムを高揚させたのが20世紀のアラブ政治でした。
両親とも日本人だけどアメリカ勤務中に生まれたのでアメリカ国籍をもっているが、日本しか知らないし日本語しか話せないアメリカ人を何人も知っています。逆に日本語を全くしらない、両親が日本人のアメリカ人も多いです。さらに、日本生まれで日本語しかしらない非日本人も多いのです。
中国残留孤児として日本に住む日本に帰化した日本人は?もともと日本人だけど、戸籍上日本人になってなかったのが、戸籍が復活され日本人となった人も多いです。ペルーのフジモリ元大統領も亡命時に日本の戸籍を作ってもらいました。私の友人のブラジル人のパスポートを見ると、日本へのビザにas spouse child of Japaneseとあるので申請すると日本人の戸籍がもらえるかもしれません。
東京都の結婚申請の4通に1つは国際結婚だということです。いまどき、もう国籍だの気のせいみたいなものです。本人の帰属意識はそれそれでしょうし、悩ましいところもあるでしょう。
日産のカルロス・ゴーンさんは、アルゼンチンで育ち、フランスのルノー(ニッサン)で働いています。帰属意識としてはパスポートのアルゼンチンではなく、移民の両親のレバノン人意識が強いと聞いています。こればかりは本人に聞かないとよくわからないでしょうし、本人にしても、実のところよくわかってなかったり(日によってかわる)する可能性もあります。
それで、他人にとっては誰がどの国籍か取り立てるほどの意味はありません。日本は戸籍があるのですが、これは世界でも数カ国しかない珍しい習慣ですだと聞いています。世界では戸籍の無い国ばかりで、外国に行くときに旅券をとって、初めて国籍が公にされることもあります。パスポートなんて、その名のとおり旅行のときの身分証明書であって、だからなんだと私は思っています。
必要なのは、その人のひととなりです。個人として尊重される人、理論的に正しくなければ国際社会では評価されません。前のオリンピックの記事で書きましたが、オバマ大統領ほどの人柄と肩書きの重みをもってしても、理論的にそぐわなければオリンピックの開催地にはなれないということです。
こんな世の中なのに、フジテレビ長谷川某の特殊なムラ理論では、日本から一歩外にでたとたん、国際ビジネスにおいては無意味なミンチになってしまうでしょう。34歳にもなって…。
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誰がどこの国籍なのか?というのはアラブでは流行んないことです。あまりにも国家への帰属意識が薄かったので、むりやりナショナリズムを高揚させたのが20世紀のアラブ政治でした。
両親とも日本人だけどアメリカ勤務中に生まれたのでアメリカ国籍をもっているが、日本しか知らないし日本語しか話せないアメリカ人を何人も知っています。逆に日本語を全くしらない、両親が日本人のアメリカ人も多いです。さらに、日本生まれで日本語しかしらない非日本人も多いのです。
中国残留孤児として日本に住む日本に帰化した日本人は?もともと日本人だけど、戸籍上日本人になってなかったのが、戸籍が復活され日本人となった人も多いです。ペルーのフジモリ元大統領も亡命時に日本の戸籍を作ってもらいました。私の友人のブラジル人のパスポートを見ると、日本へのビザにas spouse child of Japaneseとあるので申請すると日本人の戸籍がもらえるかもしれません。
東京都の結婚申請の4通に1つは国際結婚だということです。いまどき、もう国籍だの気のせいみたいなものです。本人の帰属意識はそれそれでしょうし、悩ましいところもあるでしょう。
日産のカルロス・ゴーンさんは、アルゼンチンで育ち、フランスのルノー(ニッサン)で働いています。帰属意識としてはパスポートのアルゼンチンではなく、移民の両親のレバノン人意識が強いと聞いています。こればかりは本人に聞かないとよくわからないでしょうし、本人にしても、実のところよくわかってなかったり(日によってかわる)する可能性もあります。
それで、他人にとっては誰がどの国籍か取り立てるほどの意味はありません。日本は戸籍があるのですが、これは世界でも数カ国しかない珍しい習慣ですだと聞いています。世界では戸籍の無い国ばかりで、外国に行くときに旅券をとって、初めて国籍が公にされることもあります。パスポートなんて、その名のとおり旅行のときの身分証明書であって、だからなんだと私は思っています。
必要なのは、その人のひととなりです。個人として尊重される人、理論的に正しくなければ国際社会では評価されません。前のオリンピックの記事で書きましたが、オバマ大統領ほどの人柄と肩書きの重みをもってしても、理論的にそぐわなければオリンピックの開催地にはなれないということです。
こんな世の中なのに、フジテレビ長谷川某の特殊なムラ理論では、日本から一歩外にでたとたん、国際ビジネスにおいては無意味なミンチになってしまうでしょう。34歳にもなって…。
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