The Redang Telegraph

2017年12月18日

Ana Sui Carry Bag 観光客には絶対書けない、マレーシア地元民ならではのブログ記事、、再び。

I've got another Ana Sui Bag after a month of my 1st bag.

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マレーシアに暮らしている人にしか書けないブログ。そう、それが、このいじましい記事。
ドラッグストアで20リンギ毎に1枚くれるシールを10枚集めて、アナスイのオリジナルカバンを格安で買うというキャンペーン。昔から商店街のスタンプ集めるの好きだったから、こういうのは任せてほしい。

既にトートバッグをゲットしているものの、今回は飛行機持ち込みサイズのキャリーバッグを勝ち取るため、再びシール集めに挑戦。このアナスイのカバンのキャンペーンは12月までで終了なので、せっせとシールを貯めないといけない。期限が迫っているから余計に買い物に力が入ります。

ドラッグストアのお姉さんは私がシールを懸命に集めていることを知っているので、

姉「何が欲しいの?」
私「小さいほうのスーツケース」
姉「じゃあ、本店に頼んであらかじめうちの店に送ってもらうよ」
私「え?まだ台帳が埋まってないよ?」
姉「もうすぐキャンペーンが終わりでしょ。もう出払って在庫が品薄なの。だから残りは早い者勝ち。ほら台紙の裏にキャンペーンの終了の前にグッズが無くなったらそこで打ち切りって書いてるでしょ」

そのとおり。12月でキャンペーンが終わるけど、その前にバッグが無くなっては元も子もない。さっそくお姉さんにバッグを頼むのと携帯電話番号を連絡して、バッグが届いたら連絡してほしいと頼む、、

台紙がいっぱいになるのと、バッグが届くのと、どっちが早いのだろうか?よく考えると、シールで台紙がいっぱいになるように商品を買わせるお姉さんの戦略かもしれない。あっちこちでこの手で顧客にガンガン商品を売ってるのかもしれない、、策士だ、、
、、、とはいえ、痛めた膝のために高いサプリメントを購入したらあっさりシール台帳がいっぱいになってしまった(もちろんシール増量の特売日を選んで)。それが11月の半ばのこと。実はここからが長かった。

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いやあ、前回のトートバッグが3日ぐらいで届いたのに、今回は待〜っ〜た。本当に品薄らしい、、、待てど暮らせど、、連絡がこないし、何回かお店で、、「台帳が埋まったんだけど、まだカバン届いてないよね」とか聞いてしまいました。そこまでして、そのキャリーバッグが欲しいかというと、「娘のバッグを勝手に使っているお父さん」以外になにものでもないので、それほどでもないのですが、なんか意地になっているかも。

トートバッグの時もそんなこと言ってたけど、バイオリン教室に行く時に楽譜入れとして定着しているので、キャリーバッグも何気にヘビロテかもしれない。

そんな、こんなで、3週間ほどたって無事、キャリーバッグが到着しました。派手だとは思ってたけど、本物は想像の3倍ぐらい派手なので、いつ使うか思案中。

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とりあえず、今回のキャンペーンはこれでおしまい。2つもゲットできてよかった。マレーシアに住んでいる人じゃないとなかなか挑戦する気になれないし、住んでいる人でも挑戦する人は少ないかもしれない。でも、なんか、達成感がものすごくあって、すごく充実した気持ちです。

2017年12月01日

Merry Xmas メリークリスマス

Christmas season came

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マレーシアの代表的なショッピングモールのひとつ、KLCCのSuria。ここで目を引いたのは、、、クリスマスツリーの林。そっか、イメージとしてはクリスマスツリーというのは1本なんだけど、林、、というのもあるんだねえ。知らなかった。

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ごうかだけど、なんか、こう、ひとつ、クリスマスのイメージと違ってるような気もするけど、気にしない。しょせんイメージとはイメージ、、現実とは違うんだし、、

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KLCCというぐらいで、背の高い天井を上手く利用した飾り付け、、

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これは、ヨガ教室でのクリスマスツリー。もちろん、こっちのほうが、派手なのより100倍親しみやすい。やっぱり、クリスマスツリーといったら、こんな感じだよ、、あわせて、クリスマスツリーのポーズ(いいかげん)。

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2017年11月28日

Orang Asli オランアスリ(先住民)って誰のこと?

Orang Asli

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オランアスリ(先住民)と呼ばれる人たちがいます、、って、大昔はみんな普通に暮らしてたのに、ある時から「あんたは先住民」とか言われたら、、なんですか?それ?とか思ってしまいます。私の祖先の縄文人だって、びっくりでしょう。ある子孫は先住民、ある子孫は、、はて?先住民の反対はなんだろう、移民だろうな。

マレーシアのオランアスリは十数部族あって、内訳はこんなかんじ、、

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セノイっていうのが、大多数でもともとバイカル湖あたりに居た人たちが、あっちこち寄り道してマレーシアに来ました。で、プロトマレーって原マレー人か、、原マレー人と現マレー人の違いは言語と宗教の違い。そもそも、オランアスリの定義はマレー語じゃないもともとの部族語を持ってるところにあるようです。見た目はそんなに変わらないけど、見た目でわかるのがネグリトの人達、、見た目メラネシア系だよね、オーストラロイドの仲間です。

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でもって、そのオーストラロイドがやってきた経路というのがWikiにでてた、、地道にイランからインドを周ってきたのですね、そういえばドラヴィダ人とか似てる。

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おお、これはミトコンドリアイブちゃんの仮説じゃないか。遠いおばあちゃんのグループがアフリカからアラビアの南をとおって、イランあたりでのちのコーカソイド、モンゴル系、オーストラロイドに分かれたというやつ。そして、モンゴル系はバイカル湖あたりでパンデミック。いろんなところに行ってます。前に日本人の祖先はバイカル湖あたりにいた人達、、って流行したけど、そーじゃなくて、すべてのモンゴル系はバイカル湖あたりを故地としているというべき。日本人だけじゃないんだよ。

マレーシアは、、、もともとはインドを通ってきたネグリト系ばっかりだったらしい、、まあ、見たことある人はいないから、みんな想像で言ってるだけ。

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でもって、いまじゃあ、マレーシアに先住民といわれる人が、こんな感じに分布。

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なかなか、大変な歴史をもってますね、、近代史においても。

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2017年11月17日

KLIA Ekspres 空港エクスプレスはネットで買わないでその場で買ったほうがいい

Using KLIA Express from Sentral to the KLIA airport

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いつもの使っているMasjid Jamakの駐車場に車を置いて、そこから駅で2つ目のセントラル駅まで行き、KLIA Expressに乗り換え。

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KLIA エクスプレスの切符は改札のところで買えるのですごく便利。値段は片道55リンギ。30分ほどでセントラル駅から空港駅まで到着。ほんとうにあっという間で、車での移動よりすさまじく便利。これは使わないと損だよね。

で、改札のところで見ていたのだけど、あらかじめネットでチケットを購入した人が、チケットをプリントアウトしてバーコードで読み取って改札をとおるのだけど、

バーコードが読み取れない

ということで、来る人、来る人、バーコードの読み取りで苦労して結局チケット売り場の人に相談に行ったりして、とても大変そう。もしかして私が見ている間だけで、いつもは普通に読み取れるのかもしれないけれど、マレーシアの技術力を甘く見ていてはいけない。とんだところに落とし穴があるのが普通なので注意!

私が見ていたネットでチケットを買っていた人たち、けっきょくバーコード読み取りに苦労して20分に1本のエクスプレスを乗り過ごしてしまった。。私が今、ネット購入を見に行ったら、ネット価格もその場で買っても運賃は一緒じゃないか。それだったら、バーコード読み取りとか、日にちが違ったとかのトラブルを阻止するために、その場でチケット買ってもいいと思う。

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(改札すぐでたところに両替屋もある)

まあ、私が行ったときはガラガラでチケット売り場は全く並ばなくてすんだけど、時間によってはそういう時ばかりではないのかもしれない。とか、なんかでチケット割引があるとかだと話は別だけど、私はあらかじめネットでチケットを買ってなくて正解だったと思った。









Souvenir of Malaysia @ KLIA マレーシア土産

What do you like as souvenir of Malaysia ?

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マレーシア土産。きっと多くの人が悩むことと思います。サウジアラビア土産もアブダビ土産もそうとうに苦労しましたが、マレーシア土産はそこまで難しい問題ではありません(当社比)。ちなみに、「みやげ」を「土産」と書くのは中国語の当て字です。中国語では「土産」。みやげと読む相当する日本の漢字はありません。

とはいえ、私はあんまりわかりません。それで、空港のお土産屋さん見学。ふーむ、なるほど。。。お茶ですね、、これは意外と名前が知られているし、いいかも。こういう立派なパッケージがあるとは知りませんでした、いつもは普通使いの100パック入り、、みたいなのしか見たことなかった。もちろん、Boh以外にもいろんなメーカーがありますので、ぜひチャレンジ!

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そして、もちろんマレーシアといえば、言わずと知れたドリアン。水菓の王、、日本語でも水菓子とは昔の人なら知っているけど果物のことです。水菓子屋(みずがしや)といえば果物屋さんのことです。最近はもう死語になってるのかなあ。ちなみに小学校のとき水菓子屋をスイカ小屋と読んだ友達がいたのを何故か覚えてます。しょうもないことだけ、記憶にあるのが悲しい。

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ちなみに、菓子の「菓」は草カンムリに果物の果と書くように、もともとは「果物」を指す言葉でした。が、間食の「おかし」が増えてきて、菓子を圧迫。ついには菓子の座を間食に明け渡して、果物は自らを「水菓子」と名前を変え存続。、、、だけど、いまでは水菓子といえば生菓子のようなものをイメージされてしまい、水菓子から「果物」におちついてしまいました。もう、水菓子といって通用するのは本場の中国語ぐらいかもしれない。。

マレーシアといえばドリアンだし、ドリアンといえばマレーシア。超気合がはいってます。

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ドリアンは人によって好き嫌いがある、、なんて考えず、とりあえず買って、配るときに「え?ドリアンはダメなの、じゃあ友達にあげて」というドリアン教の布教にいそしみましょう(?)これが、マレーシアでお世話になったせめてもの恩返し(?)。だって、マレーシアの一押しですから。

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しかし、個人的に一番気に入ったのはバティック模様のヤモリ。ヤモリは本当にそこらへんにウヨウヨいて、いまじゃあ、マレーシアといえばヤモリを思い出します。それが、マレーシアのバティックになっている!といえば、お勧めです。あ、これも「え?ヤモリはダメなの、じゃあ友達にあげて」となる可能性はあるけれど、、。

ヤモリ、、あんなに可愛いのに、一般受けするかどうかは微妙だしねえ。

KLIA visit 1 KLの空港に行ってきた、飛行機には乗らないけど

Just only visited to KLIA.

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クアラルンプールのメインの飛行場であるKLIAに行ってきました。普通空港に行くといえば、飛行機に乗る、、ですが、今回は空港だけです。朝早いので、まだちょっと外が暗い、、中も暗い、、

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私はクアンタンに住んでいるので飛行機に乗るときはクアンタン空港から乗って、KLIAはただの乗り換え場所です。だから、KLIAのチェックインカウンターとか、とっても珍しい、、ああ、これがキヨスクですね。よくマレーシアエアに乗る場合はキヨスクでチェックインしてください、窓口ではできません、、と書いてあるのでてっきり日本の駅のキヨスクみたいな有人のお店か何かだと思っていたけど無人搭乗券機のことか!なーんだ、、こういうものか、、

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さて、朝食、、階を換えてフードコートに向かいます。アライバルもデパーチャーもどちらも食事するところは多いのだけど、値段は見た目で高そうだし、、

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フードコートに着くと、なんかご庶民的な雰囲気、、おちつく、、、

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中は意外にお洒落だったりします。

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食事をだすお店はいっぱい、、洋食あり、マレーシア食あり、ニョンニャ料理、タイ料理、軽食、、いろんなお店がでそろっている、、見て回るだけでも面白そう、、

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、、、、と、おもったけど!さすが、、、やられた、、、、どのお店も、すべてナシレマを売ってる。それに、ビーフンだとか、普通に普通のマレーシアの朝食の風景。どのお店もメニューは一緒!やられた、、完全にやられた感があります。そうだよね、、マレーシアの人って、外国から帰ったらまずナシレマ食べたいよね、それに出発前にも名残のナシレマだよね、、ナシレマがないとマレーシア人は立っていられないってちょっと前にブログの記事で書いたばかりなのに、その現場を見た感じ。

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まだまだ、これからグルグルっと空港を見て回ります。

2017年11月15日

Speaking Japanease 日本語会話で、泣くほど喜ばれる

Speaking Japanese in a shop

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ヨガ教室のすぐ近く、歩いて1分の所に回る寿司屋さんがあります。私はあんまり日本食にこだわりがないので、日本食がなくても平気なのですが、ヨガでヘトヘトになったところに目の前にお寿司屋さんがあるとついフラフラっと入ります。

食べ終わって大満足。会計をお願い(黄色い皿と赤い皿で値段が違うらしい)。皿を数えに来た高校生ぐらいのお姉さんが、「おいしかったですか」と日本語で聞いてきた。それで「はい」と答えたら、、、

急にお姉さん、、レジに走って帰って(皿は数えたのかしらん?)、同じ年ごろのお姉さん達で思いっきり歓声を上げて、、、

「きゃー、日本語を話した!」
「おいしい?ってきいたら、ハイって言われた!きゃー!!」
「すごい、日本語通じたよ!キャーキャー!」

中国語なのでよくわからんが、ところどころ日本語が混じっている(おいしいですか、と、はい、だけだけど)ので、きっとこういう会話。文字通りキャーキャーいってる。そう?そんなにうれしいものなのか?私が言ったのは「はい」だけだぞ?そんなんでよかったのか?そんなに喜ばれるなら、もうちょっと長いフレーズ言えばよかった。

とはいえ、会計したいからキャッシャーに行かざるを得ない。お姉さん達が3人、待ち構えている。どうやら、ネットで更なる日本語を仕入れたらしい。携帯を何度も読み返して、目をウルウルして待ち構えている。わあ、なんか、、高校生ぐらいの女の子達に囲まれてキャーキャーいわれるのって生まれてはじめてかもしれない、、不安で戦地に赴く気持ちでキャッシャーの前に立ちました。

ああ、いろいろ聞かれた、、もう、なんだか覚えてない程聞かれて(しかも、会話帳にあるようななんか変なことばっかり)、こっちはなんていえばいいのかわからなくて、「はい」「ありがとう」ばかりで返答。会話帳見てるなら、どんな返答すればいいのか、返答例を私にも見せて欲しい。

あまりのことに、お釣りを受け取りわすれてしまったけれど、お店からでたところで最初のお姉さんがお釣りを持ってきてくれて、「まいどー」!と元気な声で言われました。ああ、ありがとう、、

ほとんど大したこと喋ってないのに、そんなに喜んでくれるなら、おじさんも嬉しいよ。きっと、こういうことは「マレーシアあるある」なんだと思う、おそらく多くの人が多かれ少なかれ体験しているはず。今までも、似たような状況はあったけど、ここまでストレートに感動しながら話してくれた人はいませんでした。そんなに?そんなものなのか?そこまでのものなのか?そんなんでよかったのか?なんか不思議な気分。

そこまで感動してくれたのに、なんか、大したこと話してなくて申し訳ないです。次はもっと長いフレーズで回答できるよう、私も日本語を勉強しておきます。

2017年11月14日

Monsoon 今年のモンスーンはラニャーニャ

Monsoon has already started. Everywhere in Malaysia was raining.

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マレーシア半島部東海岸のモンスーンは最初のピークを迎えています。もう、毎日これでもか!という雨。モンスーンの雨が降らない日は、夕立の雨が降るし、どっちころんでも雨が全然降らない、、という日はないです。強烈な雨は夕立(スコール)系、しとしと降るのがモンスーン。ちなみに、日本は温帯モンスーン気候に属していて(ほら、砂漠気候とか地中海式気候とかと同じ気候区分のひとつ)、ここら辺の熱帯モンスーン気候とは「モンスーン」つながりです。で、モンスーンは、エルニーニョとかラニャーニャにすごく影響をうけます。もう、勘弁してください、、というぐらい。

マレーシア東海岸がモンスーン時期に入ったということは、逆に半島中央部の山脈の向こう側、つまり首都KLをはじめ、ペナンやマラッカのある西海岸はモンスーンを脱して安定期に入ったということなんだけど、いまはまだまだ西海岸も雨が多くて、ペナンでは先週大規模な洪水がありました。
いったい気候はどうなったのか?といいたいところ、、今年は東海岸の安定期でも雨の多い年で、ドリアンもあんまり実らなかったし、今年のマレーシアの降水量は記録的なものとなるはずです。

気象庁のエルニーニョ監視速報はこちら。11月10日更新の最新のものです。いまはラニャーニャ現象時の特徴が持続しているようです。私のブログの過去記事を読むと、「ラニャーニャ時に雨が多い」となっています。

http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/elnino/kanshi_joho/kanshi_joho1.html

エルニーニョだとヘイズで煙ったいし、ラニャーニャだと大雨だし、どっちも嫌だ!

2017年11月02日

I lost a chance to watch it. 見過ごしたイベントも多数ある

I could not watch "Nine Emperors Festival" this year due to very tired.

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西にお祭りがあるときけばじっとしてられず、東に綺麗な風景があるといえば駆け出してしまう、、のですが、さすがに「こんどイベントがあるよ!」と聞いたのを全部が全部見に行くは体力的に無理なこともある。いや、それって普通でしょ?という見方もあるけど、面白いものを見過ごすと3日ぐらいは後悔して、ぐちぐち、と、「ああ、ああ、やり繰りをすれば見に行けたのに」とか思ってしまいます。きっと私は好奇心で身を滅ぼすことになるでしょう(たぶん)。

このあいだ、ヨガ教室で「今日はナインエンペラーのお祭りの最終日で火の上を裸足で走る人が見れるよ!」という、よだれがでそうな情報をもらったのですが、、、そんな日に限って疲れ切って、、見に行けなかった。ナインエンペラー、、九帝のお祭りは去年はすごかった。でもあんなに凄いのは5年に1度だけだそうで、今年は地味に火の上を裸足で走るだけ。いや、ちっとも地味じゃない!そんな面白いもの見たい!

、、、という葛藤にさいなまれて、結局は行きませんでした。。
で、、3日ぐらいは「たとえ翌日起き上がれなかったとしても、這ってでも見に行けばよかった」とか、グチグチ後悔。あー、なにをそんなにムキにならなくても、いいじゃないか、、という常識人の声もするけど、、火の上を走るなんて、野生の血が騒ぐよね。

もちろん、情報をくれた友達は「だからといって自分も火の上走ってみるとかやらないでよ、みんなそれで痛い目をみるんだから」と釘を刺してくれましたが、もしかして異常に疲れて見に行けなかったというのは、神様の配慮で「お前は調子にのると、とんでもないことでもやるから行くな!」ということだったのかもしれません。アルハムドリッラ。

ラベル:マレーシア

2017年10月26日

Parking Penalty 駐車違反、、またか、、

I received penalty ticket,,,OMG. I thought it was free parking space and used 3 years without parking ticket. I believed it was free.

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銀行にいって、帰ってきたらワイパーに駐車違反の切符が挟んであった。
まさに、、晴天の霹靂。ここは、きちんとした駐車区域で路駐じゃないし、てっきりこの一角の商店街が整備した駐車場で、駐車券は不要のところだと思ってた。しかも、3年間、、銀行に来るたびに止めていて一度も駐車違反の切符をもらったことがなかった(少なくともこの場所では)。

、、、まあいい、、よく見るとたしかに市の駐車場だった。ここで、「ここは無料のはずだ!」とか言い張るつもりはございません。謝って罰金を払いにいきます。マレーシアでは駐車違反の取り締まりも罰金を払うのも市役所の仕事です。駐車場の整備も市役所がやってます。日本みたいに警官はぜんぜん絡みません。

罰金払うところは良く知ってる。街中に駐車券売り場があるけど、そこで罰金も支払います。きちんと駐車券を置いとけば60セン(0.6リンギ)で済むのに、罰金は10リンギ。10倍以上もします。君子危うき場所では駐車券をダッシュボードに載せておくこと。

支払って、、領収書。

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うつむきながら、、とぼとぼ歩きだします。その前に罰金を払った記念のセルフィーを駐車券売り場で。

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ふーー、、なんかついてない。が、駐車券をちゃんと使おうという教訓です。

2017年10月25日

Dawn 春はあけぼの 冬はつとめて

Running in Dawn. The best ride timing in Malaysia. The most beautiful timing.

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マレーシア観光で一番良い時間は?よく観光ガイドなんかには、夕暮れの美しさは載ってます。

しかーーし!そんなんじゃない!マレーシアの醍醐味は夜明けにある(当社比)!!!

じゃあ、どうして観光ガイドとかに「夜明けが最高!」とか書いてないのかというと、みんな寝てるから。あーあ、もったいない。一番いい時間を寝て過ごしているなんて。観光ガイドなんて売れないとしかたないから、みんなが行動中の時間帯のことしか書かないけど(たぶん)、あの夜明けから朝霧が立ち込めるまでの美しさというのは比類ないです。あの霧が山の中腹を細くたなびいているのは山水画のよう。

ちなみに、日本の誇る美学の巨人、清少納言も、、「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」と、夜明けの美しさを絶賛です。
さらに、冬はつとめて(早朝)。「あけぼの」(日の出前、ちょうどムスリムの朝のお祈りの頃)からすこし過ぎて空は明るい。蒸発する水分に朝霧が広がりはじめ、観光地によっては<天空の城>とかができるのが「つとめて」の時間。

マレーシアという国名の由来のひとつとして、「山がちな国」を意味するという説があります。海に囲まれているわりに、住んでみると、ほんとうに、山ばっかりの国というイメージ。だから、山に囲まれた京都の町と重なるところがあるのかもしれません。

山のなかを走る高速道路でも、明けがたは、いつもクチナシのような匂いにつつまれる。はて、本当になんの匂いだろう、花ばかりじゃないと思うけどあのクチナシの匂いのもとは不明。木々の匂い?酸素放出の匂い?わからないけど、ものすごくいい匂い。それに朝霧。科学的には??なマイナスイオンの話だけど、朝霧に包まれると、たしかに、ものすごく癒される感じ。あれはいったいどういうことだろう?いっとき流行ったマイナスイオンも、よくわからない、あの癒され感はなんだろう?ということで引っ張り出された言葉なのかもしれません。

マレーシアでは、ぜひ日の出前から早朝にかけて、手つかずの森林に来てください!常夏の国だから季節に関係なく、「あけぼの」から「つとめて」までがいつでも最高!

マレーシアの観光の醍醐味はネイチャーツアーにあります。世界最古のジャングルで、生きるってことを感じることができると思います。

2017年10月22日

Free day なんにもしたくない日

It's Sunday today! but I don't want to do any only stay in bed.

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先週は週の半ばにDeepavali祭日がありました。それでいろいろと遊んで、今日は普通の日曜日。でも、なんかつかれちゃった。あんまり、休みの日だからといって体力を無視して張り切ると良くないということですね。

今日は、なーんにもしたくない。一日中、家でゴロゴロか?あー、それだったら昨日の夜頑張って洗濯なんてしないで、今日すればよかった。今日はなにしよう(ゴロゴロ以外で)?

こないだからモンスーンが始まって毎日しとしと雨の日も多いのに、今日に限ってものすごく良い天気。そんな日にかぎってやる気がおこらないとか、もったいない。なんだかなあ。

2017年10月21日

上手くいかないこと

As a "Lonely Planet" like photo at "King of Sungai Lembing". Always something is difficult LOL.

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成功する秘訣、、とはいいながら、そもそも成功も失敗も良く分かってなかったという前回のブログ記事を書いたあと、うまくいかないことが目白押し。バイクもバッテリー交換した後から急に調子が悪くて全然メンテナンスが終わったとはいえないし、、、

、、ということで、「上手くいかないこと」の達人として考えたこと。最近は、上手くいかないことが多いので「とっても上手くいかない」か「まあまあ上手くいかない」の2つしかないような気にもなります。

ランニングのイベントとか、前にも後ろにも人が見えない場所で、ひとりひっそり走ってる。いつも到着順位は最下位から数えたほうが早い。それどころか、かっては「最終の人」になったこともあります。でも、目標は完走とかしか思ってないので、順位もタイムも気にしない!はずなのに、、、、

ほとんどの人はランニングに順位やタイムにものすごくこだわっていて、前回よりもタイムが遅かったりすると原因解明に余念がないようです。最近のイベントではビブにタイムチップがついてチェックポイント毎に計測できるので、「完走できればいいや」という私も引きずられて主催者発表のタイムとか順位とか見てしまう。そうなると、えーー、あんなに頑張ったのに、このタイムかよーーーとかがっくりきて完走できたという余韻に浸れない。

きっと、なにかひとつぐらいは上手くいっていること(たとえば参加回数を増やしたとか)があるはずなので、無理やり探して、わーい、やったー!とか上手くいったと自分に思い込ませようとするのだけど、まあ、無理やり感がつよくていまひとつ乗れない。そういうときに限って自棄食いしてしまい、体重も増えて残念感が増量。

まあ、上手くいってないことは、、とりあえず「忘れる」がいいのかもしれない。傷が浅くなってから思い出すことにしましょう。はあー、でもバイクは早めに修理しないと、ほっといたら自然に直るものでもないしね、、、また、お金がかかるのか、、、

このあいだ、足が速くていつもトロフィーをもらうような友達から、「毎回ちゃんと完走しているからすごい」といわれました。えー?そんなもんなの?と聞いたら、途中でリタイヤする人も多いから完走するだけでもたいしたもんなんだよ、、とのこと、、。そっか、上手くいかないと思っていても、客観的に見て、そうは思わない人もいるんだね、なんか、励みになるよ。

2017年10月18日

成功する秘訣


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はて?成功の秘訣?
傍から見ると、私は、「成功!」と呼べるものには程遠いです。うんにゃ、傍からみなくても、あんまり成功はないかもしれない。じゃあ、「失敗だあ」というのは?うーんと、いや、、ないなあ。

よく考えると、本当によく考えたんだけど、そもそも、成功とか失敗とか考えたことがなかった!わはは!という結論でした。つい今、勢いで、なんとなく、ブログのタイトルに「成功する秘訣」と打ち込んでから、はて?と内容を考えたのだけど、良かった。良いタイトルだった、自分でものを考えるきっかけになったよ。

いままで「成功とか失敗」とか、考えたことなかった、、ということも考えたことも無かったので、まるっきり、びっくり。ふと打ち込んだ文字に、逆に打ちのめされた感じ。

これからも、きっと何も考えずに生きていくんだろうけど、世の中には「成功」とか「失敗」とかにこだわっている人もいるのが、なんか超不思議な生き物に見えます(現実するプレデターというレベル)。

ただ、似たようなもので、少し前に流行った「勝ち組と負け組」については考えたことがあります。流行り言葉だったもんね、はて、流行語だったけど今でもこの言葉使うのだろうか?私が理解しているのは明快、<生活に「勝ちとか負けとか」いうものがあると考えた時点で、負け決定!>
自称勝ち組とかいう人が偉そうに発言するのをみて、「ああ、可哀相に」とかしか思わないもん。

それに引き換え、「成功」「失敗」ねえ、、考えたことなかったのは、きっとそんなもん無いからでしょ。

2017年10月12日

Pasar Malam 露店市!これが生きがいかも

Visited Pasar Malam every week.

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毎週木曜日はうちのちかくで夜市が立ちます。
もう、これだけが楽しみで毎週木曜日がくるのを心待ちにしているといっても過言ではないです。

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つい、食べきれないほどの食べ物を買ってしまうし、さとうきびジュースをゴクゴクのんでしまう。

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ちいさな町だから、顔見知りと会うことも多いし(うーん、今日はヨガクラスの仲間とバッタリあってしまった)、なんかいいよね。こういう定期市は無くならずに、ずーっと続いて欲しいです。

こころのよりどころというか、もはや一週間の最大の楽しみ。

2017年10月07日

So many people at car service トヨタのサービスショップであり得ないほどの人

What happen with Toyota show room/ service station ? A lot of people came.

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ここでのトヨタの車のレギュラーサービスは1万キロ毎です。が、1万キロなんてあっという間。なんだか、いーっつもサービスに車を出しているような気がする。

ともあれ、今回は1万キロを千五百キロも過ぎてから、サービスに出すのを気が付いた。そっか、、、ということで、トヨタのサービスステーションにGO

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しかし、、そこには驚くほど多くの人がいた。私は毎回来ているけど、こんなに人が多いのは初めて見た。それに、、家族連れ。車の定期サービスに来るのに、家族総出で来るとか、普通あるか?わからん、、、もう、家族総出としか言いようがないのだけど、これはマレーシアのどこにでもみんなで行動するという、「連れしょん文化」の発露なのか?

お母さん「今日は、トヨタのサービスに行きます」
家族全員「わーい!やったー、みんなで行こう!」

、、とか?あるのか?でも、ショールームもなんだかいつもと違う、例えば、フリーランチがある、、

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もちろん、家族みんなで楽しく食べてる。えーっと、もしかして、今日はたまたま、「顧客感謝デー」とかだったのだろうか?そういえば、サービス料金もいつもより安い。「サービス半額デー」とかだったのかもしれない。うーん、きっとそうだろう、、でなきゃ、こんなに家族総出で車のサービスに来るわけないし、、

、、たまたま、なんか、そんな、「なんとかデー」に当たったのかもしれない。運が良かったのか?いや、2時間も待つのに、座る席も探さないとない(だから私はフリーランチを食べてない。座るところがなかったから)という、ちょっと悲惨な目にあったのであんまり運が良かったとも思えないけど、まあ、みんな楽しそうだから、いっか。

2017年08月30日

Abuse in Malaysia ネット炎上だけではすまない

Shell to remove standees of employee due to obscene photos in July.
Read more at http://www.thestar.com.my/news/nation/2017/07/04/shell-to-remove-standees-of-employee-due-to-obscene-photos/#DG8FEKoAI4bcdMHw.99

“We are aware that pictures of several individuals photographed engaging in distasteful and suggestive acts with a promotional standee at our retail stations are circulating online. We do not condone this disrespectful act, which is completely against the culture of Malaysians and Shell’s core values.

“We urge netizens and members of the public to refrain from sharing these images further. The standee will be removed from all our sites with immediate effect,” said Shell Malaysia Trading Sdn Bhd in a statement.
Images of a group of men kissing and making suggestive gestures with the life-sized cardboard cutouts of Shell station manager Nor Shafila Khairusalleh, 25, have angered many people who accused them of being obscene and sexist.

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バカな連中は世界中にいるし、こういう不届き者のために被害を受ける企業もあるということ。
マレーシアのシェルには写真のような健康的な女性がミネラルウォーターも持ってたり、写真のようにSamアップしているボードがありました。みててニコニコするような笑顔なので、つい写真にとったのですが先月、シェルのガソリンステーションからこのボードは一斉撤去。

理由は、このボードに抱きついたりしているバカなヘルメット姿の男の写真が何枚もSNSにアップされ、イスラームのこの国で何ごとだ!と炎上。そして、シェルは大金を投じて作ったボードを一斉にスタンドから撤去。バカな連中は世界中にいるし、日本でもバカな連中が起こすこういった手合いの炎上は後を絶たないようです。いい加減、炎上は世の中に周知されているのに、バカはそういったことに気が付かないからバカなのでしょう。

マレーシアのこのバカの写真はいずれも、ヘルメットを被ったバイク男たちです。給油のついでにそのまま抱き着いたりしているのでしょうが、日本と違ってバカの顔にモザイクなんてかかってないまま報道されているから、何処の誰だか、周囲にはバレバレ。しかし、バイク乗りにバカがいるのは許せん!マレーシアでも、暴走族が横行し、危険運転(スーパーマンとか)なんてもはやサルレベルの知能としか思えないのに!こんなバカのおかげでバイク乗りの社会での認知度は非常に悪いです。

ふー、バカはどうにかならんもんだろうか。死ななきゃ治らないというやつか。

最近はそれに加えてフェイクニュースも多いです。ラジオでもフェイクニュースは拡散しないようにというキャンペーンを集中的にしています。それだけフェイクニュースはひどいし、私も引っかかったことがあって、後で事情を知って愕然(で、その後は怒り心頭)としたことがあります。フェイクニュースも何とかならんもんだろうか。インターネットでこんな世になるなんて思ってもみなかった。

2017年08月25日

Indonesian flag in SEA game book 逆さに印刷されたインドネシアの旗

It was a topic issue "Indonesian Flag" on SEA game.

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インドネシアの旗というのは知らない人はそもそも知らないでしょうが、、上半分が赤。下半分が白の旗です。私はシンガポールの旗と配色が一緒で月星があるのがシンガポール、何もないのがインドネシアと覚えています。

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しかし、あろうことか、開催中のSEA Gameのパンフレットの中では上下が逆。しかも、1箇所じゃなくてあちこち間違っているから、本当にうっかりというより、無知。これに対してインドネシアの住民が怒りのデモ。

http://www.freemalaysiatoday.com/category/nation/2017/08/21/jakarta-protesters-say-flag-wilfully-printed-upside-down/
Hundreds of followers of various Indonesian organisations gathered to protest outside the Malaysian embassy’s premises in Jakarta today.

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日本の国旗は上下左右間違っても、ほとんど大勢に影響がないというか気がつかないんじゃないかと思いますが、インドネシアの国旗は上下を間違うとポーランドの国旗になってしまい、全然違う意味になります。シンプルな国旗ほど、気をつけないといけないですね。私も大昔、UAEの国旗をアブダビ日本人学校が上下逆にしてしまい注意されたことを知ってます、、が、誰も怒らなかったです。まあ、ありがちなミスだし(?)今後気をつけましょう、、という程度だった。

でも、今回のパンフは1箇所じゃなくて、いーっぱい間違っている。シンガポールは正しいのに。上下、左右がはっきりしている国は間違えるとはっきりわかるから大変。

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しかも、上下が正しいと思ったら、国旗そのものを間違えている、、

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えーっと、なんというかインドネシアの人は「意図的に間違えている!許せん!」と怒っている人は怒っています。もちろん、隣国の旗なのに、レイアウトも校正もチェックもみーんな潜り抜けて間違ったのですから、怒られてもしかたないけど。でも、このいい加減なレベルがマレーシアの実力なんだから、、全部正しいとかマレーシアに求めるほうが間違っている。

それより、斜め線は黒と白なのに、、黒と白に赤を加えて勝手に変えられてしまったブルネイの国旗のほうがかわいそう。これは怒っても良いと思う。わざわざ、手間をかけて赤を入れるか?

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もりあがっているSEA Game.
細かいことは気にせず、頑張ってください。

しかし、マレーシアはシンガポールとタイには、連れトイレ友達のように仲がいいのに、マレーシアとインドネシアの間には、何故か?ぴゅーーっと吹き抜ける寒風を感じます。せっかく言葉も一緒なんだし、もっと仲良くなればいいのに。つーか、近すぎるとよくない、、という例なのかもしれない。

2017年08月24日

ブログ サウジ記事とマレーシア記事

このブログはサウジアラビアにいるに書き始めて、それで「紅海だより」となっています。
その後、マレーシアに引っ越してからは「紅海だより(マレーシア編)」です。なんとも、その場しのぎ的なタイトルですが、結局15年ぐらい住んでいたサウジからはなかなか離れがたいということですね。

もちろん、ここ4年弱はマレーシアの記事ばかりです。もう滅多にアラブにも行かなくなったので、アラビア語も忘れてきたし、、、ま、しかたない。でも、マレーシアはものすごく楽しいところ。マレーシアの記事は興味のおもむくまま、いろんなトピックの詰め合わせです。

さっき、ページの閲覧というのを1年ぶりぐらいに見たのですが、いまのサウジ記事とマレーシア記事の訪問者数は半分半分ぐらい。まだまだサウジ記事は健闘しています。マレーシアについて書く人はものすごくいるけど、サウジについて書いている人は少ない、、、ということなのでしょう。

なんか、妙に納得してしまいました。でも、私の書くマレーシアは、、他の人の書くマレーシアとはちょっと違っているはずです。なんといっても、食べ物のおいしいお店とかないし、ショッピングの穴場とかもないし、ゴルフはしないし、お酒も飲まないし、サッカーの話題もないし、一般的にウケる話題というのはほぼ皆無です!それが特徴といえば特徴でしょう。べつにそういうのを書くまいと決めてるのじゃなくて、本当に知らないし。そういう話題を書くとブログを見に来てくれる人が増えるよ、、という話もききますが、、知らないものはいかんともしがたい。

その代わり、、、タイとマレーシアのどの国境が楽に通過できるかとか得意!変なもの(トビトカゲとか?)に興味があるし、自然や生き物、文化や宗教も大好き。バイオリンもマレーシアで始めたし、このブログはそういうの(へんなの)が一杯!

SEA Game 2017 東南アジア大会

South East Asia Game is now exciting.

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クアラルンプールを中心に行われている、第29回東南アジア大会は真っ最中。ラジオからも、どの競技でマレーシアはメダルを取ったとか、そういうニュースだらけ。ま、それはそれで明るい話題でとても良いです。

で、私はウルトラマラソンの後遺症?体力も免疫力も低下しているときに、またもや風邪をひいて大変。1週間前やっと長引いたインフルエンザが治ったと思ったら、またもや。ふーー、インフルエンザが流行しているので、治ったと思ったころにまたうつされる。これは堂々めぐりだね。

体調が悪い時は体力も気力も出ない。何か頑張ろうという気も起こらないし、ついダラダラしてしまう。おかげで体重が増えてしまった。

Jalan Malayu マレー横丁

Jalan Malayu is located just next to Masjid India @ Masjid Jamek.

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KLで夜を過ごすときはいつもマスジドジャメです。交通の便が良いというのもあるけど、独立広場とか開放的な空間が目の前にあるのが好き。しかし、マスジドジャメ駅と独立広場の間にあるのは、人が通るだけでもそんなに余裕がないのに、車まで割り込んでくる、、マレー横丁 Jalan Malayuです。

しかも、土曜日の夜は、夜市で道路が夜店でいっぱい。人が通るのだって大変なのに、そこを車だって通るのでえらい騒ぎです。賑やかな場所を見たければ、土曜の夜、ここにくれば賑やかさ(+ちょびっとご庶民的華やかさ)は保証。マレー横丁というぐらいで、昔はマレー人の店が多かったのかな?わからないですが、いまは完全に「ムスリムインド系横丁」と化しています。

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マレーシアのインド系の人は、ヒンズー教徒、ムスリム、クリスチャンといろいろいます。エアアジアの社長さんは、クリスチャンインド系ですよね、たしか。で、ここマレー横丁はムスリムインド系ばかり、なんといってもマレー横丁の中心にはマスジドインディア、、インドモスクがあるぐらいですし。

とっても楽しい場所。なのに、なぜか観光客は少ないです。土曜の夜は観光客はもっと華やかなところに行くのかなあ?このマレー横丁に立つと、35年前のドバイです。まだまだその名が知られてなくて、みすぼらしくて、観光客なんていなくて、でも活気にあふれていた頃のドバイのスークがまさしくこんな感じ。(今の華やかで観光客の多いドバイなんて、私の知っているドバイじゃない!全然別物)

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マレーシアもどんどん開発されていってます。マレー横丁には今のうちに行ってないと!あと10年後には再開発されて今の面影なんてまるでないのは間違いないです。

2017年08月20日

SEA game at the corner 東南アジア大会はもうすぐ

SEA game is starting.

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えーっと、SEA Gameこと、東南アジア大会は今日から開催かな?せっかく準備中の写真をとって、「ただいま、準備の真っ最中」というタイトルにしようと思っていたのに、大会が始まってしまっては元も子もない。

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なにごとも、周回遅れな私ですが、ともかく今日のうちに準備中の写真をアップしてないと、、「なに?あれ?」ってことになるよね。

マレーシア建国60周年で、SEA Gameは今年29回目。そして、ASEANのパラ大会としては9回目です。
マレーシア ボレー!

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2017年08月13日

Merdeka 60 マレーシア独立60周年

Hari Merdeka 31st August. 60 years ago.

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マレーシア建国60周年を迎えて、今年は一段と気合が入ったセレモニーが準備中。いよいよ来週ですからね。
私もバイクとマレーシアの国旗を合わせて写真にとり、独立記念日っぽい雰囲気。。ですが、いつもどおり洗濯物干場と化していたので、そもそも国旗の下にあるのはバイクかどうかすら疑問の一枚となってしまいました。

こっちだと、雰囲気はあるけど、、、あんまり私とは関係がない?うーん、マラソンの交通規制のお巡りさんたちです。

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マレーシア建国60年。おめでとうございます。

2017年07月27日

Chinese Cultural Festival @ KT 8 いろんな展示

Visited each exhibition tent. Good fine day.

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トレンガヌ州は今年Visit Beautiful Terengganuという大きなキャンペーンをやってます。パハン州もやってるのだけど、全然目立ちません。やっぱり、何をやらしても器用でスマートなトレンガヌ、何をやらしてもガサツで大雑把なパハン、、似た隣合わせの州なのに、、なんでここまで差が出てくるのか?今でこそ東海岸の中心はクアンタンだけど、あと30年もすれば中心はトレンガヌに変わるかもしれませんね。

全國華人文化節のメイン会場はこちら。

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展示のブースはさまざま、、こちらは仏教界のブース。うーん、道教としては儒、仏、道の3教はお互い補完しあっているという本地垂迹説に似た思想があって道教ではお釈迦様とかも信仰の対象だけど、仏教側はもちろん仏教だけ。

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それぞれ、、潮州会館とか海南会館とかの出店もあります。出身地別というより、部族別というほうが適切な気もするんだけど。こちらは客家会館の出店、、

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もちろん、トレンガヌの観光案内もあるし、トレンガヌの産業紹介もあります。

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地元歴史家のおじさん。時々日本でも郷土歴史家という人がテレビに出たりするけど、いいなあ、、と思う。本気でなりたいけど、私の郷土ってどこだろう?もういろんなところに住んでるし、、

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華語学校の展示。お習字が上手。やっぱり中国文化の華といえば「お習字」だと思う。文字を綺麗に書く!という文化はそうそうあるものではないです。

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食事をするところも多いし、、

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町は飾って綺麗だし、、

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まだまだ居たいけど、そろそろ家に帰らないと、、文化節はこの日が最終日だけど、KT瓜登には、また来ます。

2017年07月26日

Chinese Cultural Festival @ KT 7天后宮に行ってみる

Visiting Mazo Temple in KT.

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全國華人文化節のメインの会場から一旦離れて、媽祖を祀っている天后宮に行ってきました。歩くにはちょっと遠い、、

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、、、誰も居ない?まあいいや、いつもどおり勝手に入ります。お寺とかお宮は誰でも勝手にお参りしていいところです。警備はこわそうな甲冑に身をつつんだ人が左右にいるし、、安全でしょう。

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右の神像が、媽祖娘娘です。両脇に順風耳と千里眼の二人の鬼がいます。日本でも「千里眼」という鬼は有名ですが、もともと媽祖に仕えるものです。

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左の神像は媽祖娘娘の娘?らしいです。ふーむ、ま、いっか。このお宮はもともと海に向かって正面を向いており、航海の神様らしい作りとなっています。

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海側からみた写真はこんな感じ、、、

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で、海、、、って向こう岸が見えるけど?海に面してるんじゃなくて、トレンガヌ川の河口。すみません。向こうは川向こうです。この町はトレンガヌ川の河口に発達した都市で、主な港湾は外洋に向かってるのじゃなくて河口内にあります。天然の堤防の役割ですね。

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境内は、お供えを燃やす炉があって、これはどこの道観(道教寺院)も同じです。

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お供え物は、、、やっぱりパイナップル。マレーシアで道教の神様はどの神様も、パイナップル好き。いやあ、もう、パイナップルさえあれば大丈夫!レベル。神様が応援しているからパイナップルの不作というのはありえないと思う。

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ひととおり見ても、人影もなく、なんなんだ、、ま、いっか。これで、もう一度、唐人街に戻りましょう。

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Chinese Cultural Festival @ KT 6媽祖廟

Mazo believers are very popular in these days.

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道教のムーブメントの中で、私がもっとも注目しているのが媽祖信仰。ここ10年あまりの媽祖信仰は目を見張る進展があります。日本で言うと、、媽祖信仰が日本に伝わったのは随分昔。オトタチバナヒメの伝説が伝えられる中で媽祖信仰の混交が見られるそうです。それに、通常男性として現わされる仏像の中で、観音菩薩が妙に女性っぽいも媽祖信仰の影響があるかもしれないという説もあります。明らかに媽祖信仰が日本に伝えられたのは江戸時代の初めころ。。。。でも、横浜の媽祖廟が落成したのが2003年、東京媽祖廟ができたのが2013年、、日本での近年活発さに目に見はるものがあります。

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媽祖信仰の中心地は台湾です。映画「君思う国境の南」でも主要登場人物の一人が首に媽祖の護符をかけているのが何回も話題になりました。

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もちろん、もともとは中国沿海部で信仰が強かった神様ですが、文化大革命のおかげで壊滅。結局、中国文化も最も重要なところは中国では見られず、台湾、香港や南方の華僑が住むところで生き延びて往時を垣間見ることが出来る状態です。私のブログでも何回も書いているけど、文化大革命の悲劇というのは人的損失ばかりでなく、中国文化伝統の損失。人口は戻ることができても、失われた文化は継承者が無ければどうしようもないし、今の政治だと戻る可能性も少ないですね。残念。

私が媽祖信仰で注目しているのは、実際のところ神様としての媽祖ではなくて、媽祖信者のほう。どうして信者がここまで急激に力を付けているのか?学もカネもない移民が不安な航海を媽祖に安全を祈願することで乗り切り、新しい土地に根を下ろしたという極限体験が信仰を確固たるものにしていると思っています。信仰版の「恋の吊り橋効果」ですね。

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星州日報の記者さんから、媽祖に関心があるなら、すぐ近くに媽祖廟(天后宮)があるから、行ってみたら?と言われました。そっか、

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もちろん、すぐに行きます。

Chinese Cultural Festival @ KT 5 Shin Chew Daily 星州日報に載ったよ

Shin Chew Daily reporter came to me.

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唐人街の全國華人文化節、、、場所はKTことクアラ・トレンガヌ、、漢字で略して書くと瓜登。きっとクア・トウとか発音するのかなあ?最初、瓜?瓜?なんだろうとか思って辞書で調べてもわからないし、そのまんま瓜登って入力したら、クアラトレンガヌって、出てきた。そういうことか。

KTの華人の歴史を見て、大きいところから鄭和を見て、カピタンを見て、次は、、おお、媽祖娘娘ではないか、とか思っていると、後ろからそーっと近づいてくる美人が一人。こういう近づき方は、、だいたいその後、、「えーっと日本の方ですか?私も日本人です」とか声をかけられることも多いパターンで、てっきり、そういう声かけがあるかと思ってたら、、、?「観光客ですか?」

おお、こういうパターンは珍しい。私は新聞記者です、、、とのこと。

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で、このイベントの感想を聞きたいとのこと、もちろん暇な私は異論なし。逆に立ち話もなんだし、腰かけませんか、、と記者さんをイベントのセルフィー用花嫁席に案内して自分はちゃっかり新郎席に、、

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いろんな話を聞かれもしないのにダラダラ話して、、日本文化に溶け込んだ中国文化の話を「月に住むウサギ」と中秋の名月の話もして、媽祖娘娘に興味があるという話をして、えーっと、記者さんが質問する時間は短かった、、、すみません。写真を撮ってもらって、翌日の星州日報の東海岸版の一面、中央!中央!センターをゲットしてた。

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もちろん、本誌のほうは、このイベントの堅い記事、、星州日報はこのイベントの協賛をやっているのかなあ、いやに紙面を割いてます。

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3日間あって、私が行ったのは3日目。2日目はこんなイベントも雨の中やったらしいです。

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わあー、マレーシアで新聞に載った!が、今回が初めてではないし、、犬もあるけば棒にあたり、私が歩くと記者に当たるのでした。。。というか、あんたいったいどこで何しているの。そう、記者が興味を持ちそうなところが、私も興味を持ちそうなところ。。かもしれない。きっと私のブログは現地の新聞と同じぐらい情報を伝えているのでしょう(当社比)。

Chinese Cultural Festival @ KT 4 Kapitan's House カピタンの家

Kapitan's House

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カピタンの一人、黄氏の商館「順徳」、、所有者や商いが変わるたびに商店名や社名は変わるけど、屋号は変わりません。古い華人の商店はどこもだいたい屋号があって、だいたい漢字2文字です。美しい意味をもった漢字が使われますが、中には日本人の名前と一緒だ!とか思う屋号も少なくないです。この黄氏のお店の屋号は順徳、、

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この唐人街の中にあって目立つお店ですが、たまたまこの日は店が閉まってました、、、いつもはこの前を通る度に、、順徳天皇だあ、、佐渡に流されたんだよね、ここは佐渡かあ、、とか思うのですが、カピタンの商館だとは全然知りませんでした、今はレストランになっています。

ちなみに、トレンガヌじゃないけど、「裕仁」って屋号の家知ってる。昭和天皇の名前の、そのまんまやないか、、とか思うけど、

ともあれ、唐人街の洒落たレトロな家というのは、百年前の偉い人の商店である可能性が高い訳ですね、おろそかに見てはいけない。。その昔のお大尽、恐れ多くて気楽になんて前を通れなかったかも?

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2017年07月25日

Chinese Cultural Festival @ KT 3 Kapitan カピタン 甲必丹

Kapitan history 

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キャプテンのポルトガル語バージョンが、カピタンです。日本ではカピタンは商館主ということでポルトガル=オランダ時代を通じて、長崎の商館主のタイトルとなっています。もともとはギリシャ語の「組織のトップ」という言葉からきているそうです。

さて、このキャプテン、、、キャプテン翼もそうだし、陸軍大尉を表す英語でもあるし、サウジではダイビングのインストラクターもキャプテンと呼ばれます。幅の広い意味を持つ言葉だし、歴史もずーーっと深いです。私がかなり昔読んだ本には、近世の欧州の軍隊で徴兵権限をもった組織の長で、兵隊狩りで駆り集めた人を自分の組織に入れて一団となした団長であったはずです。土地持ちの貴族であれば領内から兵隊を集めることができたのですが、土地なし貴族(宮廷貴族とか)は都市で勝手に人狩りをして兵隊を集めました。キューブリック監督の名作「バリーリンドン」の世界ですね。当時の戦死者の補充はこうやってキャプテンの頑張り次第でした。

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中国から移民を率いて南洋開拓に来たリーダーや、新しい場所で移民を統率した人達もポルトガルの商館主にちなんでカピタンと呼ばれます。「ギャングの頭目」というにふさわしい人や、アラビア語のシェイク、、「族長」と呼ぶにふさわしい人もいますし、まるっきり「商館主」もいます。日本では、近世の堺や博多の「町衆の旦那」、あるいは「氏の長者」が相当するのかなあ。海外で活躍した中世日本人、たとえばアユタヤの日本人町の山田長政とかもカピタンの系譜に入りますね。
やがて、それぞれの国の政府の組織に組み入れられ、主にその土地の華人を統率するリーダーの名前となります。Kapitan Cinaです。Wikiで説明があります。

https://en.wikipedia.org/wiki/Kapitan_Cina

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マレーシアの華人の系譜にはかならずカピタンの歴史がでてくるし、それはトレンガヌに限った話じゃなくて、首都クアラルンプールを開拓した伝説的な大カピタン Yap Ah Loyの話は有名です。KLの博物館にあるカピタンの写真はみんなこんな漢服を着ているので、トレンガヌのカピタンが洋装(帽子と傘ぐらいだけど)でちょっとびっくりした。

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Chinese Cultural Festival @ KT 2 全國華人文化節 道教の神になった三保公鄭和

Visited Zeng Ho Exhibition.

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マレーシアで誰からも愛されている中国人といえば?明代の航海家であり、艦隊提督三保公こと鄭和です。もちろん、私も尊敬しています。バスコダガマやコロンブス?残念ながら鄭和と比べれば大したことないです。マルコポーロやイブンバツータといった旅行家と比べて?鄭和に比べては大したことないです。三万人弱の大人数を率いて何年も危険な航海を越えて見知らぬ土地に行く経営能力というのは、想像を絶する器の大きさです。経営能力、、、これがあまたの旅行家、航海家、冒険家をはるかに超える尊敬を集める由縁ですね。

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マレーシアと鄭和の関係は、もっぱらマラッカ王国とその後ろ盾となった明朝の関係に終始するのが普通です。が、ここではトレンガヌと鄭和の関係を説明しています。

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、、、が、残念ながら中国語がわからない日本人にありがちな、「漢字から想像して文章を読む」、、というのも限界があって、肝心なところはよくわかりません。まあ、写真に撮ったから、あとは誰かに聞いてみよう。

鄭和は雲南省出身のムスリムで、中国ムスリムに多い「馬」姓です。イスラム名をマハムード・シャムスッディーンと言って、彼の艦隊の分遣隊はメッカにハッジに行ったというぐらいのイスラーム意識は持っていました。。。。が、道教ではありがちですが、道教の神様にもなっています。まあ、拿督公がマレーシアのムスリムのまま道教の神様になったぐらいですから、鄭和が道教の神になるのもありがちなのかもしれません。

社は三保公廟、、、

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鄭和の神像もあります、、

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こちらは紛失した鄭和神像を復刻した件、

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ムスリムの彼が道教の神様になるというのは、きっと本人はすごく微妙なんだと思う。明代は、西遊記、呂純陽飛剣記、韓湘子伝といった道教色の強い物語が好まれた時代で、、、あろうことか鄭和を主人公にした三宝太監西洋記という道教的小説まであるそうです。西遊記と並び、西洋記、、、鄭和の冒険、、、いや、それは違う!と言ってあげたい!西遊記と一緒にしないで欲しい。が、道教はいろんな宗教がお互い補完しあうという宗旨なので、鄭和の宗教とか考えずにごっちゃまぜです。

ちなみに、昨今の中国の一帯一路では、鄭和がかなりダシにされています。その前の中国のアフリカ進出にも鄭和がダシにされているし、もう亡くなった偉人をダシにするのは止めて欲しい。。。けど、政治とはそういうもんなんでしょうね。げーー、政治はたまらんなあ、、