ハダの隘路は、地図でみるよりしんどいです。今回この山道は行きだけで帰りは通らないので安心、、くだりは、のぼりより強烈なのです。

ジャバルヌールをまっすぐリヤド方面にいってから、途中でターイフに引き返してよかったのですが、苦労してこのハダの山道に来たのは、ひとえに、マントヒヒに会いたいためです。
ハダの山道を駆け上がったところで、マントヒヒがいるのは対向車線側外の岩場であることがわかりましたので、Uターンして見に行こう、、とするとUターンしたところで警察の人に止められました。
警「なにをするのだ、こんなところでUターンして」
私「おさるさんだよ、おさるさん」
警「おさるさん見学は禁止だ」
私「いや!それは待ってくれ、ジェッダからはるばるおさるさんを見に来たのだ、おさるさんを見ずには帰れない」
、、という押し問答があった末、警察の人がいたチェックポイントにバイクを置いて見に行くことで合意。後で聞いたところ、観光客がバナナを投げる=おさるさんが観光客に悪さする、、の繰り返しでおまわりさんもほとほと困っているということ。私は写真をとるだけ。バナナはあげませんとおまわりさんに誓いました。
少し歩くと果物屋が、、ターイフ一帯は気候がいいので農業がさかんなのです。


また少し歩くと、焼きとうもろこしの屋台とお茶の屋台!これはうれしい!香りもよくて、おさるよりこっちのほうがいい!


燃料?は、マキです。




そして、マントヒヒの写真をやまほどとって、帰ります。
ターイフのホテルについたのは、もう真っ暗になってから。ハダからターイフまでけっこうありました。


晩御飯は、とうもろこしとマルベリー。どちらも、ターイフの特産です。とってもおいしかった。
くたくたなので、すぐに寝ます、、が、その晩は大変なことになり、一睡もできなかったとは、このときには夢にも思わなかったです。
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