The Redang Telegraph

2018年07月02日

Tofu and Noodle @ Sg. Lembing Station in Kuantan スンガイレンビンまで行かなくても、クアンタン市内で正宗林明麺を食べさせるところがある。ちなみに正宗は本物・本家という意味。馳名とつけば、名を馳せてるということ、、あ、これはそのまんまか。

Sg. Lembing Noodle and Tofu @ Sg. Lembing Station

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林明駅という名前のレストランがクアンタンにあります。知る人ぞ知る、、というより、みんな知ってるレストラン。
ここでは、スンガイレンビン(林明河)名物の麺と豆腐が食べられるレストラン。わざわざ1時間かけていく必要ないのだ。わーい!
クアンタン名物の食べ物といえば、この「林明麺と豆腐」です。ありとあらゆるガイドブックには必ず載ってますが、、

本場のスンガイレンビンでは、、、時間が遅いと売り切れて食べられないというしろもの。
が、、、なんと、クアンタン市内で、午前中にいけば大体間違いなく食べられるという、とってもお得なレストランなのです。しかも、この店に飾ってある漢詩が額。お店の名前を織り込んで、なおかつ、縦から読んでも、横から読んでも、最終行から読んでも、ちゃんと格調高い詩になっているというものすごいもの。この額を見るだけでも一見の価値がある。

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麺としては「湯と干」の両方あります。さらに、5つまでトッピングを選べるし、トッピングの中に豆腐もある。
ただし、普通の湯豆腐は肉(豚肉)が挟み込んでいるので、注意が必要。

だから、揚げ豆腐みたいのを頼んで、食べる。

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どれぐらい美味しいかというと、、、なんと、あろうことか、料理の写真を撮るのを忘れるというほどおいしい。

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2018年02月26日

CNY water challenge (9) 水音のしない静かな滝って見たことある? シーンという霧が舞う巨大な滝はここだ。見ないとわからない世界というのは必ずある。

No water sound in this huge waterfall. Because all the end, water transfer to mist.

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巨大な滝、、というと大瀑布をいうイメージですが、ここの滝はちょっと違う。もちろん、モンスーンの激しい時期は洪水だってあるぐらいだから水量も違うのだろうけど、、、え、水量。

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落ちてくる水量はけっこうあります。少なくとも滝の一番上のところは、、、ここから、遥か彼方の滝つぼまでの数百メートルの絶壁をただ落ちる。岩肌にそって水が落ちるのじゃなくてハングアウトになっているので、岩に接触せず、そのまま落ちる。雨みたいなもんです。

そして、それが途中で摩擦と抵抗で、雨の粒子が割れて小さくなって、小さくなって、

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さいごは霧となって水はもう見えません。霧が降り注ぐ滝。しずか、、滝つぼをジャブジャブ歩いて、滝の真下に立っても雨程度の音しか聞こえません。もちろん、痛くないし、どころか、水を感じない。体が霧で濡れていく感じ。



こんなことちょっとないと思う。

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滝の真下までいったら、ちょうどピックアップの運転手のオジサンがいて、

「この滝はね、後ろから上を仰いでみると最高なんだよ」


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見こしの滝?見返りの滝?仰ぎ越しの滝、、すごい。こういう見方ってあるのか、、しかも、オジサンの言う通り、後ろから仰いでみた方が全然綺麗、全然迫力、全然、、えーっと、なんというか、ありえん美しさ。

しばらく、滝に打たれて(というか濡れて)、、ギャラリーのいるあたりまで戻ります。

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冷たかった、、、とても泳ぐどころの騒ぎじゃない、そーっと歩いたって身を切りそうなほど冷たい水。
それに、滝つぼの周りは霧が漂う、、マイナスイオン抜群(当社比)のエリア、、、

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しかも巨大な滝なのに、水音がしない!これは特筆すべきだと思うけど、落ちる水が霧になってるから、真下からちょっと離れた滝つぼの周りではもう水音がしないのです。しーんと静まり返った巨大な滝(でも、観光客はうるさい)。こんど、時間をずらして、一人で見に来よう。テントもって。

虹?ああ、そういうのもあったね。でも、すごいのは瀧だよ、、、レインボーフォールという名前に騙されて滝のことを考えなかった自分が浅はかだった。帰りはもう、滝のことばっかり。

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また来ます。テント担いで。

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CNY water activity (8) レインボーフォールという名前に惑わされてはいけない、虹よりすごい滝の大迫力。こんなに大きな滝みたことない。

Rainbow was not important, Fall itself was amazing view.

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言ってはなんだけど、レインボーフォールという名前に騙されてはいけない。もちろん虹はある。それも綺麗な虹で、よく観光案内なんかにも写真で使われているし、ちゃんと見れる。

しかし!虹がかかるのは瀧の一番したのところ、、、で、瀧そのものがあまりにも大迫力で雄大で、そっちのほうがすごくて、虹なんてどうでもいいやと思う。

てくてくてく、、と滝が見えて、その大きさに圧倒されて、、

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さらに近寄る、、、

これ以上近寄ったら、もう滝の写真が撮れない。滝が大きすぎて、、もうフレームになんか到底はいりきれない、、斜めにして、寝かせて、やっと撮れるけど、この位置はまだまだ滝から遠いんだよ。

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滝つぼに近づくと、、もう滝の上なんか見えないし、足元がすべるから下ばっかりみて、、虹も見えない。。
とりあえず、お腹が空いたのでカップラーメンとミロ。そこらへんの流木を燃やしてお湯沸かしてた。

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水は、、まあ、目の前のだろう。すっごくきれいな水なので、沸かして使うのであれば水道水よりおいしいと思う。

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食べている最中に、、おおおお!というどよめき。日が射して、虹が見えた、、

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だから、朝のこの時間じゃないとこの角度から日が差さなくて虹が見れないのだ。でも、虹の写真、、って滝が写ってない。いや、違う。正確に言うと、滝が写っているんだけど、滝が大きすぎて、もはやカメラのフレームには滝らしい構図が残ってないというべき。「なんか濡れた岩が写っている」ぐらい。それに、滝から落ちる水も写ってない、、ちょっと見、ぜんぜん滝には見えない。これはねえ、絶対ここに来てみるべき。写真でも動画でも、絶対にこの雰囲気はイメージできないです。いう言葉もないぐらい。

、、、なんだろう、遠いと滝が全部写るけど、遠くていまいち。近いと滝の迫力はあるけれど、滝が写せない、、なんか目の前の風景を切り取るだけ。

滝つぼの周りのすごい人、、

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さーて、食べ終わったことだし、、滝つぼに挑戦。そのためのネオプレーンのソックスを履く。

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わああああ、なんて冷たいんだ、、

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ここで転んだら、ギャラリーから大笑いだよね、、まあ、笑われてもいいけど。ゆっくり、そっと歩きます。


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2018年02月22日

CNY water activity (7) レインボーフォールへの道。思ったより大変。けっこうトレッキングというぐらいはある。

the way to rainbow waterfall

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それはそれは4WDのピックアップじゃないと絶対いけないような泥道を日の出ポイントからトコトコと進み、途中にあるエスケープリゾートを通りすぎました。知っているここ、出発点から10キロポイントで、ここまではこれまで3回トレッキングで来たことがあります。

、、ということは、さっきの4WDじゃないと無理な道を歩いてきたのか。なんか不思議、車ではとても行けないような酷い道でも、二本足ではちゃんと越えることができるということ。

更に進んで行き、やがて行き止まり。休息所があってそこからは歩きになります。徒歩45分って最初に言われたけど、なるほど、けっこうある。しかもいきなり最初は渡渉だし、、

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けっこう水流が強くて、膝ぐらいまでの水位ですけど流されそうになるぐらい。

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それを越えると、いきなり川底のような道、、、これ道?川底?

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てくてくてく、、けっこう大変。トレールの用意してくればよかった、、ビーチサンダルだと歩き辛い。ここでは踵のストラップがある厚底のサンダルがデフォルトだなあ。

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、、倒木が、、、道路を塞いでるけど、、

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倒木に階段がついてる、、、こんなのあるんだ、、これはこれで楽しい道。

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横はずっと川、、

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トコトコ、、ビーチサンダルの鼻緒が切れるかと思うほど急な岩登りとかあるけど、、まあ、なんとかクリアして、、、

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やった!とうとう滝が見えた、、、ってか、滝でかすぎ。え?あんなに大きな滝なの?あれはすごい、虹なんてどうでもいいぐらい滝がすごい。

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CNY water activity (6) パハン州最大の観光名所(たぶん)、レインボーフォールに行こう。まずは早起きして、初日の出を見ることから始まる

visiting Rainbow waterfall @ Sg. Lembing. befor it, going to watch sunrise.

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我がパハン州の観光名所といえば、レインボーフォール。これは、ものすごく有名ですが、、いかんせん諸般の事情により出発時間が早いです。何が、諸般の事情かというと、、、太陽の位置。

レインボーフォールはその名のとおり、滝にかかる虹でその名がついたわけですが、おおかたの虹と同じく、陽の位置が重要。でないと、虹がでません。なので、朝早くでかけて、午前中には終わるような行程が組まれます。

まずは出発。朝6時。すでにレインボーフォールに行くピックアップの群れと参加者の群れがフードコートに多数。ここで、フードコートにいるおじさんに参加したい旨を伝ええると、適当にピックアップを割り振ってくれて、お金もここで払います。

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6時半には出発。これ以上遅れると虹が見れないから、わりと時間厳守。ここスンガイレンビンにあるレインボーフォール。これまで行ったことはありませんが、途中までならトレッキングで何度も行った場所。だいたいの位置はわかります、、、が、いきなり道を外れて、、、何処に行く?

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、、、と思ったら、「日の出を見る」でした。新年初三。まだ新年といっていいでしょうし、初日の出といっても、たぶんOKだと思う。だからこれが、マイ初日の出。

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空は赤くなっているけど、太陽はまだでない、、、

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みんなカメラを構えて待ってる。

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まだ出発して10分ぐらいの距離だから、特にトイレに行く必要もないし、疲れてもないから、そこらへんじゅうをブラブラするぐらいしかない、、

なかなかお日様はでないし、、「もう、今日はお日様がでないそうです」とか言われてもおかしくないような気がしてきた。ジンベエザメとか海の生き物で見たいんだけど見れない日ってあるよね。ああいうもの。お日様も休みたい日があるのかもしれない。そうじゃなくても、雨だとか曇りだとかあるし、、

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しかし、明けない陽はない、、ということらしい。待つとちゃんと日があがってきました。よかったよかった。これで安心して、レインボーフォールに行けます。待つこと1時間弱でした。日が出てからは雲海がひろがり、もっと見ていたい気がするけど、、とにかく先にいこう。

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2018年02月12日

5 days to CNY もう5日寝るとお正月、、なんだけど、、スンガイレンビンは眠りについたまま。

Visited Sungai Lembing

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我が町の最大の観光名所、もちろんパハン州でも指折りの観光名所。レトロ村のスンガイレンビン。かっては世界一のスズ鉱山。東洋のエルドラドとまで呼ばれた、、のは何十年も昔のこと。今は時が止まったような廃坑の町でレトロ観光の村。そして華人の村。鉱山労働者が華人だったのです。

時が止まったような建物、、街並み、、じゃあ、ありません。このレトロ村スンガイレンビンの凄いところは住民まで時が止まったような暮らしぶりということです。生活習慣が半端ないです。

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観光客が押し寄せる日曜日。町は朝5時ぐらいから活気にあふれ、6時にはレインボーフォール観光にみんな出発、残ったひともパノラマ山の日の出を見るため山登り、、そとは真っ暗で懐中電灯の明かりが頼り。
朝7時には朝食のピークを迎え、朝市が通りを埋め尽くします。そして、9時ぐらい、、には、なんとなく中だるみっぽくなる。
お昼ごはんは11時。この時間に遅れるとスンガイレンビン名物の豆腐はありません。そして12時にはお店が次々と店じまい。1時にはもう、ひとけはありません。

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2時には、まったく人通りがなくなり、、

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新年の飾りつけ工事をする人だけが動いている、、、

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お昼で、みんな家に帰ってしまった。町は働きに来る場所、用が終わったらみんな村に戻る。町は空っぽ。もう、ネコも見かけません。ここは観光地でホテルやホームスティ(民宿)も多いけど、観光客の姿すらない。

そして、夕方、、、、人通りがもどり、、、と、思うでしょ?そこが、スンガイレンビンの時が止まった場所、無形文化財に指定したいところだけど、、、もう、人通りがないまんま、です。そのまんま、翌日の朝まで人通りはありません。

お土産屋さんもお昼の1時で閉まって、、翌朝まで開きません。日曜日なのに、、ここは観光地なのに、、むしろ、日曜日だからお休みというぐらい。でも、平日もそうだけど、、

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鉱山の活況を呈していた時代から、朝は6時から昼1時までの生活。あとは、家でののんびり、、廃坑になった後でも生活は変わらず、、いきなりレトロ村として観光が始まっても生活は変わらず、、時代に流されません。

遅れてきた人はどうするの?いきなりゴーストタウンを目の当たりにして、レトロとはこういうものだということを身に染みましょう。活気あふれたレトロなどありません。

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、、、ただ、、海南会館は違う。マレーシア、、どこの中華街でも、海南料理とか海南会館だけは、時間に関わらず営業しています。海南人はウルトラ商売熱心なんだと思う。おそるべし海南人、、レトロ村でもここだけは、別世界。これもまた海南人の生活様式、生活リズムなんでしょう。特筆すべきです。

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2017年11月01日

Mountain village Road 森の山道

Mountain village road @ Sg. Lembing

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世界遺産入りしてもおかしくないスンガイレンビンには、山の村という風情がものすごく残っています。

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特に、山道。マレーシアの田舎でよく見かける、、ありふれた木陰のできる森の道です。

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そりゃあ、一本ごとに、太いよ!さすが熱帯雨林!と掛け声をかけたくなるほど、貫禄あふれた木が、普通の街路樹になっているのが、いいです。でも、残念なことにマレーシアの自然破壊はものすごいスピード。オランアスリ保護区だからこういう自然が残っているのかもしれませんが、いつまでも残っている可能性は低い。

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今は、「こんなの普通だから木なんていらないでしょ?」という感覚が一般的だけど、自然って失ってみてはじめて、自然が豊富にあったことを思い出します。自然が豊富なときに、「自然が豊富」なんて思わないもの。でも無くして初めてわかる、、じゃあ、遅すぎる。なんとかしないとね、、難しいけど。

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2017年10月31日

3rd King of Sg. Lembing 3度目のキング・オブ・スンガイレンビン

It was the 3rd King of Sg. Lembing, 21km mountain trail/road run. I joined 3 times since this event starts.

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今回で3回目のKing of Sg. Lembingの山道21kmイベント。私はこのイベントは最初から参加している最古参ランナーです。地元だからイベント以外の時でもこのコースを練習で走ることもあるし、よく知っている道で安心。それに、どこら辺がきついとか、もう熟知しているよ。本当に楽しい。

とはいえ、それが「良いタイム」とは全然結びつきません。相変わらず、、、鈍足。何回走っても、こればっかりは練習しないことには良くはなりません。ともあれ、いつもどおり暗闇の中で集合、、

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先に50kmランナーが勢ぞろいしてスタート。友達もこちらに参加しています。私は21kmランナーなので、彼らが出発して10分後のスタート。あの山道を50kmも走るなんて人間業ではない。

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さて、我らの番。

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出発!最初の5キロぐらいが一番つらいところ、そこさえ過ぎてしまえば、普通に辛いところ。まあ、楽、、はないです。でも、あちこちで写真を撮る余裕ぐらいはある。ここは、オランアスリ(アボリジニ)の人達の集落の真ん中あたりぐらい。オランアスリの家はどこも犬がいるので、走ってると追っかけられてちょっと怖い。

オランアスリの子供たちが、みんな家からでて走る人を見て手を振ってくれる。かわいいねー、、写真撮りたいけど、走ってるしなあ、、

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終盤に近いところで、主催者のカメラマンに写真をとられてました。全然気が付かなかった。もはや走ってないです。ちょど、給水ステーションの近くで、ストックを片手に持ち直して水を飲む準備。なお、このイベントは給水ステーションに紙コップはありません。エコ第一ということで、水の入れ物は持参です。

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そして最後は、吊り橋でセルフィー。3回連続同じ場所で撮影。以前とちがって走る余力もあり余裕。その割にスピードがでてないということは、休んでるような走り方ということか。

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そして到着!3度目も完走。よかった。

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ゴールしたら、もうぐったり。いつも通りすべてを投げ出して、寝転ぶ。そして痛いところをマッサージ。

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コースは自然林の山の中です。オランアスリの保護区なので、彼らが生活できるよう山は自然のまま。野生動物ともばったり出会ったりします(私はトビトカゲを見たぐらいだけど)。
パーム畑になった山が多い中、こういう自然がそのままの山は貴重。でも、スタート前の注意でも言ってたけど、この山には野生のゾウがいるんだよ、、気を付けないと踏みつぶされてしまう。

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2017年10月23日

Sungai Lembing in Oct 17 秋深いレトロな村

Visiting Sungai Lembing last week.

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パハン州の誇る観光地、Sungai Lembing 林明へようこそ!このブログは、日本語で一番詳しいスンガイレンビンのガイドとなっています(たぶん)。

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秋深くなり、、が、夏とちっとも変わりません。さすが常夏の国。それでも、植物は本当に季節を知っていて、花の咲く時期、実のなる時期、きちんとしてます。常夏だから年中おんなじように咲くとか、実が生るとかいうことはない。日照時間も変わらないし、気温も変わらないのに、いったい何を目安に花が咲くのだろう?不思議です。

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今回の訪問は、急にトマト麺が食べたくなったから。茄汁麺です。

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林明の名物料理の一つです。

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食堂の隣は朝市。ここでは週に1回。本当に朝だけだからお昼にいっても何もありません。

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このレトロ村。前回から2週間ぐらいの間をあけずの訪問だったけど、ちゃんと変化はあった。今回はなんと新築の「天后宮」を発見!いや、その、、看板を見つけた!というべきですね。お宮のほうは、まだ工事中。砂利が積んであったり、ホイールローダーが行き来してたりで、まだお宮に行ける状況じゃないです。

ちなみに場所は海南会館の隣。やっぱり、海南か、、トレンガヌでも媽祖といえば海南。

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しかし、マレーシアの媽祖マニアとしては、ここの天后宮はぜひ押さえておきたい。新作のお宮は古いお宮とどこが違うのか、、とか、昨今のお宮のモード流行も押さえておきたい。道教の世界ではいくらでも神様はいるのに、なぜ媽祖信仰(天后宮)だけが大発展しているのか?しかも世界中で!とっても興味深い。

工事が早く終わるといいよね。早く見てみたい!

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2017年08月11日

Old days snack @ Sg Lembing レトロ菓子としか言いようがない

Old days snack teste.

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パハン州の誇る?レトロ村、、スンガイレンビン。寂れるも行きつくところまで行ったら、逆にレトロとして脚光を浴びるという珍しいところ。

ここには、スンガイレンビン特産と銘打ったお菓子があります。だいたいがクッキーとかビスケット系のお菓子。スズ鉱山に来たイギリス人の奥さんたちが地元の人に教えたのらしいです。

トマト麺、林明麺、豆腐とならんで、このレトロ村の観光名産。食べると、、、

ほんとーーーに、「そうそう、昔はみんなこんな味だった」と必ずどの口からも聞ける!こと請け合いです。本当に、一瞬のうちに昔を思い出す昔懐かしい味。古き良き時代(きっと)のイギリスの味が、ここに生き延びている、、、

それが、美味しいのかどうか味覚は人それぞれだけど、懐かしいというのは絶対に外しません。

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2017年07月16日

Sungai Lembing in July 3 ロイヤルゼリー?

I bought Royal Jelly @ Sg Lembing cost as RM 45. around 750ml

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Sg Lembingと負けず劣らず中国語の世界の、Bukit Tinggi ブキティンギ。意味は「高い山」。マレーシア中に同じ地名があります。私が知っているだけでも3か所、ちなみにインドネシアのスマトラにも同じ地名があります。なんてありがちな名前。音を中国語にすると、武吉丁宜、これでブキティンギと読みます。同じパパン州でも、こことは正反対、西端のセランゴールと接しているところです。ここの産物は、

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生姜。しょうが。。。このあいだ、ここで生姜汁の大瓶を買ってきたので、こんどはスンガイレンビンでハチミツを買って、生姜汁を割って飲むんだ。ちなみにスンガイレンビンの中国語は、林明山水です。いつもの、ハチミツレモンを買おうとしたら、白っぽいハチミツがあった。何だろう?蜂王乳漿?わからないけど、雰囲気ではロイヤルゼリーっぽい漢字です。

ともあれ、購入。45リンギで、ハチミツとしては高め。同じ容量でハチミツレモンだと16リンギだもん。体に良さそうと思えば、購入に躊躇しません。ちなみに750mlでロイヤルゼリー(しかも地場産)が日本円で1000円ぐらい、きっとお得なんだと思う。家に帰って舐めてみると、、、あまーい、ハチミツより甘い。それより、ちょっと置いただけで、アリがすごい寄ってきた。なんだ!この現象は?普通のハチミツではこんなことなかったのに、、、やっぱり、ありがたい効果があるのでね。アリ避けで水に浸した器に瓶を置くしかありません。

ロイヤルゼリーというか蜂王乳で調べたら、真っ先に、効果として豊胸ってでてきた、、いや、それはいらないから。名前は有名だし、もっと他にありがたく効くこともあるでしょう。

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Sungai Lembing in July 2 パノラマ山に久しぶりに登る

Climbing Bkt Panorama @ Sungai Lembing. Road maintenance is perfect now.

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スンガイレンビンに来て、朝ごはんだけ食べて帰るのももったいない。ここは朝ごはん前に山登りです。久し振りのパノラマ山登山。もっとも登山といっても片道45分ぐらいの展望台といったほうがいいぐらいです。

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いつもながら、きつい登りはじめ。上から降りてくる人で、真っすぐに降りてこれず、後ろ向きに降りてきている人が少なからずいました。確かに傾斜がきついしね、、、それはともかく、日の出を見るために登った人たちが下りてくるのと、私が登り始めるのが重なってしまった、、、大型観光バスで4台ぐらいの人が一気に降りてくる、、すごい人。すれ違いがたいへん。お互いへたばっているというのがミソ。
何年もの間ずっと放置されていた階段の壊れた(大雨で流された)ところも全部修理されてました、さすが、これはまさしく観光キャンペーンの賜物ですね。

なんとか頂上についても、まだ日の出のあとで少し薄暗いです。

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私がこの時間に登るのは、、経験から暗い夜道を日の出目指して登っても、足元が不安だし、どうせ雲で日の出が見れないし、暗くて写真も綺麗じゃないし、あんまりいいことないからです。むしろ、日の出から1時間か2時間後ぐらいが、雲海が広がってきれい。

すこしづつ雲海が広がり始め、、、

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グアチャラスのふもとを覆って行きます。天空の城ですね、、、。
もっと待ちましょう。朝露が蒸発して雲ができるので、日が少し高くなって蒸発するぐらい地表が暖まったほうがいいのです。1時間半で、すっかり雲海ができました。

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写真をとりまくって、さて、下山しましょう。次回は「天空の城の撮り方」とか勉強してからのほうがよさそうですね。道の両脇はジャングルの下草のシダ。葉は固くて、素肌だと切りまくりです。戦時中の兵隊さんが、服をボロボロにしながら、ジャングルを進んでいったのは、可哀相という一言につきます。

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Sg Lembing in July 7月のスンガイレンビン

Visited Sungai Lembing today.

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あらゆる言語を問わず、パハン州の誇るレトロ観光地スンガイレンビンについて最も詳しいブログはこちらです。7月に入って、ようやくパハン州観光キャンペーンの成果が見えてきたのか、スンガイレンビンはものすごい観光客で賑わっています。これが一過性のものか、今後とも続くものかが問われるところですね。

スンガイレンビンに行くなら、日曜日の午前中を置いて他の選択はありません。日曜日でも午後になるともうダメです。小さな村ですので、村中の観光エネルギーが日曜の朝に集中して開放されますので、その限られた時間以外は抜け殻同然。日曜の朝といっても、9時とかじゃあ超遅刻。この村は朝が早いのでまだ暗い6時にはもう観光開始です。

朝市は7時ぐらいから開始。骨董品屋さんも数店あるし、

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こちらはスズ鉱山を運営していたPCCLのずだ袋。昔はこんなものがレトロ観光の土産になるとは思わなかったでしょう。

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そして、こちらは、そのまんまスズ鉱石。

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この朝市は村の衣食住と観光の全てを網羅しているので、もちろん食品の露店も多い、、

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短い通りだけど、すごい賑わい、、

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値段はすごくわかり易い。明朗会計。

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だが、中国語が読めない人には、すごくわかり難いかもしれない、、ここは中国語が共通語、、というか、他の言葉は通じにくい、マレーシアの観光地なのに英語もあまり通じない。私にも普通に中国語で説明してくれる。スズ鉱山にどれだけ中国からの労働力が集まったかということですね。

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その場で食べられるものも多いし、

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お菓子屋さんはいっぱいある。しかも、どの店も「正宗」(本家)を売りにしているし、、、そうかあ?

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地元のお兄ちゃんたちのファッションも、とうぜんカバーしています。

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ここは豆腐で有名ですが、それ以外にはハチミツの産地としても知られているので、今回の買い物はちょうど切らしたハチミツです。しかし、何かのイベントがあるの?というぐらい人が多かった、、すごい。観光キャンペーンの成果、、ということにしておきましょう。私も知り合いに出会いましたし、、なんでこんなところで?というかんじ。

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2017年05月25日

Sg. Lembing in May 5月のスンガイレンビン

Visited Sungai Lembing, Kuantan. It was called Eastern Eldrado.

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モンスーンも明けたことだし、スンガイレンビンにやってきました。ちなみに、このブログは世界中で最もパハンの誇る観光地、スンガイレンビンに詳しいブログです(当社比)。

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マレーシアの中でも屈指の時代に取り残された町。ひじょーーに寂れて、寂れまくって、これ以上寂れる余地がないぐらい寂れて、もはや二度とスズ鉱山のヤマとして賑わった往時に戻ることは無い、、、、、と、おもいきや、「レトロ観光地」として蘇りました。寂れようも行きつくところまでいくと、もはや生きている博物館的な価値がうまれてくるというものです。

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観光客が来るので、町もすこしずつ明るくなってきてます。うーん、余地のないほど寂れた感じが良かったのに、、レトロ村が明るくなるのも考えようです、、?

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ほうら、こんなもの見つけちゃったよ、、時代の先端をいく、名探偵コナン君のスパイペン。ライトを当てれば浮かび上がるようです、、

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それだけじゃなくて、なんと新しいお土産屋さんがオープンしていた。びっくり、、

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路地の入口にはポストカードが売られ、、(最近はみんなカメラ持ってるし、郵便なんてださないような気がするけど、ま、ここはレトロ村だし、いっか)、、

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私も缶バッチを買いました。I love Sungai Lembingです。なんかお店ができたのをみるとうれしい。お昼は行きつけのお店で鴨麺をたべて、、、おじさんが、「お茶が沸いたけど、のむ?」と聞いてきました。このお店は自然食品ばかりのレストランで、お茶とは、薬湯です。

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それが、どーーーん、と、お茶碗にでてきました。お湯のみじゃないです。丼のようなお茶碗。えーっと、おじさんに聞いてみます、「ねえ、アンクル。これどうやって飲むの?このまま口つけていいの?」
丼を抱えて飲むなんて、、と思ったけど、それでいいようです。そっか、お茶碗というぐらいで、昔はこれでお茶を飲んでたのかもしれません。そういえば、野点の抹茶とかも、容器はお茶碗というようなものだしね。

そしてまた、ダラダラ歩き、、ガソリンスタンド、、、もう、使われてないけど、年よりの観光客からは「そうそう、昔はみんなガソリンスタンドはこうだったんだよ」という声。さすが、レトロ村、、ものもちがいい。

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しばらく歩き回って、また別のお店で休憩、、

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ちなみに、スンガイレンビンは超絶朝が早くて、夜も早いです。お昼だって12時にはもうレストランが閉まる時間。それに一度しまった店は、もう翌日まで開きません。お昼過ぎには、もう、犬しか生き物の姿がなくなります。

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一日は、日の出の前から始まり、お昼におわる。それが、スンガイレンビンの習慣だし、こんなに観光客が来るようになっても、お昼でみーんなおしまい。お土産屋さんも午前中だけ。午後は昼寝して、そのまま夜までダラダラする(昼下がりの麻雀とか)、、、この、いいところ。









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2017年03月02日

Behind Main Street @ Sg Lembing レンビンの裏通り

One street behind the main street of Sungai Lembing.

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いつものスンガイレンビンも、一歩裏通りを歩くと、また全然違う顔。

しずかーーーな、時が流れて、、、ちょっと流れ過ぎ。もーすこしは活気があってもいいと思うぐらい。廃鉱のヤマが、あまりにも寂れすぎて、

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今や「レトロブーム」。えっと、単にメンテナンスしたりするお金がなかったのでそのままだった、、、というのと、炭鉱の盛んな時にいい材料を使って家を建てたので割と長持ちしている、、というののコンビネーションの賜物ですね。

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路地を流れる側溝も水が綺麗、

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よく見るとメダカみたいなのがいるけれど、写真は無理か、、、

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レンビンは透き通った綺麗な山の水で有名で、それを生かした豆腐は人気の的。遠くからでも豆腐目当てに観光客がくるぐらいです。

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それに、麺。レンビン麺といえば、やはり地元では知られた名物です。

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製麺所

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こういった食品や食事、ここは華人の割合の多い村だけど、ムスリムもいるのでメニューは非常にわかり易いけど、中国語とマレーシア語。ハラームは漢字。

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裏どおりの巨木は、色とりどりの布が巻かれていて、ご神木となっているよう。

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ご神木、、そして祠、そして御幣やそれ用のお金を燃やす炉もあって、わかりやすいワンセット。

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裏通りは観光客があまりこないけれど、表通りにはない渋い静けさがあります。レトロ観光なんだから、どっちかといえば、より寂れっぽい(失礼)、裏通りにこそ趣があるというもの。

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まだまだ生活手段のつり橋。私にはバイクで渡る度胸はないです。歩くのだってけっこう怖いのに。

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2017年01月31日

Bukit Panorama @ Sg Lembing スンガイレンビンのトレッキング

Climbed Bkt Panorama @ Sg Lembing, Kuantan.

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本当は旧暦元旦の朝、初日の出を見に山登りしたかったのですが、大晦日の夜、、それはそれは花火と爆竹の音がすごく、町中が新年を迎えて寝られなかった、、ので、パス。もし、あの夜にテロどころか第三次世界大戦が勃発しても全然気がつかなかったと思う。

日が変わって元旦ではなくなったけど、山登り、、しかも昼からで全然日の出どころじゃないです。まずは、昼ごはんをたべて、それから登山口で準備。めざすは、Sg Lembingの誇る林明山。下から見るとたいしたこと無いけど、ほぼ直線で頂上まで。平坦なところは皆無の山登りです。

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さっき山から下りてきた子供たちが、へとへとになって服も脱いで休憩してた。

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さて、テクテク歩き出します。

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登山道がものすごくきれい。ごみはないし、落ち葉も箒目が清清しく掻き寄せられている。お正月前に草刈と下枝刈を行って、ごみは毎日きれいにしているよう、、

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階段が3分の2ぐらいはあるけど、この階段は難しいところ。蹴上げが一定してなくて、こんな高いのどうやって足をあげるんじゃい、というところとか、踏み面も長さが歩幅一足分じゃなくて微妙に1足半とか2足分とかあって、階段じゃなくて横の土のところを通ったほうがいいような気もするところもある。しかも、階段流失しているところもあるし、、

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でも、登山の途中でみる眺めは絶景。昔栄えたレトロ町が今どうなっているかよくわかる。世界一と呼ばれたスズ鉱山の町。ずいぶん昔に廃山となり、もう歴史から忘れ去られてたのが、最近になってレトロブームで再び脚光を浴びました。とはいえ、資本がないので整備もされず、トロトロのレトロのまま。川向こうの斜面の墓地はつわものどもの夢のあと、、。鉱山で働いていたのは中国から来た労働者たち。鉱山で栄えたマレーシアを支えてきた労働者は、閉山のあともヤマに住み着き、マレーシアの山間部は華人率が非常に高いです。

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のぼりは大体1時間もかかりません。もう頂上です。

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この頂上からは、Gua Charasの岩山が天空の城のように見えるのがセールスポイント。雲海の中にあると、まさしく空に浮き上がったように見えますが、それは日が昇って水蒸気が湧き上がる朝9時頃の話。午後は、すっぽり、、

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山頂でのんびりして、下り。階段の微妙さが足に響く、、

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この登山口の廃墟のモスクで、結婚式の写真撮影が行われてました。マレーシアでは結婚式のときに公園などきれいな風景の場所に行って結婚写真をとるのが普通。ここで、ツタのからまるモスクで祈りをささげた日、、となるのでしょう。いいなあ、

せっかくGua Charasを見たのだから、あとでちょっと寄っていこう。

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2016年09月14日

Sungai Lembing in August 最近のスンガイレンビン

Sungai Lembing on August

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8月のスンガイレンビン 林明。
トレールランの後、町を散策してみました。ほんとうに世界遺産に登録されてもおかしくないところ、世界最大の坑道を持つスズ鉱山の跡。町はレトロ村と化して、風情が残り、、

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名物の巨木の根っこあたりは、新しいジャングルができそうな植物相となっています。赤ちゃんジャングル。

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観光地なので民宿も多く(レトロ村なので立派なホテルはほぼ無い)、

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食事をする場所もあり、、

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バスターミナルもあって、クアンタンからのバスが毎時来ています。

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ただし、お店の閉まる時間は超絶早いです。朝早くて終い時も早くて、お昼過ぎの3時とか4時に来ると、静まり返った通りとなっています。来るなら「遅くても」午前中です。

イベントのある日は別みたいだけど、、

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2016年01月30日

Mad Warrior 狂戦士かく闘へり 終わり

I was a finisher.

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少しづつでも、前に進んでいるのでいつまでも座ってられません。とりあえず、渋々、前に移動。普通、列があったら、みんな並んで前が移動したら、みんな少しづつ前に進むのだけど、へたり込んでいる人多数なので、列が妙に前進するに、中には、「もうちょっと座っているから、先に行って」と飛ばしてもらっている人もいる。

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で、いよいよ、滑り台の自分の番。ここだけ動画。最後の大イベントだもんね。



放りだされる瞬間、叫んでました。これは、何年も前のレッドブルフルークタークで滑走路から水面に激突したときのトラウマです。だから、スカイダイビングも、飛び降りる瞬間の怖さは並大抵なものではありません。

ともあれ、あとはジャブジャブ、川を渡って向こう岸。足もつらないし、ついでに体中の泥もこの川で落として、靴も脱いで、靴下も脱いで、川で洗濯。もうすこしで桃太郎が流れてくるかもしれないと思うところです。

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最後は、氷水のプール。全部が終わった喜びに、足がつるとか、全然考えずに飛び込む。
で、すぐに大後悔。心臓が止まるかと思うほど冷たい。氷水とは言ってるけど、自分たち最後のグループだし、たいがい生ぬるくなっているよね、、とか思ったのは大間違い。本当に氷点ほどの冷たさで、心臓の悪い人だったら、かなり無茶なはず。ともかく、早く上がりたいの一心で、向こう岸まで歩くけど、体が硬くなって、手もかじかんでしまい、這い上がれない。もう、なんといっても足が冷たい。おそらく体中で一番暑くなってたのが足の裏で、靴が氷の靴のように感じて、もう早く上がって靴を脱ぎたい、足の裏を温めないと死んでしまうかも、、、夢中で這い上がりました。

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こうして、12キロと24障害物は無事終了。もう、体を温めないとつらい、、、

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ぜんぜん立てない、、でも、ポーズ。

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しばらく倒れてたけど、お腹がすいてたまらないので帰りのトラックが来たら乗るように準備します。12キロと言ってたけど、私のガーミン時計だと14キロだし、障害物なんて、全行程、全部障害物じゃないかと思うほどだし、ふーーーーーう。終わった、、、

トラックから降りて、

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さて、何か食べたい、、、全部で5時間半。お腹空いた、、、、

Mad Warrior 狂戦士かく闘へり4

Final part of obstacles. Sooo, tired and found a couple of participants sent to ambulance.

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塀を越えるのが何個も続き、もう塀は勘弁。と、思ったら、こんどは壁を伝う障害物。もちろん下は掘ってある。これは、落ちずになんとかクリア。そして、最大の呼び物、泥だらけ塹壕。もう、すでにすっかり泥だらけだし、疲れ切ってるし、走り始めて4時間過ぎてるし、最大の危機は鉄条網川ほふく前進だったので、最大の呼び物でも「ああ、これね」という感じです。もう、何が来ても驚きません。
この木の枝で覆った下を這いつくばれということですね、いざ!

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わあ、泥水。高さがないのでほふく前進。ストックは両方を束ねて手に持って、、全身。泥だらけは、もうどうでもいいです。でも、足がつるのが怖いので、ゆっくりゆっくり、それに塹壕の写真も撮りながらだし、

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既に400人が走り去った後の道は泥だらけ、きめ細かく踏んで踏んで踏んで泥がクリーム状になった道です。そういうところは写真をとるどころの話じゃないので、ちょっと道が良くなったところでシャッター!
みんな、くたびれて大変。くたびれても、自撮り棒は放しません。昔はラッパ、今は自撮り棒、何があっても放さない意気込みです(もちろん、撮る、撮る、撮る、撮るために走っている)。

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もう、そろそろ終わりなはずなんだけど、、くたくた、、

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ここはロープに捕まって堀も向こう岸までターザンのように渡る障害物。見た瞬間、あ!これだ、さっき救急隊員がタンカで足がみごとに変な風になってしまった人を運んでたけど、この障害物だ!
それというのも堀が浅くて、向こう岸に着くまでに堀の中央あたりで足が底についてしまう。勢いと体重がのった参加者が、堀の真ん中で底に激突、、これは危ない。みんな適当にロープの端をもって、底に激突。これはロープの上の方をつかまない限り、かならず底に激突するよ。

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私はこの障害物はすぐにスキップ。こんなところで負傷しても仕方ありません。第一波で走った人と後で話すチャンスがあったけど、やっぱり数人救急車で運ばれたらしいです。だから割合でいくと、全部で10人ぐらいがこの障害物で救急車送りになった模様。

そして、最後は、、、滑り台!わーーーーい。これは障害物じゃなくて、ここのエスケープリゾートの正式なアトラクションの一つだから作りもしっかりしているし、安全上も問題なさそう。滑り台から川の中ほどに放りだされるというもの。で、ひとりづつだから長い列ができてる。

もう、立てない。

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へたばっている人多し。ここらへんで、すでに走り始めて5時間。もう、クタクタ度は200%です。
、、というか、なんと自分たちより1時間半前に出発した第一陣の最後尾も、ここらへんに居るし、第二陣の遅い組もまじりあっている。

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でも、最後の楽しみ、、あ、水の中に入った途端足がつったらどうしよう?








2016年01月28日

Mad Warrior 狂戦士かく闘へり3

pile of logs cross made me again cramp. Again Cramp,,

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鉄条網の川越えのあと、再びランニング、いやウオーキングで出会ったのが丸太の山を越えること。
これは見た目に楽しそう。普段丸太なんて触ることないし、ましてはよじ登ることなんて無いので、子供にもどって楽しめそう。見た限り、ぜんぜん難しくないし。

しかし、一番下の丸太は私の腰まである巨木。とりあえず、上に手をかけて、飛び上がる!!痛い!
余りの痛さに飛び上がってしまった。地面に向かって、、右のふくらはぎがジャンプした瞬間に攣りました、、イタタ、、丸太の上に飛び上がるつもりが、地面の上に尻もち、、。
近くの人がすぐに足を延ばして「こむら返りの除去」をやってくれましたが、とっても上手。私もファーストエイダーとしてのトレーニングを受けてる、、どころか、トレーナーなのに、あそこまで上手にはできません。あっけに取られるぐらい上手くて、タダものではない。

上手な手技に合って、ふくらはぎの痛みも失せて、いろんな人に助けられて丸太登りは上手くいき、丸太降り、、ずずずず、、、と降りればいいだけ。

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向こうにもう一つ丸太の山があって間には堀があって、丸太の間を飛び越えます、、が、こんなこと私にできるはずもなく、スキップ。落ちて結構悲惨な目にあっている若者多数。でも、ほとんどの人は私と同じくパスしていきます。

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とりあえず、丸太越えは成功。ただ、しつこく足が攣るのはどうにかしてほしい。この後、足を延ばしたり縮めたりするたびに足がつりまくり。

この辺から、出発地点で知り合った人たちと自然にチームとなり、幾多の障害を乗り越えます。

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丸太渡り、、バランス感覚で向こう岸まで丸太を伝わっていくのですが、脱落者も少なくありません。が、私は成功。日頃鍛えた、、えーっと何かで、とても上手に渡れました。

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目的地のエスケープリゾートの中に、障害物が一杯作られています。頑張れ、、けっこう重い石の袋を背負って川渡り。流れも結構あってスタッフの人が多数補助で水の中に入ってきてくれてますが、片手はストック、片手は荷物で、スタッフが来ても捉まる手が残っていません。

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まあ、なんとかクリア。

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みんなけっこうシンドイ様子。ここから、塀越えが何種類も続きます。高さに差があったり、横木に差があったり、見てると大変だけど、覚悟を決めてよじ登ると、あんがい難しくない。一気に上がるのがコツ。

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がんばろう、残りはわずか、、な、はず。もう、障害の数なんか数えてない。というか、どれが自然の障害で、どれが規定の障害か区別がつかない。400人がすでに走り去った後は、ボロボロな小道が残されて、もう道を歩くだけでも大変。












2016年01月27日

Mad Warrior 狂戦士かく闘へり2

Two rivers crossing made my leg cramped.

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2km地点で沈下橋を渡ると思いきや、橋の上から河原に飛び降り、橋の下をくぐって対岸に渡ることになりました。これは、、、つい前の日、ロシア民謡を口ずさみながら流れに逆らって海岸を歩いた、、あれとおんなじ。川の流れが強いのですが、全然平気。サーフィンで鍛えた足腰で川底をしっかりグリップ。ぐいぐい前にすすみます。

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対岸に渡ったところにあったのは、、う、、私の苦手な「雲梯」。はっきり言って中学生以来やった記憶がありません。鉄棒や雲梯など、丸いカネの棒があるのは大嫌いなのです。写真を撮るのも嫌です。

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みると結構テナガザルの子孫のように平気で向こうまで渡る人もいるけど、やっぱり途中で落ちる人も多い。取りあえず、私は最初の棒をつかんでぶら下がって、まあ、次の棒までいけたらいいや、2つで十分。私の先祖はテナガザルじゃなくて、きっとナマケモノだからぶら下がるだけでお釣りがくるぐらい。。。という気楽さで挑戦。

しかし、ジャンプして最初のぶら下がりをしようにも、ジャンプ力が弱くて最初の棒にも手が届かなかった!
しかも、手が届かかなったどころか、着地に失敗してよろけて、はしごの台に体当たりしてしまった。もうすこしで雲梯そのものをなぎ倒すところだった。

みじめ、、、ナマケモノにさえ、成れなかった。傍から見ると、ジャーンプ!だか、ほとんど飛び上がれず、片足を着地したかと思いきやよろけて組み立てに激突、、そのまま両手をついて倒れる、、、

まあいいや、そんなものです。雲梯はそもそも無かったことにして、そのままマラソンを継続。ここから障害物がないまま7キロ地点までひたすら走り。その次は、タイヤ倒し。全然ルールがわからない?タイヤをどうすればいいのか?ということで、そばにいた大会アシスタントにルールを聞いて、なるほどタイヤを3回持ち上げては反対に倒すをいうのを繰り返すらしい。障害物は楽勝。しかし、山道のマラソンは非常に疲れて、足はもうクタクタ。この辺から、走りはゼロで、完全に歩いてます。

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さらに1キロすすんで8キロポイント。ここで川の浅瀬を渡ります。

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げええええ!浅瀬に鉄条網を張ってる。つまり、川の浅瀬に身を投げて、水の中を匍匐前進というか肘と膝の四つん這いで向こう岸まで行くこと。これは、、、けっこう、川の手前で検討中の人多し。

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あんまり考えることないので、川の手前で団子になっている人の前にでて、さっさと川に身を投げて、四つん這いになって前進。そして、この障害物競争の最大の危機が!

なんと、マラソンでクタクタになった足の筋肉が急激に冷やされて、、腿とふくらはぎが、しかも両足が、合計4か所で一瞬で同時に、、こむら返り。足が攣った!しかも川の真ん中で、、、背中は鉄条網だし、腕の力で体を持ち上げているけど、腕の力が無くなったら水没してしまう。
足を延ばして、足の親指を反らして筋肉を伸ばしてやらないといけないのに、この姿勢では無理。しかも、冷やしてはよけいに痛いので川から出たいのだけど、体が動かない。冷たさもどんどん身に沁みてくる。
もはや、生きるか死ぬかの瀬戸際だけど、腕の力だけでなんとか鉄条網からはい出ることに成功したけど、立てないから、川岸に上がれない。まるで、腕力のないワニのように伸びたまま川に浸かっている状態。

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さすがに、異常に気が付いた数人に抱えられて水から出ることが出来ましたが、立てない、痛い、苦しい、、、大変な表情だったと思いますが、気が付いたテレビカメラが急いでやってきて、撮影開始。さすが、絵になる男、、悶絶の表情もリアルにのたうち回っているのは、さぞお茶の間に狂戦士のリアルさを提供したことと思います。

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TVも一社だけじゃないんだよ、、何社にも悶絶の姿を撮られてしまった。

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しかも、あるカメラマンに名前と年齢まで聞かれてしまった。

とほほ、、でも、しばらくしたら収まったので杖を頼りに立ち上がり、杖にすがって狂戦士の道をすすみます。

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2016年01月26日

Mad Warrior 狂戦士かく闘へり1

Mad Warrior challange at Sungai Lembing. It is really MAD and MUD.

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闘い終わって、戦士の休息。救急車で運ばれていった彼は今ごろどうしているのか?などと感慨にふける、、ハズはありません、もう、何にも考えられない。終わった、お腹空いた、もう立てない、だけ。

Mad Warriorものはマレーシアでも人気の高いゲームです。巨大障害物競争。ブートキャンプと言ってもいいでしょう。あるいはサスケとかタケシ城とか言っても構わないと思います。ただ、場所柄、自然たっぷりの障害物になるはずです。今までに何回か参加しようと思ったものもあったけど、チーム参加が条件とか遠方とかいろいろあって敷居が高かったのですが、友人がFBで参加しているということを知り、私も参加。場所は我が?Sg Lembingです。このゲーム参加の予行練習として2週間前に同じコースを歩き、ゾウの糞を発見したのは記憶に新しいこと。

当日、朝6時に受付が開始。まだ真っ暗。これから12キロの山道と障害物24個。

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私は友人を待たずにさっさと受付に、アームバンドとスタートは第五陣と教えてくれました。その後に友人が来たので聞いてみると第一陣ということ。それぞれの陣にカラーコードがあって、ステッカーを体に張るので、だれがどの陣だか一目瞭然。この時点でスタートの差というものが全く分かっていませんでした。ドローンが飛んだり、準備体操があったりして、第一陣が出発準備、、

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そして、スタート地点に並びます。約100人。どういう理由で陣が別けられたのかは不明。ただ、第一陣は非常に華やか。ツーリズム&フェスティバルマレーシア2015の偉い人のスピーチがあったり、来賓が続々激励して、ドローンも散々飛びまくり。

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その後、第二陣が出発、、しない。第一陣が、最初の障害物で団子になって渋滞しているので待機ということ。30分ぐらいして、やっと第二陣がスタート。こうして、第五陣の私は出発前にすでに待ち疲れてしまった。もうお日様が空高くあがり、暑くなったのに、まだまだ出発位置にもつけない。

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大体、1時間半後にやっと我らの出発の時間。早い人は2時間ぐらいでゴールするというのに、、、。早い人はそろそろゴールに近づいているときに、やっと第五陣。しかも、第一陣は朝7時半でまだ涼しいのに、我らは9時でもう暑い。ぜんぜんハンディがあるじゃないか!
しかも、来賓もとっくに帰ったし、ドローンなんてどこにも飛んでないし、MCも疲れて全然盛り上がらないし、友人と「チームプレーだ!」とか言ったのに、第一陣の彼らと第五陣の私ではチームプレーもなんも、姿も見かけない状態。第五陣はおっさんばっかり。女性はほとんどいない。

とはいえ、スタート!これまでに4陣の約400人が通った道を最後の我らが追いかける。

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最初の障害物。タイヤの中を通って向こうまで。まだまだ序の口。

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2番目の障害は3mぐらいの崖を上る。すでに400人が斜面をドロドロにして、足場もドロドロ、最後のグループというのは、ハンディを一杯もらわないと引き合わない!が、私はストック持参だったので、斜面はストックを使って一気に駆け上がり。ちなみに500人ぐらいいる中でストック持参は私一人だけでした。コースを知っているから、あれはストックなしには私には無理です。だから、このストックが非常に役に立ったのは当然のこと。途中で木の枝を杖にしている人も多かったけど、みんな私を羨ましそうに見ていく。

崖であっさり第五陣の先頭グループに入り、次は3個目の障害物、、、渋滞が、第四陣の人たちがまだ終わってなかった!

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けっこう大変そうだけど、まだまだ始まったばかりで体力あるよ。3個目の障害はボルダリングもどきの板とでっぱりを利用して向こう側に行くこと。足がかりが浅く、ちょっと大変。ここの名産は木材なので、木を使ったいろんな障害物の登場ですね。

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この坂を越えると、出発地点の真裏を回ります。自分たちが出発できずに待機していたときに、この裏を通る人たちを見てましたが1時間ぐらいかかってました。しかし、自分は20分。なんとなくわかったけど、第一陣は見てくれで体力がなさそうな、時間がかかりそうな人を多くして、最後の第五陣は猛者っぽい人を集めたよう。確かに大会運営で、時間を有効に使おうとすればそういる布陣になるか、、って、私のどこが猛者っぽいのかわからない。

次はやっと川向こうの目的地に向かいます。ここは単なるマラソン部分で障害物もなく、脚力のない自分はあっさりいろんな人に抜かれますが、もう第四陣と第五陣が入り混じっていて、それどころか第三陣のひともちらほら混ざっている。頑張ろう、まだまだスタートから2キロ。





2016年01月10日

Elephant in Sg Lembing クアンタンにゾウがでた!

I found elephant dung on the road. Amazing, I have never imaged that wild elephants live next to us.

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2週間後に、ここSg. LembingにてMad Warriorという競技が開催されます。タケシ城というかサスケというか、ああいう類の若い筋肉自慢の人たち向けの競技でマレーシアではひときわ人気があるのですが、若くもないし筋肉のない私も参加します。何とかなるでしょう。

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とはいえ、参加者の足を引っ張るわけにもいかないので、今日はトレーニング。本番は片道だけで12キロですが、今日は向こうについても2本の足で戻ってくる以外に方法がないので24キロの旅。

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Sg Lembingは原生林の残る地域です。私はオランアスリ保護区であることが乱開発を免れた理由と思っています、ほんとうに野生の生き物が多い場所。

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しばらく行くと、道路になにやら黒いものが、、?

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動物の糞だけど、この大きさは牛じゃない。もちろん、すぐにわかったけど、信じられない。まさかゾウの群れがこの辺にいるとは聞いたことがない。でも、ジャングルと道路の間にゾウの群れが通った後があるし、、

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折れた木や草もあるし、

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やっぱりゾウの群れです。しかも、糞が驚くほどつい最近、というか、今朝の糞なぐらい新鮮。

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通った後も、生々しい、つい数時間前といってもいいぐらい。

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だんだん、糞の落ちている頻度が高くなってきます。。。。と、目的地Escape resortに到着です。

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出発地点からここまで11キロ。かかった時間は2時間半。ほとんど時速4キロの歩きです。本番はランなのに、歩いてどうするという気もするけど、帰りもあるしゆっくり目。Escape resortの休息エリアにいたのは、なんと2週間後のMad Warriorの開催者の人たちでした。このランには障害物24個つくらないといけないので、工事に来ているとのことでした。

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「ねえ、ゾウ見た?」とダイレクトに聞いてみます。あれだけ糞が落ちてれば見てないはずはないはずです。
「うん、3日間来たよ、えーっと、全部で16頭ぐらい。日暮れ前の6時ぐらいに来て、水浴びして、それから夜中食事して、明け方ジャングルに帰っていくよ。昨夜も来たよ」
ああ、なんと羨ましい。日没が7時半だからまだ明るいうちに来ているのですね、見たい、見たい。

「昨日はオランアスリが2人釣りから帰る途中に道路の真ん中に群れが居るので、驚いてUターンして、もう怖いから外に出れなくて、このリゾートに泊まっていったんだ」

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え?ゾウの群れを見に行くのは命がけ?
「もちろん、ゾウの群れを見たら死ぬか生きるかという瀬戸際だから、瞬間で逃げ出すのが当たり前。実は私はゾウを見た瞬間にリゾートのシャレーに入って、家の中から見てたんだ」

いやー、カメラをもってここに泊まってゾウの写真を撮りたいんだけど、、と言おうと思ったけど、その場の雰囲気では簡単にバカにされそうで黙ってしまいました。ふーん、誰もそんなこと教えてくれなかったよ。

目的地から帰るのでまた11キロ。ヘトヘトになりながら歩きます。朝10時にスタートしてもとに戻ったのが6時間後。日中の一番暑い時間帯だったのですね。しかし、帰り、Escape resortから3キロ地点で、獣の匂いと、どう考えてもゾウの鼾としかいいようのないものを聞きました。まだ、その辺にいたんですね。

Sg Lembingは自然あふれる場所。
野生動物への考え方も教えてくれる場所です。

2015年08月09日

King of Sungai Lembing 山走り3

Completed 21km as 3 hours and half time. I'm a Finisher.

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この大会のルートは熟知しています。なんといってもこれまで4回も来てます、、とはいえ、ちゃんとルートを辿れたのは1回きりで、その1回も途中でお昼ご飯とおやつで休憩したというものですが、頭の中では激しく走ったことになっています。
最初からだいたい2キロ地点で前にいた人が杖を使い始めたので私も杖をリュックから出して使用開始。走りながら取り出したり伸ばしたり忙しいのですが、前回「ともかく歩いてはいけない」という教訓を得たので小走りです。2.5キロでも5キロの給水所でも水の補給を受けず、キャメルバッグの水を飲む。ちなみに5キロで50分。この5キロが一番アップダウンのあるところなので、1時間以内に走り切れば合格。

8キロのアボリジニ保護区での給水所でも水をもらわず、ひたすら走ります。10キロ地点に到着したところで時計を見ると1時間45分。ここから2キロほどアップダウンのキツイ所を通るので、杖がないと全くどうしようもありません。今回、このスピードで走りきれたのも全て杖のおかげです。普通のマラソンと同じように杖なしですと、Finisherになることなど夢の夢です。

「トビトカゲ峠」と名付けた峠を越えて、橋を渡ると12キロ。ここからは山道ではなく舗装されたロードです。。。。しかし、大変さは山道に引けをとりません。アップダウンのキツイところはないのですが、ともかく暑い。昨夜の嵐のおかげで山道は涼しく、日も森で遮られて快適だったのですが、アスファルトの道に出た途端、暑い、、、。しかも、残り8キロは体力も限界。練習で来た3回目はこの道路に出てきてから歩けなくなり(走れなくじゃなくて)リタイヤしたぐらいです。

杖にすがって歩く、、いや走る。頭を支えきれず、がっくり下を向き、背中が猫背になっているせいもあり、自分の靴しか見えません。他人がみたら、非常にみっともない姿勢です。しかし、残り3.5キロという看板を見つけて、力を振り絞ります。でも、すぐ力は尽き、もう少しという安ど感もあり、歩き。少し経つと、また川を渡ります。ここで、記念撮影。大会のボランティアの人に撮ってもらいました。

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先週の林明麺工場の横をヨタヨタ走り、観光客から声援を受けます。ありがとう。
残り2キロぐらい、もう足が重い、一歩づつ前に出すのがやっとです。

でも、歩いていれば先にすすむので、ゴールイン。

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21キロのトレイルランで、3時間半。練習では4時間を切ることは無かったので、自己ベストとしましょう。やったーー、でも、もう動けない。救護の椅子に座って、荷物を放り投げて、靴も脱いで、チェンドルを食べながらカメラを出し、フィニッシャーメダルの撮影。

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私は下位グループだったので、私がゴールしてから15分も経つとみんなゴールしたようです。タイムアウトは4時間半だったのですが、みんな3時間半ぐらいでゴールしたわけですね。結構すごいです。

やがて、10キロと21キロの表彰が始まり、、

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21キロのトップの人は、なんと1時間45分でゴールしたそうです。おいおい、人間か?1時間45分といえば、アボリジニ保護区のあたりを走ってたわけだけど、あそこで、もうゴールした人がいたのか。なんか、人間ってそれぞれ構造が違うんだね。

表彰もおわり、私も靴を履きなおして立ち上がり会場を後にしました。

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救急車やロードマーシャルのみなさん、おつかれさま。ボランティアや大会運営の方、おつかれさまでした。

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こうして、スタート地点を後にした直後、向こうからものすごい形相で走ってくる女の子2名、何ごと?すぐに拍手や声援があったので、同じ21キロコースの最後のランナーだということがわかりました。てっきり、私たちがいたグループが最後のランナーだと思っていたのにまだランナーがいたことにびっくり。

彼女たちの背中のリュックには大会直前に亡くなった大会運営責任者の写真が貼ってあるのを見つけました。鬼気迫る形相、最後まであきらめない根性、弔い合戦というのがあれば、これです。非常な感動。スタート会場では表彰式が続いていてMCの人たちも彼女の到着を知りません。会場に残っていた人たちもほとんどが表彰式のところにいたのでゴールになだれ込んできた彼女たちには気が付かなかったと思います。でも、彼女たちの努力がフィニッシャーということで報われたことでしょう。フィニッシャーメダルの重みはきっと、フィニッシャーにしかわからないと思います。フィニッシャーになることへの執念というのは誰にでも必ずあるものです。

これで、ランは終わり。お昼ご飯はいつもの麺屋。勝利のドリアンも美味しく食べました。そこから車に戻り家に帰る途中で50キロの人たちが続々帰路を急いでいるのを見かけました。なんといっても、私たちの21キロの倍以上の距離、疲れ方と言えば8倍ぐらいだと思います。到着時間もかけ離れているし、表彰式とかも、全然別だし、まだ走っているという事実にびっくり。

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人間ってすごいなあ。

King of Sungai Lembing 山走り2

The day of "Trail Run" !

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ゼッケンを受け取った夜、珍しく中華の小食中心に行ってきました。屋台がいっぱいあって、真ん中がセンターコートになっている形式です。で、食べていたら猛烈な雨が降り出してきて、全然降りやみません。しかたがないので、小降りになるまで、追加でいろいろと食べていたら食べ過ぎてしまいました。
家に帰っても、夜中じゅう雷鳴うるさく、イナビカリが眩しくて、結果睡眠が浅くてあんまり寝てない、、という食べ過ぎ+睡眠不足で臨んだ大会、、という言い訳を、、やっぱり言い訳は言い訳。これも実力のうちです。

50キロコースの人が6時半出発、ハーフマラソン組は7時出発ということで、余裕をもって6時半にSungai Lembingに到着。着く寸前になって「あ!ちょうど50キロコースの人が出発するぐらいじゃないか、道路が狭いのにぶつかったら身動き取れなくなる」と心配しましたが、マレーシアでは心配無用。
6時半でも、まだ50キロコースの人が到着しているぐらい、むしろ駐車場が心配なぐらいですが、私はSungai Lembingに数限りなく来ているので、どこが一番楽な駐車場か完璧に把握しています。

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もう、大勢来ていて、私は到着が遅いぐらい。みんな主催者のランの説明を聞いています。今日のMCはこちらの方。

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さすがに、これだけ大会を重ねていれば、だいたいマレーシアの大会の雰囲気や式次第はだいたいわかってきました。特に今回は英語中心の説明なので大変助かります。

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出発点のバルーン。

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まずは50キロコースの人たちが7時に出発。21キロはその15分後ということ。インチキをしないように緑のリボンをもらいます。これまでのマラソン大会と違うのは、みんなリュックを背負っているということ。さすが、トレイルランは違いますね。事前に主催者から、水最低1リットル、行動食の持参が義務だと聞いてますので私も持ってきました。

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出発前に「お約束」のドローンが頭上を駆け回ります。大会出発にはドローンが欠かせません。後でどう動画ができるのか楽しみです。次いで、21キロコース。

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実は到着時から杖を持参の人を探していたのですが、折りたたんでリュックにつけたひとを2人見ただけです。私の杖は折りたたんでリュックの中に入れていますが、当然そのうち使う予定ですが、何百人もランナーがいるのに、杖を使うのは私だけ???かなり気が引けます。小心者なので、使うかどうか迷います。

ともあれ出発。

King of Sungai Lembing 山走1

Jast a day before the "King Of Sungai Lembing".
とうとうトレールランの総仕上げ、大会前日。

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大会の前の日がゼッケンと大会Tシャツの受け渡し日、で、受け取りにいったら人影もなく、

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居合わせた人から待てば来るよとか言われて暫く待ちながら、「いい加減だなあ、、」とか思ってました。そのうち待ち合わせ場所に来た人がいたので、ゼッケンを受け取りに来たことを伝えると、、

「ん?それは明日だろう」


、、と言われてしまいました。慌てて携帯電話の待ち受けに出るカレンダーを見たら、、本当だ。なんと、てっきり土曜日と思ってたけど、金曜日だった。受取日を間違って、大会の2日前に来てしまったのでした。人生でここまで気が動転したことはなかったです。雷に打たれたような衝撃と、水の無いサカナのように口をパクパクさせるだけで酸素が入ってこない感じ。もはや、勝敗に敗れた感が漂い、半泣きで引き返しました。

翌日、仕切り直し。

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居るじゃないか、

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スタート会場の設営も始まってました。

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50キロコースが100人ぐらい、21キロコースが60人ぐらい。そして10キロコースが40人ぐらいで、全体で参加者が200人ぐらいのこじんまりとした大会です。大きな大会だと、ゼッケン受け取りの日には、アスリート関係の業者がTシャツ売ったり、水筒売ったり、いろいろお店を出しているのですが今回はゼロ。この前のサイクリング大会で落とした水筒を買おうと思っていたのに残念。

明日走るの?じゃあ、「がんばって」、、っていつも行く大変美味しい麺屋さんのおじょうさんから言われました。がんばって、、は日本語です。唯一知っている日本語かもしれません、日本人は頑張るのが好きで、それはそれで良いところも悪いところもあるけど、「がんばって」と言われれば、もう120%頑張ります。

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2015年08月06日

Trail Run トレイルラン (4)

A day after tomorrow is a day for "King Of Sungai Lembing".
いよいよ、明後日は泣いても笑っても大会本番。きっと泣くし笑うと思う。

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、、ということで、こないだの日曜は大会前の最後の練習。目標は迷わずに全ルートを辿れるか(走れるか?ではない)!全部で21キロだというけれど、給水ポイントの位置から考えると21キロ以上ありそうな気がする。けど、それは後半がバテバテで長く感じるというだけかもしれない。ともあれ、朝早くからスタート地点に行きます。

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走り始めはまだ闇が少し残るぐらいで気持ちのいい朝だけど、後半はもうバテバテ。特に最後の8キロで(といっても21キロコースだから、全然最後というほどでもない)我慢の限界。水も無くなり、コースは間違えなかったものの、昼食休憩。

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ほとんど1時間ぐらいたってからコースの継続。これって、本番のレースではあり得ないよなあ、きっと本番だったら倒れてるころなんだろうな、、

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最後の2キロぐらいは吊り橋を渡ってもう一度対岸に渡るコース。

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するとそこは、正宗林明麺の家だった。

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前にも来たことがあるけど、てっきり食堂だと思っていた、、。でも、本当は製麺屋さん。

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さっきバテバテで昼食をとったので、お腹いっぱいだけど、名物の豆腐は大丈夫。これぐらいなら入ります。

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普通の豆腐かと思ったけど、杏仁豆腐のココナツ版だった。豆腐だけど、ココナツ。触感は杏仁豆腐と一緒。

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ここで好きなサトウキビジュースを飲みながら、ココナツ豆腐で一休み。。。あ、まだトレイルランの継続中だった。

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お店をでて、走り始めます。

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でも体はヘトヘト。暑い、暑い。もう死にそうなぐらい暑い。
本当は休憩を多くとったのでペナルティとしてパノラマ山に登ろうとしたのですが、全然体力が残っていません。

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明後日が大会なんだけど、大会に備えた走りができたかというと、全然ダメです。キツイと言っては休み、食べ、、、そんなのが練習になったかどうか疑問です。ただの観光にきたのと、いっこも違いはありません。

教訓は、登りだからといって歩くとダメ。タイムアウトになる。登りでも小走りぐらいには頑張ること。それに、下りはガッツリ走り込むこと。平坦なところは、頑張れるなら頑張ること。ともかく、全線どの区間でも歩くのはダメ。歩くとタイムアウトになるから、ともかく走る。12キロ地点を折り返しと思って2時間ぐらいで走るとちょうどいいかも。ともかく後半はアスファルトの上だし、日蔭は皆無だし、暑さとの勝負となるから、頑張ろう。頑張ろう、頑張ろう。

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2015年07月27日

Sunrise in East Coast 東海岸の夜明け

One of the beauty in Kuantan, it is Sunrise.
部屋から見た日の出。だいたいこの時間に出勤で家をでる。

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毎日が驚異に溢れている。

Trail Run トレイルラン (3)

Trail Run in Bukit Pelindung
クアンタンの誇るトレイルランの本山。Bukit Pelindung。
ここはSg Lembingほど距離は長くないですが、本当に山登りとなるコースです。片道は3キロほど、往復で6キロ。行も帰りも同じ道のはずですが、「必ず迷う」ので思いがけない周回路となるのが普通。なぜか、お経がかかれたサンドバッグもあって、これを蹴りながら殴りつけながらシャドウボクシングで走る、、そんなバカな、、なんだか、これだけでも尋常でない雰囲気抜群です。

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Bukit Pelindungのトレイルランコースでない散歩道は、これまでも度々トレイルランの練習用に歩いてますし、ウオーキング仲間も大勢行きかう人気のコースですが、しかし、一歩トレイルランのゲートを潜ると枯葉の絨毯と木の根の階段。

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Sg Lembingの砂利だらけの道のほうが、まだましに思えます。ちなみに、このトレイルはランナーだけなじゃくてマウンテンバイク用のダウンヒルであったりするのが驚き。歩くのでもやっとなのに、これで自転車とは修行というには恐れ多い、修験道の回山荒行でしょう。

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そういうことで、2度ほどこのトレイルコースはアタックしましたが、そもそも走れない(歩くのもやっと)で全然ランの練習にならないのでやめました。いずれ荒行に参加する日もあるかもしれませんが、今はその時でないです。

Trail Run トレイルラン (2)

Trail Run training today at Sg Lembing
このところ毎週行っているトレイルランの練習。ハーフマラソンやセンチュリーライドが練習不足で悔しい思いをしたので練習第一。たとえ成績が悪くても途中でリタイヤしても、ちゃんと練習していれば諦めがつくし。でも、この場所1回目は地図の読み間違いで全然違うところに行き、2回目は5キロ地点でGPSがないため分岐で違うほうに入ってしまい、今回は3回目。

朝早く起きるつもりだったけど、寝坊。今日は山中でも全く霧が発生してない、おかげでGua Charasがくっきり。朝日もくっきり。こんな日は滅多になくパノラマ山に登って撮影する千載一遇のチャンスだけど、ランの練習で一眼レフを持ってきてないし、そもそも寝坊して20キロコースを全部暑くなる前に走破できるか疑問なぐらいなのでパス。

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そしてランの開始。今回が前回と違うところは、ラマダン月もあけて体力万全なこと。そして、シューズがトレイルラン用の値段の高い本物の靴であること。いままで靴を安物で間に合わせていろいろと痛い目にあったので、今回こそきちんと走破したい。先週までのクロカントレーニングで靴との相性は確認済だし。

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相変わらず、観光地なのですごいバスの数。観光客も多い。こういう非日常な空間は、近場であっても、とても気持ち的にウキウキします。

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ランの開始。今回は山中の圏外でもOKな、ネットに頼らないGPS持参。スマホにダウンロードしました。これで少し安心です。最初の難所は沈下橋。ここを通るとき、どうしても立ち止まって写真を撮りたくなる。。。

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そして前回間違えた5キロの分岐。写真左上から走ってきて、前回はそのまま右上にまっすぐ行ってしまったけど、正解は私が立っている狭いほうの道。

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たしか5キロ地点に鹿牧場があるはずなんだけど、、、あった、閉鎖されてた、、
ともあれ5キロまでのタイムは制限時間内なのでこの調子。

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まだまだクネクネ走ると、トレイルからいきなり舗装道路に代わります。2回目は全線トレールで大変だったけど、そっか、本当の道だと途中からロードになるんだ。

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そして、走ってると、目の前を枯れ葉がすーーっと流れてきました。3秒ぐらいして、、えええ??柿の葉ぐらいの枯れ葉なんだけど、ふつう枯れ葉ってヒラヒラするよね。蝶の滑空のようにすーっとなることはないよ?枯れ葉が落ちたところをみると、、

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びっくりして、ちょっと手が震えたけど、、トビトカゲ。上の写真は土の壁に着地して張り付いたところ。わき腹に折りたたんだ翼が少しみえている。よく見ようと近づくと、、木にチョロチョロ移動、

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山の中は自然の動植物であふれています。ジムのトレッドミルより、戸外でランするのが好きなのはこういう瞬間と出会えるからです。でも、あらかじめマレーシアの動植物を調べておいてよかった。でなければ、ひょっとしてトビトカゲ?という疑いもなく、ただの枯れ葉で終わってたかもしれないです。
トビトカゲと出会ったところは、こういう道。

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ちなみに枯れ葉と似たようなものは一杯あります。

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ここのSg Lembingの周回路はとても気持ちがいいです。その理由はアブラヤシのプランテーションがなくて、本当の自然の山林がそのまま残っているから。おそらくその理由はこの一帯がアボリジニ保護区だということだろうと思います。ただ、ここがアボリジニ(オランアスリ)保護区と言われなければ、全く普通のよくある田舎と全然かわりません。小学校だって鉄筋3階建てで立派だし、、ふつうこんな田舎にこんな立派な学校なんかなかなかあるもんじゃないです。町中だってないような立派さ。

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あんがい、それが「保護区」というものなのかもしれません。家も自転車もバイクも車も、それぞれお金持ちっぽいのから貧乏チックなものまで差がありますが、それはどこの田舎もおんなじこと。ただし、住んでいる人は大体一目でわかる、オーストラロイドです。オーストラリアと違って、マレーシアのアボリジニはネグリト系で小柄なことが特徴となっているという説明もありますが、出会う人たちは全然小さくないし(私のほうが小さい)、淡い金髪の子もいるし、オーストラリアのアボリジニ(サフール系オーストラロイド)のほうが全然共通項があります。いつかアボリジニ関係の博物館で調べることにしましょう、、

こうして、アボリジニ保護区をあとにして、中国文化豊なSg Lembingまであと少し。川を渡り、

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新しい橋のそばで朽ちるにまかせた沈下橋を発見。

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Sg Lembingのゲートを潜ります。

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ふーー、終わった。これでレストランに入って早い昼食。Lembingの町はいつでも中華がおいしいです。で、ふとコース図をみると、、あれ?まだ先があるじゃないか。ゲートまではまだ15キロぐらい。距離が足りないので、Lembingの町を通り過ごして、その先のつり橋をわたって対岸にわたり、また戻ってきてちょうど21キロらしいです。あれ、3回目にして、またルートを間違えたじゃないか。ごはん食べて、残り5キロを再開するかどうか迷ったのですが、もはやそんな元気はない。かくして、3回目もルートを完了できず。

駐車場までテクテクあるき、ランプータンの木をいっぱい見つけ。早く実が熟してほしいな。

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帰りは、Gua Charasをちょっと立ち寄って、写真。

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朝、パノラマ山に登れなかったから近くによって撮影。

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来週こそはルート完了したい!タイムはシューズのおかげで、まあ本番はぎりぎりタイムアウトしないぐらいにはゴールできそうです。