マラッカはババニョニャで有名です。
近世から現代にかけて延々と続く華人系マレーシア人(4代以上らしい)は、Baba-nyonyaババ・ニョニャと呼ばれるそうです。ここらへんの説明は驚くことにWikiの日本語版と英語版で全然違う。驚くべきというか、やっぱりここらへんがWikiの限界だし誰かが恣意的に書けばそんなもんになってしまうのでしょうね。
ババというのは西アジアでの男性への敬称です。Wikiには、例として「サイババ」が挙げられてましたが、そんな例じゃなくて世界中で超有名な「アリババ」がいるじゃないですか。なんでアリババが例として挙げられてないのか?(それはWikiだから)
女性のほうがニョニャで、ニョニャといえばニョニャ料理。
マラッカの町にはいたるところにニョニャ料理店があります。
そして私たちが行ったところはこちら。マラッカで食事をするなら観光客が多くて値段もそれなりのJonker Walk周辺じゃなくて、レストランの絶対数が多いマラッカラヤが断然お勧めです。そして、こちらの店は地元の人が多く来る、味は良し、財布にも優しい、お店。
こちらは屋号。華人系のお店の多くには屋号がでているので探すときとても便利。ふつうの民家でも屋号はあったりします。
みんなで食事、、でも、本当に安かった。米系ファーストフード店のほうが全然高いぐらい。

店内が赤っぽいので、写真が上手く取れません。全部真っ赤になってしまう。。もちろん赤唐辛子も多いのだけど、、だから、まともに撮れたのがマラッカのオタオタぐらい(しかも外見だけ)。
いわゆる、有名どころのジョホールのオタオタ、あるいはトレンガヌのサタとは全然違う。ふわーーっとした茶碗蒸し風味。え?これが、オタオタ?ちょっとイメージと違い過ぎましたが、ニョンニャのオタオタということで、感心感心。
マラッカに来るなら、まずはニョンニャ料理。
どこらへんが、普通のマレーシア料理と違うかというと、、、えーっと、それは私に訊かないほうがいいです。「おー!これが馳名のニョニャ料理か!」と感心しながら食べるのがもっとも正しい食べ方です。
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