The Best three Malaysian Food is "Nasi Lemak" "Nasi Ayam" and "Roti Canai".

最近会った日本の方が観光用のマレーシアガイドを持っていて、見せてもらったら、、マレーシア料理のところでのけぞってしまった。ナシゴレン、サテ、ニョンニャ料理、、えーっと、どこから突っ込んでいいものやら。いや、突っ込んではいけない、、観光客の夢はくずしてはならない。こういうのは、確かに有名なマレーシア料理だけど、クアンタンの普通のレストランで「ニョンニャ料理ください!」とか言ったらお店の人が、あんぐり口をあけてちょっと答えられないと思う。吉野家の牛丼屋で、すし盛り合わせを頼むみたいな感じ。サテだって普通のレストランにはないし、ナシゴレンはあるけど食べてる人そのものをあんまり見かけない。
料理もできないくせに、なんか偉そうに言う奴だなあ、、と自分でも思うけど、、私が選ぶマレーシア料理の3桀とは、これだ!耳の穴をかっぽじって聞いていただきたい。第一位は言わずとしれた国民食。
ナシラマ。もしマレーシアからナシラマが無くなったら国民の半分はショックでその場で倒れ、最初の一撃を凌いだ人も2週間と立ってられないでしょう。3週目にはマレーシアで立って歩いている人を見かけることは皆無なはずです。ちなみに、ナシラマとテタリ(ミルクティ)は、マレーシアの国民遺産(ナショナルヘリティジ)にも登録されています(本当だよ)。ナシラマは、マレーシアを立たせている背骨みたいなものです。
堂々2位は、
ナシアヤム(チキンライス)です。ただし、ナシアヤムといって頼むのと、チキンライスといって頼むのでは違うものが出てくる可能性大(実際違うものがだされた)。

ナシアヤムは蒸し鶏です。チキンライスは、アヤムゴレン、、鳥のから揚げが付いてきました。ここら辺の区別は良くつきませんが、もし、ナシアヤムがマレーシアから無くなれば、お昼ご飯は食べるものがありません。お弁当屋さんの終焉です。
そして悠々と3位なのは、
ロティチャナイ。

主に朝ごはんに食べる料理ですが、夕ご飯時にもでてきます。ただし、お昼ごはんにはでてきません。お昼ごはんの王者であるナシアヤムと微妙な住み分けを行っているといえるでしょう。なお、ロティチャナイはよく似たチャパティと混同する人がいますが、全然別物です。ロティチャナイは生地をふっくら発酵させたもので、チャパティは発酵させてません。
ナシラマがマレー系料理、ナシアヤムが華人系料理、そしてロティチャナイはインド系料理と、、意図せずバランス良く1位から3位を占めることになりました(当社比)。
ああ、トリのから揚げ、、これは1位から3位のどの料理につけてもOKです。隠れたマレーシア料理の花形、助演大賞で右にでるものも、左にでるものもありません。
ナシラマ、ナシアヤム、ロティチャナイ、そしてテタリとから揚げ。これら全部がマレーシアから無くなったとしたら、、、、、残念ながらマレーシアの国家存亡の危機。恐ろしい、、ちょっと想像できないぐらい恐ろしいことになります。
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