The Redang Telegraph

2017年06月19日

Around Sumatra by motorcycle 3 フェリーの行先

Where the ferry goes to ?

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フェリーの乗船券窓口を見つけました。

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でも、誰も居ません。ボートは11時に出航して、私が到着したのはその2時間後。確かに残ってる理由もないですね。

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フェリーの乗船券売り場の隣は、イミグレーションと警察の建物。きっと税関もあるのでしょう。ようこそ!バライへと書いてありました。この乗船券売り場は、行先毎に2社のあります。ドマイとバライ行きです。

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あらかじめ、いろいろとスマトラの事情を確認したのですが、バライのほうが私の行先に近いようです。(後で確認したら、ドマイ行きはバイクはダメだった)。だから、目指すはバライ行きのフェリー窓口だけ。おそらく、イミグレーションの人だと思う人が、たまたまいたので、質問攻め、、、

私 「バライ行きはここから乗るんですよね」
イミグレーション 「そうです。このターミナルからです」
実は、このすぐ隣にSouth Pointという立派なターミナルがあって、そっちかもしれないと思ったからです。

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私 「このフェリーはバイクは乗るだろうか?」

これは最大の質問。写真を見ても過去記事を読んでも、このフェリーはRoRo船(カーフェリー)ではありません。普通の乗客用の船です。ただ、記事には、船員が寄ってたかってバイクを「担いで船に乗せる」ことができると書いてありました。本当か?バイクは航海の間、客室の通路に止めるそうです。そんなんでいいのか?

イ 「バイクは乗りますよ。ただし、混み合ったシーズンは無理だけど」

なーるほど、断食明けとか犠牲祭とかのお祭り休暇中はダメだということですね。これならなんとかいけそう。他にも聞きたいことはあるけれど、フェリー会社の人じゃないし、まあ、いいでしょう、あとはなんとかなるでしょう。

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この通路の奥が、イミグレーションです。いつか、あの扉をあけて、、スマトラに行こう。

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ふー、汗だくだったし、少し休んでから帰ります。

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Around Sumatra by motorcycle 2 フェリーはどこからでる?

I was looking for the port where ferry boat leaves in Port Klang.

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マレーシアとスマトラは、幅が70km程度の狭いマラッカ海峡で隔てられています。陸上だと高速道路で45分かあ。さらに平均水深は25メートル程度と浅い海です。幅はともかく、深度ではペルシャ湾に似てますね。ホルムズ海峡の東南アジア版といえるでしょう。

ここをバイクで渡るには?

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ネット上には、フェリー情報が氾濫して洪水を起こしています。主な原因は、格安航空がマレーシアとスマトラを結び、フェリー客がどーっと格安航空に流れてフェリー存続の危機に陥ったこと。
以前は、マレーシア側は、マラッカ、ポートディクソン、ペナン、KLの4か所からフェリーがでて、ネット上にはその時の乗船記録やら、船の写真やら、乗船方法やら、船と一緒に写ったセルフィー写真がいっぱいあるものの、、それと同じぐらい、あの航路は閉鎖されたとか、会社が無くなったとか、情報があり、さらに、いや、航路が再開したとか、もう情報の洪水。どれが正しくて、どれが間違っているのか?

そもそも、フェリー会社がホームページを持ってなくて、乗船券は窓口販売のみ予約なし。。。というのがあってフェリー会社の情報を得るのも困難。こういうときは、実際にいってみるしかない。

いろんな情報をつなぎ合わせて、どうやらKLのPort Klangからでているフェリーが現在の唯一のオートバイを載せることができるフェリーらしい。そして、そのボート乗り場は?Port Klangは、例えば「横浜」というようなもので、ものすごく面積は広く、埠頭は、ものすごい数がある。わからんなりに調べて、道に迷って、最終的に到着。

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Around Sumatra by motorcycle 1 スマトラ島に行こう!バイクで。

Let's go to Sumatra by motorcycle. Plan is,,,under consideration.

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スマトラ島はインドネシア領として最大の島です。スンダ列島の西にあり、世界で6番目の大きさ。ちなみに7番は日本の本州島ですが、6番目と7番目の間には倍の差があります。そして、有数の大地震が何度もこの近海で起きていることでも有名。

もーっとも有名なのは、野生生物の種の豊富さ。ボルネオ島に比べて開発が遅れたこともあって、スマトラには、(乱開発が進んでいるとはいえ)まだまだ手付かずの自然が残されています。絶滅危惧のスマトラサイ、スマトラトラ(略してスマ虎?)、スマトラ象、オランウータンといった大型の有名どころから、スンダウンピョウといった貴重種までたくさんいます。が、同時に急速な開発でどんどん生息域を狭められています。

日本のソニーSONYがスマトラの環境保護活動に力をいれていて、SONYのホームページにもスマトラの自然保護のページがあります。

https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/sumatraforest/?j-short=sumatra

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経済成長と自然保護の両立は大変難しいです。しかも、何がベストなのか、誰もが模索している状態。スマトラの自然から見えてくることも少なからずありそうです。

また、スマトラ島には、オランペンデクという未確認生物がいます。オランウータンの矮小種(のように見える)で、オランウータンが樹上生活者なのに対して、オランペンデクは地上生活者らしいですが、また目撃例と足型しか証拠らしいものがありません。