こちらではただの嵐が、砂嵐です。
よっぽど雨が降るというのでないかぎり、砂嵐と嵐の違いはありません。
昨日から砂嵐で、今日はまたひときわ凄まじい砂嵐です。
ボロなつくりのキャンプの部屋は一晩中ガタガタ鳴って、隙間からの砂ぼこりがすごいです。
冬は天気の乱れが激しいのですが(陸上温度と海水温度の違いがものすごい)、昨日からの前線の停滞には声もでません。
2009年01月14日
2008年08月17日
砂漠を疾走するもの
砂漠に住んでいる人で4輪駆動の車に乗っている人は、ほとんどいません。しゃれた新車となると皆無に近いはずです(そうでなければ何か悪いことした人か)。
ジェッダの街中にはうんざりするほど4WDが走ってますが、あれは一種の街に住んでいる小金持ちの見栄みたいなところがあって、4駆に起動させたことは一度もないはずです(まあ、日本も似たような傾向はあるかも)。
砂漠に住んでいる人たち(放牧している人とか、私とか)は貧乏なので4WDなんて買えません。したがって砂漠を疾走している車は中古車センターで買ったオンボロのアメ車か、ボロボロのピックアップか、見栄えが良くてせいぜい私のカローラです。
デコボコの道なき道、砂丘、岩山、こういったラフな場所を実際に駆け抜けているのは、ヒュンダイのちっちゃい奴とか、ボコボコにへこんだピックアップトラックであって、4WDはこういうシーンに顔をだすことはありません。いい車に間違って傷でもついたら大変じゃないですか。
軽い車のほうが、埋まらずに砂の上を走りやすいです(これは感想だけ、未検証。半分負け惜しみ)。
それに砂漠でタイヤが砂に埋もれたとき、重量の軽いカローラとかの方が、放牧の人が助けに来てくれる確率が高いです(経験済)。
砂漠を駆け抜ける4WDというのはテレビのコマーシャル・フィルム、映画、あとは商業トレッキングツアーや個人が趣味で砂漠のツーリングをするぐらいなものです。
日本から来た人をカローラに乗せて道なき道を通るとき、4WDでなくて大丈夫かと良く質問してます。
大丈夫もなにも、いつもこれです。
「ほら、問題なくちゃんと走っているでしょ」
「でも、オフロードはオフロードの専門の車でないと」
「なに寝言を。あれは車のセールスマンがそう言っているだけ」
「砂漠はやっぱり4WDでしょ?」
「嫌なら降りろ(嘘、ここまで言わない。心の中だけ)」
おおくの人の砂漠を疾走する車のイメージは、メーカーのコマーシャルに洗脳されています。ご注意ください。
ジェッダの街中にはうんざりするほど4WDが走ってますが、あれは一種の街に住んでいる小金持ちの見栄みたいなところがあって、4駆に起動させたことは一度もないはずです(まあ、日本も似たような傾向はあるかも)。
砂漠に住んでいる人たち(放牧している人とか、私とか)は貧乏なので4WDなんて買えません。したがって砂漠を疾走している車は中古車センターで買ったオンボロのアメ車か、ボロボロのピックアップか、見栄えが良くてせいぜい私のカローラです。
デコボコの道なき道、砂丘、岩山、こういったラフな場所を実際に駆け抜けているのは、ヒュンダイのちっちゃい奴とか、ボコボコにへこんだピックアップトラックであって、4WDはこういうシーンに顔をだすことはありません。いい車に間違って傷でもついたら大変じゃないですか。
軽い車のほうが、埋まらずに砂の上を走りやすいです(これは感想だけ、未検証。半分負け惜しみ)。
それに砂漠でタイヤが砂に埋もれたとき、重量の軽いカローラとかの方が、放牧の人が助けに来てくれる確率が高いです(経験済)。
砂漠を駆け抜ける4WDというのはテレビのコマーシャル・フィルム、映画、あとは商業トレッキングツアーや個人が趣味で砂漠のツーリングをするぐらいなものです。
日本から来た人をカローラに乗せて道なき道を通るとき、4WDでなくて大丈夫かと良く質問してます。
大丈夫もなにも、いつもこれです。
「ほら、問題なくちゃんと走っているでしょ」
「でも、オフロードはオフロードの専門の車でないと」
「なに寝言を。あれは車のセールスマンがそう言っているだけ」
「砂漠はやっぱり4WDでしょ?」
「嫌なら降りろ(嘘、ここまで言わない。心の中だけ)」
おおくの人の砂漠を疾走する車のイメージは、メーカーのコマーシャルに洗脳されています。ご注意ください。
2008年07月24日
砂嵐
昨日の砂嵐はすごかった。
だいたい砂嵐は局地的な場合が多くて、「砂嵐すごかったね」と隣町に住む人に言っても、「そおだっけ」ぐらいなものです(もちろん隣町といっても、だいたい30キロぐらい離れている)。
昨日の砂嵐は100キロぐらいの距離が全面的に巻き込まれて、かなりの場所は全く車の運転ができなかった(だって、道路の端も車線もみえない)。
案の定、部屋に帰ると埃だらけです。特に換気扇の間から入ってくるのがひどい。窓の隙間は去年びっちりガムテープでふさいでいるのでそれほどでもないのですが、建物とアルミサッシの間(窓側でなく)がどうも甘くて、そこから埃が舞い込んでます。
砂嵐というけど、長い年月かけて砂は日本で考えるよりはるかに細かく削られているので、本当は埃嵐というのに近いです。
サウジの対岸の「エジプト」を漢字で書くと「埃及」です。コンピューターでエジプトと書いて変換を押すと一発で出てきます。そうです、砂漠は本当に塵埃が端々まで及んでるんです。サウジは「砂有地」かもしれません(うそ。でもそう言いたい)。
ああ、喉が痛い。
だいたい砂嵐は局地的な場合が多くて、「砂嵐すごかったね」と隣町に住む人に言っても、「そおだっけ」ぐらいなものです(もちろん隣町といっても、だいたい30キロぐらい離れている)。
昨日の砂嵐は100キロぐらいの距離が全面的に巻き込まれて、かなりの場所は全く車の運転ができなかった(だって、道路の端も車線もみえない)。
案の定、部屋に帰ると埃だらけです。特に換気扇の間から入ってくるのがひどい。窓の隙間は去年びっちりガムテープでふさいでいるのでそれほどでもないのですが、建物とアルミサッシの間(窓側でなく)がどうも甘くて、そこから埃が舞い込んでます。
砂嵐というけど、長い年月かけて砂は日本で考えるよりはるかに細かく削られているので、本当は埃嵐というのに近いです。
サウジの対岸の「エジプト」を漢字で書くと「埃及」です。コンピューターでエジプトと書いて変換を押すと一発で出てきます。そうです、砂漠は本当に塵埃が端々まで及んでるんです。サウジは「砂有地」かもしれません(うそ。でもそう言いたい)。
ああ、喉が痛い。
2008年07月17日
赤ちゃんラクダ
2008年07月15日
駐車場にラクダが
今朝、駐車場にラクダが4匹駐ラクダしてました。
かなり、びっくりしました。おもわず他の車にぶつかりそうになったくらいです。
見たところ乗用ラクダではないので、放牧ラクダが乱入してきたのだと思いますが、ちょうど駐車スペースのラインにそって並んでいて、カメラがないのが心底悔しかったです。
でも、糞のにおいがすごいから早く移動させてほしい。大体、なんでゲート入り口の警備員はラクダを入れさせたんだ?IDカードなんてラクダにはついてないぞ(確認してないけど。もし持ってたら嫌だなあ)。
私が、ちょっとIDカードを忘れただけで、文句言って入れさせてくれないのに、ラクダにはえこひいきか?今度私がIDカードを忘れたら「私はラクダです」って言うぞ。
かなり、びっくりしました。おもわず他の車にぶつかりそうになったくらいです。
見たところ乗用ラクダではないので、放牧ラクダが乱入してきたのだと思いますが、ちょうど駐車スペースのラインにそって並んでいて、カメラがないのが心底悔しかったです。
でも、糞のにおいがすごいから早く移動させてほしい。大体、なんでゲート入り口の警備員はラクダを入れさせたんだ?IDカードなんてラクダにはついてないぞ(確認してないけど。もし持ってたら嫌だなあ)。
私が、ちょっとIDカードを忘れただけで、文句言って入れさせてくれないのに、ラクダにはえこひいきか?今度私がIDカードを忘れたら「私はラクダです」って言うぞ。