The Redang Telegraph

2020年02月06日

親が子供に宗教を押し付ける、の可否?いかにも日本人の考えそうなこと。この国でこんなこと言ったら「親が宗教教育しないで誰がする!」と怒られるんだけど。

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最近、「親が子供に宗教を押し付けるのはよくない」という言葉を耳にしました。
おお、昔そんな話を聞いたことがあるのを思い出した。あまり日本人と交わらないので、久しぶりに聞いた言葉ですね、、こういうことを言うのは、たぶん世界中でも日本人ぐらい、、、、そこで考えてみました。

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本題に入る前に<日本人の宗教信者考>
日本人の「宗教信者観」というのが面白くて、たぶん「日本人はこうあるべき」「世界の人はこうなんだろう」というダブルスタンダード。あるいは、日本とその他の「差別」かもしれない。

日本だと一般的(想像です)なのは、、
「あの人、宗教を信じてるんだって。しかも、熱心な信者らしいよ」
「ひぇー、なんか危なそう。近づかないほうがいいかも」

同じ人が外国に行って、、、(想像だよ)
「あの人、熱心な信者らしいよ」
「じゃあ、安心できるかも。もの盗まれたりしないよね。いろいろ聞いてみよう」

日本人で宗教熱心な人は危ない人?外国で宗教熱心な人は尊敬される?

日本では「宗教」というだけで拒絶反応を示す人が少なからずいるけど、系統だった考え方をしてないだけで、日本は宗教にあふれています。たとえば、子供が生まれてお宮参り、子供が大きくなって七五三参り、お盆に里帰りして、仏壇に線香を上げさせたり、子供をつれてお墓参り、除夜の鐘に初詣。秋祭りに子ども神輿。これ、みんな宗教儀式。でも「それはいいの、それは宗教かもしれないけど、別に?」って反応かもしれない。俺様が認める宗教行事は子供に押し付けてもかまわない

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日本の主な宗教は「先祖崇拝」です。これは仏教にはなくて、中国から伝わってきたもの。仏教では六道輪廻という考え方があって、先祖であろうと別のものに生まれ変わっているから崇拝してもなんの意味もない!とするのが仏教。その仏教が中国で先祖崇拝と混合して日本に伝わってきました。だから日本では仏教徒であろうとクリスチャンであろうと、宗教を信じないと言おうと、「先祖なんて意味ない」というのは少数。それだけ、先祖崇拝が根強いということです。先祖崇拝に関わるものは、何をやっても社会的に問題なし。スルーになります。

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広く認知されていれば、子供に宗教を押し付けてもスルーされるということ。どこかの宗教の信者が「学校教育の一環として、子供の修学旅行に京都のお寺参りさせる、仏像に手を合わせさせる、というのは、宗教の自由を侵害している」と発言したことを思い出したけど、外国じゃ、たぶん同じように考える人は多いはず。でも、日本じゃ、スルーです。もっとも、「子供に親の宗教を押し付ける」と言うのは無信仰の人だけなんじゃないかと思います。たぶん、自分はそういうの信じてないから理解できない>>だから、相手のことなど考えずに言ってしまう。

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つまり「親が子供に宗教を押し付けるのは良くない」というのは、この場合「宗教」というのがカルトであったり、新宗教であったり、外国の聞き慣れない宗教であったり、、というのがミソ。つまり「俺様の考える宗教とは違うものは子供に伝えてはならない

そうでなければ広範囲にスルーです。初詣に子供を連れて行ったら、そこに誰かいて「親が子供に宗教を押し付けるのはだめです」とか言ったら、「正月早々つまらんこという人がいるもんだ」、、でしょうね。

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「親が子供に宗教を押し付けてはならない」という人に、じゃあ、同じことをイギリスとか、サウジアラビアとか、よその国で言えば?って切り替えしましょう。たぶん、人は聞く勇気もないはず。だって自分の言ってることがおかしいと思うもの。例えば、オーストラリアの公立学校では選択科目として「宗教の時間」があって、子どもたちは宗派に分かれて教室を変えます。じゃあ、オーストラリアに行って「公立学校に宗教の時間などあってたまるか、子どもたちになんてことするんだ」と言ってもらいましょう。

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つまり日本人相手なら言えるけど、外国人には言えないってこと、、自分の思い描く日本人像にマッチしないと排除ですね。このグローバル化という時代で、なんと時代錯誤な、、つまらん。

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ほとんどの世界では、親が子供の宗教教育します。逆に、しなかったら、なんと言われることやら。子供に神様のことを教えないなんて!なんてひどい親!ひとでなしか?人間は神様なしでは生まれることすらできないのに、、。インドネシアでは寺子屋プサントレンが幅を効かせていて、社会的にもプサントレン出身者かどうか問われるところ。プサントレンは寄宿制の宗教学校で、親元から離れて宗教一色の生活になります。タイではよく知られている通り、人生の一部において仏道に入ることが人としての価値を高めます。こういうところで「子供に宗教を押し付けるのは駄目」と大声で叫ぶと面白いでしょうね。ああ、あれね、外国人だからいいの、だってそういう文化なんでしょ?別に子供に宗教を押し付けてもいいんだよ、彼らはといいそう。

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人によって価値観が違います。子供を無理強いするのは宗教であろうと、その他のことであろうと「虐待」です。少なくとも、「日本人ならこう考えるべき。外国人は違うからそう考えなくても良い」みたいな表裏あるダブルスタンダードは人として変じゃないですか?私は嘘とか、表裏、人によって言うこと変えるとかが、、大嫌いなので(好きな人いるの?)、こういうのは耐えられない。

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別段、強制も押し付けもしてないのに、親がムスリムなら、子供もムスリムだろう?というのに、こんな「親が子供に宗教を押し付ける」論を持ってこられても、「ああ、それは<日本人ならこうあるべき>的な差別だろうね」と思わざるを得ない。たとえば、私が子供をイードの礼拝に連れていったということと、神社に初詣につれていったということで反応が違うというのが笑わせるけどね。

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2019年01月01日

Magazine "Tokyo Muslim" published by Tokyo Metropolitan Government 東京都の発行している「東京ムスリム」という雑誌

If you want to come with Muslim friend, read it.

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もし、外国からムスリムが東京に来たなら、、というコンセプトで書かれた「Tokyo Muslim」という雑誌。発行元は東京都です。お堅いお役所作業に似ず、ムスリムの目からみても、、「ほー、、これは良くかけてる」と感心するぐらいの雑誌。でもって、出版されたのは平成27年、、おっと3年前じゃないか、、さすが周回遅れの私に相応しい話題です。

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内容はこんな感じ、、と写真にとったのですが。撮ることなかった、ウエブで開ける雑誌でした。ぜひ、見てください。良い出来です。
https://www.gotokyo.org/book/0001-056-en/#page=1

しかもダウンロードできます。電子雑誌としてダウンロードできる!都庁やるじゃないか。
https://www.gotokyo.org/book/?la=en

さらに都庁のHPではこんな感じの紹介、、ムスリム用の宿泊施設があるなんて全然知らなかった、、
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/03/20q34600.htm

ともあれ、ムスリムの東京訪問前には必読の書。着いてから読むと少し遅い気がする。だって、あー、こんなのあらかじめ知ってれば行くんだった!とか思うもん。

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2018年12月29日

Voluntary Service @ Ikebukuro 大塚モスクによる炊き出しボランティア。寒い夜なのに、なぜこんなに一杯の人が?いろいろと考えさせられます。

Providing supper for in-need @ Higashi Ikebukuro Chuo Park, Tokyo

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いろいろとあった12月。
後半には、大塚モスクが「必要とされる人々」に食事を提供するボランティアに参加しました。とりあえず、準備があるというので早目に大塚モスクに行って、、

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でも、既に準備は済んでたみたいなので、モスクの事務所でいろいろと時間を潰して、、(潰すというより、あっという間に時間が経った)、
そうこうしているうちに陽は暮れ、ボランティア活動の場である東池袋中央公園に移動しました。

行ってみると、大塚モスクメンバーばかりでなく、他団体も。
そう、、TENOHASHI(てのはし)グループです。

私は、NPO てのはしさんの活動は随分昔から知ってます。まだ、サウジに居た頃、、だからざっくり10年ぐらい前だったと思いますが、ホームレス支援の検索をしているうちに、東池袋中央公園で炊き出しボランティアをやっている方のブログに行き当たりました。
この方は「てのはし」さんか「もやい」さんに属されていたと記憶しているのですが、うーむ、記憶があやふやですが、この時のブログを、今見つけることができませんでした。
とっても長文で、読み応えあり。ブログ主の活動にかける意気込みも感じられたし、単にボランティアといっても、なかなか大変なことや、逆に大変だと思われているけれど容易なこととか、ホームレス支援に直接携わった人でなければとうていわからないいろんな情報が満載されていて、それまで私がもっていたホームレス観がみごとに覆されたものでした。

たしか、その翌年ぐらいに(はっきりいって年はいい加減、、全然覚えてないや)、もやいさんで事務局長をされていた湯浅さんが村長となった「年越し派遣村」ができて大きく報道されたとき、「おお!知ってる、、この名前知ってる!」とか思ったものです。

ともあれ、初めて知った時から行動に移すまで10年かかった、、というのはあったものの、炊き出しボランティアに参加できてよかった。

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公園や配食を受ける人達の仕切りとか、テント設営とか、主催者的なことはてのはしさんがやられ、大塚モスク側は食事の提供と配膳を担当。なんといっても、金額的にも人手的にも炊き出しは食事がメインですので、この日は大塚モスク総動員的な様相。ボランティア慣れして陣容の厚い組織のてのはしさん(この日、北海道からもボランティアに駆け付けた人がいるって聞いた、、)にいろいろと手助けしてもらうところも多そうです。

私はカレーをお玉で掬って注ぐ、、という役割でしたが、カレーが重い。何十回を注いでいると腕が上がらなくなってくる、、、ので、別の人に交代。それにしても、食事を待つものすごい長蛇の列。なぜ、これほどまでの人がいるのか?よくわかりませんが、まあ、いいでしょう。ホームレスの人という話でしたが、ステレオタイプに見えるホームレスの人なんで全然いません。

ふつーーーの、人達です。少なくとも見た目はそこらへん歩いている人とか、ボランティアで配膳している人達となんの違いもありません。
友達が「そういえば、昼間ホームレスの人達ってどこにいるかわからないけど、何処にいるんだろうね」といってましたが、いえいえ、何処にいる?というか、普通にその辺にいるのです。ただ、見た目にホームレスでイメージする姿と違って、そこらへんの普通の見た目なので、まさかその人がホームレスさんなの?という人がすぐ隣にいたりするのです。

最近は「見える化」という言葉を良く聞きますが、ホームレスに限ると「見えない化」がどんどん進んでいき、ホームレスと言われないかぎり、ホームレスとはわからないはず。これは、、良いのでしょうか?良くないのでしょうか?見えない化がすすみ、「ホームレスは一掃された。もう、ホームレスなどいないんだ」と誰かが宣言したら(その可能性はものすごくある)、本当に困っているホームレスへの援助の手は無くなりかねません。とはいえ、ステレオタイプのホームレスの恰好をする必要などないし、そんな「見える化」など誰も望まないのであれば、ホームレス問題は、皮を一枚めくったその下にあるところを議論するステージにあるのでしょう。

問題は、見え無くなれば、無いものだ。。。。と、いうのではない!という社会認識でしょう。。。が、「見えないものは無いものなのだ」という発想が国民の9割9分でしょうから、複雑な思いです。

公園からほんの50mぐらい離れれば、華やかなクリスマスムード。

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大切なことは目に見えない、、という星の王子様のきつねの話を思い出しました。
これがわかるには、私と同じようにボランティアに一度参加するのが本当に必要なんだと思いました。。これもまた難しい話ですが。

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2018年06月28日

Family name in Islam イスラームにおける姓!イスラームに姓は無いといえば無いけど、あるといえば有る。じゃあなきゃ、サウジアラビア=サウド家のアラビアのサウド家という姓はどっからきたのかと言う話になってしまう。

Family name in Islam. Basically no family name, but how do I understand "Saudi" Arabia ? Familyname is "Al-Saud".

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大正時代に立てられ、今はもう取り壊されてしまった昔の代々木上原にあった東京モスク。今は再建されて東京ジャーミーって呼ばれているけど、私は東京モスク(大正時代の方)を良く知っている最後の世代です。家に東京モスクのポジがいっぱいあったのをこの間みつけました。
たしか、ホテルニュージャパン火災以降厳しくなった消防法に、大正時代のモスクが対応できなくなって閉鎖されたと記憶してます。

まあ、さっきのブログエントリーで日本の姓について書いたので、イスラームの姓について。

<大原則>
イスラームには姓はありません。個人名+父親名+(父の)祖父名の3つをつなげるもので、日本では三代名とも表記されます。これで大体本人が特定されますが、たまに、三代ともムハンマドというつわものがいて、もう一個追加、曽祖父の名をつなげて四代名にしているケースもあります。私がエジプトに住んでいる時はまだ大昔で、「電話帳」なるものが普通にあって、名前を見るのが面白かったけど四代ともムハンマドという超つわものもいました。
アラビア語では、三代の間に「ーの息子」という意味のイブン、あるいはブン、あるいはビンという単語を付け加えるのが正式です。が、エジプトはおもいっきり省いてた、、逆にマレーシアではおもいっきり、ビン、、を加えてる。

<女性のケース>
もちろん、イスラームの命名に男女差はありません。女性も、個人名+父親名+(父の)祖父名です。個人名の後が母親名とかにはなりません。だから、女の子が生まれると父親が、、、孫が自分の名前を祖父欄に引き継げないのを悲しむ、、ということがおこります(私はそういう例を知ってる)。
でもって、結婚しても名前は変わりません。これは厳格です。
つまり、「人は出生を偽ってはならない」というのがハディースにあって、生まれてから死ぬまで、父親名+祖父名はついてまわるし、もし後で言うように家名があれば、それもついてまわります。出生を偽ってはならないというのは、こういう血族の証明みたいなものを結婚とともに切り離してはならないという教えで、結婚によって改姓し旧姓ロンダリングになってはならないということです。

<養子の禁止>
「人は出生を偽ってはならない」というハディースから、養子によって養父の名を父親名に変更すること、養父の家系を名乗ることも禁止されています。というか、養子自体が禁止です。それで里親制度というものが養子制度にかわるものとして機能しています。子供にとって血縁的に父親は父親。両親が離婚しようが、なにがあるが、不変です。養子によって誰かが新しく父親になるということがありません。このハディースは聖クルアーンに出典があるはずですが、忘れてしまいました。預言者ムハンマドには男子がなく、養子をもっていたのですが、啓示があり養子を破棄し里子としました(だからといって生活に変化があるわけじゃないけど)。

記憶はたしかじゃないけど、サハーバの時代か汎イスラーム主義の時代に「ムハンマド・アブーフ」という著名人がいて、彼は父親がよくわからないため「アブーフ(彼の父親)」の息子と呼ばれてました。

<部族名と家名>
原則として三代名なら、イスラームで有名なサウジでは何故?ほぼ全員姓があるのか?
預言者ムハンマドでいうと、「個人名ムハンマド+父親アブドッラ+祖父アブドルムッタリブ+家名ハーシム+部族クライシュ」が正式名です。ふー、長い。でもって、家名と部族名はきっと日本でいうと姓なんでしょう。クライシュ族の中にも長男系、次男系、、その他いろんな系があって、ありがちなムハンマドではわからないから、ハーシム家と名乗ります。姓というより屋号のほうが近いかもしれない。ちなみに、このハーシム家はその後、代々メッカのシャリーフとしてメッカを治めていたのですが、第一次世界大戦時のアラブ革命のとき急速に領土をアラブ国と名乗るまで拡大。その後、あっというまに縮小するのですが、たった一つだけ、分家がヨルダン王家として残り、いまでも、ヨルダンは「ヨルダン・ハシミテ王国」(ハーシム家のヨルダン)。

まあ、便宜上つけた屋号というか家名や所属する部族名がそのまま西洋式に姓として取り扱われたことになります。エジプトは基本三代名のもっとも通用する国ですが、それでも昔の大統領だったサダトのように姓を持つひとが多少の割合でいます。それに、エジプト時代のアラビア語先生はヒガージーさんで、今のサウジのヒジャーズ地方からの移民の子孫だったようです。引っ越してきた人をもともとの出身地で呼ぶうちに姓となった人ですね。

「ほら、あの人ムハンマドさんだよ」
「え?どこのムハンマドさんだよ、父親は誰だよ」
「知らない、だってこないだヒジャーズから引っ越してきたんだもん」
「ほう、ヒジャーズから来たムハンマドか、それなら知ってる」
以降、、ムハンマド・アルヒジャージィーと呼ばれるようになった(ほぼ実話)

<まとめ>
、、ということで、イスラームでは三代名が基本。姓にあたる屋号、系統、部族、出身地をつけたい人たちは三代の後につけるのが基本。とはいえ、長々として不便なので、途中でぶっちぎって個人名+姓にあたるところ、、で簡潔にしている人も多い。そういうことで姓があるのかないのかは、微妙。
ただし、一旦つけられた名前は、死ぬまで変わりません。特に父親名や血族を変えたりするとイスラーム的にも超問題。ましてや、結婚の際に変わるとか、ありえない。

<考察>
イスラーム的名前は、個人名、父、祖父、そして、あれば、祖先(家名)、そして部族と血統を追っていきます。
もし、日本の保守とかみたいに結婚したら夫婦は同姓だ!とか言ったとしたら、「おまえは血族を否定する共産主義者か!自分の父親、祖父を尊敬しないのか!」と怒鳴り込まれそうです。保守なら当然血統重視でしょ?祖先への尊敬の念だってあるはずでしょ?まあ、日本の保守とか右翼というのは「国家社会主義」で社会主義者のこと。あたらずとも遠からずか。


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2018年06月13日

Final Stage of Iftar in Ramadhan ラマダーン月もそろそろ終わり。今年のイフタールは多彩だった。去年に比べて無理に痩せようと思わなかったので、平年並みの3キロ減どまり。けっこう食べたよ。

Invited Hotel Iftar

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去年はラマダーン月の一ヵ月で7キロ痩せるという偉業を成し遂げたけど、、今年は痩せることに無理しないことにしました。
いやいや、断食は宗教的発願が斎戒のメインテーマであって、そんなのを置いてけぼりにして、痩せる!痩せる!ダイエット!、、というのは本末転倒。まじめにラマダーン月の断食をやっている人の風上にもおけない、、、かもしれない。、、やっぱり世俗的なメリットも欲しい訳だよ、、

ともあれ、今回はマレーシア滞在の最後の断食。イフタールぐらいはマレーシアを満喫しよう。。。ということで、ホテルのイフタールにお呼ばれしていってきました。

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ちゃんと席も名札入りで用意されていて、なんかゴージャス。

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美味しそうなのがいっぱい、、前菜から甘いものまで。マレー食中心です。

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お腹が空いているときに、ビュッフェというのは良くないです。つい取りすぎてしまう。目が欲しがってるけど、そんだけ食べるの?というほどとってしまう。よくないなあ、、そうでなくても胃が小さくなって普段どおりには食べられないのに、目が欲しがってしまう。

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ひととおり取った後、焼き立てのサティがでてきたので、また並んでとってしまった。本当に食べきれるのか?しかもラム肉までとってしまった。ベジタリアンをめざしてたんじゃなかったっけ。

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こちらは、イカ料理。いまはイカが旬なので安いし、おいしいです。おもいっきりイカが食べたければ、この時期のマレーシアに来てください。

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、、ということで、皿一杯に料理をとって、じっと待っていると日没のアザーン。いただきます。

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2018年06月09日

Hari Raya movie clips 2018 マレーシアの大手企業ならどこも広告の「ハリラヤ(祭日)」バージョンを作る。この広告の優劣を競うのがここ数年のトレンドになっているからどの会社も映像に手を抜かないし、クオリティ高すぎ。

Hari Raya version of commercial movie clips. it was a happy trend to make hi-quality clips.



日本でもお正月バージョンのコマーシャルはあるけど、あれはなんだか晴れ着をきておめでとう、、って言ってるだけだったという気がする。
それに引き換え、異常に盛り上がるマレーシアのハリラヤCMはドラマ性が強くて、泣けたり、笑ったり、短い広告時間にどれだけのクオリティを詰め込むかで勝負がわかれます。

え?勝負?広告に勝負などあるの?とか思っている人は甘い。熾烈なハリラヤ広告には国民が注目しているから、今年はどの広告が一番良かったかという評価だってきっちりされてる。すでに、Iklan Raya 2018のトップテン!というYouTubeだってでてる。

私は、毎年クオリティが高くて、シンプルで直球勝負なペトロナスのCMが好き。でも、今年はTN、、マレーシア電力の勝ちだという声も高い。
これは、これでとっても楽しい。私は楽しいのが好き。



でも、ドラマ性を追求するあまり、暗い内容のCMも多いです。携帯電話2位セルコムのCMは、、、内容深すぎ。継母にいじめられていると思った女の子が、ハリラヤの日に、手紙の住所を頼りに会ったことのない祖父母の家に行くというもの、、ちょっと泣ける。



ケンタッキー・フライド・チキンのCMもドラマ性が強すぎ。屈折した兄弟愛に葛藤する家族、、せっかくおめでたい日なんだから、明るくいこうよ、、、とうてい普通の人がイメージするKFCとは程遠い深い内容。



これは今年のじゃなくて2016年のマレーシアエアのCM。とっても可愛いし、しかもマレーシアエアというのもちゃっかり宣伝してるし(他はまーったくムービーの中にその会社性がでてないから、会社名を変えても使える)、クオリティの高さもとっても良い。



マレーシア電電公社、、マレーシアテレコムはこちら。ちょっと異色でいい味だしてる。



、、しかし、総じて暗い内容がおおいのは、楽しいお祭りの日!ということを忘れすぎ。監獄から出所した家族を迎えるハリラヤの日、少年は犯罪者だった父親の帰還を素直に喜べない、、というCMもあったけど、、、おいおい、いいけど、ドラマ性だけを追求しすぎ!泣。

おそらく映像制作会社がハリラヤ用の広告映像を作っていて、それを各社が買ってるんだと思う。内容と会社性が全然一致してないし、ドラマの中に会社名が一度もでてこないのがほとんど。それを広報担当者が「おめでとうばかりじゃなくて、社会性あるドラマって渋いよな」とか好みで選んでしまった結果。どこも「おめでとうばかりじゃ、つまらない」と思ったおかげで、どこも暗いのばかり!なんでそうなる!

私が見た中で唯一の自社主導の映像制作と思しきものはマレーシアエアだけ。さすがマレーシアエアはこういう映像ものでは他の追随を許しません。

まあいいや、どこもがんばれ。イード、おめでとうございます。

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2018年06月07日

Ramadan or Ramadhan ? 一つの電柱に2つの広告。ひとつがレストランで、一つが大手スーパーですね。。。って、そこじゃなくて、広告の中の「ラマダーン」の表記法。

One post has two advertisement. each has "Ramadhan" and "Ramadan". Different is Bahasa and English.

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ひとつの電柱に広告が2つ。ひとつは「イフタールはうちに食べに来てね」というレストランのもので、もうひとつは「イフタールはおうちで作りましょう」というスーパーマーケットのもの。季節柄、いいですね、、ある時は食べに行き、あるときは自作するということでどうでしょう。

気になったのは同じラマダーンの文字が違うこと。上のレストランのRamadhanはたぶんマレー語表記だと思う。きれいなカリグラフィでいいなあ。マレーシア以外にもパキスタンでも、アラビア文字のドゥドを dh でアルファベット表記することが多いです。パキスタン人の友人にまさしくラマダーンさんがいて、名刺にある文字はこのつづりどおり。マレーシアのイスラームはペルシャ・インド亜大陸文化を濃厚に引き継いでたりするから、きっとこうなったんだと思う。

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でもって、スーパーマーケットのほうのRamadan。これは世界中で一般的な表記で「英語化されたラマダーン」といってもいいと思う。アラビア圏でもっともふつうに見かけるアルファベット表記です。

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だから?いや、だからどおってことないです。ラマダーンのようにポピュラーな言葉も、マレー語表記と英語表記が乱立するようになったんだねえ、、、というぐらいです。どっちが好きかは人それぞれということで。

日本におけるイスラーム用語は変遷の歴史がほとんどなく、ほぼアラビア語表記や発音を正確(か正確に近く)使うことが多いので、アラビアから日本への直輸入型。マレーシアみたいに歴史があるところは、アラビアからペルシャを通ってインドまで来て、そこからインドネシアを通じてマレーシアまできたんだね、、という深みを感じます。


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Ramadhan Calendar for Kuantan and Tokyo ラマダーン期間中の日没時間の我が町クアンタンと東京の違い。うーむ、やっぱり差があるなあ。

Ramadhan Calendar check for Kuantan and Tokyo. 1st day and last day difference is 18 min in Tokyo against 5 min in Kuantan.

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マレーシアと日本の間に時差は1時間しかありません、、が、緯度がかなりちがいます。マレーシアは赤道のすぐ北隣。年間を通じて日照時間、つまり日の出と日没の差はあんまりありません。

ムスリムにとっては気になるのは、初日と最終日の日没時間差です。
最初に、ああ今年は何時何分に日没ね、、と思っても、毎日変動、、えーっと、昨日は何分だったけど今日は何分だっけ?と思っても急には思い浮かばない。特に物覚えの悪い私はそう。

調べてみると、今年のラマダーン期間の初日と最終日の差は東京で18分。初日は18時40分で最終日は18時58分です。ほぼ1.5日に1分違うイメージですが?そんなに平均的な動きじゃない。ちょうど今年は夏至直前なので後半の時間のずれは3日に1分とゆっくりしていますが、初日頃は毎日1分変動。こういったことも覚えてないといけないです。

それにひきかえ、クアンタンの差は5分。初日は19時12分で最終日は19時17分。ほぼ5日で1分変わる程度。ざっくり昨日の時間とおんなじと覚えていれば楽です。

もちろん断食時間も違います、東京の初日はファジュルが3時13分!早朝すぎ!日没は18時40分。なんと15時間半。それに比べてクアンタンでは初日ファジュルが5時41分で、日没が19時12分。13時間半と2時間違い。まあ、東京は大変、、なのですが、逆に冬至の頃の東京の断食時間は超短いです。マレーシアはほぼ年中変わらず。

私は朝起きしてご飯を食べるということがないので、まあ、朝はどうでもいいのですが問題は日没時間。それも、初日と最終日の時間変動です。ムスリムじゃない人は、ムスリムは断食時間を気にしていると思いがちですが、じつは、日没時間変動をけっこう気にしているものです。

ちなみにムスリムの宇宙飛行士が宇宙空間で断食をする場合、地球周回時間じゃなくてメッカ時間にあわせます。そういうフトワァがあったはず。今までに何人ものムスリムが宇宙に行ってるしね、現実的な問題だし。


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Iftar on a beach このラマダン期間で最高のイフタールのロケーション。夕暮れの頃、サンダルを脱いで暖かい砂に足を潜り込ませると、なんかすごい幸福感が押し寄せてくる。

Iftar on a beach. Super relax time.

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本当は他に用があったはずなんだけど、ともあれ、成り行きでチェラティン海岸でイフタール。
平日の夕方、しかもラマダーン期間中とあって、さすがの観光地も人影まばら、、いや人影なし。Ombok Cafeはラマダーン期間中はオーナーが休暇をとって店は休業。Cam's Cafeは「改装工事してる」って言ってた。まあ、これだけ人がいないのだと、そうなるのも当然のような気がするけど、、、

幸い、Don't Tell Mama - Eco Cafeはやってました。よかった。これで海岸沿いの全てのカフェが閉まってたらちょっと悲しいことになってたはずです。もう夕方だし。

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さっそくベジタリアン食を注文。ここはベジー食が多くて嬉しいところ。ただし、食事は日没過ぎてね?と頼むと「わかってるよ」という心強い言葉。日没までしばらく休憩、、、

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イスに座って携帯いじったり、遠くをみたり(目が悪くなったし)、足で砂遊びしたり、、、とっても楽しい。リラックスしてる。これも、すべてバイオリンのテストが終わった解放感。

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足元に来たネコと遊ぶ、、、

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程よく暗くなって、カフェのキャンドルに火が入ります。そろそろ日没、、

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食事が運ばれてきた。とっても美味しそう、でも暗いのであんまり綺麗に食事が写せない。。。

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日没まで、あと数分。

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そして、日没、そして、完食。あっという間。美味しいご飯だからもうちょっと味わって食べた方がよかったのだけど、一旦食べ始めると、なんだか没頭してしまいます。

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ごちそうさまでした。
ちょうど、腹八分。これ以上たべると帰りに居眠り運転しそう。これぐらいがちょうどいい。
すごく贅沢な気持ちです(テストが終わったし、、、、)。

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2018年03月06日

Masjid Jamek Charity モスクで毎日無料の食事と古着の提供。このあたりはホームレスも多いし、そういうのはありがたいと思う人は多いと思う。

Masjid Jamek Charity

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まだ世の明けない朝のお祈りの時間。
KLの中心、Masjid Jamek マスジドジャメは朝のお祈りに来る人がポツリポツリ、、まだアザーン直後だからもう少ししないと人は集まらないでしょう。

でも早くきて、食事の用意をしている人達がいる。それに、段ボールで古着がある、、
ここ、ムルディカ広場の玄関であるマスジドジャメ駅はとっても古い所(なんといってもKLの生まれたところ)、小さな商店が軒を連ね、モスクが他より多いし、交通の要所であるところからホテルも多いです。うーん、わかり易くいうと「非常にゴミゴミした、清潔感にちょびっと足りないところ」

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それに伴って、、ホームレスが多い。
夜、大通りを歩くとホームレスが段ボールの上で寝てる、、しかも、そこらへんじゅうに。裏道はホームレスが少ないです、、やっぱり大通りに面したところでないとホームレスにとってもセキュリティ上の危険がいっぱい。誰も見てないところで、しかもホームレスなんて立場も弱いし、、何があるかわからない。

そういうところにある、マスジドジャメはチャリティの中心でもあります。朝のお祈りが終わったら、ここを利用する人が多い、、

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KLのMRTやLRTは朝6時から始発というところが多いので、それから駅に向かいます。
マスジドジャメ駅といえば、、ネコだよね、、

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2017年12月21日

「イスラームという生き方 −その50の魅力ー」というパンフレットは非常によくできてる

「イスラームという生き方」という小冊子は前からあるのは知っていたけど、薄いし、どうせ通り一遍のイスラーム解説書みたいなものだと思って手に取ることはなかったのですが、、

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、、、違った。イスラームとはこういうものです、というこれまでの紹介パンフは、なかなか難しい内容のものが文字ぎっしりで最初の2ページで「つまらん」と放り投げるようなものだったのですが、これは違う。

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写真が多くて、しかもその写真がまるで旅行のガイドブックのように綺麗なので、写真だけパラパラ見てもOKなぐらい。そして、内容も開祖がうんだら、歴史がかんだら、あれやらないといけない、これは禁止ね!とかいう、イスラームというとありがちな内容でなくて、ちゃーーーんと、生活者の目線で、50の魅力となっているし、驚くほどわかり易い。いままで、こんな小冊子見たことなかった。

文章はこなれているので、あっという間に読み終えます。

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京都のイスラーム文化センターというところが出している小冊子で、この団体は2005年にできたまだ新しいところらしいです。だから、いままでのイスラームへのアプローチと違って、自由にぽーんと飛び越えた感じが好感度高い。団体名しかなくて、書いた人の名前までは出てないけど、うーむ、おぬし、、やるなあ!というぐらいの知識量。でも、平易な文章なので、そうとは感じさせないのが器量の大きさですね。

この小冊子は、イスラームってどういうのだろう?と思う人が最初に手にする冊子であってほしいです。他の、なんかつまんない難しいのを最初に読むと瞬間に飽きてしまい、もう2冊目は絶対に読まないはずだから。

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2017年11月21日

Halal 2 ハラールのお店に行ってきた

Visited Halal shop in my town.

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その名もこれでもか!というぐらいムスリム色の強い、"1 Stop Center Muslim Choice"に行ってきました。前に行ったときは閉まってたから、再訪となります。。もちろん、看板にハラールマークがついてるとかありませんね、この店の名の方がインパクトが強烈だから不要です。しかも Produk Sunnah Dan Produk Muslimって書いてる、「スンナ製品(つまりハラール)とムスリム製品」。これぐらいなら私でもわかる。

お店の中は、うーん、普通にオーガニック食品店。あんまり、看板の仰々しさに驚かされてもいけない、、というレベル。私のハディースの知識では、ムスリムの体に良いものは「ハチミツ」と「アロエ」です。他にもあるかもしれないけど、私の覚えている範囲ではこの2つ。特にハチミツに対するムスリムの人気は高く、どこでもムスリムがいるかぎり、ハチミツは付いて回ってます。もちろん、ここも、、しかも、自社ブランドで提供!このお店の一押しです。自分ちで養蜂してるのかなあ、、

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そして、ゴートミルク!これは「マレーシアあるある」レベルですが、ヤギのミルクの脱脂粉乳です。普通のスーパーでも良く見かけますね、マレーシアではヤギ乳への信仰があるのかしらん?と思うほど、、

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預言者ムハンマドの時代では確かに牛乳はポピュラーじゃなかったはずなので、きっとヤギ乳を飲むのがスンナなんだよ(?)というのがあるのかもしれませんが、私は覚えてないです。本場(?)のサウジアラビアではヤギ乳は全然ポピュラーじゃなかった。それに相当するのはラクダ乳ですね。

サウジに居る時は思い出したように、ラクダ乳を飲みました。もちろん、しぼりたて。その場で絞ってくれます。下の動画は2011年に私が撮影したものです。



まあ、マレーシアでラクダはちょっと辛いから(砂漠と熱帯雨林では全然違う)、とりあえず手ごろなヤギ乳。飲むと美味しいです、、というか、普通の脱脂粉乳です。

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たしかに、「ヤギ臭さはない」とわざわざ書いてるし。

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他には、いかにもアラブにありそうなものが多い。アラビアガム、、があるじゃないか。たしか、これはハディースで読んだことあるぞ。

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その他はコーヒー、、、マレーシア人、、コーヒー好きだもんね。ブランドは「イーマーン」です。ここらへんが、ムスリムのチョイス!という気がします。

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あとは、量り売りのナツメヤシとかナッツ類。「アラビアあるある」の世界に入ってきた。というか、このお店自体が「アラビアあるあるショップ」という感じ。

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他は、、、こんな感じ。

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なぜか、チョコレートが多い、、、そんなにムスリムは好きなのか?というか、お店の人の個人的な趣味ですね、、きっと。チョコレートが好きそうなお姉さん達がお店をやってました。もちろん、私も好きですが、、、とりあえず、カロリーを気にして控えよう。というか、カロリーゼロのチョコレートって日本にはあるらしいですが、ここには無いのが残念。

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Halal 1 ハラール認証の無い店だが、見てわからんか?

Thinking of Halal mark.

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なにかと商売のネタにされているハラール認証。上の写真のレストランにはハラール認証なんてなかったです、、が、この外観を見て食事がハラールじゃないなんて思う人はいないと思う。これでもハラール認証が必要なの?とか思ってしまいます。

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こんなに小さな認証のために結構なお金がかかるとは、、なんか複雑。別に否定はしないけど。

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たとえば、こんな看板を立ててれば、誰もハラール認証マークなんて探さないだろうし、、

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レジのところが、こんなんだったら、誰もハラールマークなんて考えることもない。これが、マレーシアのレストランの一般的な姿で、ハラール認証云々とか意識している人って、よっぽど一握りの人なんだと思う。

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チーズケーキのパブロのように、こう書いてればいい。判断するのは買う人。

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イスラームは宗教でお金を稼いではならないと戒められている宗教です。よって、聖職者がただ聖職者というだけでお金を稼ぐという方法とは無縁です。宗教以外の生業がなくてはなりません。それを考えると、このハラール認証というのは微妙な感じで、このちっぽけなマークを売ることは商売でしょ?

そんなマーク使わなくても、上の写真のように堂々としてれば、誰もマークなんて気にしないって。

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2017年10月27日

Halal Shop ハラール屋さんとしかいいようがないお店

Halal Shop @ Kuantan

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マレーシアのうちの近所でみつけたハラール屋さん、、としか言いようがないお店。
シャッターが閉まっていて中の様子がよくわからないけど、看板を見る限りハラールの食品を主に取り扱っているお店に見えます。
こういうお店がたくさんあるのか?というと、マレーシアに住み始めて3年経ってから初めて気が付いたので多くはないと思う。もともとマレーシア半島東海岸はムスリム比率が高くて普通のお店は見た目でわかるため、こんなハラール屋さんはあんまり需要があるとは思えず、むしろ華人比率の高いKLとか、西海岸のほうが需要があるんじゃないかなあ。

ハラールかそうでないものの違いがわかる!、、、というのはムスリムと非ムスリムが混在するこの国では便利なことは間違いないですが、それに政府が介入して認証ビジネスにするというのはどうも今ひとつ腑に落ちません。そもそもの政府が「いいかげんで嘘っぱちっぽい」で名を馳せているし。

正直、胡乱なビジネスに振り回されたくはありません。宗教になにかの押し付けがあってはならないし(このマークがあればハラールだという押し付け。あるいは無言の購買圧力)、認証マークごときでハラール云々というのは、私にとっては余計なお世話です。ただ、あると便利なのは間違いないし、痛し痒しというところですね。

ハラールマークがついているから全面的に信頼するというのは間違い。偽造も承認取り消し騒動もある、だって認証マークがついてたら売り上げがあがるかもしれないと思えば、ビジネスだからお金で承認マークとかなんとかしようという発想に行きやすい。全体的にいい加減なところが通用するマレーシアで、ハラール認証だけが正確なんてありえないでしょ。

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2017年10月25日

Sports in Sunnah ムスリムのスポーツとは?預言者様のご推薦

Sports in Sunnah is, Horse Riding, Swiming and Archery.

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イスラームの聖典は良く名前の知られた「聖クルアーン」。
その次に重要とされるのが、預言者ムハンマドの言行(スンナ)をまとめた言行録「ハディース」です。ハディースの中には預言者の失敗談(うーむ、これも言行だからあるのか)まであり、、、例えばナツメヤシの雄株と雌株の人工授粉なんて本当に必要なの?と疑ったら、みんなが預言者がああ言ってるんだからと忖度して人工授粉をしなかった。で、その年の収穫ががた落ちで預言者が謝ったこととか、、。そういう失敗まで赤裸々にあるのがハディースです。ほんと、よくみんな見てるし、覚えてるよなあ、預言者になるとプライバシーもあったもんじゃない。

<乗馬>
そんななかで、興味深いのが「ムスリムのおこなうべきスポーツ!」。預言者のスンナとして有名なのが、まず、、乗馬!スンナでみんなが頑張ったおかげで「アラブ馬」とか非常に有名になりました。
我が町のルンプールの馬場は良く知られて、私もいっとき随分行きました。馬具の付け方も覚えたし、乗馬ヘルメットも乗馬皮手袋も買ったし、、、ただ、、馬が言うこと聞かない、、、プトラ!お前のことだ!

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預言者ムハンマドの時代も、今も馬は高価です。イスラーム初期の有名なマディーナ防衛戦「ウフドの戦い」において、マディーナのイスラーム軍に馬は2頭だけ。昔はみんなお金がなかったのだ。だから、余裕がある人は馬を飼って乗馬に慣れて「いざ鎌倉、、じゃない、いざマディーナ」というときに備えよう。


<水泳>
そして、水泳!ムスリムが泳げるようになるのはスンナです。みんな!泳ごう!ムスリムは水着がうんぬん、、とか言って泳ぎを学ばないのはイスラーム的ではありません(たぶん)。ダイビングであれだけ泳いでるけど、潜るのも水泳の一部?と理解していいのかなあ、、、最近プールはご無沙汰だけど、また再開しなくちゃ。またトライアスロンもあるし、、

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<弓術>
乗馬も水泳もやります(やった、、という過去形かも)。が、残っているのは弓術。馬が2頭しかいなかったウフドの戦いでも活躍したのが弓隊。みんな、暇があったら弓の名人になろう!今の時代にあわせるなら、弓術で体と心を育てよう!かな?精神力いるしね、、、体力もいるし、、けっこう大変なスポーツです。
ちょっと、私もこれから頑張ろうかなあ。

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スンナで言われているスポーツは、乗馬、水泳、弓術。もしかしたらもっとあるのかもしれないけど、私が覚えているのはこの3つ。いまどきのスポーツは含まれてませんが、なにせ預言者ムハンマドの言行録という制約もあるし、ちょっと古典的すぎるかもしれません。でも、今でも人気のスポーツであることもたしかですね。

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2017年09月08日

Hiding hair in Tradition 女性の髪を隠すのは世界中の風習

Someone asked me why Muslima is hiding hair? Oh ? it was a worldwide tradition not only Muslima although your grandma did as well.

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なぜ、イスラム教徒の女性は髪を隠すのか?と聞かれることがあります。えーっと、もちろん「そういうスンナなのです」と答えるとあっさり説明が終わってしまう。だから、ひとひねりすると、、

世界中、ほとんどどの民族、どの宗教、まーったく関わりなく、女性が髪を隠すのは一般的であった。。と答えます。今でもその伝統が息づいている場所もあるし、次第にすたれた場所もある。。というだけです。

こちらは、ブリューゲルの絵画。フランダース地方の民衆の姿が生き生きと描き出されてます。女性は髪を隠しています、、が、これはむかしだけじゃなくて、今のオランダやベルギーでも民族衣装の女性は髪を隠すようなファッションです。

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もっとも、フランダースに限らず、フランス、イギリス、ヨーロッパであろうと、アジアであろうと、どの時代でも中世、近世の絵画をみると一般的な民族衣装の女性の髪は覆われているのがふつう。

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ヒジャーブ問題で揺れているフランスでも、まさしく伝統的には髪を隠すもの。

有名な「ヴェルサイユ行進」。フランス革命でも一番象徴的な出来事。フランス人ならゆめ忘れてはならない事件です。Wikiによると「(引用開始)1789年10月5日の早朝、パリの広場に集まった約7,000人の主婦らが「パンを寄越せ」などと叫びながら、国王と議会に窮乏を訴えるため、ヴェルサイユに向かって行進を開始。」で、ベルサイユ宮殿を襲い国王ルイ16世をパリに連行しました。
その時のイラストはこちら、、有名な絵です。女性は普通に髪を隠しています、、だけじゃなくて服にしろ、スカートの丈といい、今のムスリマの標準的な服装と同じじゃない?

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、、、だから、何?
そう、だから、イスラム教徒の女性は今でも普通に髪を覆っているけど、だからって、そんなものちょっと昔は世界中普通だったということ。特筆すべきことはなんにもありません。いまでも、それが続いているか、続いてないかの違いです。

おいおい、フランスでも、ふつーに女性が髪を覆ってたじゃないか。歴史を知らんものは、なんだか始末に負えません。

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2017年07月19日

Aidilfitr オープンハウス

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知り合いのダトゥがオープンハウスでみんなを呼んでくれるというので、私も参加。しかし、集合場所がわからない、、「バトゥ10」のガソリンスタンド、、ってどこ?結局わからないので私の知っている場所まで迎えに来てもらいました。

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バトゥ10とかバトゥ12とか、いったい何?そういう地名はありません。GPSにないどころか、検索してもない、、、というか、逆に山ほどあっていったいどれがそれだかわからない状態。非常に混乱をきたす名前です。よくよく考えるとバトゥとは「石」という意味、石で数字の10とは?というのを随分考えたら、ひっとして、これは道標の10キロのマイルストーンのこと?
そういえば、サウジでは、町のはずれのことは必ず「ハラジュ」といってすべての都市にそういう地名はあるし、道標は、、「キロ10」「キロ20」というし、確かに地名になってる。そういうことか?バトゥ10とは、道標からきた地名(だけど正式名じゃない)のことか?ふーむ、、、

みんなと合流して、私は着替えてきます。お誘いがあったとき、バジュマラユで来る?と聞かれたので、うんにゃ、普通のライディングジャケットだよと答えました。が、バジュマラユも持ってきてと言われたので、もちろん持っていくとも。

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バジュマラユ、、、せっかく持っているのに、着るチャンスが少ないです。一式持っているうえに、胸につけるアクセサリーももっているし、そのまま結婚式の花婿にだってなれそう(?)。着るチャンスがあれば、どこにだって着ていきたい。しかし、着方がよくわからないところもあるが、まあ、いいだろう。

みんなは、、全然、バジュマラユじゃないじゃないか、、とは思ったけど、一人だけ目立って注目度100%、記念撮影のモデルさんです。

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知らない間に、食べてるときも写真撮られてた、、、食事はいかなる時も上品に食べましょうという教訓ですね。

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このダトゥの果樹園には何度かお邪魔したことがあります。いろんな果物があるし、もちろんドリアンもあるし、ポロ用の馬も放牧されてます。すごい、セレブ感がありますが、本人のダトゥはとっても気さくなおじさんです。

すっかり御馳走になりました。ありがとう。

2017年06月28日

Hari Raya Aidilfitr イードおめでとう

Salamat Hari Raya Aidilfitr. Eid Al-Fitr Mubarak.

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断食明けのお祭り。イードです。マレーシア風に言うとアイド(Aid)なんだろうけど、普通は続けてAidilfitrと書きます。が、それすらもあんまり話し言葉じゃなくて、普通はハリラヤ(お祭り)プアサ(断食)といってます。私にとっては、何十年もイードって言ってるから、もはやイード以外にはないです。

ともあれ、おめでとうございます。

断食はうまく過ごせたし、並行したダイエットで7キロダウン、、しかし、断食明けのお祭りで多少戻ってしまった、、、まあいいや、これぐらいなら。後姿も心なしかすっきりしました。たぶん。それに、ダーウードの断食をこの1ヶ月行う予定です。キリスト教的に言うとダビデ王ですね、彼の行った1日おきの断食は最もよい断食とされています。

こういったもの(断食)は、体が慣れたときに、チャチャっとやるときつくなくてよさそう。
また、これから1ヶ月がんばろう。

2017年06月12日

Na Tuk Kong/ Datuk Kong ムスリムが神様? 拿督公

As known as Na Tuk Kong or Datuk Kong, a famous god among Taoism believer in Malaysia.

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私の住んでいるアパートの駐車場の出口に、小さな祠があります。この4年間、毎日その前を通ってましたが、今日、ふと見ると祠に「拿督公(正字は拿は口へんですが、漢字変換できないです。口拿という文字)」と書いてありました。おおお、これが噂のDatok KongあるいはNa Tuk Kongの社ですね。

Datok Kongで祭られているのは、ムスリム・マレー人で、Dato Haji Keramatと呼ばれる人(神)です。この人が実在していたような気配はなく、イスラーム以前にマレー人に伝わっていたマレーシアの神ではないかという説もあります。今のところ特定の誰かではなく、マレーシアの大地の精で、真剣にお祈りすると願いがかなえられるということになっています。マレーのイスラム化以前の神様かもしれないというのに、ムスリムというのも面白いです。

WikiによるNa Tuk Kongの説明
https://en.wikipedia.org/wiki/Na_Tuk_Kong

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どういうところでお祀りされているかというと、自然の山林を切り開いて造成したところなど。大地の霊だから、地鎮祭用の神様という見方もできます。開墾したりしたところで、もともとの自然と開発との調和を願うとともに、今後もどうぞよろしくお願いします、、という感じ。ここはマレーシアだから、中国の神様だと大地の精には間尺にあわず、マレーシアの精霊を引っ張り出してきた風ですね。

Na Tuk Kongの詳しい説明のURL
http://rakcacerblue.blogspot.my/2013/10/na-tuk-kong_27.html

これによると、拿督公へのお供えは地域によって差はあるものの、パイナップルとバナナだそうです。おー!たしかにここには、パイナップルがある!

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おもしろいのは、拿督公へのお参りは金曜日が重要な日とされ(拿督公はムスリムだから)、断食明けのお祭りや犠牲祭といったイスラームの祭日も、拿督公のお参りの重要な日とされているようです。さらに、拿督公へのお供えに豚肉は禁制で、拿督公にお参りする人も、豚肉は食べてはいけないそうです。ふむふむ、やっぱり拿督公はムスリムなんですね、、、

中国系道教の信者によって、信仰されている拿督公。マレーシアの神様というのが面白いですが、Na Tuk Kongはマレーシアだけでなく、シンガポールやインドネシアでも信仰されているようです。ちなみに、拿督公に推定される実在の人物はいるのか?どこから華人はこの神様を引っ張り出してきたのか?真面目な民俗学研究がいくつもあります。マレーシアにとっては、非常に興味深いことです。

2017年06月07日

Morning on Ramadhan day ラマダン月のある朝

8 o'clock in the morning, there was no cars. totally.

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ラマダン月の朝は眠い、、特に休日の前の夜はみんな夜更かしするので休日の朝はすこぶる眠い。
アパートの真下、、車が見事にいない、、じゃないか。8時なのに、、

マレーシアではラマダン月の夜は賑やかですが、サウジみたいに夜になるとお祭り騒ぎ、というほどではありません。サウジの夜は異常すぎる。あんなのは、サウジだけ。ムスリム諸国とはいえ、夜は普通よりちょっとだけ賑やかな程度です。ショッピングモールも定時で閉まるし。

8時から数時間すぎると、車がでだして、11時ぐらいだと、こんな感じ。さすがに休日なので、いつもより車は少ないです。ここらへん、事務所も多いし、、

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2017年06月04日

Selamat Hari Raya ことしもアラベスクフォントが氾濫

Arabesque Font in alphabet is all over in this season.

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つい数日前にタイ風のシャムネスクを見かけたばかりだけど、町中はまたもやアラベスクフォントで一杯。
この、、どうみても、xxx語に見えるけど、よく見るとローマ字というのがすごいです。これまでに、アラベスク、ジャパネスク、タミールネスク、シャムネスクを見たけど、次は何をみるのかなあ、ちょっと楽しみ。

積極的に探したいです。

2017年05月29日

Taqiyah タ-キーヤ、それも迷彩柄

There are many Islamic goods selling around Masjid Jamek.

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マスジドジャメ駅の周辺は、イスラームグッズ屋さんが一杯。

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かわいい小物もあるし、かわいいか微妙な小物もある。

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驚いたのが、こちら、ターキーヤ Taqiyahと通常言われているもの。うーん、マレーシア語ではなんていうのか良く分からないけど、こういうイスラーム小物はとりあえずアラビア語でOKでしょ。いろんな柄がある、おお、アズハル様式もあるではないか。タルブーシュ似のものもある。

でも、驚いたのが、、、迷彩柄がつりさげられている。。。。。いやあ、確かに帽子で迷彩柄のとかって珍しくないけど、、、このご時世、、迷彩柄のイスラームグッズは、、、ちょっとシャレにならないよ。いや、そこまで深く考えずに、普通のキャップやハットでアリなら、ターキーヤでもあって不思議はない、、と思わないといけないのかなあ。深読みし過ぎてはいけないのかなあ、なんか、ちょっと防衛的発想になってる?でも、イスラームは平和を教えているのだから、やっぱり、迷彩柄は、いまひとつかも。

ちなみに、被っている人は見たことない。取りあえず作ったんだけど、売れてない、、んだと思う。

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2017年05月27日

Yusuf Taiyoob ユースフタイヨブのナツメヤシ

When I listen the radio, I got "Yusuf Taiyoob" name again after a year. Welcome back.

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私のマレーシアの情報源のほとんどがラジオ。あとは立て看板かなあ。特に立て看板の重要性は侮るべからずで、マレーシアで看板情報を無視すると大切なことがわからないです。

先週からラジオで流れる、、、ユースフヤイヨブ、、とささやく、色っぽい声。ああ、今年もラマダーンの時期がきたなあ、、という風物詩。この、無用なぐらい色っぽい声は、ナツメヤシ販売のユースフタイヨブのコマーシャルです。ラマダーンといえばナツメヤシ。逆にいえば、ラマダーンの時期以外にナツメヤシを売っているのは滅多に見ないです。

、、なんだって、あんなに色っぽいささやき声で会社名を繰り返すのだろう?このコマーシャルはマレーシアでは知らぬもののない、マレーシアで一番知られたコマーシャルといえるでしょう。



、、ということで、このコマーシャルのいろんなパロディまでYouTubeにあります。クオリティはそれほどでもありませんが、ものすごい量のパロディ。いくつか厳選しました。パロディのパロディまであるような気がするけど、気にしない。









1st day of the Ramadan ラマダン月1日の朝

Ramadan kareem. 1st day of the Ramadan. Beautiful Morning. I have to look into my innner side.

Malaysian use "Ramadhan", Arab use "Ramadan", Pakistani use "Ramazan" for this month but all are same, we are different but same one human being. Peace upon all our brothers and sisters on the earth and the space.

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とてもきれいなラマダン月1日の朝。
これから1か月、この朝日のように清々しく生きてみたい、、えーっと、具体的には、、

清々しく、ねえ?、、ゆっくりシャワーを浴びて、
とりあえず、家のそうじ。ありがちだけど、ともかく、かたちから「清々しく」はいっていこう。

2016年12月07日

HALAL in Business ハラール考 3

Halal is the replacement word of "Islamic" or "Muslim" in business.

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ハラールフェスの会場をみると、食品に限らず日常生活グッズから、なにからなにまで。すべてがハラールの名前で出店されています。もちろん会場だけでなく、下のURLに見られるようになにからなにまで。ちなみにシンガポールのハラール業界はマレーシアのハラール業界の出店状態です。

9 things you never knew were Halal in Malaysia.
http://cilisos.my/9-things-you-never-knew-were-halal-in-malaysia/

で、なぜ、「ハラール」なのか?これを「イスラーム」や「ムスリム」じゃいけないのか?例えば、最近の流行だと思うけどマレーシアではアラブのトーブを「イスラーム服」と呼んで売ってます。でも、それじゃあ、パキスタンのシャルワールカミースはイスラーム服じゃないのか?という議論を招きそうです。だいたい、イスラームなんとかという商品名はアリなのか?と横槍を入れられるかもしれません。イスラームの出汁に商売する?だから、微妙なところで「ハラール服」とすれば、それ以上はなんとも言われないだろうという決着がつくかもしれません。

それと同じで、飛行機に乗る際に食事の注文をあらかじめしておくと、「ムスリムフード」というものを配られます。今はムスリムフードですが、これもそのうち「ハラールフード」に名前を変えそうな気配があります。ムスリム云々と名前がつけば、ムスリム以外が「私ムスリムじゃないから受け取れない」と敬遠するでしょう。

イスラームでもムスリムでも、その名前をダイレクトに使うと、頭の固そうな人から横やりが来たり、わざわざ販売対象が狭まったりする、ビジネスに都合の悪い展開が想像されます。しかも、なんといっても欧米でのイスラームの風評は芳しくないですし、わかったようなわからないようなハラールという名前をつけると後は消費者が勝手に想像してくれる展開となるはず。
私が予測する(笑)と、そのうち、ハラーリーHalali、ハラーリスト Halalist、ハラーリアン Halaleanという人々が、ムスリムという名前に代わって、特に何かと最近評判の良くない単語サラフィー Salafiに取って代わるかもしれません。

つまり、コトラー先生流のマーケティング戦略で行くと、魅力あるニッチな市場に切り込んでいくにあたってイスラームあるいはムスリムと名付けたいが、、、、商売で使うには余りにもダイレクト過ぎてたじろいでしまう。ついては、代替としてハラールという言葉を使っている。。と私は理解しました。

Salafi Movementの後に来たHalal Movementかな、思想的にはそれほどの違いは思いつきません。サラフィーが政治・信仰・思想に比重が重いのに比べて、ハラールは衣食住という生活に比重が重いのが特徴だと思います。今から30年前、巷間にハラールなんとかが喧伝されることはアラブにおいて記憶にありません、これはムスリムのイスラーム知識の向上に付随したビジネスのサラフィー化例えばイスラーム金融の勃興と関係ありそうですが、イスラーム金融の賛否についてはほとんど問題になりません(難しすぎるから?この分だとそのうちイスラーム金融=ハラール金融に名前を代えるかも)。

では何故、ハラールビジネスが賛否別れるのか。


その4に続く

2016年12月06日

HALAL in Business ハラール考 2

My memory of Prof Takeshi Yukawa. Islam and Muslim

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とおーーーい昔。まだ私の頭に毛がふさふさあったころ(当社比)。学部の卒業論文の指導教官となっていただいたのが慶應義塾大学の湯川武教授でした。湯川先生を知る人なら誰でも知っている気さくで温かい方です、、が残念ながら数年前にお亡くなりになりました。論文のタイトルが「ヒジャーズ・ハーシム王国の興亡」ということで、指導していただいたのですが、論文指導はあまりに昔のことすぎていくつかのことしか覚えていません(砂糖好きなのは別として)。その一つが、言葉の定義です。

「君、今、イスラーム諸国って言ったけど、イスラーム諸国ってなんだい。説明できる?」

えーっと、イスラーム諸国会議機構に加盟している国じゃないですか?だから自分たちのことをそう自称できるんだと思いますけど、、、みたいな青二才のあやふやな回答。湯川先生、全然納得してくれません。で、何をもって、イスラーム諸国というのか、、という議論となりました。どういった内容だったのか忘れてしまいましたが、たしかイスラーム諸国と名乗る資格がない、「ムスリム諸国」が適当にイスラーム諸国と名乗っているだけで、イスラームのインフレというか、、、、。ともかく卒論といえども論文だし、きちんと自分でイスラーム諸国とムスリム諸国の違いを調べなさい、、といったことになりました。

湯川武先生の話を思い出したのは、言葉の曖昧さを曖昧にしたままでは、全く理解にたどり着けないということ

、、でもってハラールとは?伝統的な理解、、というか正統な理解というか、私がこのシンガポールのハラールフェスに来る前まで正しく理解していると信じていたハラールについては、、面倒なので割愛します。もう一方の「今風のハラール」については、、、この、ハラールお好み焼きで理解しました(イカエビ玉)。

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あれ、こっちのハラールアイスのほうだっけ、、(私はバニラ好き。でもここにはバニラが無かった。ありえん)

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その3につづく

HALAL in Business ハラール考 1

I summarized my opinion of HALAL in business. 
1) Visiting Singapore Halal Fest

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何年も前からビジネス化が始まった「ハラール」。このブログでも「ムスリムフレンドリー認定の大嘘」として取り上げたことがあります。

http://inlinedive.seesaa.net/article/408692057.html

そして、つい数日前にシンガポールのHALAL FESTをEXPOで見学して、もう一度ハラールについて考えてみようと思いました。まあわかるとは思いますが、この考え方は単に私一人を代表しているのであって、大勢いるムスリムの考え方を代表しているわけではありません。。。というか、ほかのムスリムがこの件をどう思っているか良く知らないというべきです。知っているのは賛否両論あるということだけ。

シンガポールで見た、ハラール家具。え?そんなもんがあるのか?というのが驚きだったし、このことを考えてみるきっかけとなりました。

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会場をまわると、いろんなハラールが、、、これはすごい。ハラールたこ焼き。もちろん食べました。美味しかった。まがい物のたこ焼きじゃなくて、ちゃんとたこ焼きの味のする本当のたこ焼き(具は違うけど)

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そして、おおお、、これは、シャワルマ、、じゃない!なんとチョコレートケバブ。ちがった、ハラールチョコレートケバブ。これをクレープの皮に落とし込んで、、とっても美味しい。

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は?いや、美味しいことを書こうと思ったのではなくて、ハラールのことを考えるというのが主題です。ここで、まず気が付いたのは、ハラールという言葉の意味の違いが、ハラールビジネスの賛否をわけているということ。

<(昔の人は)やばい=よくない)、(最近の人は)やばい=かっこいい>という具合に言葉は一緒でも時代によって意味が違ってきますが、ハラールは?だってこれは宗教用語で千何百年前に確立した言葉で、この期間揺るぎもせず意味は伝わってきているはず、信仰の柱じゃないか、何をいまさら。。。というのが一方の人。そして、ハラールなんて現代的な意味があるんだよ、昔の定義?ともかくいまのムスリムのみんなが理解しているハラールというのはこういう意味なんだよ。みんなが理解しているハラールどおりで何がいけないの?、、というのがもう一方の人。賛否もなにも、最初から「名前は一緒だが中身は違う」ものを「同じものを指している」とお互いに思い込んでいるから、両方とも自分が正しいと思ってしまいます。


その2に続く

2016年11月21日

Islam Museum in Pekan オープンした博物館

Visited Islam Museum in Pekan which opened last month.

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Pekanで新しくできたイスラーム博物館を見学してきました。
外見はなんどもそれまでに見てるし、オープン直前も見ています。綺麗な建物。浅い水路のあるこの作りはペルシャ式のイスラーム庭園ですね。イランからインドにかけて多く見られ、タージマハルが代表作。フランス庭園のモデルになったともいわれています。

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ペルシャ庭園では水路に噴水を作るのがポピュラーなのですが、だいたい1年ともたずメンテ不良で壊れて、しかも残骸が水路に残ったままなのでみっともないことなっている例が多いです。スペインのアルハンブラ宮殿ではペルシャ庭園の噴水が壊れたので、水路をつぶして花壇にしたところがいくつもあります。ここは頑張ってほしいですね。

自転車を博物館の前に置いたら、係りの人に「そこは、、ちょっと」と言われました。なるほど、すみません。さっそく置き場所を変えて、

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中に入ります。さすが、オープンしたて。どこもかしこもピカピカ。

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おおお!懐かしいビデオ。これは確か10年ぐらい前、どこかの国での博覧会用でサウジが制作したものだったと記憶しています。たしか、このブログのふるーいページのどこかにその記事があったはず。その後はサウジのKAUST大学のMuseum of Science and Technology in Islamでもみて、そしてPekanでも懐かしい再会。非常によくできたビデオでまだ見てない人は一見の価値あり。

「1001 Inventions and The library of Secrets」 Sir ベン・キングスレイー主演です。1982年のガンジーでアカデミー主演男優賞、2001年にはナイトの称号を得た俳優さんでビデオが13分なのがもったいない。

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こちらは、マラッカの古いモスクにあったものと同じ。太鼓と木製の銅鑼。説明を読むと使い方はほとんど同じらしいです。

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1)アザーンの前に鳴らす
2)ラマダーン期間中のイムサークの合図
3)タラーウィーフの礼拝の前(なるほど、たしかにアザーンが無いしね。必要かも)
4)葬儀の礼拝、誰かが亡くなった時、コミュニティへの集合の合図(防災無線?)
などなど、叩き方で、だいたいの用件がわかるようになっているそうです。

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そのほか、博物館にありがちなもの、

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パハン州へのイスラーム布教のようすや、パハンでの初期布教者などの説明がありました。昔は現タイ領とマレーシア北部に存在したパタニ王国がこのあたりの中心地で、パハンへの布教は北のパタニからトレンガヌを通じてやってきたようです。なるほど。

礼拝所もあるし、、

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ほんとうにきれいな博物館。それに敷地外になるけど連続した庭園部分がきれいに整備されているので、とても気持ち良い空間です。これがオープンしたてだから、、じゃなくて末永くきれいなままでいてほしいです。

ミュージアムショップとカフェがあったら、最高!なんだけどなあ。カフェがあったら入り浸ること間違いなし。

2016年09月13日

Eid Al Adha 犠牲祭 2016

Hari Raya Aidiladha

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以前サウジアラビアに居たとき、ある日本人から「ハリラヤはいつ?」と聞かれたことがあります。もちろん、当時はインドネシア/マレー語(以下マレー語)は全然知りませんので、は??ハリラヤ?ハリラヤとは何ですか?と聞き返したことがあります。当人はハリラヤはイスラーム用語だからサウジでも通じると思っていたようですが(いまになって考えると)、ハリラヤはイスラーム用語=アラビア語とは関係のないマレー語なので当該国以外ではなかなか伝わらないと思います。

アラビア語ではEid Al Adha(ローマ字表記だけど)。
日本語では「犠牲祭」が一般的で、あるいは「大祭」です。

あんまりマレー語に詳しくない旅行者ではEid Al Adhaのマレー表現Aidiladha (分解するとAid il-Adha)を覚えるのが大変らしく単にハリラヤハジとだけ言われているようですが、私は逆にHari Raya Hajのほうが違和感があって、Aidiladha Mubarakといってます。違和感とは、Eid=Aidはお祭りなのでHari Rayaがつくと二重表現のように感じるからです(もちろん単に感じるだけ)。
ついでにHari Raya Hajの意味的にも違和感があって、いやーー犠牲祭はハッジが終わった後の「ハッジ明け」だから、ハッジのお祭り(いわゆるミナー近辺の諸行事)とはちょっと違うような、、とか、無意味にこだわってしまいます。もちろん、Hari Raya Hajはこれで成句なので、全く問題はないのです。

面白いのが Aidiladhaにつながって Maaf Zahir dan Batin といわれる慣用句。これはまるっきりのアラビア語(danだけ違うけど)。これは初めて目にしたとき感動しました。とってもすがすがしい良い響きでうれしかったのですが、この表現をアラビアで聞いたことありません。和製英語というのがありますが、これはもしかしてマレー製アラビア語かも?意味はちゃんとわかりますけど。またmaafはアラビア語とはいえ、一般的かといわれれば、ちょっと?な気もします、むしろUrudu/Indian Muslim的にアラビア語からの外来語として一般的なのを考えると、Maaf Zahir dan Batinは、アラビア語を起源にもつインド ー> マレー語なのかなあ。

アラビア語での犠牲祭の挨拶は一般的(フスハー的に)、
Eid Al-Adha Mubarak, Kull aam wa antum bi-Khari.
マレー語での犠牲祭の挨拶は一般的に(よくわからない私が理解しているかぎり)
Salamat Hari Raya Aidiladha, Maaf Zahir dan Batin.

犠牲祭おめでとうございます。ハッジに行かれた皆様、ハッジが受け入れられますように。

2016年07月25日

A day before Aidilfitr イードの前日

Photos I took a day before Aidilfitr.

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アラベスクフォントのマレーシア語。いつも、このデザインを見るたびにtの字がなんであんなにアラビア語のカーフのように湾曲しているのか不思議だったのだけど、下のアラビア語のKull aam wa antum bikhairと比べると一目瞭然。なんと、あのtの変な形は、アラビア語のカーフを似せたものだった!ちょっとびっくり。じゃあ、最初っからジャーウィーで書けよ、、、と言いたくなります。

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マレー系の学校では授業にジャーウィーを学ぶらしいですが、現実的にはあんまり得意じゃないみたい。全然、ジャーウィーを書けない人も多いし、最初っからインター系の学校だと習わないみたい。ジャーウィーがわかればアラビア文字の習得なんて瞬間だし、勉強しないなんてもったいない。

もはや、ラマダン月も終わって2週間以上。でも、まだイードのセールもやっているし、ちょうど昨日の日曜日で元日ムードが終わったって感じです。だから、携帯で撮ったイード前日の写真を並べてみました。

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もう帰省ラッシュなので、ラマダン最中にはごった返していた露店市も人影が少ない。こんな、田舎でも、一応は都市だから、帰省する人ばかり。ここからさらに田舎に行くのか、、、ここが田舎だと思ってたよ。

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例の竹ごはん。イードには欠かせません。

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言ってみれば、おせち料理???

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人影少ないよ、本当に、、明日がお祭り!というより、明日が店じまい、、

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最後のイフタールも、人影まばら、、、このお店は従業員もまばら、、

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Salamat Hari Raya Aidilfitr.