the Gn. Muria telepraph

2011年09月03日

イード 夕焼けと日の出

イード翌日の夕焼け残る空に昇る新月

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そして朝日

ジェッダも秋が来ました。
昨日のダイビングでは秋を告げるイカを見つけました。

水温も、28度で先月から2度も低下。
今年は、秋が来るのが、去年より、一月ぐらい早いようです。

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2011年09月01日

イードムバーラク

今年のラマダーン月も29日でおわり、8月30日がイードでした。

イード・ムバーラク

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そして、ビュッフェパーティのイフタール食事のレストランは、イード・イフタールに早変わり。

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ともあれ、とっても楽しいお祭りの始まり。みんな夜更かし、、、、家族で集まって団欒です。

2011年08月29日

ラマダン月最後の金曜日

サウジに5つぐらいしかない、メッカ巡礼基点(ミーカート)のひとつ、ジュフファ。
われらが住む町です。

しかし、、、他のミーカート比べて寂びれ度No.1確定!

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ラマダン月は、メッカ巡礼客の多い月、しかも最終金曜日といえば、それでも、少しは賑わっているか?

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びっくり、ちゃんと賑わってるじゃないか。ここでこんなに人がいるのをはじめてみました(というか、人がいるのを、、と、言うべきか?)。サウジテレコムとゼインの両携帯電話屋さんがサウジのSIMカードを売ってます。ふむふむ、ちゃんと商売になっているといいですね。ほかの巡礼グッズ屋さんも、ちょっと盛況。とはいえ、2軒しか開いてません。

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モスク併設のシャワー場も、家族用滞在施設も、ボロボロであんまり使いたくない気がする。王様ももうちょっとは、ミーカートとしての格式を考えて、立て直してくれてもいいのに。外国からの長距離バスも駐車場に何台かいたけど、、、みんなここ使いたいぐらいピカピカにすればいいのに。

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巡礼客用のサービスセンターは、錆びたまま閉まってます。ここが、これだけ人がいるということは、他の(ライバル?)ミーカートは100倍ぐらい賑わっているということですね。なんか、おなじ山手線なのに新宿駅はあんなに賑わっている、、という鶯谷駅のつぶやきが聞こえてきそうです。

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がんばれ、ミーカート・ジュフファ。




2011年02月05日

金曜礼拝の説教を英語で

イスラムの金曜礼拝の説教は、みんながわかる言葉を使うのが普通です。
べつに、アラビア語の優位があるとか、そんなのはないです。

でも、サウジでは外国人出稼ぎ労働者が多いところでも、説教はアラビア語だけで、何百万もの人が、ちんぷんかんぷんのお説教を聴いて、なすすべがありません。

ぜんぜんわからん言葉では、ありがたみも、なんにもありません。

で、このArab Newsの記事は、せめて英語かウルドゥ語(ヒンディ語とほぼ同じ)で説教をやってもいいんじゃないの?というものです。場所は1面。どうしたの?急に物分りがよくなったような気がする、、、。これって、エジプトの影響?

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2011年02月01日

観光地!観光地!

マディーナの「ウフド戦跡公園」。
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ここは、おそらくサウジで一番人気のある観光地のひとつです。
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観光のオフシーズンとはいえ、観光バスは列をなします。
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団体さんは、ぞろぞろと、、歩き。
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お土産やさんは、ところ狭しとならぶ。
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ガイドさんの本領発揮!

「嗚呼!夕暮れせまるウフド山!マディーナ軍の弓兵が山をおりるころ、突然!!うごきだしたる、メッカ軍の騎馬隊!いかんせん!、、、、危うし、マディーナの兵!」

まるで昨日見てきたような?講談です。そして、くいいるように聞きほれる観光客。現代の琵琶法師なのかもしれません(平家物語じゃないけど)。
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もちろん、ガイドの説明なんて全然聴いて無い人もおおいです。
写真、とるべし!とるべし!とるべし!写真がなくて、なんの観光地か!嗚呼!
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ここで殉教したマディーナ軍の戦士の墓。もちろん、ここにもガイドさんがいます。この戦いは、日本でいうと飛鳥時代。マディーナのイスラム軍が敗戦で辛い目にあった場所です。
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2011年01月31日

メッカ・ヒルトンホテル

ともかく、きれいだし、ハラムから徒歩1分のメッカ・ヒルトンホテル。
今はオフシーズンで安く泊れます。本当に安かった。
さらにヒルトンホテルでキャンペーンやってたような気がする。
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レセプションもきれい。
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ロビーも豪華。
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ヒルトンのメンバーカードも、もちろん使える。
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マネージャーの席の後ろでは、DVD待ち画面でお姉さんの肌の露出もOK。
メッカというと、何か特別な町というイメージを持っている人も多いです。が、それはただの妄想です。来てみると、ジェッダと、まーーーーーったく変わるところの無い。ふつーーーーの町です。

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2011年01月24日

マディーナ マディーナ!

メッカの、せせこまさ、ああ、狭い!道路は狭い!駐車場もない(なんと適当にとめてたらレッカー移動されてしまった)。山は迫っているし、けっこうな圧迫感。
こう、なんていうのかなあ、心理的にも追い立てられ感があります。ゆっくり、寛げません。買い物も、なんか、余裕が無い感です。

それにひきかえ、マディーナの京都みたいなゆったりとした盆地はいいです。山は遠景に見えるぐらいで調度いいです。けっきょく、マディーナにはダラダラ長くいました。おちついた、甲府とか長野とか、そういった雰囲気、、、でも、何百万も住んでいる大都市です。
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サウジ人だって、観光バスを連ねてくるようなところです。
おや、預言者モスクで、子ども会の集合写真。
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おみやげもの屋さんが、軒をつらねる。ね、ハンドバッグと玩具と装身具、ばーーーっかりでしょ。
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でも、おみやげ屋さんは、観光客目当てにちょっと古びた雰囲気をだしているだけ。
だって、その隣はこれです。
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スターバックス預言者モスク正門店、、の隣は、こちら。H&M。ちょうど、お店が閉まったとこ。この系統(つまり東京の表参道系)のお店は、ずらーーっと、預言者モスクの「表参道」にあります。
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観光!観光!楽しいです。女性用のモスクの入り口の前には、出てくるのを所在無くまっているお父さん達。女性用トイレで見かける風景と一緒です。
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ホテルの部屋は、ハラムビュー。預言者モスクまで4mです。窓から見る限り、モスクの中にあるようにしか思えません。
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これがホテルのレセプション。ダール・タクワーホテルです。正門横の特等席。
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レストランも、ハラムビュー!!モスクの中でごはんを食べている、、、いいかんじ。
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2011年01月22日

メッカ巡礼 おみやげ屋さん1

サウジに来て、メッカやマディーナに来たら、おみやげは?
これは、超重要です。つまんないものを買ってしまってはしかたないです。
メッカ巡礼の最大のおみやげ屋さん街は、マディーナにあります。
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一番はばを効かせている、「巡礼みやげといえば、コレ!」=数珠です。メイドインジャパンも多いです。
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そして、ちょっと装身具。メッキで、本物の金じゃないですが、見栄えはいいし、値段も安め。店員さんは、巡礼帰りの奥さんにどうですか…といって売る。うまい。
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そして電気製品。特にカメラは人気。観光名所とカメラは双子の関係です。
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おもしろいのが、マディーナの預言者モスクの形の、、、おまもり?車のルームミラーのところに吊るタイプです。
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メッカ巡礼、特にマディーナは女性客が多いのでハンドバッグの商品がところ狭しとならんでいます。はっきり言って、メッカ巡礼向けのおみやげ屋さんは男なんか全然相手にしてません。女性です。買い物は女性です。女性が買うものだけが、おみやげ屋さんに並んでいるといっても過言ではないです。あとは、子供のおもちゃも。もちろん、お金を払うのは、お父さんです。がんばって。
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そして、時計。
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めずらしい、蓋付き腕時計で、蓋にはモスクのデザイン。
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なんだか、よくわかんない?かなりレアな時計であることは間違いない。変なもん好きには堪えられない逸品です。
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実用品、日本語だ。。。サウジでポットは重要です。みんなコーヒーをいれてます。
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さらに、預言者モスクの真正面で売ってたDVD。よく見ると真ん中に「工藤親子」じゃないか!なんと、メッカ巡礼の締めはコナン君だったのか!グローバル化というのが良くわかります。
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2011年01月21日

マディーナの石造りの家

ジェッダの後背、つながる山々はヒジャーズ山脈です。
これら山は岩山でごつごつしています。
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でも、おかげで山中は石材には事欠きません。
マディーナ近郊の山村の古い家も、石造り。
壊れかけた家だと、断面?も良くわかります。これは石造りに泥の目地埋め兼、漆喰ですね。
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こちらは、石造りの上に泥レンガで継ぎ足し。きちんとしたコーナーをつくるにはどうしてもレンガは必要なのかなあ?それに、レンガのほうが冬は暖かいと思うから、それかなあ?
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いまでも、石垣はこれですね。ただ目地はセメントで埋めているようです。
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それと比べて、平地のジェッダ近郊では、上から下まで泥レンガ。
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こちらも、壊れた家で、断面がよくわかります。梁はナツメヤシの幹がそのまんま。ナツメヤシは堅いので、製材するより、そのまんまのほうが楽です。それに製材すると脆くなるのです。椰子の木と普通の木には木材としての性質に大きな違いがあります。そして、屋根はナツメヤシの葉で葺いてます。
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壊れてない、いまでも使っている家だとこんなかんじ。壁は漆喰で白いです。
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ジェッダではちょうど、また、入道雲がでてきたところでした。こんな古い家(つまり、泥レンガとか石造りとか)は、いまでは作られていません。ふるーーーーい、廃墟になったような場所にのこっているだけです。今は鉄筋コンクリートばかり、、、
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2011年01月18日

メッカの時計台 完成間近

家族が日本から来たので、メッカに来ました(まだいます)。
ジェッダのメッカの距離は近くて、車で1時間ー1時間半なので、これまでいつも日帰りでしたが、今回はお泊りです。

遠くから見える時計台。いつもながら、大迫力です。
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ハラムからみあげたところ
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ハラムの夕陽、この時間までいたこと無かったです。
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ハラムのとなりのヒルトンホテル。カアバまで徒歩1分。まどからの撮影です。
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2010年12月26日

裸像がパスポートに、イスラム圏旅行に懸念も

また、考えすぎの連中がいる。



【12月25日 AFP】キプロスが新たに発行したバイオメトリック・パスポートに古代ギリシャの女神「アフロディーテ(Aphrodite)」の裸像が描かれていることに、イスラム諸国で反発を招くおそれがあると同国の外交官らが懸念を表明している。

…だそうだ。きっと念頭にサウジを思い描いていると思うんだけど、、、単なる考えすぎです。ってか、こういうのだと、すぐにサウジとかが騒ぐと勘違いしている連中は多い。

こんな外国のパスポートに難癖つけるほどサウジは子供じゃない。全く問題にもならないと思う、騒いだら外交問題だもん、サウジはそんな面倒なこと、まーーーったく嫌がる国だしね。世界中どこでも、役人は面倒なことに巻き込まれるぐらいなら、知らん振りしてたほうがいいと思うんだと、、私なりに理解してます。
ひょっとしたらイランあたりが騒ぐかもしれないけど、きっとイランも問題視しないと思う。わざわざ、面倒な隣国に塩を送るようなことするわけない。あの両国で勝手にもめてればいいのに、、って。

べつに、サウジの男性だって、色っぽいのは好きですが(でなきゃ、なんであんなに子沢山なのか?)、興味本位でおおっぴらにしなければ(例えば商品棚でディスプレイする)、そんなに目くじらはたてません。もちろん、図入りの産科の専門書とかだって本屋に普通に売ってます。

だいたい、キプロスはアラブ人の大好きな避暑地じゃないですか。そんなところと揉めて、アラブ人が相互制裁で入れなくなったりしたら、それこそサウジ国内で大問題になってしまう。

2010年12月25日

マディーナに行ってきました 2

うちの家からマディーナまで、車で2時間少しです。だいたいメッカまでと同じ時間で済みます。距離的にはメッカのほうが近いのですが、渋滞だとか、道路が良くないといったこともあって、メッカは地図でみるより時間がかかりがちです(夜行くと速攻1時間半で着きますが、昼は無理)。

マディーナでは友人にウフド山に連れて行ってもらいました。ありがとうございます。
ウフドの古戦場跡です。小高い丘がウフドの戦いの鍵になったところです。
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そして、その前にある「観光名所お土産屋さん」。主に、帽子やカバン、数珠や玩具が売られています、、、は!「ウフドせんべい」、「ウフドもなか」、「ウフドまんじゅう」というのは無いのか!それに「根性!@ウフド」という置物は無いのか!古戦場のいわれを知ってれば、「根性!@ウフド」という置物は結構厳しい戒めを授けてくれそうです、、、。
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丘の上は家族連れで楽しそう。左の四角いからっぽの囲いのなかは、この戦いで無くなった殉教者のお墓で、右は、えーっと「ウフド戦跡祈念モスク?」、すみません名前を聞くのを忘れました。
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これは、すごい。案内されないとわからない、ムハンマドがこの戦いで負傷したとき運び込まれたといわれている洞窟です。本当にレアなポイントで、私も初めて知りました。
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マディーナに行ってきました 1

金曜日のジュムアをマディーナ(昔風に呼ぶとメジナという都市)で行う!ふと思いつき、マディーナに行ってきました。
もう一つの目的が前回マディーナに行ったとき、どうしても訪問したかった途中の山村で写真を撮ること。山道に入れば、もうウキウキです。
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途中にはちょっとした砂丘もあるのです。
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バドルから60号ハイウエイに入って30分ほど、、目的の山村が見えてきました。
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ハイウエイから降りて、枯れ川を利用して作った小道をくぐって、
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岩がゴロゴロ、山のふもとのモスク
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川の両側にできた村なので、ダラダラとダートロードを走り、無数の橋を登り、くぐり、ここで、100枚ぐらい写真をとってしまいました。こんな、山里の村に来ると、落ち着きます。
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2010年12月09日

イスラーム新年は何もなし

そういえば、昨日はヒジュラ暦(イスラーム暦)新年でした。
うっかり、忘れていた。

そういえば、昨日は総領事館で天皇誕生日のパーティでしたけど、覚えていればイスラーム新年を祝う場でもあったわけですね。完全に忘れてた。。。。。

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天皇誕生日のパーティはいつもながら、総領事館のみなさんの手際もよく、暖かいおもてなしで、つい食べすぎ、楽しく話しをしすぎて、とーーーっくに終わりの時間になったことも気がつかなくて、帰る最後のグループとなってしまいました。

そういうことで、イスラーム暦1月1日の夕日です。あまりに綺麗だったのでとりました。
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ジェッダ市内に夜に行くことも無いので、こんな壁全面がイルミネーションになっているグラスビルがあるのをみて驚きました。
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ちょっと見ない間にジェッダは、また、きれいになっている。

2010年12月05日

メッカのホテル

メッカのハラムモスクのすぐ隣だから、さぞかし高いだろうな…と思っていたホテル。
この、ホテルナビで料金でてる、わりと、ご庶民ぽいナビなのに。

http://www.booking.com/searchresults.html?aid=330619&label=searchbox&sid=1d66bd3bf345576feaee2304fc24c456&checkin_monthday=4&checkin_year_month=2010-12&checkout_monthday=5&checkout_year_month=2010-12&class_interval=1&ifl=1&offset=0&score_min=0&si=ai%2Cco%2Cci%2Cre%2Cdi&ss=makkah&ss_all=0&lang=ja&selected_currency=hotel_currency

もんのすごく高そうだったのに、一泊525リヤル?って1万3千円ぐらい。そ、それはお得。
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http://www.booking.com/hotel/sa/al-marwa-rayhaan-makkah.html?aid=330619;label=searchbox;sid=1d66bd3bf345576feaee2304fc24c456;checkin=2010-12-04;checkout=2010-12-05;hidude=1

次、もしメッカに行くなら、ここで一泊は決まりだね。

2010年11月27日

映画 Journey to Mecca

はー、、、。
1325年にモロッコからメッカに巡礼したイブン・バツータの物語です。21歳で出発して、故郷に戻ったのが30年後…なんか、すごすぎる。
盗賊がでたり、海賊がでたり、メッカ巡礼は大変なものだろうなあ…というイメージがここにてんこ盛りです。



1325年というと、日本では北条 邦時(ほうじょう くにとき)が生まれてます。鎌倉時代もいちばん最後で、すぐに南北朝の動乱となり、邦時はたった9歳で処刑されました。賊がでたり、動乱だったり、昔は、生き延びるだけでも大変です、つくづく今の日本の平和をありがたく感じます。でも、世界ではアフガニスタンとか、まだまだ賊に国を占領され無法なことをされている場所もあり、決して世界が平和というわけではないことを忘れてはいけないですね。

2010年11月25日

タリーク ヤ ハッジ! 心を制するには

今回、メッカ巡礼で、すごーく考えさせられたこと。
それは、

「お金があれば、楽できる」

ということ。平等を旨とする、巡礼とは真っ向から対立する!と、思いましたが、よくよく考えるとそうでもないかとも思いました。これが、私の宿題です。

今回、たまたま、平均の2倍から3倍のお金がかかるツアーに参加して、よくわかりました。つまり、楽ということです。トイレ?清潔な水洗トイレがいつでも部屋にあります。シャワー?清潔なシャワーがいつでも部屋にあります。コーヒーなどは24時間、インスタントでないコーヒーも各階に2台、途切れなく用意。チョコレートも山と積んでます。これも途切れません。各階に廊下係りのボーイがいて、こういったものが減ったら追加したり、汚れたら掃除できるように待機しているのです。
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スナックでこんな感じなので、レストランでのメインの食事や、他のサービスも推して知るべしです。私の泊ったホテルは外から見ると、こんな感じです。
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窓の下は、こんな人の流れです。
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随分と楽させてもらいました。それに、お金で解決できるものはすべてお金で解決したので、バスの運賃が高いとか、不平不満もありません。相手が言うままの値段を出しました。相手も恐縮してサービスは良いです。一生に一度の「聖地」巡礼で、やれ高い安い、値切り値切られ、悪いサービスで、巡礼が終わった後、「一生に一度のメッカ巡礼は大変だった、精神的にもつらかった。やれ、水がでない、トイレが、食べ物が…」なんて不平不満をもつなんて真っ平ゴメンです。一生に一度なら、楽しんで、満足して、楽して、ストレス無く帰りたいのです。私のような凡人が、特に「聖地」で不満を持たないようにするには、不満の種になりそうなものから身を遠ざけるに限ります。

巡礼を制すもの。それは、戦略とお金です。
私は別にお金持ちじゃありませんが、妙な貧乏趣味があるわけではありません。それに秘境趣味もバックパッカー趣味もないです。そういった趣味の方には、また別の楽しみがあると思います。それに修行趣味も荒行で何とか…といった秘教趣味も神秘趣味もないです。

私は、聖地や巡礼で、後々残るような不平不満だけは持つまいと念じてました。お金で解決できるなら、安いものです。

2010年11月23日

ハッジ巡礼鉄道 マッカメトロ3 動画

Makkah Metroという名前ですが、実際はMina3駅からArafat1駅までの9駅で、メッカまではあと8キロですが開通していません。とはいえ、巡礼用にはまったく問題なく、しかも快適で、大満足です。乗るまでは心配だったのですが、ホームまであがると安堵感あふれます。
もちろん、駅もホームも全然混みません。サウジのショッピングモールに見られるような空間の多いつくりで、これを見た後、首都圏の通勤電車の混雑があらためて人道的に疑問があるのではないか?と思ってしまいました。
撮影は「アラファート3駅」



そして、走行はこんなかんじです。非常にスムースです。撮影は「アラファート3駅」
鉄道はすべて高架なので、知らない人で「モノレール」と言っている人もいますが、高架ですが足回りはちゃんと超狭軌の2本レールです。車体も幅が短く天井も低い浜松町モノレールと一緒なので、高架を走っているところを見ると、モノレールと間違うのもうなずけます。



ハッジ巡礼鉄道 マッカメトロ 初! 2

動画もあるのですが、アップには暇がないです。
駅に入るときに皆、手首の緑の「乗車券」を見せます。
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駅は全部で9駅。ジャムラート(ミナ3)、ミナ2、ミナ1、ムズダリファ3、ムズダリファ2、ムズダリファ1、アラファート3、アラファート2、アラファート1の9つです。そこで、やっとわかりました。私たちはジャムラート(ミナ3)駅から乗るところなのですが、降りるところはアラファート3駅、そして、戻ってくるときはムズダリファ3駅を乗降して、まだミナ3に戻ってくるという、<3番目>専用切符だったのです。
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おっと、戸があいて、中に入ると、、、ちいさい。モノレール程度です。浜松町のモノレールやディズニーランドのモノレールと同じ幅です。背丈も高くないです。そっか、それで新聞によってはモノレールって書いてあったのか。でも、軌道は超狭軌ながら2本のレールです。

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ちゃんと、次の駅って液晶もでるよ。
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きれいで、快適でした。あんなに怖がっていて、ごめんなさい。

ハッジ巡礼鉄道 マッカメトロ 初! 1

ハッジ巡礼電車の、マッカ・メトロに乗りました。
11月15日の朝一番ですから、営業運行初日で、始発です。
どこから見ても、日本人で初めての乗車!と…撮鉄(嘘)魂全開とならざるを得ません。

まず、切符の販売はありません。下の写真のとおりあらかじめツアー代金と一緒に払い込んであった切符料金(250リヤル)をもとに、ツアーから緑のタグを手首に撒くように前日渡されます。プラスチックシートの高価な材質で、さすがサウジ…お金持ち。

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よく見ると、「第三駅」券となっている?これは?何?
あとあと、やっと分かりました。
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ホームでは、きちんと並ばされます。車椅子の人は、車椅子ラインにそって並び、一般はその後ろに並ばされます。そのラインを超えると駅員さんが飛んできてラインに戻されます。

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何百万人もあつまるメッカ巡礼で、ホームの上は混乱のるつぼ?と思いきや、ホームに乗せる人数制限をしているので、日本の山手線とかのホームに比べたら、がらすき、状態です。
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見ての通り、ホーム側にも扉のある式なので、線路に人がおちることも無いです。それに、運転手が乗る部分はこのような柵があるので、運転室に勝手に乗り込んでトレイン・ハイジャックも絶対できません。
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2010年11月22日

タリーク ヤ ハッジ! 4サアイは不要?

巡礼の儀礼ネタです。
それもこれも、あーーガイドブックによって違うから自分で(アラビア語)から調べないといけないというつらい話ですが、将来誰かが私に「で、どういうやり方なんです?」と聞かれたときに調べもせず間違ったことを話すことを防ぐためです。

全部イフラード式によっています。で、気がついたのは、「サアイ」出る幕無しです。

1 タワーフ・クドゥームではサアイも付随する(しかし、これはクドゥーム自体が任意)
2 タワーフ・イファーダは、タワーフだけ。
3 タワーフ・ワダーアは、タワーフだけ。

おい?サアイはやらんでもいいのか?私はやりました。

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でも、ハッジの達成条件ではやるようになっています。
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じつは、教えてもらったハッジのとても詳しいガイドのHPでも、イフラード式にはサアイが無いのです。これは、こまった。URLは下のとおり。
http://hajj.al-islam.com/Loader.aspx?pageid=291

タワーフとサアイでセットになっている…ということはないです。タワーフはタワーフ。サアイはサアイ。全然別です。ただ、距離的に近いのが心理的な近さを呼んでいるのか?

どなたか、ご存知の方、教えてください。

タリーク ヤ ハッジ! 装備

巡礼に際して装備はトレッキングそのものです。

対策としては、堅い大理石、コンクリート、アスファルト面で長時間歩行・待機をどうするか。。。
サンダルは、コロンビアのトレッキング用サンダル。安物のビーチサンダルでは長時間持ちません(サンダルもヒザも)。本当は、ナイキのエアみたいなサンダルが欲しかったのですが、見つかりませんでした。
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ウエストポーチは小さすぎです。特にタワーフではサンダルも入れる必要があるので、ヒップバッグの転用。「ティンバーランド」のヒップバッグで10年ものです。今は廃版になっていますが、ショルダーがついているので、腰周りだけでなく肩にも重さが分散されるすぐれもの。これをウエストポーチのようにおへそのところに持ってきます。
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ストック2本。本格的トレッキング用では、大理石やコンクリート面を傷めてしまいます。それで、薬局で買った主に老人用として使われる杖です。先端に大きなゴムのグリップがついてますので、路面を傷つけないばかりか、接地時の衝撃が手に伝わりにくいので大変重宝しました。ゴムだと路面のグリップ性も抜群です。通常は、2本を1本にまとめて片手杖、長距離歩行時はストックのようにつかいました。最後の最後まで役に立ち、思わぬひろいものをした気分です。
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そして、夜間撮影の綺麗なキャノンS95です。ハッジ期間中の半分は行動が日没後になるので、ストロボを焚かずに撮影できるこの機体は希望の星です。
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テーブルにまとめたところ。そう、レッドブルは日数分を持参です。
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そうして、一式を身にまとい、これからハッジに出かける寸前。家をでるところです。肌の露出の多い格好ですが、装備的にはトレッキングも可能。Dパックの中には毛布やファーストエイド一式、その他、簿記三級の問題集に至るまで全部必要なものが含まれています。
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2010年11月21日

熱がでた 2

ハッジの道は、病院からはじまり(予防接種)、病院におわる(ハッジ風邪)。
うーん、我ながら名文句です。ああ、これなら予防接種の時、インフルエンザの接種も頼んどけば良かった、、、と、泣いて悔やみます。ケチは身の破滅です。

咳でのどがヒリヒリ、熱で寒気、昨日はベッドから立てなくて、大変な思いをしました。売薬(と、いっても処方薬)に頼ってもしかたないので、今日は病院に行ってきました。

杖をついて、世も末な顔をして、カウンターで、「ハッジから帰ってきたら、熱が出て死ぬかも知れない」と正直に言いました。そしたら、急患扱いでERにGO!

まず、熱を測る。暑いのにフリースのジャケットを着るぐらい寒気がするんだから、体温計がブチ切れるぐらいの高温。はかり終わったので看護士に「な、何度ありました!」

「37度です。熱なんて無いようなもんです」

へ?そんなもんなの?おかしいなあ…
とりあえず、「すみません、じゃあ、きっと、私の平熱が30度ぐらいなんです。高熱なはずです」
看護士さんは、けげんな顔をしてます。そうかもしれません。

お医者さん:「じゃあ、処方しておきますのでお薬を飲んで置いてください」
私:「薬は浴びるほど飲んでます、注射してください」
医:「うちは、しないですむ注射はなるべくしない主義なのです」
私:「ち、注射をして安心させてください」
医:「そんなに注射して欲しいのですか?」
私:「はい、どうしても、効き目の強いやつを一発してください」
医:「しかたないですね」

と、いうことで何だかわからないけど、お尻に注射してもらいました。平静さを失ってますから、注射を打てば心強いという昭和初期の民衆医療観念に逆戻りです。

会社の人に風邪をうつしてはいけないので、仕事は休み。でも、住宅と事務所が一緒なので、結局は意味無いです。

部屋にひきこもって、ぼーーーー。
あ、こんなときこそ、明るいポジティブシンキング。DVDを出してきて友達からもらった「レッドカーペット」を見ます。今時のDVDって、長時間録画できるんだねー、、、。我が家とかCOWCOWとか、大笑いして時間をすごします。ああ、本当に面白い。

見ている間は咳ひとつでませんが、トイレに立つ時とか思い出したように咳がぶり返します。

2010年11月20日

「タリーク ヤ ハッジ!」2巡礼マニュアルがどれも違う!

ハッジ参加にあたっていくつかのガイドを頂きました。
とても参考になりました…とはいえ、どうも間違っているように思えるものもあります。

ひとつは、時代と共にハッジの方法が変わることです。
たとえば、ミナーからアラファートまで移動も電車であっさりと15分で着いてしまう今のやりかたでは、「どこどこの谷間は早歩き…」というのは無いです。というか、いまどき徒歩で移動するのは薦められてないです。これは交通緩和と安全の問題からです。数年前のハッジのマニュアルでも、今は間違っているものもあります。もっとも、これはどんな都市ガイドでも同じです(だから、私が書いたものも2010年にはこうだったが、将来は必ず各人が自分で調べなおす必要があると声を大きくしたいです)。
日本語のマニュアルでしたら、日本人が主な読者と設定されているわけですので、むしろ、歩いていくのは交通安全、セキュリティ、健康面から「薦められていません」ぐらいは、どーん!と言うほうが親切かもしれません。

二つ目は、間違ったやりかたを覚えこんで書いた、あるいは誤訳ということもあります。これは、アラブ社会のいい加減さを考えたらやりきれない思いです。アラビア語で書かれたハッジのマニュアルだから間違いないだろうと思ったら大間違いです。

私の場合は、イフラード式のハッジ後のウムラが問題点(或いは誤記)です。日本語で書かれている2つの版にはウムラの必要性が書かれています。でも、アラビア語版では一切そんな記述がありません。

何故イフラード式か?というと、いま、おそらく一番ポピュラーになりつつある巡礼方法だからです。この方法だと、4泊5日で終わり忙しい今の世の中にマッチしています。例えば、夜行便の機中泊を含めたとしても、6泊7日でハッジのすべてが完了。トラベルエージェントのなすがままに任せる必要はどこにもありません。

下のチャートをみると、イフラード式はハッジの後、ウムラが必要と書かれています。
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同じものを拡大したものです。
IMG_1394.JPG

別の版では、
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本文に行くと、
IMG_1391.JPG

拡大すると、
IMG_1392.JPG

別の版では、
IMG_1396.JPG

どうも、縦書きのほうは、横書き版を写しただけのようにも思えます。
これだけ、はっきりとハッジ後のウムラの必要性が書かれています。が、アラビア語のガイド(しかもハッジ参加者に配られたもの)では、ウムラのことなど、どこにも書かれていません。こう考えると、日本語版はサウジ以外の国で通常行われている慣行か、学派の見解の相違の域を超えないように思えます。

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別の版では、
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こんな感じです。巡礼者が多くなって、今回も義務だけやれば、スンナは軽視という傾向がサウジ・ハッジ省当局にあるように思えます。これは、同じ時間に集中されたら、とうていかなわない、適当にバラバラの時間にやってほしいという意図があるように思えます。

ちなみに、巡礼の4つの達成条件はこちら。
1 イフラームでいること
2 タワーフ・イファーダを行うこと
3 サアイを行うこと
4 アラファートに行くこと

これだけやれば、ハッジを行ったことになります。これをやらなかったら他がどんなにできてても、ハッジを行ったことにはなりません。

そして、巡礼の義務は以下の7つです。
1 ミーカート以遠でイフラーム着用
2 アラファートに留まる時間の指定
3 ムズダリファでの夜営時間の指定
4 ミナーに滞在する日数
5 ジャムラートでの投石の日数
6 髪を短くしたり剃ったりすること
7 別れのタワーフ


これで、とりあえず、外から見えるカリキュラムを全部こなしたことになります。が、全部やったからといってハッジが受け入れられるかどうかはわかりません。
それ以外はスンナです。やらなかったからといって、ハッジが無効になるわけではありません。

また別に記事にしますが、妙な理論で、あるいは慣行や、思い込みのトラップに落ち込むときは、うえの達成条件と義務だけに集中したほうがましです。でないと、ヘトヘトになったうえに義務をうっかり忘れたりしかねません。

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2010年11月19日

ハッジ生中継 FMラジオ番組「flowers」

11月16日、ハッジ全6日間の真ん中、3日目(犠牲祭)の日にFMラジオ番組「flowers」で、ハッジ生中継を行いました。

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(ジャムラートのホテル。手前がカロライナジャスミンの花で、奥がジャムラートの石投げ場です。ハッジの最中に「綺麗に咲いている花」を探していたのは、私ぐらいかもしれません)

11月16日のフラワーレポーターです。とってもお洒落な番組で、ラジオのパーソナリティの語り口もお洒落で、「ああ、そう、明るくて軽いFM番組って、本当にお洒落だよなあ」とつくづく思います。ハッジみたいに、あんまりお洒落そうでない話題を取り上げていただいてありがとうございます。
http://www2.jfn.co.jp/blog/wfn/2010/11/post_253.html

フラワーズはHPはこちら。
http://www2.jfn.co.jp/flowers/

16日は、前日から16日の早朝までムズダリファの夜営(野営でもあります)夜空の下、夜露を避けて寝袋で4時間ぐらい横になった後、電車でミナーに戻って、ジャムラートの石投げを元気無くテレテレしながら、フラフラの足でおわらせて、ホテルに帰ったのが朝4時ぐらい。で、そこから、ドリンク剤の力を借りて、メッカまで路線バスで行って、タワーフイファーダを終え、またヘトヘト…。でも、とりあえず元気にミナーまで帰ってきました。

ハッジの期間中、宿営地は半夜だけムズダリファで、全期間ミナーで泊る必要があります。だからミナーを基地にして、必要があればメッカに行く…というベースです。

ドリンク剤は1日に1本と決めているので(それ以上だと頭が痛くなる)、後はコーヒーの力!!
日本時間午後4時から中継開始と聞いているので、サウジ時間だと朝11時。これまでの行事の全部午前中に終えた、なんていうのか、えーっと、日本人的落ち着きの無さというべきか、A型的律儀さと言うべきか、その日にやっておかなくちゃならないのは、さっさと終わらせておかないと、なんだか、むずむずします。

そこまでしなくてもいいのに…とつくづく思います。
鷹揚に構えているアラブ人なんかの真似はできない、貧乏性というべきなのかもしれません。


楽しい生中継も終わり、ほっと、一息。
いい思い出になりました。ひょっとして、ハッジ最中の生中継というのは日本初かも?


巡礼雑感「タリーク ヤ ハッジ!」1

メッカでも、ミナーでも、アラファトでも、ムズダリファでも、橋の上でも、モスクの中でも、どこでも、一番良く聞かれた言葉。

さぞかし、巡礼にふさわしい温かい言葉…

でも?なんだろう?

「タリーク ヤ ハッジ!」

タリーク ヤ ハッジ!(ハッジ!道!)=そこ!巡礼者!道を空けなさい!

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空けられた道も、また閉じてしまう。
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今後の巡礼雑感のタイトルは「タリーク ヤ ハッジ!」にしました。これ以上、巡礼途中で耳にした言葉は無いし、これ以上、含蓄のある言葉もありません。

救急車でも、パトカーでも、消防車でも、バスでも、車でも、バイクでも、車椅子でも、台車でも、おおよそ「車輪」とつくものがついている物体と、肌の色もサンダルの色も、よりどりみどりな足のある生物との間で、「車輪」側から一方的に指示され、ある人は聞き入れられ、ある人は無視され、ただケンカも怒鳴りあいもなく、静かに、なんとか折り合って終わることの多い葛藤の呼びかけです。

この狭い道となっている部分にも車はとおります。
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救急車は、緊急出動するにあたって何人か押しつぶす必要があります(嘘です。とりあえず、歩いて人を掻き分ける先導が必要になります。…と思いますよ、どう見ても)。救急車の下にも寝ている人がいます。もちろん、救急車で運ばれて介護されている人でも、災害で救助された人たちでもないです。
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ハッジ中の雷雨 1

ハッジ期間は6日間あり、その4日目の夜に大雨が降りました。
稲光も鮮やか、雷鳴はおどろおどろしく、友人の場所に訪問中、たっぷり1時間以上降り込められました。

確かに、その1時間ぐらい前に、この時期には珍しい積乱雲が、また、この夕方のこの時間に…、なんと綺麗な、と、思って写真をとりました。これが大雨の元凶だったのですね。
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本当にきれいな入道雲でした。
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でも、足の古傷は痛むし、いやだなあ…と思ってたんだ。一旦雨が止んだ時、風向きも急に変わったし、そそくさとホテルに帰って、そのまま寝ました。今日聞いたところ、私が寝たぐらいの時間から、雹に変わって大雨になったそうです。気がつかなかった。

私が寝て、しばらくたって、同室のエジプト人たちが大騒ぎしながら帰ってきたけど、いつも大騒ぎしている人たちなので全然気にとめませんでした。が、あれが雹が降ったという大騒ぎだったんでしょう。普段から大騒ぎしていると、本当に大騒ぎするような目にあったのか、どうか、わからないという教訓ですね。

雨や雹に行きあたった、みなさん、お体お大事に。

熱がでた…

メッカ巡礼者がよくかかるという、ハッジ風邪にかかってしまいました。
風邪…といっていいか、この数日のミナーは災害後のような混雑ぶりで、むしろ、よく言われる天災の後に訪れる「疫病」といったほうが正しいでしょう。症状は、のどの痛み、熱、咳で、風邪と一緒です。

あるいは、ハッジに圧倒されたせいかもしれません。あそこの人々のだすエネルギーには、とうてい太刀打ちできません(メッカは、別に今流行りの「パワースポット」じゃないです、きっと。)

きっとハッジ体験は、あとからゆっくり響いてくるボディブローですね。遅効性で、強烈で、ハッジ前にはもう戻れないでしょう。こういうときは、ゆっくり咀嚼するに限ります。いそいで、何かまとめようとする必要はまったくないです。

出会い系エージェントのホテル(テントじゃなくて)は豪華でしたし、食事は文句なし、ジャムラートまで5分。ミナーからメッカまでのバスもほとんど待たずに乗れたし、メッカからジェッダまで30分の驚きの速さで戻って来れました。最初にジェッダを出たときから、たまたまタワーフ・クドゥーム行きのバスに乗れたのも含めて、どれをとっても恵まれました。アルハムドリッラ。次々と繰り出される、宝くじ特等級のラッキーに驚きです。とはいえ、ハッジは完全に終わったわけじゃなくて、イフラード式という巡礼だったので、日を改めてウムラをしないといけないという宿題は残っています。

もうひとつ、宿題。
この、ハッジから何を感じ、何を学べるか、私の器量が問われています。ハッジ前に戻れない代償です。



2010年11月18日

メッカ巡礼から無事帰って…

今日、最後の行事をおえて、無事自宅に戻ることができました。
ハッジ・メッカ巡礼…
あまりにも、すごすぎて、まだ頭の中の整理がついてません。メッカ巡礼に比類すべきはメッカ巡礼だけなんですね。

写真も動画も写しまくりです。メモリーは4.5ギガ使用してました。650枚の写真と動画です。とりあえず、何枚かアップして自宅に戻ってきた安堵感をかみしめましょう!

やっぱり、ここですね。ハラムモスクで、カアバをバックに自分撮り。
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もちろん、アレ(いもむし電車=メッカ巡礼電車=Makka Metro)にも乗りました。これまで散々アレについて、ああだの、こうだの、言ってごめんなさい。正直に言います。乗って快適でした。
営業開始日の始発電車にのったので、この電車に乗った最初の日本人となりました。撮り鉄(嘘)冥利につきます。
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ひぇー!電車の中にいろいろと液晶画面が…
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電車は極狭軌で車体はモノレールかと思う幅の狭さです。でも、全然問題ないです。
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ジャムラートは、人がパラパラ、
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外で寝ている人は、すごい。いろいろと考えさせられました。
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メッカの時計台は、さらに工事が進んでいました。
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また、頭の整理がついたら、少しずつメッカ巡礼について書きたいと思います。
もちろん、カアバをグルグル回るときは、インに入ってコーナーを攻めるべきなのか、アウトでスピードを稼いだほうがいいのか…というのもあります。

2010年11月13日

よっこらしょ!メッカ巡礼 明日早朝出発

レッドブルは日数の分だけ確保。
南京錠も用意した。着る服も、用意したし、乾電池も用意した。
結局、簿記の練習問題も持参。
本当はあれも、これも持参したいのだけど身動きできなくなるので、もっていけない。

まあ、どうにかなるでしょ
インシャー アッラー