Visited Kabukicho Mosque
今までのモスク札所は21か所。この歌舞伎町モスクで22番目です。
ここは、本当に、なんか、すごい。ふつう、モスクがある、、イスラーム教会がある、、というと、なにかと胡散臭いイメージを周囲に与えがちな気がしましたが、ここは一切ありません。むしろ、モスクが地味。。というのも、周囲がすごすぎて、モスクなんてぜんぜん地味に見える。
さすが、、、歌舞伎町のど真ん中、、です。
古いムスリムの中には新宿歌舞伎町というと、以前存在していた二木秀雄の「日本イスラム教団」を思いだす人がいるかもしれません。まあ、思いだす人は、ほんとうに少数というか10人ぐらい?それでも、1970年代から80年代にかけて飛ぶ鳥を落とす勢いのイスラーム組織で、サウジアラビアとかでも、日本=日本イスラム教団という認識があったぐらいです。この二木と言う人は、もともとお医者さんで戦時中はかの有名な石井細菌部隊の班長をやってた胡散臭い人。戦後ムスリムになり、政治ゴロ、献金詐欺みたいなことをして、自分の診療所の患者=ムスリムで、信者5万人を称して、この時期、ムスリムの団体の最大勢力やってた。私は知ってたけど、あそこが奇怪なイスラム組織というのはまっとうなムスリムならみんな知ってたので、誰も関わりを持とうとしなかったものです。それが、歌舞伎町。
でも、この歌舞伎町は、もう存在してない日本イスラム教団とはなんにも関わりがない、、、と思います。しかし、あまりにも場所がうさんくさすぎる、、、
周り中、キャバクラとかホストクラブ、ばーーっかり。カラオケ屋さん、イケメンなんとか、体入クラブ?
正直に言いましょう、周り中というとそういうお店がある地域、、程度に聞こえますが、実際は「むかい」「となり」「せなかがわ」とかです。全部そう。同じビルの背中側は、案内所
そして、中華カラオケの看板と、、
モスクの入り口が同じ場所にある、、
両手を広げると手がつく程度の狭い路地。ビルとビルの間で、たぶん、そもそも道路でですらありません。しかし、そこがモスクの入り口。
ビルとビルの間のモスクの入り口の看板から、1mのところに貼ってある、、薬物の売人とか、キマッてしまった人が暴れて郵便受けを壊すとか、書いてある張り紙。こういう狭くて暗いビルとビルの間の路地って、いかにもそういうのがガチで、ありそう。あまりにも、それっぽい場所すぎて、笑えるほど、犯罪にもってこいの場所。
入口は、こちら。
中は、普通のモスクっぽくて、ちょっと拍子抜け。モスクに入ると、唐獅子が待ってるとか、ドクロのモニュメントがあるとか、そういうものはありません。
むしろ、神様はどんなひとでもお救いになる、、というメッセージを、このモスクが体現しているのかもしれないです。1階は入口と、ウドゥの場所、トイレ、2階は女性用のモスクということですが、宿泊者がいる場合もあるみたい(私が来たときは居た)。
そして、3階が男性用礼拝所。
ほんとうに、普通のモスクっぽい。
生活の跡もなくて、ほんとうにお祈りの場所だけ。2階に泊ってた人もなにかの理由があって、急遽泊ったって感じで、私がモスクをでるときに、部屋を片付けて一緒に出ていきました。
このモスクに来る前に、裏DVD売りの兄ちゃん5人ぐらいからいらないかと声かけられたし、薬物が、、とか、破壊が、とか、キャバクラとホストクラブだし、昼間だってあんまりいい気持ちはしないです。夜なら、君子危うきに近寄らずですね。女性だったら、昼でも夜でもおすすめじゃないです。
こういうところにも、イスラームがあるということは、何かのメッセージ性を強く感じます。それが、何なのか、いまのところよくわかってないけど、暗示されるところは、ビシビシ感じる。
ホストのお兄さんとか、キャバクラ嬢とかが、来て、お祈りして出ていくには、地の利がある。それ以外の人は、来るのが大変そう。
〇
2020年09月05日
88 mosques pilgrimage by motor cycle モスク88か所巡り 21番札所 東京ジャーミイ新館
visited Tokyo Jami new annex
モスク88か所巡りは2019年1月の20番札所でお休みしてました、、、が、
ついに、1年8か月ぶりに再開。へえ、もっと間が空いてたかと思っていたけど、お休みに入ったのは去年だったのですね。
今回の札所21番は東京ジャーミイ新館です。
以前にも東京ジャーミイを取り上げていたのですが、今回の紹介は、新館。長い間工事中でしたが、ハラールショップ、新しいお手洗い、そして別館の学校。以前は学校は一回建物の外にでて、ぐるっと回るしか行く方法がなかったのですが、新館の開館から学校とモスクが地繋がりとなりました。アルハムドリッラ。
新館側からみた、モスク。
以前は道路側からしか大きく写すことができなくて、そうなると道路は入るは、電線が入るは、、でちっとも良くない写真しかとれなかったのですが(神戸モスクとおんなじ)、これからはきれいに写せますね。
新館のハラール食品ショップ。ケーキもあります。調理室もあります。
ぐるぐるっと見た後は、モスクでお祈りの時間。
今日、このモスクにきたのは、レクチャーを聞きにきたからです。
講師の先生、ありがとうございました。
またきます。
〇
モスク88か所巡りは2019年1月の20番札所でお休みしてました、、、が、
ついに、1年8か月ぶりに再開。へえ、もっと間が空いてたかと思っていたけど、お休みに入ったのは去年だったのですね。
今回の札所21番は東京ジャーミイ新館です。
以前にも東京ジャーミイを取り上げていたのですが、今回の紹介は、新館。長い間工事中でしたが、ハラールショップ、新しいお手洗い、そして別館の学校。以前は学校は一回建物の外にでて、ぐるっと回るしか行く方法がなかったのですが、新館の開館から学校とモスクが地繋がりとなりました。アルハムドリッラ。
新館側からみた、モスク。
以前は道路側からしか大きく写すことができなくて、そうなると道路は入るは、電線が入るは、、でちっとも良くない写真しかとれなかったのですが(神戸モスクとおんなじ)、これからはきれいに写せますね。
新館のハラール食品ショップ。ケーキもあります。調理室もあります。
ぐるぐるっと見た後は、モスクでお祈りの時間。
今日、このモスクにきたのは、レクチャーを聞きにきたからです。
講師の先生、ありがとうございました。
またきます。
〇
2019年01月24日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle summary 11-20 モスク八十八か所巡り 11番札所から20番札所のまとめ
Summary of 11th - 20th pilgrimage
11 Ichinowari Mosque
12 Tokyo Mosque (demolished)
13 Oyama Mosque
14 Hiroo Mosque (Arab Islamic Institute)
15 Ebina Mosque
16 Yokohama Mosque
17 Tokyo Jami
18 Cordoba School
19 Kanazawa Mosque
20 Quran Competition
2回目のまとめ。11番札所から20番札所まで。
11番札所: 一ノ割モスク
12番札所: 東京モスク (初代)
13番札所: 小山モスク
14番札所: 広尾モスク
15番札所: 海老名モスク
16番札所: 横浜モスク
17番札所: 東京ジャーミィ(二代目)
18番札所: コルドバ学園
19番札所: 金沢モスク
20番札所: クルアーン読誦コンテスト
これから先どうなるかわからないけれど、たぶん、21番札所から先は当分先のことになると思います。
11番かあ20番までで、12番の東京モスクは既に撤去済で現存していません。懐かしいけど、これから先、再訪することはかないません。あんな、林の中というか森の中というか鬱蒼とした、古い代々木の面影が残っているところも、もうほとんどないでしょうね。18番札所の二代目の新しい東京ジャーミィは初代の面影は、まーーーーったくありません。初代のxxxを引き継いで、、というのもないでしょう。
あんがい、今記録に残してないと、そのうち建て替えで現存するモスク建屋が変わってしまうことろも多いと思いますが、まあ、そんなものでしょう。
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11 Ichinowari Mosque
12 Tokyo Mosque (demolished)
13 Oyama Mosque
14 Hiroo Mosque (Arab Islamic Institute)
15 Ebina Mosque
16 Yokohama Mosque
17 Tokyo Jami
18 Cordoba School
19 Kanazawa Mosque
20 Quran Competition
2回目のまとめ。11番札所から20番札所まで。
11番札所: 一ノ割モスク
12番札所: 東京モスク (初代)
13番札所: 小山モスク
14番札所: 広尾モスク
15番札所: 海老名モスク
16番札所: 横浜モスク
17番札所: 東京ジャーミィ(二代目)
18番札所: コルドバ学園
19番札所: 金沢モスク
20番札所: クルアーン読誦コンテスト
これから先どうなるかわからないけれど、たぶん、21番札所から先は当分先のことになると思います。
11番かあ20番までで、12番の東京モスクは既に撤去済で現存していません。懐かしいけど、これから先、再訪することはかないません。あんな、林の中というか森の中というか鬱蒼とした、古い代々木の面影が残っているところも、もうほとんどないでしょうね。18番札所の二代目の新しい東京ジャーミィは初代の面影は、まーーーーったくありません。初代のxxxを引き継いで、、というのもないでしょう。
あんがい、今記録に残してないと、そのうち建て替えで現存するモスク建屋が変わってしまうことろも多いと思いますが、まあ、そんなものでしょう。
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88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 20番札所 クルアーン読誦コンテスト、、参加者にとっては聖地だから、、札所に入れました。いつもながら、サウジアラビア大使館のシェフの腕前はすごい。料理は特上でありがとうございます。
19th Annual All Japan Quran Competition @ Arab Islamic Institute
4週間前に行われた、クルアーン読誦コンテスト+子供たちの研究発表会。広尾のアラブイスラーム学院で行われたイベントです。
ここでは、本場サウジアラビアのプログラムに沿ったクルアーン読誦コンテストが行われました。ちっちゃな子供たちのレベルから大人の部までさまざまなクラス分けがあって、最高はハーフィズ、、本一冊まるまる覚えて読誦できるというレベル。時間が遅くなったので私は途中で帰ってしまったのですが、最後までいた方に聞くと、今年はハーフィズ認定が行われた年だったそうです。日本からもハーフィズを輩出するようになったのですね、すごい。2日間にわたったプログラムですが、参加者はすごい数。
開会式の後、子供たちの課題研究発表。模造紙で壁に張り出した研究発表を見て回ります。今回からはじまった新しい試みで今回は6組参加。たくさんある研究成果の評価ポイントの一つに、「何か国語で発表されているか?」というのがあり、3か国語以上だと高得点となります。さすが、インターナショナルな場。参加者はインターナショナルスクールに通う子もいるし、メインは公立学校だけど補習校としてインターに通う子もいます。
さてさて、同じ年齢の普通の公立小学校の児童に「3か国語以上」とかいう基準は設定されないでしょう。でも、ここで発表されたものは最低でも2か国語以上で、3か国語以上というのがほとんど。しかも、ちゃんと意味を理解しているか、その場で口頭でもそれぞれの言語で質問して回答させるという念のいれよう。日本の公立小学校でも英語の義務化が行われるという話を聞きましたが、差は歴然ですね。インターに通う子供たちは普通に数か国語を母語として読み書きしているわけで、将来が楽しみです。
私も研究発表の審査員のひとりとなりました。なんで私が?という気もしますが、おそらく審査の口頭質問で日本語でする場合の頭数を合わせた、、のでしょう。採点も評価表に沿ってつけるわかりやすいもので、貴重な体験をさせていただいてありがたいです。
そして、ごはん。このアラブイスラーム学院は、サウジアラビア大使公邸跡に建てられたもので外交団用地。サウジアラビア政府の全面的バックアップもあり、用意されたお昼ご飯は、大使付きのシェフが腕によりをかけて振舞ったもの。とってもおいしいのは保証済。
それに常時提供されていたアラビアコーヒー、、いやーほんとうに久しぶりのアラビアコーヒーでうれしかった。
そして、メインイベントのクルアーン読誦コンテスト。初日は学齢以下やエントリーレベルのリサイタル。可愛らしいし、一所懸命がんばったのがよくわかる。みんなの前にでて、あがってしまう子供たちもいたけど、みんなやさしく声援。
読誦参加者の一人と話しをしました、、
私「寒い中大変ですね、今回どのレベルで参加されるのですか?」
参「レベル8です」
私「わあ、すごい最高レベル?それにしても、プログラムでは今回はレベル7までしかないとか言ってたよ」
参「じゃあ、受付でもう一度確認してみます。審査の教室もこれから用意するとか言ってたし」
私「うん、それがいいよ。どこから来たのですか」
参「岩手からです。バスで到着して、すぐにこの会場に来ました」
私「岩手から!このコンテストのために!バスで到着してまっすぐ!すごい、すごすぎる。うまくいくといいよね」
そして2日目はレベルはどんどん高くなり、最後はハーフィズレベルまで。審査会場もレベルにあわせて別々の教室で同時並行で行われました。審査員の先生方も大変だったと思うけど、見ていてこれまで知らなかったクルアーン読誦コンテストの内容をいろいろ知りました。どういうふうにして質問がなされるのか?どういうふうに課題がだされるのか?どういう読誦法なのか?審査員のコメントはどういうふうにフィードバックされるのか?なるほど、奥が深いです。それに、これは日本風じゃなくて世界統一基準なので、世界中どこにいってもこういうふうに行われるというのがわかって、またまた勉強になりました。
イベントのお役たち情報:2018年の年末は第19回目でした。毎年年の瀬の恒例行事になっているので、早めにアラブイスラーム学院か、イスラーム系のインターナショナルスクールで確認するといいです。研究発表は今年が1回目ということで参加者も少なかったけれど、来年以降はもっと多くなるといいですね。主催者側へのお願いは、参加者全員に今後の励みになるようにいろんな賞をつくって、全員に賞が与えられたらいいと思います。いまは上位者だけで、あとの参加者はなんにもなし。ちょっとかわいそうな気がする。
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4週間前に行われた、クルアーン読誦コンテスト+子供たちの研究発表会。広尾のアラブイスラーム学院で行われたイベントです。
ここでは、本場サウジアラビアのプログラムに沿ったクルアーン読誦コンテストが行われました。ちっちゃな子供たちのレベルから大人の部までさまざまなクラス分けがあって、最高はハーフィズ、、本一冊まるまる覚えて読誦できるというレベル。時間が遅くなったので私は途中で帰ってしまったのですが、最後までいた方に聞くと、今年はハーフィズ認定が行われた年だったそうです。日本からもハーフィズを輩出するようになったのですね、すごい。2日間にわたったプログラムですが、参加者はすごい数。
開会式の後、子供たちの課題研究発表。模造紙で壁に張り出した研究発表を見て回ります。今回からはじまった新しい試みで今回は6組参加。たくさんある研究成果の評価ポイントの一つに、「何か国語で発表されているか?」というのがあり、3か国語以上だと高得点となります。さすが、インターナショナルな場。参加者はインターナショナルスクールに通う子もいるし、メインは公立学校だけど補習校としてインターに通う子もいます。
さてさて、同じ年齢の普通の公立小学校の児童に「3か国語以上」とかいう基準は設定されないでしょう。でも、ここで発表されたものは最低でも2か国語以上で、3か国語以上というのがほとんど。しかも、ちゃんと意味を理解しているか、その場で口頭でもそれぞれの言語で質問して回答させるという念のいれよう。日本の公立小学校でも英語の義務化が行われるという話を聞きましたが、差は歴然ですね。インターに通う子供たちは普通に数か国語を母語として読み書きしているわけで、将来が楽しみです。
私も研究発表の審査員のひとりとなりました。なんで私が?という気もしますが、おそらく審査の口頭質問で日本語でする場合の頭数を合わせた、、のでしょう。採点も評価表に沿ってつけるわかりやすいもので、貴重な体験をさせていただいてありがたいです。
そして、ごはん。このアラブイスラーム学院は、サウジアラビア大使公邸跡に建てられたもので外交団用地。サウジアラビア政府の全面的バックアップもあり、用意されたお昼ご飯は、大使付きのシェフが腕によりをかけて振舞ったもの。とってもおいしいのは保証済。
それに常時提供されていたアラビアコーヒー、、いやーほんとうに久しぶりのアラビアコーヒーでうれしかった。
そして、メインイベントのクルアーン読誦コンテスト。初日は学齢以下やエントリーレベルのリサイタル。可愛らしいし、一所懸命がんばったのがよくわかる。みんなの前にでて、あがってしまう子供たちもいたけど、みんなやさしく声援。
読誦参加者の一人と話しをしました、、
私「寒い中大変ですね、今回どのレベルで参加されるのですか?」
参「レベル8です」
私「わあ、すごい最高レベル?それにしても、プログラムでは今回はレベル7までしかないとか言ってたよ」
参「じゃあ、受付でもう一度確認してみます。審査の教室もこれから用意するとか言ってたし」
私「うん、それがいいよ。どこから来たのですか」
参「岩手からです。バスで到着して、すぐにこの会場に来ました」
私「岩手から!このコンテストのために!バスで到着してまっすぐ!すごい、すごすぎる。うまくいくといいよね」
そして2日目はレベルはどんどん高くなり、最後はハーフィズレベルまで。審査会場もレベルにあわせて別々の教室で同時並行で行われました。審査員の先生方も大変だったと思うけど、見ていてこれまで知らなかったクルアーン読誦コンテストの内容をいろいろ知りました。どういうふうにして質問がなされるのか?どういうふうに課題がだされるのか?どういう読誦法なのか?審査員のコメントはどういうふうにフィードバックされるのか?なるほど、奥が深いです。それに、これは日本風じゃなくて世界統一基準なので、世界中どこにいってもこういうふうに行われるというのがわかって、またまた勉強になりました。
イベントのお役たち情報:2018年の年末は第19回目でした。毎年年の瀬の恒例行事になっているので、早めにアラブイスラーム学院か、イスラーム系のインターナショナルスクールで確認するといいです。研究発表は今年が1回目ということで参加者も少なかったけれど、来年以降はもっと多くなるといいですね。主催者側へのお願いは、参加者全員に今後の励みになるようにいろんな賞をつくって、全員に賞が与えられたらいいと思います。いまは上位者だけで、あとの参加者はなんにもなし。ちょっとかわいそうな気がする。
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2019年01月20日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 19番札所 金沢モスク。遠い、金沢は都市なのにモスクは僻地。金沢大学のところ、、遠いよ、、
Visited Kanazawa Mosque "Masjid Umar bin Khattab" @ Kanazawa, Ishikawa
そもそもタイトルに偽りありで、今回は長距離バスで行ったのでバイクじゃないです。さすがに1月半ば、、積雪や氷結が怖くてバイクでは行けません。行きはよいよい、帰りは積雪だったらもっと悲惨だし。これまで、北陸というと?えーっと福井、石川、富山の3県の位置関係もかなり怪しいぐらい。しかも、金沢とは富山湾に面してる、、、と思ってたぐらいだし無知と言われてもしかたありません。
これまでモスクの立地としては「交通の要所」か「地域コミュニティ」に立脚してあると思ってたのですが??「地域コミュニティ系」とはいえ、ここは「大学隣接型」というか「(所有者の場所の意向もあって)なんとなく型」。
金沢といえば北陸の雄。この地域の中核都市だし、けっして小さい都市ではありませんが、モスクの所在地は、ひたすら都市の中心部から離れていて、交通の要所、、ではない。でもって、地域コミュニティ型か?と聞かれると、、うむむむ、、金沢大学のすぐ近くの「角間新地」というところなので、金沢大学に留学で来ているムスリムにとっては大層便利が良いと言えるのですが、他の人にとってはコミュニティとはいえず、ひたすら僻地。
金沢大学の留学生>>モスクに自転車で来ている。あんなに自転車ぎっしりのモスクは初めて見た。
その他の人達>>バス中心。車の駐車スペースは2台程度。路駐はあり。前庭のほとんどは自転車で埋まっている。
少子高齢化といわれる日本の、そのまた少子化の厳しい地方都市にあって、金沢大学から駅に向かうバス通りは、若い人で満員な若者ばかりの場所。学生街、、学生アパート、、金沢は学生の街かもしれない。
金曜日なのでいっぱいの人。おもにインドネシア系が多いように見受けられました。写真も一杯とったのですが、間違って消去してしまいこれだけしか残ってないのが残念。設備は足洗い場は機能的で良いけれど、2階の男性用ホールに向かう階段が狭い。入口の狭さも相まって帰りは靴を履く人達を待つ人の列が階段を覆いつくしてました。まあ、しかたない。ぎっしりの人ですからね。もうひとつ、金沢市内にモスクができるといいですね。そもそも、このモスクは富山モスクの別館的な扱いみたいだし、、
この日のイマームは留学生のお父さんという説明でしたが、、、ちょっと、たまたま近くにいた人達にいろいろと訊いてみました。
私「みなさんはインドネシアから来たのですが」
近くの人「そうです。集まった人達のほとんどは金沢大学に来ている留学生、残りは働いている人」
これまで見てきたモスクの9割は外国から日本に働きに来ている人達が中心でしたら、こういう留学生主体というのは珍しい。
私「みなさんも学生さん?」
近「いや、働いてます。留学生の人達とはあんまり交流はないです」
うーむ、同じインドネシア人とはいえ、留学生と労働者では差があるのかしらん?
私「今日は金曜日だけど、これからまた仕事?」
近「ううん、今日はやすみ」
私「そう?金曜が休みなの?」
近「いや、海が荒れてるから漁にいけないんだ」
北関東のモスクに来ている人達はほとんどが工場労働者。だから、出稼ぎの漁師さんというのは初めての出会い。
よく考えると、日本の漁業は既に外国からの労働者(というか技術研修生というか?)無しでは成り立ちません。美味しいサカナ料理を金沢で食べても、それは外国から来ている漁師さんの働き無くしては得られないものなんだ、、、
金沢モスクのお役たち情報:初めて行く人は、、往路はぜーったいタクシーがいいです、帰りはバスでもいいけど。町はずれでバスの便数が少なすぎ。目印は金沢大学だけど、その手前の路地に入ったところで、、、、うーむ、場所の説明はちょっと無理。GPSの助けが必要。
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そもそもタイトルに偽りありで、今回は長距離バスで行ったのでバイクじゃないです。さすがに1月半ば、、積雪や氷結が怖くてバイクでは行けません。行きはよいよい、帰りは積雪だったらもっと悲惨だし。これまで、北陸というと?えーっと福井、石川、富山の3県の位置関係もかなり怪しいぐらい。しかも、金沢とは富山湾に面してる、、、と思ってたぐらいだし無知と言われてもしかたありません。
これまでモスクの立地としては「交通の要所」か「地域コミュニティ」に立脚してあると思ってたのですが??「地域コミュニティ系」とはいえ、ここは「大学隣接型」というか「(所有者の場所の意向もあって)なんとなく型」。
金沢といえば北陸の雄。この地域の中核都市だし、けっして小さい都市ではありませんが、モスクの所在地は、ひたすら都市の中心部から離れていて、交通の要所、、ではない。でもって、地域コミュニティ型か?と聞かれると、、うむむむ、、金沢大学のすぐ近くの「角間新地」というところなので、金沢大学に留学で来ているムスリムにとっては大層便利が良いと言えるのですが、他の人にとってはコミュニティとはいえず、ひたすら僻地。
金沢大学の留学生>>モスクに自転車で来ている。あんなに自転車ぎっしりのモスクは初めて見た。
その他の人達>>バス中心。車の駐車スペースは2台程度。路駐はあり。前庭のほとんどは自転車で埋まっている。
少子高齢化といわれる日本の、そのまた少子化の厳しい地方都市にあって、金沢大学から駅に向かうバス通りは、若い人で満員な若者ばかりの場所。学生街、、学生アパート、、金沢は学生の街かもしれない。
金曜日なのでいっぱいの人。おもにインドネシア系が多いように見受けられました。写真も一杯とったのですが、間違って消去してしまいこれだけしか残ってないのが残念。設備は足洗い場は機能的で良いけれど、2階の男性用ホールに向かう階段が狭い。入口の狭さも相まって帰りは靴を履く人達を待つ人の列が階段を覆いつくしてました。まあ、しかたない。ぎっしりの人ですからね。もうひとつ、金沢市内にモスクができるといいですね。そもそも、このモスクは富山モスクの別館的な扱いみたいだし、、
この日のイマームは留学生のお父さんという説明でしたが、、、ちょっと、たまたま近くにいた人達にいろいろと訊いてみました。
私「みなさんはインドネシアから来たのですが」
近くの人「そうです。集まった人達のほとんどは金沢大学に来ている留学生、残りは働いている人」
これまで見てきたモスクの9割は外国から日本に働きに来ている人達が中心でしたら、こういう留学生主体というのは珍しい。
私「みなさんも学生さん?」
近「いや、働いてます。留学生の人達とはあんまり交流はないです」
うーむ、同じインドネシア人とはいえ、留学生と労働者では差があるのかしらん?
私「今日は金曜日だけど、これからまた仕事?」
近「ううん、今日はやすみ」
私「そう?金曜が休みなの?」
近「いや、海が荒れてるから漁にいけないんだ」
北関東のモスクに来ている人達はほとんどが工場労働者。だから、出稼ぎの漁師さんというのは初めての出会い。
よく考えると、日本の漁業は既に外国からの労働者(というか技術研修生というか?)無しでは成り立ちません。美味しいサカナ料理を金沢で食べても、それは外国から来ている漁師さんの働き無くしては得られないものなんだ、、、
金沢モスクのお役たち情報:初めて行く人は、、往路はぜーったいタクシーがいいです、帰りはバスでもいいけど。町はずれでバスの便数が少なすぎ。目印は金沢大学だけど、その手前の路地に入ったところで、、、、うーむ、場所の説明はちょっと無理。GPSの助けが必要。
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2019年01月05日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 18番札所 コルドバ学園。長い名前なので勝手に省略させてもらいました、小山モスクと同じ敷地内ですが、建物は別です。
visited "International School of Cordoba Japan", located just next to Oyama mosque.
栃木の小山市にある小山モスク。とっても広い敷地には、小山モスク(バーブルイスラームモスク)の他に、「インターナショナルスクールオブコルドバジャパン小山キャンパス」という、広い敷地に相応しい長い名前の学校があります。手前がモスクで奥が学校。
私が訪問したときは、日曜日だったので学校は休日。入口は閉まってました。そりゃ、そうですよね。
こちらも、大塚モスク付属学校や、イスラミックセンター付属学校と同じく、ケンブリッジの資格取得で学校としてなりたっています。
前にも書いた通り、これは良いアイデアだと思う。問題は学校の数が少なくて群馬あたりから親御さんが車で1時間とかもっと時間をかけて送り迎えしているということ。そうとうな労力だと思う、、1週間とかじゃなくて、何年も、何年もだよ。
学校案内はInternational School of Cordoba Japanで検索するとでてきます。
校舎もしっかりしているし、環境も良いので、授業内容はよくわからないものの、いい感じに思えます。
この18番札所は中を見学できなかったので、建物周りの写真だけ。でも、まあ、こういうのもあると思う。
場所は交通の要所なので、アクセスはとびっきり良いし、遠くからでもカアバの絵とか、聖句とか見える(夜間は証明もあててるし)。
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栃木の小山市にある小山モスク。とっても広い敷地には、小山モスク(バーブルイスラームモスク)の他に、「インターナショナルスクールオブコルドバジャパン小山キャンパス」という、広い敷地に相応しい長い名前の学校があります。手前がモスクで奥が学校。
私が訪問したときは、日曜日だったので学校は休日。入口は閉まってました。そりゃ、そうですよね。
こちらも、大塚モスク付属学校や、イスラミックセンター付属学校と同じく、ケンブリッジの資格取得で学校としてなりたっています。
前にも書いた通り、これは良いアイデアだと思う。問題は学校の数が少なくて群馬あたりから親御さんが車で1時間とかもっと時間をかけて送り迎えしているということ。そうとうな労力だと思う、、1週間とかじゃなくて、何年も、何年もだよ。
学校案内はInternational School of Cordoba Japanで検索するとでてきます。
校舎もしっかりしているし、環境も良いので、授業内容はよくわからないものの、いい感じに思えます。
この18番札所は中を見学できなかったので、建物周りの写真だけ。でも、まあ、こういうのもあると思う。
場所は交通の要所なので、アクセスはとびっきり良いし、遠くからでもカアバの絵とか、聖句とか見える(夜間は証明もあててるし)。
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2019年01月04日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 17番札所 東京ジャーミイ。地元東京で一番大きいモスクなのに、何故いまごろ?たんに、書く気が起きなかったから。
Tokyo Jami is different from Tokyo Mosque, Tokyo Jami is the current building after Tokyo Mosque demolishing.
東京ジャーミィと呼びならわされている、代々木上原に立つ日本を代表するモスク。
このシリーズのトップにあってもおかしくないぐらいの立ち位置。東海道五十三次でいうと、大江戸日本橋という立場なので、17番札所というのは遅い出方かもしれません。が、最後の方で私見を述べてますが、見てくれよりも「設備は快適な礼拝にかなったものが適切に備わっているか?」「信者にとってアクセスが良いか?」という切り口しかありませんから、評価はあまり高くないのです。
この東京ジャーミィが建設中に何度も訪れたし、建設中にトルコ人の内装職人さんたちと一緒に礼拝したりしました。懐かしいですね、その時の写真を探しているのですが、見当たりません。うーむ、すでに写真がデジタル化された後のことだろうか。まあいいや。
最近訪れたのは、バザーがあった時。
知らないうちに礼拝所の奥の通路が開放されてた、、はて、以前は工事中だったけど。
食事は美味しかった、、全部食べるには胃袋が3つぐらい欲しい、、
ちなみに、モスクの呼び名で、ジャーミイ、マスジド、モスク、ムサンラー、イスラミックセンター等ありますが、それはいずれ私見満杯で説明できればいいなと思ってます。とりあえず、このモスクは東京モスクと区別するために、東京ジャーミィと呼びます。
以前の東京モスクと違って、幽霊がでそうな暗さはありません。敷地内の木々はバッサリ切られてます。明るいモスク。しかも、観光客も多い。お土産屋さんもある。観光バスも止まる、、という様相。すごいなあ。
結婚式、お葬式、催し物、いろいろなことがここでできます。多目的モスク。昨今のお葬式はここでご遺体を清めたりします。そういう設備のあるモスクというのは稀だから、価値は高い。私もここで何度かお葬式に参列しました。これは特筆すべき良い点。場所も有名だから、いちいち場所を説明する手間もない。
東京のモスクといえばここ。だから、日本に観光にきたムスリムが立ち寄るのもここ。旅行者のスーツケースが並び、ベビーカーもならぶ。
写真を撮っていると、なにやら見られている視線を感じる、、、
このモスクを私見で語ると、東京ジャーミィは全然親しみが持てない。というか「品が無い」。観光客とは視点がちがうんだよ。
大勢のひと(ムスリムたちが)、わーっと来て、わーっと帰る。慌ただしい。ドアはあけっぴろげで、寒い。おいおい、ちゃんと閉めてよ。それに観光客とか立ってまわるから、あぐらかいて座ると目線が違う。
馴染の客でグループができていて、ここは自分たちの場所みたいなノリで新顔を睥睨する、、そういうこと。入りづらいったらありゃしない。
トルコ至上主義的な感じも魅力のないところの一つ。まあ、全体をまとめると居心地の悪さということか。事大主義感満点。居心地の悪いモスクなんてモスクの価値ありません。
お役立ち情報、駐車場はないので駅から徒歩の一択。特筆すべきは兼用トイレ(足洗い場兼トイレ)が良くない。私はモスクの設備というものをトイレで判断しているので、はっきりいうと、東京ジャーミイのトイレは並みのモスク以下。え?まじで?あんなに綺麗なモスクなのに?と思う人も多いと思うけれど、それは観光客目線。お祈りする人(まあ、観光客でも)にとってはトイレや足洗い場というのは重要なんだよ。トイレから礼拝所は距離が離れて、手足を洗った後、階段を上がって一旦外にでるので、使い勝手がわるすぎ。トイレは臭うし、足洗い場もきちんと足をぬぐえないし、床もサンダルも濡れ濡れ。動線的にはトイレの床から上がり框的なものが必要なんだけど、無いからトイレから直接入口に来るしかないが、入り口は狭い。しかも、トイレ前通路は上下階段の大動脈になっていて、トイレを出たら、何をするにもスペースがない。
まあ、デザイン重視で、使い勝手を忘れた例。高低差のある斜面の上側に入り口を作れば狭くて急な階段とか、ほぼ関係ないし、車椅子も、ベビーカーも、旅行カバンの問題も無い。うーん、いいとこあんまりない。16番札所の横浜モスクのトイレと足洗い場のグッドなデザインを見習うべきだねえ。やっぱり、観光客用のモスクということか。
●
東京ジャーミィと呼びならわされている、代々木上原に立つ日本を代表するモスク。
このシリーズのトップにあってもおかしくないぐらいの立ち位置。東海道五十三次でいうと、大江戸日本橋という立場なので、17番札所というのは遅い出方かもしれません。が、最後の方で私見を述べてますが、見てくれよりも「設備は快適な礼拝にかなったものが適切に備わっているか?」「信者にとってアクセスが良いか?」という切り口しかありませんから、評価はあまり高くないのです。
この東京ジャーミィが建設中に何度も訪れたし、建設中にトルコ人の内装職人さんたちと一緒に礼拝したりしました。懐かしいですね、その時の写真を探しているのですが、見当たりません。うーむ、すでに写真がデジタル化された後のことだろうか。まあいいや。
最近訪れたのは、バザーがあった時。
知らないうちに礼拝所の奥の通路が開放されてた、、はて、以前は工事中だったけど。
食事は美味しかった、、全部食べるには胃袋が3つぐらい欲しい、、
ちなみに、モスクの呼び名で、ジャーミイ、マスジド、モスク、ムサンラー、イスラミックセンター等ありますが、それはいずれ私見満杯で説明できればいいなと思ってます。とりあえず、このモスクは東京モスクと区別するために、東京ジャーミィと呼びます。
以前の東京モスクと違って、幽霊がでそうな暗さはありません。敷地内の木々はバッサリ切られてます。明るいモスク。しかも、観光客も多い。お土産屋さんもある。観光バスも止まる、、という様相。すごいなあ。
結婚式、お葬式、催し物、いろいろなことがここでできます。多目的モスク。昨今のお葬式はここでご遺体を清めたりします。そういう設備のあるモスクというのは稀だから、価値は高い。私もここで何度かお葬式に参列しました。これは特筆すべき良い点。場所も有名だから、いちいち場所を説明する手間もない。
東京のモスクといえばここ。だから、日本に観光にきたムスリムが立ち寄るのもここ。旅行者のスーツケースが並び、ベビーカーもならぶ。
写真を撮っていると、なにやら見られている視線を感じる、、、
このモスクを私見で語ると、東京ジャーミィは全然親しみが持てない。というか「品が無い」。観光客とは視点がちがうんだよ。
大勢のひと(ムスリムたちが)、わーっと来て、わーっと帰る。慌ただしい。ドアはあけっぴろげで、寒い。おいおい、ちゃんと閉めてよ。それに観光客とか立ってまわるから、あぐらかいて座ると目線が違う。
馴染の客でグループができていて、ここは自分たちの場所みたいなノリで新顔を睥睨する、、そういうこと。入りづらいったらありゃしない。
トルコ至上主義的な感じも魅力のないところの一つ。まあ、全体をまとめると居心地の悪さということか。事大主義感満点。居心地の悪いモスクなんてモスクの価値ありません。
お役立ち情報、駐車場はないので駅から徒歩の一択。特筆すべきは兼用トイレ(足洗い場兼トイレ)が良くない。私はモスクの設備というものをトイレで判断しているので、はっきりいうと、東京ジャーミイのトイレは並みのモスク以下。え?まじで?あんなに綺麗なモスクなのに?と思う人も多いと思うけれど、それは観光客目線。お祈りする人(まあ、観光客でも)にとってはトイレや足洗い場というのは重要なんだよ。トイレから礼拝所は距離が離れて、手足を洗った後、階段を上がって一旦外にでるので、使い勝手がわるすぎ。トイレは臭うし、足洗い場もきちんと足をぬぐえないし、床もサンダルも濡れ濡れ。動線的にはトイレの床から上がり框的なものが必要なんだけど、無いからトイレから直接入口に来るしかないが、入り口は狭い。しかも、トイレ前通路は上下階段の大動脈になっていて、トイレを出たら、何をするにもスペースがない。
まあ、デザイン重視で、使い勝手を忘れた例。高低差のある斜面の上側に入り口を作れば狭くて急な階段とか、ほぼ関係ないし、車椅子も、ベビーカーも、旅行カバンの問題も無い。うーん、いいとこあんまりない。16番札所の横浜モスクのトイレと足洗い場のグッドなデザインを見習うべきだねえ。やっぱり、観光客用のモスクということか。
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2019年01月03日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle 16番札所 横浜モスク。車の便の良さの見本みたいな立地条件。他は、えーっと、火災報知器が礼拝室にある。
visited Yokohama Jame Masjid @ Yokohama
海老名モスクと横浜モスクはそんなに離れてない、、と聞いてたのだけど、こんなに近いとは思わなかった。これも交通の要所の強みですね、これなら同じ日に一緒に来ればよかったと思うぐらい。もちろん、私が海老名モスクと横浜モスクを訪れたのは別々の日です。
これまでいくつものモスクを回ってわかったのは、モスクには2種類あるということ。一つは「地域密着型」もう一つは「交通の要所型」。たとえば、一ノ割モスク、伊勢崎モスク、日向モスクとかは地域密着型。そして、小山モスク、海老名モスク、大塚モスクとかは交通の要所型。横浜モスクは第三京浜に面していてすごく交通の便がいい。
だから、あっさり行けます。わりと新し目のモスクでさっぱりした印象。建物の入り口は緑のドーム型パネルがあるのと反対側。
横浜モスクは海老名モスクの小型版。建物自体の大きさはそんなに変わらないと思うけど、なんか特徴がいまひとつ。入口のお洒落感はこれまで見てきたモスクの中でも屈指だと思う。レンガとか床の板石を張ってあるとかセンスがある。
この感想は、海老名モスクはセンターで、横浜モスクは分所的な位置づけにも由来するのかもしれない。とってつけたような緑のドーム型パネルはいらないんじゃない?先に海老名モスクを見た後に横浜モスクを見たからかもしれないけど、逆の順序だったらどう思ったのだろう?
ともあれ、大きな駐車場はないものの、金曜礼拝には200人を超える信者が集まるという話でした。
設備はしっかりしている。火災報知器のある礼拝所は初めてみました。お祈りの最中にボタンを押すとか??
たまたまですが、台湾からの訪問者がきてました。
でもって、中国語版の聖典注釈本を頂きました。なーるほど、はじめて見た気がする。こういうものなんですね。
他にはタブリーグの人達がいて、、あれ、千葉で会った人達?モスクを10ぐらい回ったころから、なんとなく重複して会う兄弟がでてきて、この横浜モスクに至ると、何人かの顔見知りがいるということ。ムスリム業界は狭い。ほんとうに狭い、、私のバイクを入口で見かけたよ!といって来る兄弟もいました。
もちろん、私個人はインパクトが激弱ですが、バイクはインパクトが強いので、バイクを見て私を認識できるというか、そういうもんでしょう。だって排気量1600tだもん大きいし、重いし、インパクトがある。特に倒した時のインパクトは計り知れないほど、、立て直すときは半泣きだけど。
これまでいろんなモスクを回って気がついたのは、日本人の多さ。へー?日本人もムスリムって多いの?そんなにモスクに来てるの?とか、思うかもしれません。が、確かに多い。出生地的には日本ではなかったりしますが、帰化して日本人になった人達です。なーんだ、元外人か?とか言わないでください。彼らも正真正銘の日本人ですから。日本に来て、日本人の家族をもったり、帰化して、日本に骨をうずめる覚悟の人達がいるからこそ、こういった立派なモスクが立つのです。
出稼ぎで数年したら母国に帰る、、とか思っている人達ばかりでは、モスクのような足場をつくるようなことはあまりないと思います。それに、日本に根付く自分たちの子供たち、孫たち、子孫のことを考えると、どうしても宗教の拠点はつくりたいところ。彼らの気持ちはよくわかります。
今の日本の社会は、こういった帰化日本人をどのように受け入れるのでしょうか?日本語が完全じゃなから?顔立ちが違っているから?こういう差別はもう正直うんざりです
さて、横浜モスクのお役立ち情報。うーむ、車で来るのが一番。交通の要所で、高速道路と大きな道路に挟まれた中州のようなところに立ってます。バスとかあるのかしらん?まあ、周囲に住宅もあるから車以外のアクセス方法もあると思うけれど、ちょっとわかりません。
それから、モスクの足洗い場は非常に充実して綺麗です。これまでのモスクの中では最も清潔で充実しているモスクだと思う。
足洗い場だけでいうと、その前に見た「パーフェクト海老名」モスクより上です。
多くのモスクが足洗い場は一段低くなった場所とか、じめじめした場所とか、トイレ共用(広尾モスクもトイレ共用)とかだったけど、ここはトイレと分離、足洗い場はあまり濡れないような構造になっています。洗濯機もあるし、、(それはあんまり関係ないか)。
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海老名モスクと横浜モスクはそんなに離れてない、、と聞いてたのだけど、こんなに近いとは思わなかった。これも交通の要所の強みですね、これなら同じ日に一緒に来ればよかったと思うぐらい。もちろん、私が海老名モスクと横浜モスクを訪れたのは別々の日です。
これまでいくつものモスクを回ってわかったのは、モスクには2種類あるということ。一つは「地域密着型」もう一つは「交通の要所型」。たとえば、一ノ割モスク、伊勢崎モスク、日向モスクとかは地域密着型。そして、小山モスク、海老名モスク、大塚モスクとかは交通の要所型。横浜モスクは第三京浜に面していてすごく交通の便がいい。
だから、あっさり行けます。わりと新し目のモスクでさっぱりした印象。建物の入り口は緑のドーム型パネルがあるのと反対側。
横浜モスクは海老名モスクの小型版。建物自体の大きさはそんなに変わらないと思うけど、なんか特徴がいまひとつ。入口のお洒落感はこれまで見てきたモスクの中でも屈指だと思う。レンガとか床の板石を張ってあるとかセンスがある。
この感想は、海老名モスクはセンターで、横浜モスクは分所的な位置づけにも由来するのかもしれない。とってつけたような緑のドーム型パネルはいらないんじゃない?先に海老名モスクを見た後に横浜モスクを見たからかもしれないけど、逆の順序だったらどう思ったのだろう?
ともあれ、大きな駐車場はないものの、金曜礼拝には200人を超える信者が集まるという話でした。
設備はしっかりしている。火災報知器のある礼拝所は初めてみました。お祈りの最中にボタンを押すとか??
たまたまですが、台湾からの訪問者がきてました。
でもって、中国語版の聖典注釈本を頂きました。なーるほど、はじめて見た気がする。こういうものなんですね。
他にはタブリーグの人達がいて、、あれ、千葉で会った人達?モスクを10ぐらい回ったころから、なんとなく重複して会う兄弟がでてきて、この横浜モスクに至ると、何人かの顔見知りがいるということ。ムスリム業界は狭い。ほんとうに狭い、、私のバイクを入口で見かけたよ!といって来る兄弟もいました。
もちろん、私個人はインパクトが激弱ですが、バイクはインパクトが強いので、バイクを見て私を認識できるというか、そういうもんでしょう。だって排気量1600tだもん大きいし、重いし、インパクトがある。特に倒した時のインパクトは計り知れないほど、、立て直すときは半泣きだけど。
これまでいろんなモスクを回って気がついたのは、日本人の多さ。へー?日本人もムスリムって多いの?そんなにモスクに来てるの?とか、思うかもしれません。が、確かに多い。出生地的には日本ではなかったりしますが、帰化して日本人になった人達です。なーんだ、元外人か?とか言わないでください。彼らも正真正銘の日本人ですから。日本に来て、日本人の家族をもったり、帰化して、日本に骨をうずめる覚悟の人達がいるからこそ、こういった立派なモスクが立つのです。
出稼ぎで数年したら母国に帰る、、とか思っている人達ばかりでは、モスクのような足場をつくるようなことはあまりないと思います。それに、日本に根付く自分たちの子供たち、孫たち、子孫のことを考えると、どうしても宗教の拠点はつくりたいところ。彼らの気持ちはよくわかります。
今の日本の社会は、こういった帰化日本人をどのように受け入れるのでしょうか?日本語が完全じゃなから?顔立ちが違っているから?こういう差別はもう正直うんざりです
さて、横浜モスクのお役立ち情報。うーむ、車で来るのが一番。交通の要所で、高速道路と大きな道路に挟まれた中州のようなところに立ってます。バスとかあるのかしらん?まあ、周囲に住宅もあるから車以外のアクセス方法もあると思うけれど、ちょっとわかりません。
それから、モスクの足洗い場は非常に充実して綺麗です。これまでのモスクの中では最も清潔で充実しているモスクだと思う。
足洗い場だけでいうと、その前に見た「パーフェクト海老名」モスクより上です。
多くのモスクが足洗い場は一段低くなった場所とか、じめじめした場所とか、トイレ共用(広尾モスクもトイレ共用)とかだったけど、ここはトイレと分離、足洗い場はあまり濡れないような構造になっています。洗濯機もあるし、、(それはあんまり関係ないか)。
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88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 15番札所 海老名モスク これは驚きの快適さ。周囲も広々として、駐車場は300台弱止められる。一度来るとわかる、さまざまなこと。
Visited Ebina Mosque " Ebina Masjid" @ Ebina city, Kanagawa
いままで寄ったモスクの中で築浅で清潔といえば、五反田モスクが筆頭でしたが、それを上回る快適モスク、、それは海老名モスク。
うーむ、このモスクは今後のモデルモスクにすればいいと思ったぐらい。
メリットはまずアクセスの良さ。
東京から神奈川への大動脈国道246のすぐそば(というか隣)、圏央道からも近いし、東名高速からも近い。建物は遠くからでもくっきり見えるし、GPSなしでも行ける。ついこないだ、GPSで検索しまくってもモスク付近で1時間迷った広尾モスクと正反対ですね。大動脈から近いといえば小山モスクもあるけれど、あんなかんじ。すぐ手前になんとかホテルというのもあるから、あれを目印にしてもいいし、相模川を目印にしてもいい。
そして、駐車場。私がこれまで見てきた中で最大の駐車場。いや、路駐できるスペースがあるというのではない。ちゃんと整備された専用の駐車場ということです。
この駐車場の写真を見ると、「どっかの公設の駐車場を勝手に使ってるんじゃない?」とか思う人もいるかもしれませんが、とんでもない。聞いた話ですと、相模川の河川敷利用も申し込みをして、場所も相模三川(さがみさんせん)スポーツ公園のちょうどモスクと面しているところを借り受けているそうです。自分たちでアクセス道路をつくり、草刈して土地を開いてつくったというお話を伺いました。頭がさがります。
この河川敷駐車場とモスク周囲の路駐と駐車スペースを合わせると300台弱とまれるということ。これは日本のモスク中キングオブ駐車スペースです。それぐらい周囲が開けてひろびろとしているということ。建物は相模川に面しているので、ゴミゴミ感ゼロ。ただただ解放感です。宗教施設であれば、やっぱり開けた空間というのは大切だと思う。建物からすぐ河川敷(駐車場)にアスファルト道路で降りて行けるし、スポーツ公園というだけあって、周囲は公園整備されているし、川に添った自転車やジョギング道や球技の設備もある。こういうところに住んでみたい。
そして、モスク
築浅です。
それに、清潔感満点。トイレもグッド。私は辛らつですが、うーむ、文句つける余地がない。
そして、建物の設備。火災報知器、停電時照明、音響設備、空調設備、満点。どこぞのモスクにあるような違法建築性も消防法違反性もみあたりません、むしろ完璧。きちんとした建設会社に頼んで一から建てたものなのでしょう。暖房もあっという間に部屋全体が温まります。
足洗い場も建物内と外の両方にあり、イードとかで人数が膨れ上がり屋外部分にカーペットをひいて対応できる。それに非常階段が立派。
うーむ、まずは周囲の環境が公園整備、広大な駐車場、築浅で清潔な内部、合法的建築物、道路からのアクセスの良さと道を間違えようのない立地、うーん、褒め過ぎかもしれないけど、見事です。よくぞ、こういうモスクを作ったものです。このモスクは神奈川の幾つものモスクのセンターとして機能していて、日本にいくつもあるイスラームの拠点のひとつとなっています。ちょうど、タブリーグの人達もきていました。
モスク常駐のかたもいらっしゃいますので、いつでもオープンのようです。
お役立ち情報としては、車で来るのが最適です。駅からは20分ほどの歩きとなるようです。ただ、道はひたすらわかり易い。あんがい駅からタクシーという手もあります。国道246は路地に入る道は限られているけど、ここは相模川の横浜側手前で上下両方向に路地出口があって、なおかつ国道246をUターンできる迂回路もあるので、何処から来ても楽に入れます。
ただし、市街地じゃなくて公園地区なので、商店街はありません。コンビニぐらいはあるのかもしれないけど、、。
周囲が開放的で公園整備された区画にあるモスクって、贅沢な空間だと思います。
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いままで寄ったモスクの中で築浅で清潔といえば、五反田モスクが筆頭でしたが、それを上回る快適モスク、、それは海老名モスク。
うーむ、このモスクは今後のモデルモスクにすればいいと思ったぐらい。
メリットはまずアクセスの良さ。
東京から神奈川への大動脈国道246のすぐそば(というか隣)、圏央道からも近いし、東名高速からも近い。建物は遠くからでもくっきり見えるし、GPSなしでも行ける。ついこないだ、GPSで検索しまくってもモスク付近で1時間迷った広尾モスクと正反対ですね。大動脈から近いといえば小山モスクもあるけれど、あんなかんじ。すぐ手前になんとかホテルというのもあるから、あれを目印にしてもいいし、相模川を目印にしてもいい。
そして、駐車場。私がこれまで見てきた中で最大の駐車場。いや、路駐できるスペースがあるというのではない。ちゃんと整備された専用の駐車場ということです。
この駐車場の写真を見ると、「どっかの公設の駐車場を勝手に使ってるんじゃない?」とか思う人もいるかもしれませんが、とんでもない。聞いた話ですと、相模川の河川敷利用も申し込みをして、場所も相模三川(さがみさんせん)スポーツ公園のちょうどモスクと面しているところを借り受けているそうです。自分たちでアクセス道路をつくり、草刈して土地を開いてつくったというお話を伺いました。頭がさがります。
この河川敷駐車場とモスク周囲の路駐と駐車スペースを合わせると300台弱とまれるということ。これは日本のモスク中キングオブ駐車スペースです。それぐらい周囲が開けてひろびろとしているということ。建物は相模川に面しているので、ゴミゴミ感ゼロ。ただただ解放感です。宗教施設であれば、やっぱり開けた空間というのは大切だと思う。建物からすぐ河川敷(駐車場)にアスファルト道路で降りて行けるし、スポーツ公園というだけあって、周囲は公園整備されているし、川に添った自転車やジョギング道や球技の設備もある。こういうところに住んでみたい。
そして、モスク
築浅です。
それに、清潔感満点。トイレもグッド。私は辛らつですが、うーむ、文句つける余地がない。
そして、建物の設備。火災報知器、停電時照明、音響設備、空調設備、満点。どこぞのモスクにあるような違法建築性も消防法違反性もみあたりません、むしろ完璧。きちんとした建設会社に頼んで一から建てたものなのでしょう。暖房もあっという間に部屋全体が温まります。
足洗い場も建物内と外の両方にあり、イードとかで人数が膨れ上がり屋外部分にカーペットをひいて対応できる。それに非常階段が立派。
うーむ、まずは周囲の環境が公園整備、広大な駐車場、築浅で清潔な内部、合法的建築物、道路からのアクセスの良さと道を間違えようのない立地、うーん、褒め過ぎかもしれないけど、見事です。よくぞ、こういうモスクを作ったものです。このモスクは神奈川の幾つものモスクのセンターとして機能していて、日本にいくつもあるイスラームの拠点のひとつとなっています。ちょうど、タブリーグの人達もきていました。
モスク常駐のかたもいらっしゃいますので、いつでもオープンのようです。
お役立ち情報としては、車で来るのが最適です。駅からは20分ほどの歩きとなるようです。ただ、道はひたすらわかり易い。あんがい駅からタクシーという手もあります。国道246は路地に入る道は限られているけど、ここは相模川の横浜側手前で上下両方向に路地出口があって、なおかつ国道246をUターンできる迂回路もあるので、何処から来ても楽に入れます。
ただし、市街地じゃなくて公園地区なので、商店街はありません。コンビニぐらいはあるのかもしれないけど、、。
周囲が開放的で公園整備された区画にあるモスクって、贅沢な空間だと思います。
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2018年12月30日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 14番札所 広尾モスク(アラブイスラーム学院)、、知らない間に綺麗になってる。ともあれ、日本で最もお洒落な場所にあるが、交通の不便さはひとしお
Hiroo Mosque or Arab Islamic Institute or Tokyo school of Imam University
これまでのモスク名の命名法にしたがって、広尾モスクと呼びましょう。でも、一般的にはアラブイスラーム学院の方が知られているのが、ここです。
距離的には南北線や大江戸線の麻布十番駅からだって、広尾駅からとそんなに差がないのに、なぜ広尾かというと、もちろんそれは日比谷線の方が断然歴史があって、モスク開設当初はみんな広尾から来てたから。麻布十番駅なんてついこないだ開業したばかりじゃないか。
私が知っているかぎり、たしか、初台のマンションから出発したか、もともとあったサウジアラビア大使公邸から出発したか、どちらかです。うーむ、もう25年ぐらい前だもん、どっちが先か忘れてしまった。でも、まだ覚えている人は多いと思う。ともあれ、新宿の初台(あるいは参宮橋)にできたアラブイスラーム学院はもちろんモスクも併設してあって、このモスクに来る人達の違法路上駐車とかで、マンション住民や近隣住民ともめて撤退。でもって、サウジアラビア大使公邸モスク(つまり今の広尾モスクの前身)は、これまた旧東京モスクと一緒で古色蒼然とした建物。もちろん民家形式なので、モスクと言っても、居間にあたるところ、食堂にあたるところ、、にカーペットをひいて礼拝した記憶があります。狭かったので屋外にも簡易な屋根と絨毯をひいてました、、今では再建されて往時の陰はありません。よかった。アルハムドリッラ。
今の広尾モスクは美しい。まだ築浅らしいです。
たてものはこんな感じ、、模型があるといいですね。
手前が崖のようになってます。いや、崖です。崖の下は墓地、、
建物の敷地は崖があったりして区画整理されてないので変な形だし、高低差もすごい。地下2階地上3階か4階あります。窓の外は東京タワー
最寄りの駅の名をとって広尾モスクと呼びましたが、地番的には「元麻布」です。日本には100余りのモスクがありますが、「元麻布」という地名の与えるインパクトの大きさに勝る場所はありません。東京都港区元麻布!というだけで、へへーー、参りました、、というギガトン級インパクト。地名的にはキングオブ日本のモスク。
しかーし、白金にしろ、麻布にしろ、名前のバリューは大層なものがあるが、交通機関的には陸の孤島。大江戸線が通ってなんぼかましになった白金とちがって、このあたりは陸の孤島で、「住宅街の聖地」が守られた理由はじつは孤島的ガラパゴスだったせいに違いありません。それにキツイ高低差。じゃなかったら、ここらへんも再開発で跡形もなかったはずです。
敷地は広さと、高低差を利用して地上地下合わせて6階ほどあるので、学校としても、モスクとしても十分なスペースはあります。建物の設備の充実さは日本のモスクの頂点に立つといっても過言はありません。私は設備、、というとトイレの充実さで判断しているのですが、清潔度や広さ、新しさ、シャワートイレ、足洗い場、それが各階にあって申し分なし。さすが、サウジアラビア政府の肝いりで作られた建物。理想の実現と言ってもいいかもしれない。
地下2階にはサウジ文化館(ミュージアム)まであって、すごいです。
サウジアラビア国立イマーム大学東京分校!
サウジアラビア外交団用地、、いろんな特権でまもられたうえ、隣が中国大使館なので、尋常じゃないほどお巡りさんがそこら辺中にいます。
お役たち情報?もちろん、交通の不便さです。私はバイクですから車も同じですが、このへんは大きな敷地がわりと多いので、GPSに住所を入力しても、「入口がない敷地のどこか」に連れてこられて、、??? 入口を探すも、道は狭いうえに分かりずらい、袋小路多数、さらに一方通行が多く、高低差があって道路はもはや波打ってる。日本中でこれほど道路事情が悪い所も珍しい。さらに雲霞のごときお巡りさんに交通違反を見とがめられます(経験者は語る)。お巡りさんがずらっといる山中のきついアップダウンのワインディングだと思ってください。こんな道、誰がまともに走れるというのか?日本のどんな田舎よりも、道路が意地悪です。これが元麻布の実情です。
そういうことで、来るのは「地下鉄利用」の一択です。知ってる人は駅から歩いていきましょう。初めての人は、「タクシー」がいいと思う(だが、タクシーの運転手泣かせかも)。駅から住所を入力してナビしてもらうのじゃなくて、ちゃんとアラブイスラーム学院のHPから行先案内にしないと上に書いたように住所的には間違いはないが、建物の姿も入口も見えない崖の下とかにつれてこられて途方にくれることになります(それは私)。HPにはそこらへんがわかっているから、駅からの道案内で曲がり角情報とか細かく書いてあるので必見です。
あだおろそかに、住所だけを頼りにしないこと。わかんなかったら中国大使館までストレートに行って、そこらへんのお巡りさんに訊く。
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これまでのモスク名の命名法にしたがって、広尾モスクと呼びましょう。でも、一般的にはアラブイスラーム学院の方が知られているのが、ここです。
距離的には南北線や大江戸線の麻布十番駅からだって、広尾駅からとそんなに差がないのに、なぜ広尾かというと、もちろんそれは日比谷線の方が断然歴史があって、モスク開設当初はみんな広尾から来てたから。麻布十番駅なんてついこないだ開業したばかりじゃないか。
私が知っているかぎり、たしか、初台のマンションから出発したか、もともとあったサウジアラビア大使公邸から出発したか、どちらかです。うーむ、もう25年ぐらい前だもん、どっちが先か忘れてしまった。でも、まだ覚えている人は多いと思う。ともあれ、新宿の初台(あるいは参宮橋)にできたアラブイスラーム学院はもちろんモスクも併設してあって、このモスクに来る人達の違法路上駐車とかで、マンション住民や近隣住民ともめて撤退。でもって、サウジアラビア大使公邸モスク(つまり今の広尾モスクの前身)は、これまた旧東京モスクと一緒で古色蒼然とした建物。もちろん民家形式なので、モスクと言っても、居間にあたるところ、食堂にあたるところ、、にカーペットをひいて礼拝した記憶があります。狭かったので屋外にも簡易な屋根と絨毯をひいてました、、今では再建されて往時の陰はありません。よかった。アルハムドリッラ。
今の広尾モスクは美しい。まだ築浅らしいです。
たてものはこんな感じ、、模型があるといいですね。
手前が崖のようになってます。いや、崖です。崖の下は墓地、、
建物の敷地は崖があったりして区画整理されてないので変な形だし、高低差もすごい。地下2階地上3階か4階あります。窓の外は東京タワー
最寄りの駅の名をとって広尾モスクと呼びましたが、地番的には「元麻布」です。日本には100余りのモスクがありますが、「元麻布」という地名の与えるインパクトの大きさに勝る場所はありません。東京都港区元麻布!というだけで、へへーー、参りました、、というギガトン級インパクト。地名的にはキングオブ日本のモスク。
しかーし、白金にしろ、麻布にしろ、名前のバリューは大層なものがあるが、交通機関的には陸の孤島。大江戸線が通ってなんぼかましになった白金とちがって、このあたりは陸の孤島で、「住宅街の聖地」が守られた理由はじつは孤島的ガラパゴスだったせいに違いありません。それにキツイ高低差。じゃなかったら、ここらへんも再開発で跡形もなかったはずです。
敷地は広さと、高低差を利用して地上地下合わせて6階ほどあるので、学校としても、モスクとしても十分なスペースはあります。建物の設備の充実さは日本のモスクの頂点に立つといっても過言はありません。私は設備、、というとトイレの充実さで判断しているのですが、清潔度や広さ、新しさ、シャワートイレ、足洗い場、それが各階にあって申し分なし。さすが、サウジアラビア政府の肝いりで作られた建物。理想の実現と言ってもいいかもしれない。
地下2階にはサウジ文化館(ミュージアム)まであって、すごいです。
サウジアラビア国立イマーム大学東京分校!
サウジアラビア外交団用地、、いろんな特権でまもられたうえ、隣が中国大使館なので、尋常じゃないほどお巡りさんがそこら辺中にいます。
お役たち情報?もちろん、交通の不便さです。私はバイクですから車も同じですが、このへんは大きな敷地がわりと多いので、GPSに住所を入力しても、「入口がない敷地のどこか」に連れてこられて、、??? 入口を探すも、道は狭いうえに分かりずらい、袋小路多数、さらに一方通行が多く、高低差があって道路はもはや波打ってる。日本中でこれほど道路事情が悪い所も珍しい。さらに雲霞のごときお巡りさんに交通違反を見とがめられます(経験者は語る)。お巡りさんがずらっといる山中のきついアップダウンのワインディングだと思ってください。こんな道、誰がまともに走れるというのか?日本のどんな田舎よりも、道路が意地悪です。これが元麻布の実情です。
そういうことで、来るのは「地下鉄利用」の一択です。知ってる人は駅から歩いていきましょう。初めての人は、「タクシー」がいいと思う(だが、タクシーの運転手泣かせかも)。駅から住所を入力してナビしてもらうのじゃなくて、ちゃんとアラブイスラーム学院のHPから行先案内にしないと上に書いたように住所的には間違いはないが、建物の姿も入口も見えない崖の下とかにつれてこられて途方にくれることになります(それは私)。HPにはそこらへんがわかっているから、駅からの道案内で曲がり角情報とか細かく書いてあるので必見です。
あだおろそかに、住所だけを頼りにしないこと。わかんなかったら中国大使館までストレートに行って、そこらへんのお巡りさんに訊く。
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2018年12月13日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 13番札所 小山モスク、、とっても広いし、明るいし、いいよね。幹線道路からのアクセスも良し。大きな看板で道に迷う可能性皆無。
Oyama Mosque (Bab Al Islam Masjid) is so big, clean and confortable.
正直言って、小山ってどこ?というのが最初のイメージでした。
北関東に慣れてきたとはいえ、まだまだ。そういえば、イメージでいうと、池袋とか大塚が北関東で、その北の群馬とか栃木とか、もはやなんというか、圏央道の外は圏外、、みたいなイメージ。すみません、、
しかし、こうやって足しげく群馬を拠点にあちこちまわると、ようやく土地勘がでてきました(とはいえ小山は伊勢崎のすぐ隣だと思ってた)。
そこにあるのが、小山モスク、、ついさっき、はじめてこれが”おやま”と呼ぶのであって、”こやま”ではないことを知りました。ふーむ、奥が深い、、、栃木県です。しかも、群馬ではなかった。大きな道路があって東京からのアクセスは良いし、道路からモスクが見えるし、これは道に迷いがちな私としては願ったり叶ったりです。
ともかく、モスクは大きい。礼拝スペースはこれまでに私が見た中では日本最大級でしょう。感覚だけど東京ジャーミィより大きいと思う。
それだけじゃなくて、駐車スペースが広い!これは田舎にあるモスクとしては欠かせないところ。広々として、しかもフラットで、山のなかで傾斜があって、、とは違う。バイクの駐車は、傾斜が無い、と、路面が舗装、、は欠かせません。
だから、催し物をやりたいのなら、ぜひ小山モスクに。バイクはどこも人気があります。もちろんですが私の百倍人気があります。私はバイクの付き人みたいな感じなのかなあ、、ご主人様はバイクです。はい。
上の階は居住スペースになってる。うーん、まあ、いいと思う。ここまで来た人とか、小山で働きたいとか思うひとが、ちょっと泊るには最適かもしれない。
モスクは広いし、明るいし、ちょうど天気も良かったし、日曜だから、遠くからモスクに来た人もいたし、ハラール屋さんが駐車場で青空市場もはじめられる。
この小山モスクのお役立ち?いやー、ひろびろとした盆地で、周囲も開けて、ひらべったいところで、いいよ。北関東は鎌倉や室町時代は関東の中心ともいえる場所で、交通の要所でした。東山道の中心だし、いいよね、、歴史があって。あ、お役立ちか、、
お役立ちといえば、、、とっても重要なことは、このモスクの隣にスケボーのハーフパイプがおいてあるお店があって、スケボー好きならたまらないかんじ。モスクの中までゴロゴロ音が聞こえてくる。インラインはちょっとお呼びでない感じの、スケボーのアグレッシブ用ですね。子供たちが一杯の小さ目のハーフパイプとレールがある。ここでボードは借りられるので、モスクに来たついでにひと滑りしましょう。
●
正直言って、小山ってどこ?というのが最初のイメージでした。
北関東に慣れてきたとはいえ、まだまだ。そういえば、イメージでいうと、池袋とか大塚が北関東で、その北の群馬とか栃木とか、もはやなんというか、圏央道の外は圏外、、みたいなイメージ。すみません、、
しかし、こうやって足しげく群馬を拠点にあちこちまわると、ようやく土地勘がでてきました(とはいえ小山は伊勢崎のすぐ隣だと思ってた)。
そこにあるのが、小山モスク、、ついさっき、はじめてこれが”おやま”と呼ぶのであって、”こやま”ではないことを知りました。ふーむ、奥が深い、、、栃木県です。しかも、群馬ではなかった。大きな道路があって東京からのアクセスは良いし、道路からモスクが見えるし、これは道に迷いがちな私としては願ったり叶ったりです。
ともかく、モスクは大きい。礼拝スペースはこれまでに私が見た中では日本最大級でしょう。感覚だけど東京ジャーミィより大きいと思う。
それだけじゃなくて、駐車スペースが広い!これは田舎にあるモスクとしては欠かせないところ。広々として、しかもフラットで、山のなかで傾斜があって、、とは違う。バイクの駐車は、傾斜が無い、と、路面が舗装、、は欠かせません。
だから、催し物をやりたいのなら、ぜひ小山モスクに。バイクはどこも人気があります。もちろんですが私の百倍人気があります。私はバイクの付き人みたいな感じなのかなあ、、ご主人様はバイクです。はい。
上の階は居住スペースになってる。うーん、まあ、いいと思う。ここまで来た人とか、小山で働きたいとか思うひとが、ちょっと泊るには最適かもしれない。
モスクは広いし、明るいし、ちょうど天気も良かったし、日曜だから、遠くからモスクに来た人もいたし、ハラール屋さんが駐車場で青空市場もはじめられる。
この小山モスクのお役立ち?いやー、ひろびろとした盆地で、周囲も開けて、ひらべったいところで、いいよ。北関東は鎌倉や室町時代は関東の中心ともいえる場所で、交通の要所でした。東山道の中心だし、いいよね、、歴史があって。あ、お役立ちか、、
お役立ちといえば、、、とっても重要なことは、このモスクの隣にスケボーのハーフパイプがおいてあるお店があって、スケボー好きならたまらないかんじ。モスクの中までゴロゴロ音が聞こえてくる。インラインはちょっとお呼びでない感じの、スケボーのアグレッシブ用ですね。子供たちが一杯の小さ目のハーフパイプとレールがある。ここでボードは借りられるので、モスクに来たついでにひと滑りしましょう。
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2018年12月09日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 12番札所 東京モスク、、といっても今の東京ジャーミィじゃないよ、「東京モスク」だよ。12番札所は、今は存在しない、かっての東京モスク。場所は同じだけど、、
Tokyo Mosque,, not current Tokyo Cami. "Tokyo Mosque" it was.
日本のモスクの歴史が書いてあるところには、必ずでてくる。「東京モスク」、、今の東京ジャーミィではありません。古くて、うっそうとした木々に囲まれた、東京モスク。
今では思い出が美化されて、写真とか、歴史とかで、「かって、大山町に東京モスクがありました!いやっほー!すごーい!ノスタルジック!浪漫だよねー、東京モスク偉い!」的な説明がされている、東京モスク。
そうかあ?古臭くて、暗くて、じめじめして、お化けがでるのにこれ以上相応しいところがない!というか、ここで幽霊がでなかったら、いったいどこででるというのだ!というのが初めて見た時に感想でした。浪漫だよね、、とか思っている人は、実際に一度でも見ると、、まじ?これ、ホーンテッドモスク、、じゃない?とか思うのは必須(たぶん)。いまの東京ジャーミィは、とってもお洒落で、明るくて、きれいで、昔の東京モスクと比べると、今の方が千倍ましです。
初めて東京モスクに入ったのは、まだムスリムになる前で、アラビア語を勉強している学生でした。当時、代々木上原に住んでいた(しかも、洋館づくりで天井が高かった)恩師のお宅にお邪魔したときに、先生の後をついてモスクまできたものです。まだ、タタール系の方が少なからず周囲に住んでらして、いろいろとお話もきいたものです。そういえば、八ミリ映画会とかもあった、、思い出したよ。
その時の恩師の手引きで私がムスリムになった時、ちょうど東京モスクが閉鎖された頃です。だから、ムスリムになる前には東京モスクには頻繁にきてたけど、ムスリムになった時には閉鎖されてお祈りできなかったということになります。ふーむ。ただし、同じ敷地内にあった、学校はそのままやってたような気がする。いずれにしろ、木が生い茂って暗かった、、モスクの周りは森だった!という記憶。もしかしたら、違うのかもしれないけど、そういうイメージがしつこく残ってます。昼でも暗かった、、、閉鎖されたモスクの周囲を「もしかしたらカギが開いてるかも」と、うろついた記憶もあります。
なぜか、私の手元に東京モスクのスライドがあります。ふつうにポジ、、という言い方があるかもしれません。どうして、これが私の手元にあるのか、よくわかってません。私が写したものではないです。
ともあれ、洋館、スライド、ポジ、八ミリ、、ともはや死語のような言葉に囲まれた、今は無き東京モスク。
ホテルニュージャパンの火災以降、とっても厳しくなった消防法でスプリンクラーの設置が必要になったのですが、昔の建物なのでスプリンクラーなんてつけられません。。。ということで閉鎖。その後、取り壊した後にマンションを作るというのがトルコ大使館の意向でした。
え?モスクは?あ、マンションの1階にモスクを作って、上は賃貸のマンションでお金を儲けようというバブル期らしい発想です。
しかし、「あれはワクフだし、マンションなんてもってのほか!」と強硬にマンション併設に反対した信者グループと、マンションに執着したトルコ大使館との間で、超絶なすったもんだがあり、決まらず、最終的にバブルも弾けたし、マンション案は無くなり、、(というか今、隣にあるマンションは?)、なんだか土地が小さくなった気がするけど、土地は昔のままトルコ大使館だけど、建物はサウジアラビアのお金で、今ある、東京ジャーミィができました(という記憶)。もしかしたら、長期の論争は、トルコとサウジの代理論争だったのかもしれない。でなきゃ、ステークホルダーでない信者が反対したというぐらいでトルコ大使館が我意をとおさない理由はないです。
さてさて、長々と書いてきたけれど、はっきり書きます。「これが、事実かどうかは知りません」が、当時、信者の間で流布されていた話です。おいおい、ここまで上から目線で偉そうに書いときながら事実関係は調べないのか?と当然言われるでしょう。まあ、それは当事者が説明してください。
ただ、在京の信者間ではこの手の話しが共通認識だったといってもいいかもしれません。きっと、これは善玉、悪玉をシンプルにしたバージョンで、本当はそうでもなかった、、というのに一票を投じたい。事実関係は当事者が説明すればわかるし、記録に残るけれど、当時に流布された噂って記録に残らないしね、、ここで噂を残してもいいような気がする。まあ、閉鎖されてから再建されるまで15年ぐらいかかったのも、この説が根強い理由ですね。
でもって、11番札所の一ノ割モスクのところで、手厳しく建築法グレー、消防法グレーの話を書きましたが、法律をないがしろにしてモスクができるなら、そんなモスクは要らない気がします。すくなくとも、あの幽霊がでそうなほど怖かった東京モスクが、消防法の名のもとに閉鎖させられてしまったことを考えると、今の違法建築に私の舌が厳しくなるのもしかたないです。
、、、そうでなくても、外国のムスリムを良く知っている日本人の間にあるムスリムの評判として「いい加減」「てきとう」「怠慢」とかいうイメージが根強いです。こんなのは、風評で、人種差別で、ありえない!と叫びたいのに、モスクが違法建築なら、「ムスリム=いい加減」説を裏書きするようなもので恥ずかしいように思います。
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日本のモスクの歴史が書いてあるところには、必ずでてくる。「東京モスク」、、今の東京ジャーミィではありません。古くて、うっそうとした木々に囲まれた、東京モスク。
今では思い出が美化されて、写真とか、歴史とかで、「かって、大山町に東京モスクがありました!いやっほー!すごーい!ノスタルジック!浪漫だよねー、東京モスク偉い!」的な説明がされている、東京モスク。
そうかあ?古臭くて、暗くて、じめじめして、お化けがでるのにこれ以上相応しいところがない!というか、ここで幽霊がでなかったら、いったいどこででるというのだ!というのが初めて見た時に感想でした。浪漫だよね、、とか思っている人は、実際に一度でも見ると、、まじ?これ、ホーンテッドモスク、、じゃない?とか思うのは必須(たぶん)。いまの東京ジャーミィは、とってもお洒落で、明るくて、きれいで、昔の東京モスクと比べると、今の方が千倍ましです。
初めて東京モスクに入ったのは、まだムスリムになる前で、アラビア語を勉強している学生でした。当時、代々木上原に住んでいた(しかも、洋館づくりで天井が高かった)恩師のお宅にお邪魔したときに、先生の後をついてモスクまできたものです。まだ、タタール系の方が少なからず周囲に住んでらして、いろいろとお話もきいたものです。そういえば、八ミリ映画会とかもあった、、思い出したよ。
その時の恩師の手引きで私がムスリムになった時、ちょうど東京モスクが閉鎖された頃です。だから、ムスリムになる前には東京モスクには頻繁にきてたけど、ムスリムになった時には閉鎖されてお祈りできなかったということになります。ふーむ。ただし、同じ敷地内にあった、学校はそのままやってたような気がする。いずれにしろ、木が生い茂って暗かった、、モスクの周りは森だった!という記憶。もしかしたら、違うのかもしれないけど、そういうイメージがしつこく残ってます。昼でも暗かった、、、閉鎖されたモスクの周囲を「もしかしたらカギが開いてるかも」と、うろついた記憶もあります。
なぜか、私の手元に東京モスクのスライドがあります。ふつうにポジ、、という言い方があるかもしれません。どうして、これが私の手元にあるのか、よくわかってません。私が写したものではないです。
ともあれ、洋館、スライド、ポジ、八ミリ、、ともはや死語のような言葉に囲まれた、今は無き東京モスク。
ホテルニュージャパンの火災以降、とっても厳しくなった消防法でスプリンクラーの設置が必要になったのですが、昔の建物なのでスプリンクラーなんてつけられません。。。ということで閉鎖。その後、取り壊した後にマンションを作るというのがトルコ大使館の意向でした。
え?モスクは?あ、マンションの1階にモスクを作って、上は賃貸のマンションでお金を儲けようというバブル期らしい発想です。
しかし、「あれはワクフだし、マンションなんてもってのほか!」と強硬にマンション併設に反対した信者グループと、マンションに執着したトルコ大使館との間で、超絶なすったもんだがあり、決まらず、最終的にバブルも弾けたし、マンション案は無くなり、、(というか今、隣にあるマンションは?)、なんだか土地が小さくなった気がするけど、土地は昔のままトルコ大使館だけど、建物はサウジアラビアのお金で、今ある、東京ジャーミィができました(という記憶)。もしかしたら、長期の論争は、トルコとサウジの代理論争だったのかもしれない。でなきゃ、ステークホルダーでない信者が反対したというぐらいでトルコ大使館が我意をとおさない理由はないです。
さてさて、長々と書いてきたけれど、はっきり書きます。「これが、事実かどうかは知りません」が、当時、信者の間で流布されていた話です。おいおい、ここまで上から目線で偉そうに書いときながら事実関係は調べないのか?と当然言われるでしょう。まあ、それは当事者が説明してください。
ただ、在京の信者間ではこの手の話しが共通認識だったといってもいいかもしれません。きっと、これは善玉、悪玉をシンプルにしたバージョンで、本当はそうでもなかった、、というのに一票を投じたい。事実関係は当事者が説明すればわかるし、記録に残るけれど、当時に流布された噂って記録に残らないしね、、ここで噂を残してもいいような気がする。まあ、閉鎖されてから再建されるまで15年ぐらいかかったのも、この説が根強い理由ですね。
でもって、11番札所の一ノ割モスクのところで、手厳しく建築法グレー、消防法グレーの話を書きましたが、法律をないがしろにしてモスクができるなら、そんなモスクは要らない気がします。すくなくとも、あの幽霊がでそうなほど怖かった東京モスクが、消防法の名のもとに閉鎖させられてしまったことを考えると、今の違法建築に私の舌が厳しくなるのもしかたないです。
、、、そうでなくても、外国のムスリムを良く知っている日本人の間にあるムスリムの評判として「いい加減」「てきとう」「怠慢」とかいうイメージが根強いです。こんなのは、風評で、人種差別で、ありえない!と叫びたいのに、モスクが違法建築なら、「ムスリム=いい加減」説を裏書きするようなもので恥ずかしいように思います。
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2018年12月08日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 11番札所 一ノ割モスク。このモスクは日本でイスラームが広まる嚆矢となった!といっても、そう過言でもないと思う。長らく続いたモスクの東京集中を打ち破ったし、信者が自力で作ったモスク。
Ichinowari Mosque @ Kasukabe, Saitama
埼玉県というと東京の隣ですが、私の住む東京多摩地区からみると群馬の伊勢崎に行くより、埼玉の春日部に行くほうがよほどしんどかった。埼玉侮るべからず、場所によっては東京から群馬のほうが(気持ち)近かったりするのだ。
春日部というとクレヨンしんちゃんで有名ですが、あんな田舎とは思わなかった。せいぜい、川口とか川越とかあんなもんだと思ってたけど、ほとんど秘境と呼んでもいいかも(、、いや、良くない)。
東武伊勢崎線にある一ノ割駅。ここにあるモスクもセオリーどおり最寄りの駅名を冠しています。が、一ノ割と言ってそれが春日部にあるとすぐにわかる人はそんなにいないと思う。一ノ割って栃木だとばっかり思ってたし。
田舎といってはいけません。駅前のパン屋のアップルパイは美味しかった。一ノ割モスクに行くには電車が一番です(駐車場があるのかないのか、微妙、、適当に空いてるところに止めてる?)、しかも、モスクのあるあたりは道が狭いのでランクルで入ると絶対抜け出せません。けっこう、バイクが通るのでもしんどいぐらい。。。。まあいい、そういうことで、みんなは電車で来て、アップルパイを食べてからモスクに行くように。
駅からは割と近いので、アクセスが良いと言えるでしょう。車は、、やめよう。
さすが、東京の3モスク体制を打ち破った気迫溢れるモスクですが、先駆者の悲哀か、、後続にくらべて建物は古いです。モスクの前の道路は舗装されていませんが、金曜日は自然発生的な下駄箱と化してます。雨の日はどうなるのだろう、、泥道だし。まあ、いいや。ともかく、モスクをつくるという一点集中、です。
なんか如実に民家で、モスクらしくないです。その点、後続のモスクは微妙にモスクっぽいのでそこらへんも先駆者の証か、、、壁にモスクの絵です。気迫に溢れてる、、
中に入ると、、
まず、清めの場所。ここらへんの作りは日向モスクとか、行徳モスクとか、大塚モスクとか、だいたい同じ時期に作られたモスクに共通した作りです。
日本の一般的な民家では、塀に門があり、若干の前庭と呼ぶようなスペースがあって、建物がある。建物に入口があって通常玄関と呼ばれている。ここまでは理解が容易。さてさて、日本の「モスク造り」(なんか合掌造りみたい)では、門を力技で玄関にして、前庭を清めの場所にするため水道がひいてあったり、簡易的なベランダ屋根があったりします(そのため建物の内側に見える)。そして建物の本来の玄関にあたるのは、礼拝スペースへの入り口。つまり一般建築だと家屋内の扉に相当するようなものにしています。建蔽率とか、こまかいところを言い出したら、まず、難しい。
上の水道が引いてある場所の写真ですが、塀と建物の間の空間で(だから建物側には窓がある)、一般民家だと自転車が置いてあったり、物置があったり、花壇があったりするところ。なんで、こんなに建築にうるさいかというと、昔の東京モスクは消防法ひっかかって由緒ある建物を取り壊すことになった、、だから、いい加減な建物をみると「これでよけりゃ、東京モスクだって壊す必要なかったじゃないか」とか思うからです。
そんな、こんなで、清めの場所が(本来は屋外なので)、寒々しいし、暗いし、しょぼいし、なのは多くのモスク造りの共通の特徴。もうちょっとこのスペースをなんとかすると、一気に清潔感溢れて見違えるのですが、建物内の礼拝スペースを最大限に確保するには、水回りは建物の外にだしてしまう、、となってます。もう少し、ライトを多くすると明るくてお化けが出そう感が失せていいのですが、、。良い点は、ほとんどどのモスクもお湯がでるということ。
あとは階段ですね、、どこも、階段は狭くてわかりづらくて、消防法にひっかかるかもしれない。そもそも、民家をこういう不特定多数の人が集まる場所にしていいものなのかどうか、私には知識がないのでわかりませんが、出入り口や階段はもっと気を使ったほうがいい。
、、ということで、気迫に溢れるモスクNo.1である一ノ割モスク。足りないところは気迫で補う。いまは前の家の柑橘でとってもほのぼのした感じになってます。
一ノ割モスクのお役立ち情報は、、えーっと、けっこう気合が入ったモスクなので、お祈り終わったら、さっさと帰る。せっかくの金曜日に来て、人は多かったものの、なんか、来てた人とうちとける感じじゃなかったです。なごやかさに欠けるというか、身内で固まってるというか、、、よそ者には寒々しく思える。まあ、日によりけりで、人によりけりでしょうが。友達作りの難しいところと言えるかもしれないです。
下の写真をみると、3階部分は不自然な後付けですね、これも建築法的には微妙かも。消防法的にもきついなあ。ねえ、人命第一だよ。
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埼玉県というと東京の隣ですが、私の住む東京多摩地区からみると群馬の伊勢崎に行くより、埼玉の春日部に行くほうがよほどしんどかった。埼玉侮るべからず、場所によっては東京から群馬のほうが(気持ち)近かったりするのだ。
春日部というとクレヨンしんちゃんで有名ですが、あんな田舎とは思わなかった。せいぜい、川口とか川越とかあんなもんだと思ってたけど、ほとんど秘境と呼んでもいいかも(、、いや、良くない)。
東武伊勢崎線にある一ノ割駅。ここにあるモスクもセオリーどおり最寄りの駅名を冠しています。が、一ノ割と言ってそれが春日部にあるとすぐにわかる人はそんなにいないと思う。一ノ割って栃木だとばっかり思ってたし。
田舎といってはいけません。駅前のパン屋のアップルパイは美味しかった。一ノ割モスクに行くには電車が一番です(駐車場があるのかないのか、微妙、、適当に空いてるところに止めてる?)、しかも、モスクのあるあたりは道が狭いのでランクルで入ると絶対抜け出せません。けっこう、バイクが通るのでもしんどいぐらい。。。。まあいい、そういうことで、みんなは電車で来て、アップルパイを食べてからモスクに行くように。
駅からは割と近いので、アクセスが良いと言えるでしょう。車は、、やめよう。
さすが、東京の3モスク体制を打ち破った気迫溢れるモスクですが、先駆者の悲哀か、、後続にくらべて建物は古いです。モスクの前の道路は舗装されていませんが、金曜日は自然発生的な下駄箱と化してます。雨の日はどうなるのだろう、、泥道だし。まあ、いいや。ともかく、モスクをつくるという一点集中、です。
なんか如実に民家で、モスクらしくないです。その点、後続のモスクは微妙にモスクっぽいのでそこらへんも先駆者の証か、、、壁にモスクの絵です。気迫に溢れてる、、
中に入ると、、
まず、清めの場所。ここらへんの作りは日向モスクとか、行徳モスクとか、大塚モスクとか、だいたい同じ時期に作られたモスクに共通した作りです。
日本の一般的な民家では、塀に門があり、若干の前庭と呼ぶようなスペースがあって、建物がある。建物に入口があって通常玄関と呼ばれている。ここまでは理解が容易。さてさて、日本の「モスク造り」(なんか合掌造りみたい)では、門を力技で玄関にして、前庭を清めの場所にするため水道がひいてあったり、簡易的なベランダ屋根があったりします(そのため建物の内側に見える)。そして建物の本来の玄関にあたるのは、礼拝スペースへの入り口。つまり一般建築だと家屋内の扉に相当するようなものにしています。建蔽率とか、こまかいところを言い出したら、まず、難しい。
上の水道が引いてある場所の写真ですが、塀と建物の間の空間で(だから建物側には窓がある)、一般民家だと自転車が置いてあったり、物置があったり、花壇があったりするところ。なんで、こんなに建築にうるさいかというと、昔の東京モスクは消防法ひっかかって由緒ある建物を取り壊すことになった、、だから、いい加減な建物をみると「これでよけりゃ、東京モスクだって壊す必要なかったじゃないか」とか思うからです。
そんな、こんなで、清めの場所が(本来は屋外なので)、寒々しいし、暗いし、しょぼいし、なのは多くのモスク造りの共通の特徴。もうちょっとこのスペースをなんとかすると、一気に清潔感溢れて見違えるのですが、建物内の礼拝スペースを最大限に確保するには、水回りは建物の外にだしてしまう、、となってます。もう少し、ライトを多くすると明るくてお化けが出そう感が失せていいのですが、、。良い点は、ほとんどどのモスクもお湯がでるということ。
あとは階段ですね、、どこも、階段は狭くてわかりづらくて、消防法にひっかかるかもしれない。そもそも、民家をこういう不特定多数の人が集まる場所にしていいものなのかどうか、私には知識がないのでわかりませんが、出入り口や階段はもっと気を使ったほうがいい。
、、ということで、気迫に溢れるモスクNo.1である一ノ割モスク。足りないところは気迫で補う。いまは前の家の柑橘でとってもほのぼのした感じになってます。
一ノ割モスクのお役立ち情報は、、えーっと、けっこう気合が入ったモスクなので、お祈り終わったら、さっさと帰る。せっかくの金曜日に来て、人は多かったものの、なんか、来てた人とうちとける感じじゃなかったです。なごやかさに欠けるというか、身内で固まってるというか、、、よそ者には寒々しく思える。まあ、日によりけりで、人によりけりでしょうが。友達作りの難しいところと言えるかもしれないです。
下の写真をみると、3階部分は不自然な後付けですね、これも建築法的には微妙かも。消防法的にもきついなあ。ねえ、人命第一だよ。
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2018年12月06日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle とりあえず1番から10番札所のまとめ。なんでこんなのがあるかというと、私が覚えきれないからだ。
Summary of 1 to 10 places.
1 Gotanda Mosque (Japan Muslim Association)
2 Isesaki Mosque (Isesaki Jamia Mosque)
3 Hachioji Mosque (Masjid Tawheed)
4 Islamic Center Japan
5 Hyuga Mosque (Dawa Masjid Chiba Markaz)
6 Otsuka Mosque (Masjid Otsuka)
7 Islamic Graveyard (Japan Muslim Association)
8 Kobe Mosque
9 Yuai International Islamic School (Islamic Center Japan)
10 Gyotoku Mosque (Hira Mosque)
うっかり忘れたり、同じモスクの記事を2つ書いたりしないように、とりあえず10番札所まできたのでまとめ。
1 五反田モスク
2 伊勢崎モスク
3 八王子モスク
4 イスラミックセンタージャパン
5 日向モスク
6 大塚モスク
7 イスラーム霊園
8 神戸モスク
9 友愛インターナショナルスクール
10 行徳モスク
やっぱり東京周辺に偏ってますが、まあ、しかたないところ。それにこれから先、もっと寒くなって路面凍結とか積雪とかあると遠くには行けないですね、、そういうところは夏じゃないと。それでも、まだまだ書いていこう、、
それに、モスクじゃないところもすでに何か所か出てるけど、気にしない。それに、モンブランケーキの写真だって、記事とは全然関係ないけど、気にしない。ぜーんぶが、気の向くままです。これまで気の向くままに生きてきたし、これからも気の向くままに生きていきます、、というか、それ以外のやりかたがわからん。
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1 Gotanda Mosque (Japan Muslim Association)
2 Isesaki Mosque (Isesaki Jamia Mosque)
3 Hachioji Mosque (Masjid Tawheed)
4 Islamic Center Japan
5 Hyuga Mosque (Dawa Masjid Chiba Markaz)
6 Otsuka Mosque (Masjid Otsuka)
7 Islamic Graveyard (Japan Muslim Association)
8 Kobe Mosque
9 Yuai International Islamic School (Islamic Center Japan)
10 Gyotoku Mosque (Hira Mosque)
うっかり忘れたり、同じモスクの記事を2つ書いたりしないように、とりあえず10番札所まできたのでまとめ。
1 五反田モスク
2 伊勢崎モスク
3 八王子モスク
4 イスラミックセンタージャパン
5 日向モスク
6 大塚モスク
7 イスラーム霊園
8 神戸モスク
9 友愛インターナショナルスクール
10 行徳モスク
やっぱり東京周辺に偏ってますが、まあ、しかたないところ。それにこれから先、もっと寒くなって路面凍結とか積雪とかあると遠くには行けないですね、、そういうところは夏じゃないと。それでも、まだまだ書いていこう、、
それに、モスクじゃないところもすでに何か所か出てるけど、気にしない。それに、モンブランケーキの写真だって、記事とは全然関係ないけど、気にしない。ぜーんぶが、気の向くままです。これまで気の向くままに生きてきたし、これからも気の向くままに生きていきます、、というか、それ以外のやりかたがわからん。
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2018年12月05日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 10番札所 行徳モスク (Hira Masjid)。住宅地の中に、なにげにあるモスク。目の前が公園だから、子供を遊ばせるついでに来る、、という手もある。
Gyotoku Mosque in Ichikawa, Chiba
行徳モスク、、てっきり行徳市というのがあると思ってカーナビで探すが無い。行徳は市川市の一部だった。
今や千葉市の一部となって区名ですらない幕張だけど、歴史的には広大な地域を指す地名だったのと同様、行徳は昔は船橋や浦安までも含む「広域名」です。最初は広域名とは郡名のことか?と思ったけれど、行徳は葛飾郡南部の半郡を指すので郡名じゃないのですね。ふーむ。千葉でのチェックポイントは、郡名、村名だけじゃなくて、広域名も!ということ。
しかーし、時代はかわり地名が市名となり、広域名は、、、ほとんど滅ぶ一歩手前だったのだけど辛うじて駅名や地名として残ったようです。そんな行徳、、長い間電車が通らなかったため、たとえば八幡といった他の市川の町に比べて見劣りするのだそうですが、、まあいい、行徳の特筆すべき慶事は「皇太子徳仁親王が小和田雅子に行徳で求婚した」です。目白駅近くの横断歩道で信号待ちの間にプロポーズした弟くんと比べると場所的に地味さがある?とか、、、そんな不謹慎なことを言ってはいけない。来年には天皇になるのだし、、
、、まあいいや。ともかく、行徳は八幡とかに比べて地価が安いそうです。うーん、これは日向モスクでも同じような話を聞いたなあ、、つまり、モスクと地価が安いとの関係は、、統計学的に有意(当社比)なのかもしれない。
モスクの場所はわかり難いですが、まあ、ナビがあればどってことないです。ちなみに、モスクに駐車場はありません。車が路駐すると駐禁で罰金がくらわされそうな場所ですが、目の前が公園なのであんがい良いかもしれません、、わからん。バイクを置くスペースがあります。
ただし、モスクの前はベビーカーがあるのが普通で、ベビーカー分のスペースは開けておいてください。
さいきん、ようやく、わかってきたけど、都市型モスクの場合、入り口はベビーカーがあるのでわかる!といっても過言ではないかもしれない。
えーっと、女性用モスクは地上階、男性用は二階。その上は、、なんだかあるけど、いったい階段がどうなっているのかわからない構造になっています。これは消防法的に注意が必要かもしれない。まあ、いいや。
行徳モスクは明るいモスクです。居心地も昼寝にも良さそう。
行徳モスクのお役立ちポイントは「トイレ」
いくところ、どこも和式というか「やんきーずわりトイレ」なのですが、ここには一つだけですが洋式トイレがあります。本当に久しぶりに洋式トイレでシャワートイレになっているのを見ました。ふつう、もう、公共の場では和式は絶滅寸前ですが、こと、モスク業界においては和式が絶賛全盛中。、、なので洋式が良い人は、ぜひ行徳モスクや五反田モスクに来てください。
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行徳モスク、、てっきり行徳市というのがあると思ってカーナビで探すが無い。行徳は市川市の一部だった。
今や千葉市の一部となって区名ですらない幕張だけど、歴史的には広大な地域を指す地名だったのと同様、行徳は昔は船橋や浦安までも含む「広域名」です。最初は広域名とは郡名のことか?と思ったけれど、行徳は葛飾郡南部の半郡を指すので郡名じゃないのですね。ふーむ。千葉でのチェックポイントは、郡名、村名だけじゃなくて、広域名も!ということ。
しかーし、時代はかわり地名が市名となり、広域名は、、、ほとんど滅ぶ一歩手前だったのだけど辛うじて駅名や地名として残ったようです。そんな行徳、、長い間電車が通らなかったため、たとえば八幡といった他の市川の町に比べて見劣りするのだそうですが、、まあいい、行徳の特筆すべき慶事は「皇太子徳仁親王が小和田雅子に行徳で求婚した」です。目白駅近くの横断歩道で信号待ちの間にプロポーズした弟くんと比べると場所的に地味さがある?とか、、、そんな不謹慎なことを言ってはいけない。来年には天皇になるのだし、、
、、まあいいや。ともかく、行徳は八幡とかに比べて地価が安いそうです。うーん、これは日向モスクでも同じような話を聞いたなあ、、つまり、モスクと地価が安いとの関係は、、統計学的に有意(当社比)なのかもしれない。
モスクの場所はわかり難いですが、まあ、ナビがあればどってことないです。ちなみに、モスクに駐車場はありません。車が路駐すると駐禁で罰金がくらわされそうな場所ですが、目の前が公園なのであんがい良いかもしれません、、わからん。バイクを置くスペースがあります。
ただし、モスクの前はベビーカーがあるのが普通で、ベビーカー分のスペースは開けておいてください。
さいきん、ようやく、わかってきたけど、都市型モスクの場合、入り口はベビーカーがあるのでわかる!といっても過言ではないかもしれない。
えーっと、女性用モスクは地上階、男性用は二階。その上は、、なんだかあるけど、いったい階段がどうなっているのかわからない構造になっています。これは消防法的に注意が必要かもしれない。まあ、いいや。
行徳モスクは明るいモスクです。居心地も昼寝にも良さそう。
行徳モスクのお役立ちポイントは「トイレ」
いくところ、どこも和式というか「やんきーずわりトイレ」なのですが、ここには一つだけですが洋式トイレがあります。本当に久しぶりに洋式トイレでシャワートイレになっているのを見ました。ふつう、もう、公共の場では和式は絶滅寸前ですが、こと、モスク業界においては和式が絶賛全盛中。、、なので洋式が良い人は、ぜひ行徳モスクや五反田モスクに来てください。
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2018年12月03日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 9番札所(下)友愛インターナショナル。実際に学校見学をしてみたところ、休みの日だから生徒さんはいないけど。
Visiting Yuai School, it was holiday though.
認定試験の話は、ちゃんとカリキュラムが実践されているか?ちゃんと認定試験が受けられる環境にあるか?という具合に、お題目だけで中身がスカスカでは何の意味もありません。そういう意味では、こういった学校がちゃんとしているかどうかは、ちょっと見ただけの私にはわかりません。
とはいえ、文科省のHPにあるとおり、中学高校大学といったところに入るには、なにも文部省認可の学校を卒業してないといけない、、ということにはなりません。いろんな方法があるのです。これは間違いありません。
ところで、友愛学園、友愛学院では、別の学校や施設の名前がでてきます。この学校はローマ字でYuaiと書くのが正しそうですが、友愛と書く場合は友愛インターナショナルスクールとまで言わないといけないですね。名前が長すぎ、、履歴書で書くと学校名が枠内に収まるかどうか微妙なところ。もうちょっと短くてもいいかもよ。
、、さて、イスラミックセンターが寄贈したこの学舎に入ると、、あれ、学校名の看板てないの?気がつかなかっただけ?
なんか、ふつうに学校。下駄箱でお出迎え。
教室もふつう。小さいと思う人もいるかもしれないけど、サウジアラビアのジェッダ日本人学校を知ってるからむしろ、お、大きいとか思いました。ちなみにジェッダ日本人学校の児童は10人くらい。
だから、こうやって講堂があったり、教室があったりすると、すっごーい、とか思ってしまいます。
モスクがあるのは隣の隣。モスクとは隣接してません。あいだにマンションが一つ挟まってます。
新しいし、なんかいいよね。みんな頑張れ。
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認定試験の話は、ちゃんとカリキュラムが実践されているか?ちゃんと認定試験が受けられる環境にあるか?という具合に、お題目だけで中身がスカスカでは何の意味もありません。そういう意味では、こういった学校がちゃんとしているかどうかは、ちょっと見ただけの私にはわかりません。
とはいえ、文科省のHPにあるとおり、中学高校大学といったところに入るには、なにも文部省認可の学校を卒業してないといけない、、ということにはなりません。いろんな方法があるのです。これは間違いありません。
ところで、友愛学園、友愛学院では、別の学校や施設の名前がでてきます。この学校はローマ字でYuaiと書くのが正しそうですが、友愛と書く場合は友愛インターナショナルスクールとまで言わないといけないですね。名前が長すぎ、、履歴書で書くと学校名が枠内に収まるかどうか微妙なところ。もうちょっと短くてもいいかもよ。
、、さて、イスラミックセンターが寄贈したこの学舎に入ると、、あれ、学校名の看板てないの?気がつかなかっただけ?
なんか、ふつうに学校。下駄箱でお出迎え。
教室もふつう。小さいと思う人もいるかもしれないけど、サウジアラビアのジェッダ日本人学校を知ってるからむしろ、お、大きいとか思いました。ちなみにジェッダ日本人学校の児童は10人くらい。
だから、こうやって講堂があったり、教室があったりすると、すっごーい、とか思ってしまいます。
モスクがあるのは隣の隣。モスクとは隣接してません。あいだにマンションが一つ挟まってます。
新しいし、なんかいいよね。みんな頑張れ。
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2018年12月02日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 9番札所(中)友愛インターナショナル。えーっと、私は教育システムには厳しいよ、だって、子供たちが不利になるような教育システムだったら可哀相でしょ。
International standard for education system
こちらがYuai International Islamic SchoolのHP
http://yuaischool.com/ja/curriculum/
教育システムはケンブリッジ式って書いてある。
こちらが、小山のInternational School of Cordoba Japan、やっぱりケンブリッジ式だね。
でもって、こちらが大塚モスク付属小学校。やはりケンブリッジ式がいいらしい。
なぜ、こういう学力認定試験方式にこだわるかというと、そもそもイギリスはこれが一般的は進級方式といえるからです。たとえば、イギリス人に「この国のビザを取るので、学校の卒業証明書を持ってきてください」と言ったことは数限りなくあります。最初は履歴書と違う卒業証明書?なにこれ?とわからなかった、なぜって、学校の卒業証明書がなくて、ギルトホールの証明書を持ってくるだけ。え?いや、履歴書にある、この学校の卒業証明書だよ、、って言っても、「そんなもんない」。
そう、イギリスの中等教育ぐらいまでは、世界史で同業組合として名前を耳にする「ギルト」が、学校卒業資格を証明しています。いやはや、卒業証明というより、卒業資格という資格なんだよ。だから、中等教育レベルだと、私立のいいところ以外、どことこの学校を卒業したというのは、はっきりいって関係無くて、統一卒業資格を持っているかどうかだけが、問題となる。つまり、学校は資格取得のための塾みたいなもの。
なんで、学校は?どうでもいいの?そう、どうでもっていい。問題になっているのはどういうカリキュラムを実施して、どういう学力認定がされるかということです。学校名はどうでもよくて本人の成績が問われるというもの。日本だと学校名が問われて、学力が問われることは少ない。
どうしてこういうシステムになったかというと、陽が沈むことなき大英帝国から外国に赴任する官吏が、上司に向かって
官「えーっと、家族帯同なんだけど、向こうで子供は学校に入れる?」
上「まあ、なんだな。学校なんてない。一面のサバンナと原住民の学校が少々」
官「私はエリート官僚なんだから、子供の教育にはうるさいです。学校がないなら赴任は無理」
上「まあまあ、エリートで秀才のあなただからこそ、サバンナの国で頑張ってほしい。学校がないなら、家庭教師を連れて行ってもいいよ」
官「うーむ、じゃあ、勉強はともかく、子供が大きくなったらオックスフォード大学に入れたいんだけど、就学証明はどうなるの」
上「ああ、それなら、家庭教師に学力認定試験相当の勉強をさせて、英国に戻った時に試験をうけて合格すれば、オーケーじゃない?」
官「まあ、そうでしょうねえ」
、、ということで、世界の果てまで行く英国官吏、商人は家庭教師を伴って赴任。似たようなところで、米国は開拓時代、それはもう隣家まで何十キロも離れたところに住んで学校なんてとんでもないところ、でも、子供の勉強はやらねばならない、、ということで、似たようなシステムが発達(まあ、米国はもともと英国の植民地だし)。
今は?もちろん、アメリカやカナダという広大な国では、学校教育の恩恵を浴びれない僻地の人達は、この学力認定試験だけが頼りです。親に勉強を教えてもらいながら頑張る。
それで、学力認定試験合格資格というのは、現在までも外国では非常に一般的な卒業証明だし、日本でも学力認定試験で合格すれば、日本政府もちゃんと卒業相当とみとめてくれるとういう話。
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こちらがYuai International Islamic SchoolのHP
http://yuaischool.com/ja/curriculum/
教育システムはケンブリッジ式って書いてある。
こちらが、小山のInternational School of Cordoba Japan、やっぱりケンブリッジ式だね。
でもって、こちらが大塚モスク付属小学校。やはりケンブリッジ式がいいらしい。
なぜ、こういう学力認定試験方式にこだわるかというと、そもそもイギリスはこれが一般的は進級方式といえるからです。たとえば、イギリス人に「この国のビザを取るので、学校の卒業証明書を持ってきてください」と言ったことは数限りなくあります。最初は履歴書と違う卒業証明書?なにこれ?とわからなかった、なぜって、学校の卒業証明書がなくて、ギルトホールの証明書を持ってくるだけ。え?いや、履歴書にある、この学校の卒業証明書だよ、、って言っても、「そんなもんない」。
そう、イギリスの中等教育ぐらいまでは、世界史で同業組合として名前を耳にする「ギルト」が、学校卒業資格を証明しています。いやはや、卒業証明というより、卒業資格という資格なんだよ。だから、中等教育レベルだと、私立のいいところ以外、どことこの学校を卒業したというのは、はっきりいって関係無くて、統一卒業資格を持っているかどうかだけが、問題となる。つまり、学校は資格取得のための塾みたいなもの。
なんで、学校は?どうでもいいの?そう、どうでもっていい。問題になっているのはどういうカリキュラムを実施して、どういう学力認定がされるかということです。学校名はどうでもよくて本人の成績が問われるというもの。日本だと学校名が問われて、学力が問われることは少ない。
どうしてこういうシステムになったかというと、陽が沈むことなき大英帝国から外国に赴任する官吏が、上司に向かって
官「えーっと、家族帯同なんだけど、向こうで子供は学校に入れる?」
上「まあ、なんだな。学校なんてない。一面のサバンナと原住民の学校が少々」
官「私はエリート官僚なんだから、子供の教育にはうるさいです。学校がないなら赴任は無理」
上「まあまあ、エリートで秀才のあなただからこそ、サバンナの国で頑張ってほしい。学校がないなら、家庭教師を連れて行ってもいいよ」
官「うーむ、じゃあ、勉強はともかく、子供が大きくなったらオックスフォード大学に入れたいんだけど、就学証明はどうなるの」
上「ああ、それなら、家庭教師に学力認定試験相当の勉強をさせて、英国に戻った時に試験をうけて合格すれば、オーケーじゃない?」
官「まあ、そうでしょうねえ」
、、ということで、世界の果てまで行く英国官吏、商人は家庭教師を伴って赴任。似たようなところで、米国は開拓時代、それはもう隣家まで何十キロも離れたところに住んで学校なんてとんでもないところ、でも、子供の勉強はやらねばならない、、ということで、似たようなシステムが発達(まあ、米国はもともと英国の植民地だし)。
今は?もちろん、アメリカやカナダという広大な国では、学校教育の恩恵を浴びれない僻地の人達は、この学力認定試験だけが頼りです。親に勉強を教えてもらいながら頑張る。
それで、学力認定試験合格資格というのは、現在までも外国では非常に一般的な卒業証明だし、日本でも学力認定試験で合格すれば、日本政府もちゃんと卒業相当とみとめてくれるとういう話。
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88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 9番札所 (上) 友愛インターナショナルスクール Yuai International Islamic School。名前が長い、、教育システムは外国のものであって、日本のものではないが、それでいいのだ。というか正解。
Yuai International Islamic School is located just next to Tokyo Jami.
さて、日本の大学に入ろうとするとどういう資格が必要なのか?一般的には「高校卒業」です。それ以外は?昔でいうと「大検」に合格した人も大学入学資格があるでしょう。で、その他は?いっぱいあります。で、ここではそういうのじゃない場合、つまり留学生みたいに日本のそういったのと関係がない教育課程を経てきたひとは?もちろん、文科省のHPでみれば一目瞭然。
大学入学資格について
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111314.htm
4.外国における、12年の課程修了相当の学力認定試験に合格した18歳以上の者
5.外国において、指定された11年以上の課程を修了したとされるものであること等の要件を満たす高等学校に対応する学校の課程(文部科学大臣指定 高等学校に対応する外国の学校の課程一覧)を修了した者
10.外国の大学入学資格である国際バカロレア、アビトゥア、バカロレア、GCEAレベルを保有する18歳以上の者
11.国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI)の認定を受けた教育施設(国際的な評価団体認定外国人学校について)の12年の課程を修了した18歳以上の者
私も外国の学校にいろいろ通ったことがあるし、試験の結果やその資格をとるとどうなるのかということには非常に関心があったし、今も関心があります。うひー、いまも思い出す辛い授業の日々。端的に言うと、日本は時間ベース。上の大学入学資格を見ても、「18歳以上」とか「12年の教育」とかばっかり。つまり、成績が良いとか悪いより、机に齧りついてた年月を重視してる。外国は、「飛び級」とか「10歳で大学入学」とかいうニュースを聞いたことがある人も多いとおもうけど、勉強した年月や年齢じゃなくて、実力があれば時間経過は不要というシステム。ダイビングのPADIはアメリカの教育法をとりいれてるけど、これを「達成ベース」(できるかできないかが問題であって、その練習を何時間したかということは問題にならない)といってます。大検が達成ベースで外国のシステムに相当するものです。
ふーむ、これを言い出すと長くなるけど、日本の社会において「時間ベース」で「達成ベース」でないのは、学校教育の影響。会社でも始業時間に細かい、、仕事が終了しても、あそべず、職場を抜け出せず8時間は絶対会社にいなければならない。いまの日本の社会の「ブラック」といわれるところの大体は教育方法の延長なところ。とうぜん、教育が達成ベースの外国では、その日のノルマが終われば、あとは遊んでも特に問題無し。だから、みんな早く終われるように頑張る。時間ベースの8時間机についていれば良いというのだと、早く仕事を終えたら別の仕事がまわってきて8時間居ないといけない。さらに長時間仕事をすれば、より偉いとされてしまう。
なんで、こんな話をダラダラしているかというと、日本にあるイスラーム系の学校は、日本の時間ベースのカリキュラムを採用せずに、外国の達成ベースのカリキュラムを使って、上の4番の「学力認定試験」の合格を目指しているからです。小学校卒業、中学校卒業、高校卒業、、も同じシステムです。もっと具体的にいうと、ケンブリッジの認定試験です。
これを合格すれば、日本国内の学校に進級するのに、なんの不都合もありません。
でもって、友愛インターナショナル、大塚モスク付属小学校、小山モスク付属小学校も、これ。ちなみに私は某国のブリティッシュカウンシルで10番のGCEAを目指しましたが、遠い過去ですね。。
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さて、日本の大学に入ろうとするとどういう資格が必要なのか?一般的には「高校卒業」です。それ以外は?昔でいうと「大検」に合格した人も大学入学資格があるでしょう。で、その他は?いっぱいあります。で、ここではそういうのじゃない場合、つまり留学生みたいに日本のそういったのと関係がない教育課程を経てきたひとは?もちろん、文科省のHPでみれば一目瞭然。
大学入学資格について
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111314.htm
4.外国における、12年の課程修了相当の学力認定試験に合格した18歳以上の者
5.外国において、指定された11年以上の課程を修了したとされるものであること等の要件を満たす高等学校に対応する学校の課程(文部科学大臣指定 高等学校に対応する外国の学校の課程一覧)を修了した者
10.外国の大学入学資格である国際バカロレア、アビトゥア、バカロレア、GCEAレベルを保有する18歳以上の者
11.国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI)の認定を受けた教育施設(国際的な評価団体認定外国人学校について)の12年の課程を修了した18歳以上の者
私も外国の学校にいろいろ通ったことがあるし、試験の結果やその資格をとるとどうなるのかということには非常に関心があったし、今も関心があります。うひー、いまも思い出す辛い授業の日々。端的に言うと、日本は時間ベース。上の大学入学資格を見ても、「18歳以上」とか「12年の教育」とかばっかり。つまり、成績が良いとか悪いより、机に齧りついてた年月を重視してる。外国は、「飛び級」とか「10歳で大学入学」とかいうニュースを聞いたことがある人も多いとおもうけど、勉強した年月や年齢じゃなくて、実力があれば時間経過は不要というシステム。ダイビングのPADIはアメリカの教育法をとりいれてるけど、これを「達成ベース」(できるかできないかが問題であって、その練習を何時間したかということは問題にならない)といってます。大検が達成ベースで外国のシステムに相当するものです。
ふーむ、これを言い出すと長くなるけど、日本の社会において「時間ベース」で「達成ベース」でないのは、学校教育の影響。会社でも始業時間に細かい、、仕事が終了しても、あそべず、職場を抜け出せず8時間は絶対会社にいなければならない。いまの日本の社会の「ブラック」といわれるところの大体は教育方法の延長なところ。とうぜん、教育が達成ベースの外国では、その日のノルマが終われば、あとは遊んでも特に問題無し。だから、みんな早く終われるように頑張る。時間ベースの8時間机についていれば良いというのだと、早く仕事を終えたら別の仕事がまわってきて8時間居ないといけない。さらに長時間仕事をすれば、より偉いとされてしまう。
なんで、こんな話をダラダラしているかというと、日本にあるイスラーム系の学校は、日本の時間ベースのカリキュラムを採用せずに、外国の達成ベースのカリキュラムを使って、上の4番の「学力認定試験」の合格を目指しているからです。小学校卒業、中学校卒業、高校卒業、、も同じシステムです。もっと具体的にいうと、ケンブリッジの認定試験です。
これを合格すれば、日本国内の学校に進級するのに、なんの不都合もありません。
でもって、友愛インターナショナル、大塚モスク付属小学校、小山モスク付属小学校も、これ。ちなみに私は某国のブリティッシュカウンシルで10番のGCEAを目指しましたが、遠い過去ですね。。
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88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所めぐり 8番札所 神戸モスク。神戸モスクは1980年代に何度も行ったし、この写真もそう。最近は全然どうなっていることか知らないので、ぜひ行ってみたい。
Kobe mosque in 1980s
我が家は大掃除中。普段はきれいにしないところも、整理していると、、、写真が3千枚ぐらい入った段ボール発見。
これまで、写真は見つけ次第スキャンして電子化。写真(つまりプリント)は捨て、、という作業を地道にしてたのに、数千枚も新たに見つかってかなりショック。まあいい、千里の道も一歩から。これから数か月かけて丁寧にスキャンする日々です。
その中でたまたま見つけたのが神戸モスクの写真。どう考えても1980年代半ばの写真ですね。今はどうなってるんだろう。
まだまだ震災のずーっと前だし、震災でヒビが入ったってきいてたし、ムスリムがいっとき避難場所にしていたという話を聞いてたけど、今はどうなってるんでしょうね。80年代は、訪れる人もそんなにいなくて、寂しい感じ、暗い感じ、、でした。まあ、昔の東京モスクも幽霊がでそうなほど寂しい(正確には寂れた)、暗ーい、こわい、すたれた、ところだったから昔の建物ってそういうものなんだと思う。むしろ、今の建物はライトが多くて明るすぎに感じるぐらい。建物の明るさについての思想の違い。喫茶店とかだって、窓が小さかったしね、、、最近は一面ガラス張りがデフォルトとなってるのに。
そうことで、たまたま納戸から古い神戸モスクの写真を見つけたということで8番札所に決定。でもって、バイクでは行ってません。当時は大阪に住んでたから、電車ですね。
お役たち情報といっても、記憶が何十年も前なので今の役に立つようなものはありません。ただ、当時、モスクの前に電信柱があって、ぶっとい電線が幾重にもモスクの正面を横切っており、神戸モスクの写真を撮る場合、電線が入らないように斜めから撮るか、もう、電線があっても気にしないで正面から撮るか、二つに一つしか選択肢がありませんでした。全くフォトジェニックに反した電線でした。今は電線地中化になっているといいな。
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我が家は大掃除中。普段はきれいにしないところも、整理していると、、、写真が3千枚ぐらい入った段ボール発見。
これまで、写真は見つけ次第スキャンして電子化。写真(つまりプリント)は捨て、、という作業を地道にしてたのに、数千枚も新たに見つかってかなりショック。まあいい、千里の道も一歩から。これから数か月かけて丁寧にスキャンする日々です。
その中でたまたま見つけたのが神戸モスクの写真。どう考えても1980年代半ばの写真ですね。今はどうなってるんだろう。
まだまだ震災のずーっと前だし、震災でヒビが入ったってきいてたし、ムスリムがいっとき避難場所にしていたという話を聞いてたけど、今はどうなってるんでしょうね。80年代は、訪れる人もそんなにいなくて、寂しい感じ、暗い感じ、、でした。まあ、昔の東京モスクも幽霊がでそうなほど寂しい(正確には寂れた)、暗ーい、こわい、すたれた、ところだったから昔の建物ってそういうものなんだと思う。むしろ、今の建物はライトが多くて明るすぎに感じるぐらい。建物の明るさについての思想の違い。喫茶店とかだって、窓が小さかったしね、、、最近は一面ガラス張りがデフォルトとなってるのに。
そうことで、たまたま納戸から古い神戸モスクの写真を見つけたということで8番札所に決定。でもって、バイクでは行ってません。当時は大阪に住んでたから、電車ですね。
お役たち情報といっても、記憶が何十年も前なので今の役に立つようなものはありません。ただ、当時、モスクの前に電信柱があって、ぶっとい電線が幾重にもモスクの正面を横切っており、神戸モスクの写真を撮る場合、電線が入らないように斜めから撮るか、もう、電線があっても気にしないで正面から撮るか、二つに一つしか選択肢がありませんでした。全くフォトジェニックに反した電線でした。今は電線地中化になっているといいな。
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2018年11月28日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 7番札所 イスラーム霊園。ここにはモスクはありません、墓地だけです。でも、ここはお寺と契約している墓地とかじゃなくて、日本ムスリム協会の土地所有しているワクフです。
Islamic Graveyard, a Waqf and property of Japan Muslim Association
山梨県甲州市(昔は塩山市だったけど合併して名前が変わった)にある、日本ムスリム協会が所有している「イスラーム霊園」です。
今は日本に何か所かムスリム用の墓地はあるけれど、昔は日本でムスリム専用の墓地といえばここだけでした。あ、ちなみに不動産所有者もちゃんと日本ムスリム協会になっています。
、、とはいえ、日本ムスリム協会そのものが信者の親睦団体でみんなでお金を出し合って運営している組織なのでお金が潤沢にあるわけでない。なので、普通に埋葬にお金がかかります。中にはムスリムには無料と勘違いする人もいますが、そんなことはないです。
眼下にブドウ畑の広がるいい環境。広々として気持ちが良い、、塩山駅だけじゃなくて、勝沼駅も近いです。
墓地のイベントといえば、年に一度の草刈りイベント。これは楽しいし、墓地に眠っている友人、先輩に挨拶もする。うーむ、最近、墓地に入る知り合いの数も多くなり、自分の年齢をいやおうなく感じさせます。ま、早かれ遅かれここに入るのだから眺めの良いところを自分用にとっておきたい、、が花見の場所取りじゃないし、そもそも自分死んでるし、まあ、どこでもいいや。
専従の墓地管理人がいるわけではないので、墓地はきれいに使いましょう、、
かなり広いですが、全部斜面。平たいところは作らないとないです。ということで、購入している土地を造成しては使って、、というくりかえし。いまは2期工事が終わってしばらくたったところ。ここは2期造成地の一番下の端っこのところ、まだ土地はある。
もちろん、川向こうの1期造成分も掃除、、
大勢の人があつまって掃除するから、あっという間におわります。ありがとうございます。終わったらみんなでお祈りをして、
インドネシア料理でお昼をいただきます。働いた後だし、とっても美味しいです。
えーっと、お役立ち情報としては、塩山駅から歩いてこれます。駅からタクシーに乗るのがお勧めなんだけど、時間があれば歩いてもたかがしれているし、眺めはいいし。。。でも、山道だけど。
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山梨県甲州市(昔は塩山市だったけど合併して名前が変わった)にある、日本ムスリム協会が所有している「イスラーム霊園」です。
今は日本に何か所かムスリム用の墓地はあるけれど、昔は日本でムスリム専用の墓地といえばここだけでした。あ、ちなみに不動産所有者もちゃんと日本ムスリム協会になっています。
、、とはいえ、日本ムスリム協会そのものが信者の親睦団体でみんなでお金を出し合って運営している組織なのでお金が潤沢にあるわけでない。なので、普通に埋葬にお金がかかります。中にはムスリムには無料と勘違いする人もいますが、そんなことはないです。
眼下にブドウ畑の広がるいい環境。広々として気持ちが良い、、塩山駅だけじゃなくて、勝沼駅も近いです。
墓地のイベントといえば、年に一度の草刈りイベント。これは楽しいし、墓地に眠っている友人、先輩に挨拶もする。うーむ、最近、墓地に入る知り合いの数も多くなり、自分の年齢をいやおうなく感じさせます。ま、早かれ遅かれここに入るのだから眺めの良いところを自分用にとっておきたい、、が花見の場所取りじゃないし、そもそも自分死んでるし、まあ、どこでもいいや。
専従の墓地管理人がいるわけではないので、墓地はきれいに使いましょう、、
かなり広いですが、全部斜面。平たいところは作らないとないです。ということで、購入している土地を造成しては使って、、というくりかえし。いまは2期工事が終わってしばらくたったところ。ここは2期造成地の一番下の端っこのところ、まだ土地はある。
もちろん、川向こうの1期造成分も掃除、、
大勢の人があつまって掃除するから、あっという間におわります。ありがとうございます。終わったらみんなでお祈りをして、
インドネシア料理でお昼をいただきます。働いた後だし、とっても美味しいです。
えーっと、お役立ち情報としては、塩山駅から歩いてこれます。駅からタクシーに乗るのがお勧めなんだけど、時間があれば歩いてもたかがしれているし、眺めはいいし。。。でも、山道だけど。
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88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所めぐり 6番札所 大塚モスク。都心にあるモスクらしく商店街の中にあって駅からのアクセスも良好!ただし駐車スペース皆無。入口が小さいので建物の前を3回ほど往復してしまった。
Otsuka mosque (Masjid Otsuka) @ Tokyo
雨模様の日、、タイトルにバイクでの巡礼って書いてあるのに、いきなりここで電車の訪問になってしまいました。まあいい、雨の日にバイクにのってもつまんないだけです。駅前は路面電車がとおる、、大塚に来たのはきっと生まれて初めてです。そもそも、山手線で池袋より北にきたのも何十年ぶりというレベル。
5番札所の日向モスクもそうでしたが、モスク名はだいたい最寄りの駅名となっています。とってもわかりやすい、、けれど、大塚モスクはわかりにくかった。ある意味、駅から近くて、駅前のゴミゴミしたところにあるのが原因。駅から近いのも善し悪しです。
入口が小さいおかげで、モスクの前あたりを何往復もしてしまい、最後はモスクに行くぞ!という気合がはいった装束の人を見つけて、声をかけて、連れて行ってもらいました、、
モスクに着いて、、うーむ、この前を何度も通ったのに、全然気が付かなかった入口。
中にはいると、、けっこう広い。町屋建築のように奥が深く、さらに奥はT字型に膨らんでいるという具合。これは、さすがに道路からはわかりません。
男性用礼拝所、、子供たちがいっぱい、、ランドセルはそこらへんに投げ捨ててあるのがいかにも子供っぽくていい感じ、、
子供たちのクルアーン教室、、後で聞いたら、大塚モスクは幼稚園と小学校1−3年の学校を併設していて、ここにきている子供たちは、幼稚園児と併設小学校と一般の公立小学校に通っている子供たちがだいたい1/3ずつぐらいいるそうです。
一生懸命お勉強、、、がんばれ。
大塚モスクは日本のモスクの中でも指折りに活発な活動で知られています。
ホームレスへの炊き出しや、無料の食事、災害地へのボランティアをはじめ、併設の幼稚園や小学校の運営、、なかなかです。私もボランティアに参加したいし、学校運営のための募金も行いたいです。
大塚モスクに来る人へのお役だち情報は、、えーっと入口が小さいので見落とさないように(それはあんただけと言われそうだけど)。それに、駐車スペースどころか、バイクを置くスペースもなさそう。自転車がMAXです。ぜひ電車で来てください。5番札所の日向モスクは、ぜひ車で来てください、、ということでしたが、さすが都心のモスクは違いますね。
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雨模様の日、、タイトルにバイクでの巡礼って書いてあるのに、いきなりここで電車の訪問になってしまいました。まあいい、雨の日にバイクにのってもつまんないだけです。駅前は路面電車がとおる、、大塚に来たのはきっと生まれて初めてです。そもそも、山手線で池袋より北にきたのも何十年ぶりというレベル。
5番札所の日向モスクもそうでしたが、モスク名はだいたい最寄りの駅名となっています。とってもわかりやすい、、けれど、大塚モスクはわかりにくかった。ある意味、駅から近くて、駅前のゴミゴミしたところにあるのが原因。駅から近いのも善し悪しです。
入口が小さいおかげで、モスクの前あたりを何往復もしてしまい、最後はモスクに行くぞ!という気合がはいった装束の人を見つけて、声をかけて、連れて行ってもらいました、、
モスクに着いて、、うーむ、この前を何度も通ったのに、全然気が付かなかった入口。
中にはいると、、けっこう広い。町屋建築のように奥が深く、さらに奥はT字型に膨らんでいるという具合。これは、さすがに道路からはわかりません。
男性用礼拝所、、子供たちがいっぱい、、ランドセルはそこらへんに投げ捨ててあるのがいかにも子供っぽくていい感じ、、
子供たちのクルアーン教室、、後で聞いたら、大塚モスクは幼稚園と小学校1−3年の学校を併設していて、ここにきている子供たちは、幼稚園児と併設小学校と一般の公立小学校に通っている子供たちがだいたい1/3ずつぐらいいるそうです。
一生懸命お勉強、、、がんばれ。
大塚モスクは日本のモスクの中でも指折りに活発な活動で知られています。
ホームレスへの炊き出しや、無料の食事、災害地へのボランティアをはじめ、併設の幼稚園や小学校の運営、、なかなかです。私もボランティアに参加したいし、学校運営のための募金も行いたいです。
大塚モスクに来る人へのお役だち情報は、、えーっと入口が小さいので見落とさないように(それはあんただけと言われそうだけど)。それに、駐車スペースどころか、バイクを置くスペースもなさそう。自転車がMAXです。ぜひ電車で来てください。5番札所の日向モスクは、ぜひ車で来てください、、ということでしたが、さすが都心のモスクは違いますね。
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2018年11月25日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り 5番札所 日向モスク。とりあえず、「こんな山奥に何故モスクが?賞」を贈ります。生まれて初めて「自動ドア」のあるモスクをみた。
Taqwa Masjid Chiba Markaz (Hyuga Mosque) at Sanmu City, Chiba
日向モスク、、、ぜんぜん名前を聞いたことがありませんでした。しかも、千葉なのになぜ日向?というぐらい馴染がないうえに、所在しているのは山武市というところで、読みもわからず、これで「さんむ」と読むとは?ぜんぜん思わなかった。ちなみに日向が最寄りの駅の名前です(それほど近くもないけど)。モスク名を地名で表す場合、都市名でなく最寄りの駅名で表記するのが一般的。
あまりの馴染の無さに、山武市をWikiで見ると、、(以下引用)
2006年(平成18年)3月27日に成東町・山武町・蓮沼村・松尾町の4町村が合併して誕生した。
旧成東町:商業施設が立ち並び東金市まで続く都市である
旧蓮沼村:九十九里海岸や蓮沼ウォーターガーデンがあり観光業につながっている。
旧山武町:日向駅があるが、住宅地の売れ行きが悪かったため地価が安い。
旧松尾町:旭市や横芝光町へ続く国道126号がある。
人口5万人の都市ですが、いいかげんなWikiといえども、あまりに情けない書きようではないか、、日向、、住宅地の売れ行きが悪かった、、のが町の特徴らしいです。可哀相にもほどがある。
、、たしかに、人が来るにはひと苦労な場所です。近隣に商店はみあたらず、バス停があるぐらい。言い方をかえれば、自然に恵まれた森の町です、、たぶん。なんで、こんなところまで来てしまったという思いと、寒風吹きすさぶモスクに人なんていそうにない(閉鎖されてるんじゃないかと最初は思った)、、と思いきや、、礼拝の時間外れなのに人影が、、
みんな寒そうな恰好。私も極寒に備えた格好。さすが森の中はモスクの中まで寒いです。でも、いままでいろんなモスクをみたけど、「自動ドア」があるのはここだけ。これは特筆すべき。もともとあった建物を改造してモスクを作った際、自動ドアはそのまま残ったという感じですが、あると便利。ナイスです。ウドゥはちゃんとお湯もでます。居心地は割といいです。
人影は地元の常連さんと、インドやアフリカからのタブリーグの人達でした。タブリーグとはざっくり「気合入れ団」。地元のムスリムでマンネリ化しそうなところへ、外国から気概に溢れた人達がイスラムの喝を入れ(新鮮さを吹き込むという言い方もできる)に来て、次のところに移動、そして喝、そして移動、そして喝、、モスクからモスクに喝を入れるボランティアの人達です。ジンバブエから来られている人もいて、昔、私が観光に行ったことがあるのでちょっとジンバブエの話で盛り上がりました。
礼拝の時間で、思ったよりも多い人影。こんな山奥でも人が集まるものなんですね、みんな車。もちろん田舎は車がないと生活できませんし、こんな山奥では必須というべき。お祈りが終わってもタブリーグの話を聞くために残る人もいて、いい感じに車座ができてました。
お役たち情報:日向駅からは歩ける距離じゃないのでぜひ車でいらしてください。駐車場は完備だし、そこらへんに止めることもできます。道路はスカスカです。渋滞などありません。だいたい、群馬県のモスクに行く時は東北道など東京から北上する高速道路は渋滞だらけ、でも京葉道はそうでもないです。自宅から一ノ割に行くのに3時間かかったのですが、自宅から日向までは距離は倍なのに、時間は半分でした。
ちなみに、何かのモスク案内に、日向モスクには霊園が併設しているとも読める書き方をしているところがありますが、墓地はありませんし、墓地運営もしていません。ふつうに素でモスクだけです。それに近隣では酒々井アウトレットにハラールのレストランがあるそうです。
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日向モスク、、、ぜんぜん名前を聞いたことがありませんでした。しかも、千葉なのになぜ日向?というぐらい馴染がないうえに、所在しているのは山武市というところで、読みもわからず、これで「さんむ」と読むとは?ぜんぜん思わなかった。ちなみに日向が最寄りの駅の名前です(それほど近くもないけど)。モスク名を地名で表す場合、都市名でなく最寄りの駅名で表記するのが一般的。
あまりの馴染の無さに、山武市をWikiで見ると、、(以下引用)
2006年(平成18年)3月27日に成東町・山武町・蓮沼村・松尾町の4町村が合併して誕生した。
旧成東町:商業施設が立ち並び東金市まで続く都市である
旧蓮沼村:九十九里海岸や蓮沼ウォーターガーデンがあり観光業につながっている。
旧山武町:日向駅があるが、住宅地の売れ行きが悪かったため地価が安い。
旧松尾町:旭市や横芝光町へ続く国道126号がある。
人口5万人の都市ですが、いいかげんなWikiといえども、あまりに情けない書きようではないか、、日向、、住宅地の売れ行きが悪かった、、のが町の特徴らしいです。可哀相にもほどがある。
、、たしかに、人が来るにはひと苦労な場所です。近隣に商店はみあたらず、バス停があるぐらい。言い方をかえれば、自然に恵まれた森の町です、、たぶん。なんで、こんなところまで来てしまったという思いと、寒風吹きすさぶモスクに人なんていそうにない(閉鎖されてるんじゃないかと最初は思った)、、と思いきや、、礼拝の時間外れなのに人影が、、
みんな寒そうな恰好。私も極寒に備えた格好。さすが森の中はモスクの中まで寒いです。でも、いままでいろんなモスクをみたけど、「自動ドア」があるのはここだけ。これは特筆すべき。もともとあった建物を改造してモスクを作った際、自動ドアはそのまま残ったという感じですが、あると便利。ナイスです。ウドゥはちゃんとお湯もでます。居心地は割といいです。
人影は地元の常連さんと、インドやアフリカからのタブリーグの人達でした。タブリーグとはざっくり「気合入れ団」。地元のムスリムでマンネリ化しそうなところへ、外国から気概に溢れた人達がイスラムの喝を入れ(新鮮さを吹き込むという言い方もできる)に来て、次のところに移動、そして喝、そして移動、そして喝、、モスクからモスクに喝を入れるボランティアの人達です。ジンバブエから来られている人もいて、昔、私が観光に行ったことがあるのでちょっとジンバブエの話で盛り上がりました。
礼拝の時間で、思ったよりも多い人影。こんな山奥でも人が集まるものなんですね、みんな車。もちろん田舎は車がないと生活できませんし、こんな山奥では必須というべき。お祈りが終わってもタブリーグの話を聞くために残る人もいて、いい感じに車座ができてました。
お役たち情報:日向駅からは歩ける距離じゃないのでぜひ車でいらしてください。駐車場は完備だし、そこらへんに止めることもできます。道路はスカスカです。渋滞などありません。だいたい、群馬県のモスクに行く時は東北道など東京から北上する高速道路は渋滞だらけ、でも京葉道はそうでもないです。自宅から一ノ割に行くのに3時間かかったのですが、自宅から日向までは距離は倍なのに、時間は半分でした。
ちなみに、何かのモスク案内に、日向モスクには霊園が併設しているとも読める書き方をしているところがありますが、墓地はありませんし、墓地運営もしていません。ふつうに素でモスクだけです。それに近隣では酒々井アウトレットにハラールのレストランがあるそうです。
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2018年11月18日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八ヶ所巡り(4)4番札所 イスラミックセンタージャパン。おそらく日本のムスリム史上で一番重要だったモスクは?と問われれば、まず、イスラミックセンタージャパンの名があがるでしょう。いっときは東日本にモスクはこの1か所だけだった。
Islamic Center Japan was the most important place specially in 1980s and 1990s. Truely it name represents itself.
日本のモスクの歴史性からいくと、神戸モスクや旧東京モスクがあるでしょう。しかし、日本のイスラームにおける歴史的重要性において世田谷区大原(下北沢)にあるイスラミックセンタージャパンの右にでるものはありません。
旧東京モスクは1980年代半ばに消防法にひっかかって継続できなくなり、閉鎖。その後15年ほど、すったもんだ、すったもんだ、すったもんだ、あって、強烈なすったもんだの末に今の東京ジャーミィができました。まあいい、すったもんだを書くだけで3日ぐらいかかるはず、だって15年分だもん。そして、インドネシア人しか入れないとうわさされていたインドネシア大使館付属モスクも、さっぱり開いてるのか閉まっているのかわからない。さらに、今はアラブイスラーム学院と知られているモスクだって、新宿の初台(小田急線だと参宮橋)でひらくまで、すったもんだ、、、、
1980年代は、東日本のモスクはほぼ全滅状態でした、、ただ、一か所を除いて。
(注:当社比)
イスラミックセンタージャパン。この名はもっとよく知られてもよいはず。このゴタゴタつづきの時代で、全日本のイスラームをけん引していたのはまぎれもなく、イスラミックセンターでした。この時代にイスラームに関心のあった人、ムスリムになった人で、イスラミックセンタージャパンと関りをもたなかった人はほぼ皆無だと思います。私もセンター(みんな略称してセンターって呼んでた)発行の小冊子シリーズはすべて持ってました。この小冊子の「礼拝」で礼拝を覚えました。日本語のイスラーム関係の書物は本当に少なかったのですが、当時のセンターの出版物は群を抜いてました。
それから、時代はかわり、各地にモスクができ、東京ジャーミィもでき、日本各地にムスリムの団体ができ、活発な動きが始まると、なぜかセンターの名を聞くチャンスは減るばかり、、最近では、、はて?誰もセンターに行った人の話すら聞かない?
あ!なんと、あの狭かった井の頭通りが拡張されて、センターの駐車場が全部無くなってる!それに、ミナーモスクがない。そもそも、バイクを置くスペースすらない。びっくり仰天とはこのこと。
ここには、声優の大山のぶ代さんが真っ赤なアルファロメオでアラビア語教室に来られたところ。当時は外車が珍しかったし、駐車場のアルファロメオをみて、「この車、すげー、誰の?」とかいったものです。それが、アルファロメオがあった駐車場もなければ、アラビア語教室もなく、モスクもなく、、、それに、大山さんも亡くなってるし、昔日の感とはこのこと。戸は閉まったまま錆びてる。
しかーし、わずかな手掛かりが、、、窓に貼ってあった。YUAI学院?
FBで教えていただきました。建物は井の頭通りの拡張工事のため縮小を余儀なくされたけれど、その際に買い取られた土地のお金で東京ジャーミィの隣で「YUAI学院」を運営されているということです。たしかに!イスラミックセンタージャパンのFBページをみると、YUAI学院での活動がいっぱい。そっか、大山のぶ代さんが通ったアラビア語教室は場所がかわっただけど、そのまま開催されているということですね。
ふーー、、ひと安心。
時代がかわり、土地区画は変われどセンターの活動は続けられ、東京ジャーミィとYUAI学院に。そして、センターを中心に活動していたムスリムたちの多くは大塚モスクに活動拠点を移してらっしゃるようです。どちらも活発なのは、センターのDNAか。アルハムドリッラ。
まあ、センターと東京ジャーミィは場所も徒歩圏内で近いし、同じ井の頭通りに面してるし、あんまり違和感はないのかもしれない。
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日本のモスクの歴史性からいくと、神戸モスクや旧東京モスクがあるでしょう。しかし、日本のイスラームにおける歴史的重要性において世田谷区大原(下北沢)にあるイスラミックセンタージャパンの右にでるものはありません。
旧東京モスクは1980年代半ばに消防法にひっかかって継続できなくなり、閉鎖。その後15年ほど、すったもんだ、すったもんだ、すったもんだ、あって、強烈なすったもんだの末に今の東京ジャーミィができました。まあいい、すったもんだを書くだけで3日ぐらいかかるはず、だって15年分だもん。そして、インドネシア人しか入れないとうわさされていたインドネシア大使館付属モスクも、さっぱり開いてるのか閉まっているのかわからない。さらに、今はアラブイスラーム学院と知られているモスクだって、新宿の初台(小田急線だと参宮橋)でひらくまで、すったもんだ、、、、
1980年代は、東日本のモスクはほぼ全滅状態でした、、ただ、一か所を除いて。
(注:当社比)
イスラミックセンタージャパン。この名はもっとよく知られてもよいはず。このゴタゴタつづきの時代で、全日本のイスラームをけん引していたのはまぎれもなく、イスラミックセンターでした。この時代にイスラームに関心のあった人、ムスリムになった人で、イスラミックセンタージャパンと関りをもたなかった人はほぼ皆無だと思います。私もセンター(みんな略称してセンターって呼んでた)発行の小冊子シリーズはすべて持ってました。この小冊子の「礼拝」で礼拝を覚えました。日本語のイスラーム関係の書物は本当に少なかったのですが、当時のセンターの出版物は群を抜いてました。
それから、時代はかわり、各地にモスクができ、東京ジャーミィもでき、日本各地にムスリムの団体ができ、活発な動きが始まると、なぜかセンターの名を聞くチャンスは減るばかり、、最近では、、はて?誰もセンターに行った人の話すら聞かない?
あ!なんと、あの狭かった井の頭通りが拡張されて、センターの駐車場が全部無くなってる!それに、ミナーモスクがない。そもそも、バイクを置くスペースすらない。びっくり仰天とはこのこと。
ここには、声優の大山のぶ代さんが真っ赤なアルファロメオでアラビア語教室に来られたところ。当時は外車が珍しかったし、駐車場のアルファロメオをみて、「この車、すげー、誰の?」とかいったものです。それが、アルファロメオがあった駐車場もなければ、アラビア語教室もなく、モスクもなく、、、それに、大山さんも亡くなってるし、昔日の感とはこのこと。戸は閉まったまま錆びてる。
しかーし、わずかな手掛かりが、、、窓に貼ってあった。YUAI学院?
FBで教えていただきました。建物は井の頭通りの拡張工事のため縮小を余儀なくされたけれど、その際に買い取られた土地のお金で東京ジャーミィの隣で「YUAI学院」を運営されているということです。たしかに!イスラミックセンタージャパンのFBページをみると、YUAI学院での活動がいっぱい。そっか、大山のぶ代さんが通ったアラビア語教室は場所がかわっただけど、そのまま開催されているということですね。
ふーー、、ひと安心。
時代がかわり、土地区画は変われどセンターの活動は続けられ、東京ジャーミィとYUAI学院に。そして、センターを中心に活動していたムスリムたちの多くは大塚モスクに活動拠点を移してらっしゃるようです。どちらも活発なのは、センターのDNAか。アルハムドリッラ。
まあ、センターと東京ジャーミィは場所も徒歩圏内で近いし、同じ井の頭通りに面してるし、あんまり違和感はないのかもしれない。
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2018年11月07日
88 mosques of pilgrimage by motorcycle モスク八十八か所巡り (3) 3番札所 八王子モスク (マスジドタウヒード)。数少ない、、というかモスク空白地帯というべき東京多摩地区のモスク。それだけでも貴重だよ。
3rd Mosque is "Hachioji Mosque (Masjid Al Tawheed)"
東京にあるモスクはだいたい都心に集中。しかも、下町も多い。が、三多摩と呼ばれる23区以外の東京は、あんがいモスクはありません。というか、八王子モスクだけかもしれない。モスクのリストをみると、他は町田にあるらしいけど、よくわからん。そのうち行きたいけど。
2番札所の伊勢崎モスクがみんなで寄付を集めて建てたモスクだとしたら、3番札所の八王子モスクは現代版の神戸モスクで、私の記憶(ものすごくいい加減だったりする)では、サウジ人の富豪が建てた、、というか土地を買ったんじゃなかったっけ?と記憶しています。あるいみ、日本のモスクとしては歴史的にオーソドックスな経緯でたった、、わけですが、時は一ノ割モスク>伊勢崎モスクと続く「みんなで呼びかけて寄付募集型」が主流になっていくので、オーソドックス型の最終期かもしれない。
1階が、集会所と事務所、、、
事務所が閉まっていても外階段から2階のモスクに行けます。ただ、礼拝時間以外はバス停正面のインタホンで連絡するのが礼儀かも(私は最初知らなかった、、)。
2階とたぶんその上の階は、居住区とかいろいろあると思う。ビル全体はナジドビルというらしい。
たとえば、五反田モスクは事務所が閉まっている時間はモスクも閉まっているので、あらかじめ事務所の開館状況を調べてから礼拝に行かないといけないという辛さがありますが、八王子モスクには専従のイマームもいらっしゃるようなので、お祈り時間が閉館の割合は少ないと思います。
八王子モスクの良いところは、モスクの真ん前がバス停。平岡町というバス停で、降りたら真ん前。八王子はむやみに大きな市ですが、モスクがあるのは駅からでも(無理すれば)歩いていける範囲内で、八王子駅と西八王子駅の中間です。周囲も開けた市街地でゴミゴミしてなくて明るく、モスクが立つには絶妙な立地といえるでしょう。ただ、モスクに駐車スペースは1台分。ほぼほぼ駐車は無理と考えたほうが良いかもしれません。
私にとっては高速を使えば混雑してないので時間的には近いので、便利。ただ、三多摩にモスクが他にないのはムスリム人口がそんなに多くないからだともいえます。まあ、八王子は大学のキャンパスが多いので、ムスリムの学生さんにはいいかも。
お役立ち情報ですね、えーっと、トイレの数も多くて和式です。アジア一般しゃがむ式が好まれる地域から来た人は、けっこう重宝するかも。モスクは日当たりがよくて、カフェにすればいいのに?と思うほど雰囲気はいいです。明るい色のカーペットと日当たりの良さ、ともかく「明るい」がキーワードでしょう。
五反田モスクは日本人が多め、伊勢崎モスクはパキスタン人が多め、、という意味では、八王子モスクはアラブ人が多めというべきなのかな?まあ、イスラームは国籍も人種も気にしないので、単なるそんなもん、、ぐらいですが。
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東京にあるモスクはだいたい都心に集中。しかも、下町も多い。が、三多摩と呼ばれる23区以外の東京は、あんがいモスクはありません。というか、八王子モスクだけかもしれない。モスクのリストをみると、他は町田にあるらしいけど、よくわからん。そのうち行きたいけど。
2番札所の伊勢崎モスクがみんなで寄付を集めて建てたモスクだとしたら、3番札所の八王子モスクは現代版の神戸モスクで、私の記憶(ものすごくいい加減だったりする)では、サウジ人の富豪が建てた、、というか土地を買ったんじゃなかったっけ?と記憶しています。あるいみ、日本のモスクとしては歴史的にオーソドックスな経緯でたった、、わけですが、時は一ノ割モスク>伊勢崎モスクと続く「みんなで呼びかけて寄付募集型」が主流になっていくので、オーソドックス型の最終期かもしれない。
1階が、集会所と事務所、、、
事務所が閉まっていても外階段から2階のモスクに行けます。ただ、礼拝時間以外はバス停正面のインタホンで連絡するのが礼儀かも(私は最初知らなかった、、)。
2階とたぶんその上の階は、居住区とかいろいろあると思う。ビル全体はナジドビルというらしい。
たとえば、五反田モスクは事務所が閉まっている時間はモスクも閉まっているので、あらかじめ事務所の開館状況を調べてから礼拝に行かないといけないという辛さがありますが、八王子モスクには専従のイマームもいらっしゃるようなので、お祈り時間が閉館の割合は少ないと思います。
八王子モスクの良いところは、モスクの真ん前がバス停。平岡町というバス停で、降りたら真ん前。八王子はむやみに大きな市ですが、モスクがあるのは駅からでも(無理すれば)歩いていける範囲内で、八王子駅と西八王子駅の中間です。周囲も開けた市街地でゴミゴミしてなくて明るく、モスクが立つには絶妙な立地といえるでしょう。ただ、モスクに駐車スペースは1台分。ほぼほぼ駐車は無理と考えたほうが良いかもしれません。
私にとっては高速を使えば混雑してないので時間的には近いので、便利。ただ、三多摩にモスクが他にないのはムスリム人口がそんなに多くないからだともいえます。まあ、八王子は大学のキャンパスが多いので、ムスリムの学生さんにはいいかも。
お役立ち情報ですね、えーっと、トイレの数も多くて和式です。アジア一般しゃがむ式が好まれる地域から来た人は、けっこう重宝するかも。モスクは日当たりがよくて、カフェにすればいいのに?と思うほど雰囲気はいいです。明るい色のカーペットと日当たりの良さ、ともかく「明るい」がキーワードでしょう。
五反田モスクは日本人が多め、伊勢崎モスクはパキスタン人が多め、、という意味では、八王子モスクはアラブ人が多めというべきなのかな?まあ、イスラームは国籍も人種も気にしないので、単なるそんなもん、、ぐらいですが。
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2018年11月05日
88 mosques of pilgrimage by Motorcycle モスク八十八か所巡礼 (2) 2番札所 伊勢崎モスク(伊勢崎ジャーミアモスク)日本のイスラムの流れを徹底的に変えたモスク。
2nd Mosque is "Isesaki Jamia Mosque"
モスク2番札所は伊勢崎モスク。えーっとちなみに、番号はてきとうです。重要性順とかでも、私が訪問した順でもなく、ただ、「私がブログに書いた順」。でも、今の日本のイスラームのバックボーン的五反田モスクに続いては、伊勢崎モスクしかないでしょう。
このモスクが建てられた頃をよく知ってます。
うーむ、このへんが亀の甲より年の劫かもしれない。。
それまでモスクというと、代々木上原でずっと閉鎖中だったモスク(今の東京ジャーミィができる前)、サウジ大使館の付属のマアハド、それに世田谷大原のイスラミックセンターぐらいしか東京になくて、いや、日本全国でもあとは神戸モスクぐらいでした。当時のムスリムにとって、モスクとはとうてい手がだせないもの(だって、代々木上原のモスクだって再建の目途が付かなかったし)、神戸モスクのような豪商がたてたものか、サウジやトルコが国威で建てるもの、、というのが正直ふつうの日本のムスリムの発想だったし、ましてや自分たちでモスクを建てるなんて夢物語。
だから、外国から日本に来たムスリムが、、モスクを作ろうとしたとき、、あるムスリムは「はあ?お金を稼ぎに来た人達に余分なお金なんてないでしょ?しかも、東京とか横浜とかならいざ知らず、辺鄙な田舎に何を?」といって笑ったものです。まったく恥ずべきことに、援助するとかじゃなくて、笑ってたのです。何かの金を集めるサギかもしれないという話だってあったのです。えっと、あるムスリムとは私です。でも、当時は大なり小なりそういう空気があったと思う。
最初にできたのは、一ノ割モスク。あまりに妙な話だったけど、そのあと何個か地方にモスクが立つという話があって、まあ、よくわからん、、とか思ってました。決定的にイメージを変えたのは群馬の伊勢崎にできた、ここ伊勢崎モスク。
これはもう、不可逆的な潮流と呼ぶしかない。日本のモスクはこうやって建っていくのだ、、これからも、これから先も、、という決定打。賢い人は最初の一ノ割モスクで気がついたのかもしれないけど、鈍い私はここに及んで初めて、外国から日本に来た人達のモスクにかける真剣度に打ちのめされ、それまで笑っていた自分の不明を大いに恥じました。サウジとか湾岸産油国に援助してもらってできるモスクという発想から、自分たちでモスクをつくるという発想を理解するまでに時間がかかったわけですが、理解に時間がかかるくらいモスクを建てるのは「夢物語だという信念」があったわけです。あるいは、「できっこないという信念」というべきか。
初期のモスク、、というか今でもそうだけど、とりあえず土地建物をかって、それをそのままモスクとして使って、お金があれば改装し、さらにお金があれば、新築するというながれです。おかげで、伊勢崎モスクもなんどか手が加わり、今の姿になっています。が、たぶん、これから先もどんどん変わっていくことでしょう。
私の恐るべき間違った固執を解いてくれた伊勢崎モスク。堂々2番札所で取り上げることができてよかった(たまたまかもしれないけど)。
伊勢崎モスクができてからすでに二十数年たってます。伊勢崎市には今、このモスクの他に2つ別のモスクがあり、1つの市にモスクが3箇所あるユニークな場所になっています。伊勢崎モスクがたって、ムスリムがこの周囲に集まり、やがて、大所帯となり別のモスクが少し離れたところに立つというながれ。こんな土地は他にないし(たぶん)、やっぱり、伊勢崎モスクの金字塔的意義は深いと思う。
こちらのモスクのお役たち情報は、えーっと、さすがに歴史があるだけあって、目立った不足は見当たりません。コンパクトに良くまとまっています。交通の便があんまりよくないかもしれませんが、モスクの地上階は駐車場(兼金曜礼拝の拡大礼拝部分)で車でもOK。土曜日の夜は集まって食事があります。町工場が連なる一区画なので、、なんでこんなところに?という感はあるけれど、まあ、そんなものだと思う。お洒落感は、、、まあ、期待しないほうが良いかも、その分、手作りさが満載。
また来たいね、、と思わせるアットホームさが魅力的です。
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モスク2番札所は伊勢崎モスク。えーっとちなみに、番号はてきとうです。重要性順とかでも、私が訪問した順でもなく、ただ、「私がブログに書いた順」。でも、今の日本のイスラームのバックボーン的五反田モスクに続いては、伊勢崎モスクしかないでしょう。
このモスクが建てられた頃をよく知ってます。
うーむ、このへんが亀の甲より年の劫かもしれない。。
それまでモスクというと、代々木上原でずっと閉鎖中だったモスク(今の東京ジャーミィができる前)、サウジ大使館の付属のマアハド、それに世田谷大原のイスラミックセンターぐらいしか東京になくて、いや、日本全国でもあとは神戸モスクぐらいでした。当時のムスリムにとって、モスクとはとうてい手がだせないもの(だって、代々木上原のモスクだって再建の目途が付かなかったし)、神戸モスクのような豪商がたてたものか、サウジやトルコが国威で建てるもの、、というのが正直ふつうの日本のムスリムの発想だったし、ましてや自分たちでモスクを建てるなんて夢物語。
だから、外国から日本に来たムスリムが、、モスクを作ろうとしたとき、、あるムスリムは「はあ?お金を稼ぎに来た人達に余分なお金なんてないでしょ?しかも、東京とか横浜とかならいざ知らず、辺鄙な田舎に何を?」といって笑ったものです。まったく恥ずべきことに、援助するとかじゃなくて、笑ってたのです。何かの金を集めるサギかもしれないという話だってあったのです。えっと、あるムスリムとは私です。でも、当時は大なり小なりそういう空気があったと思う。
最初にできたのは、一ノ割モスク。あまりに妙な話だったけど、そのあと何個か地方にモスクが立つという話があって、まあ、よくわからん、、とか思ってました。決定的にイメージを変えたのは群馬の伊勢崎にできた、ここ伊勢崎モスク。
これはもう、不可逆的な潮流と呼ぶしかない。日本のモスクはこうやって建っていくのだ、、これからも、これから先も、、という決定打。賢い人は最初の一ノ割モスクで気がついたのかもしれないけど、鈍い私はここに及んで初めて、外国から日本に来た人達のモスクにかける真剣度に打ちのめされ、それまで笑っていた自分の不明を大いに恥じました。サウジとか湾岸産油国に援助してもらってできるモスクという発想から、自分たちでモスクをつくるという発想を理解するまでに時間がかかったわけですが、理解に時間がかかるくらいモスクを建てるのは「夢物語だという信念」があったわけです。あるいは、「できっこないという信念」というべきか。
初期のモスク、、というか今でもそうだけど、とりあえず土地建物をかって、それをそのままモスクとして使って、お金があれば改装し、さらにお金があれば、新築するというながれです。おかげで、伊勢崎モスクもなんどか手が加わり、今の姿になっています。が、たぶん、これから先もどんどん変わっていくことでしょう。
私の恐るべき間違った固執を解いてくれた伊勢崎モスク。堂々2番札所で取り上げることができてよかった(たまたまかもしれないけど)。
伊勢崎モスクができてからすでに二十数年たってます。伊勢崎市には今、このモスクの他に2つ別のモスクがあり、1つの市にモスクが3箇所あるユニークな場所になっています。伊勢崎モスクがたって、ムスリムがこの周囲に集まり、やがて、大所帯となり別のモスクが少し離れたところに立つというながれ。こんな土地は他にないし(たぶん)、やっぱり、伊勢崎モスクの金字塔的意義は深いと思う。
こちらのモスクのお役たち情報は、えーっと、さすがに歴史があるだけあって、目立った不足は見当たりません。コンパクトに良くまとまっています。交通の便があんまりよくないかもしれませんが、モスクの地上階は駐車場(兼金曜礼拝の拡大礼拝部分)で車でもOK。土曜日の夜は集まって食事があります。町工場が連なる一区画なので、、なんでこんなところに?という感はあるけれど、まあ、そんなものだと思う。お洒落感は、、、まあ、期待しないほうが良いかも、その分、手作りさが満載。
また来たいね、、と思わせるアットホームさが魅力的です。
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2018年10月31日
88 mosques of pilgrimage by Motorcycle モスク88箇所巡礼(1) 1番札所 五反田モスク(日本イスラーム文化交流会館)手っ取り早く言うと、日本ムスリム協会だ。
Starting 88 Mosques of pilgrimage by motorcycle, 1st stop was "Gotanda Mosque".
せっかく日本にいるのだし、バイクに乗りたいし、えーっと行先は、、ということで唐突に決めたのが「日本中のモスクを訪問する」こと。しかも、バイクで。きっと一石八八鳥ぐらいの御利益はあるでしょう。ちなみに、今日現在ですでに日本のモスクの数は軽く100を超えてます。だから、88箇所というのには、なんにも意味がありません。でも、八は末広がりで縁起が良いし、8はバイクの教習所で練習する形だし(?)まあ、いいでしょう。
1番札所は、やはり日本ムスリム協会のモスクです。正式には日本イスラーム文化交流会館という建物で、その2階に事務所を構えるのが運営している日本ムスリム協会で、3階がモスク。ちなみに1階はサラームという名前のサロンになっています。五反田モスクという言い方はしませんが、ブログのタイトルとして、これから先のモスクのめんどくさい名前のことを考えると「地名+モスク」で統一。
せっかくだから、モスクのお役立ち情報も入れておきましょう。
まず、新しいし、設備も清潔で綺麗。もともと、日本人中心の日本ムスリム協会の、、ということで、参拝者は日本人ムスリム率が高いです。だから、日本人のムスリムに会いたいなら、まず、ここですね。説教台がアクリル製で透明というのが、お洒落なところ。駅からも近いし、しかも山手線だし、いいかんじ。事務所にいくと、高い確率でお菓子がおいてあります。勝手にたべます。ありがとう。
しかーし!問題もないわけじゃない。なんといっても、トイレの数が少ない。各階に1個しかない。シャワートイレというのは高ポイントだとしても、これは少ない。もともと、そんなに礼拝に来る人は多くないと思ったのかもしれないけど、金曜礼拝とかはけっこういる。うじゃっといる。手足を洗うところは3つあるから、手足洗いは良いとしても、トイレが少ないので金曜礼拝に行くのなら、まずトイレは駅やコンビニで済ませてから、行きましょう。
みてのとおり、駐車場は皆無です。そもそも道路の幅も狭いので路駐したら数分でアウト!という土地柄。バイクだって、冷や冷やもの。アクセスは「駅から徒歩」のほぼ一択。「車ならがんばって駐車場を探してね」というレベルです。
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せっかく日本にいるのだし、バイクに乗りたいし、えーっと行先は、、ということで唐突に決めたのが「日本中のモスクを訪問する」こと。しかも、バイクで。きっと一石八八鳥ぐらいの御利益はあるでしょう。ちなみに、今日現在ですでに日本のモスクの数は軽く100を超えてます。だから、88箇所というのには、なんにも意味がありません。でも、八は末広がりで縁起が良いし、8はバイクの教習所で練習する形だし(?)まあ、いいでしょう。
1番札所は、やはり日本ムスリム協会のモスクです。正式には日本イスラーム文化交流会館という建物で、その2階に事務所を構えるのが運営している日本ムスリム協会で、3階がモスク。ちなみに1階はサラームという名前のサロンになっています。五反田モスクという言い方はしませんが、ブログのタイトルとして、これから先のモスクのめんどくさい名前のことを考えると「地名+モスク」で統一。
せっかくだから、モスクのお役立ち情報も入れておきましょう。
まず、新しいし、設備も清潔で綺麗。もともと、日本人中心の日本ムスリム協会の、、ということで、参拝者は日本人ムスリム率が高いです。だから、日本人のムスリムに会いたいなら、まず、ここですね。説教台がアクリル製で透明というのが、お洒落なところ。駅からも近いし、しかも山手線だし、いいかんじ。事務所にいくと、高い確率でお菓子がおいてあります。勝手にたべます。ありがとう。
しかーし!問題もないわけじゃない。なんといっても、トイレの数が少ない。各階に1個しかない。シャワートイレというのは高ポイントだとしても、これは少ない。もともと、そんなに礼拝に来る人は多くないと思ったのかもしれないけど、金曜礼拝とかはけっこういる。うじゃっといる。手足を洗うところは3つあるから、手足洗いは良いとしても、トイレが少ないので金曜礼拝に行くのなら、まずトイレは駅やコンビニで済ませてから、行きましょう。
みてのとおり、駐車場は皆無です。そもそも道路の幅も狭いので路駐したら数分でアウト!という土地柄。バイクだって、冷や冷やもの。アクセスは「駅から徒歩」のほぼ一択。「車ならがんばって駐車場を探してね」というレベルです。
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