the Gn. Muria telepraph

2010年11月12日

巡礼中にやってはいけないこと

巡礼中にやってはいけないこと。
つまり俗世間のことを極力考えてはいけない…ということだけど、むずかしいよね。

つまり、今日のニュースで「美しすぎるバレーボール選手…」とかいう記事があって、その記事を読みに行って、「あれ、記事だけ。写真はついてないや」と思ったり、写真を検索で調べようと思ったり、検索で見つけたけど「この記事は大変込み合っています」というメッセージがでて、「え、そんなにアクセスする人が多いんだ」と残念に思ったり…

…というようなことは、巡礼期間中ではやってはいけない。…ということですね。
もっとも、PCは持っていかないつもりなので、大丈夫だろう。…と思う。

簿記2級の練習問題を持って巡礼に行くのは大丈夫なのだろうか?かなり必死。最初の2日間はダメでも、あとの3日間で読むのは良さそうな気がする。


2010年11月11日

よっこらしょ!メッカ巡礼 2行き場所

私にとって、メッカ巡礼の最大の課題は「生きて戻ってくる」です。
そして、当面の問題は「メッカで何するんだろう?」

えーー!いまさら何寝ぼけたことを言っているんだ、という見方もありますが、生まれて初めてだし、みんな、何かわかったような、わからんようなことしか言わないし、、、。

だいたい、どこに行くのか?正解は「バスに乗って連れて行ってくれるところに行く」
そう、私にはわからない。

まずは、全体像
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まずは、ミナーの町に行く。ホテルのあるジャムラートという場所もミナーの町の一部らしい。ホテルは、この3つの白い丸から250m離れたところにあるらしい。ともかく、ここがミナー
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で、次がムズダリファという町がある。順番的にはミナーの次には寄らないらしい。このへんは、アレに乗っていくから、降りるところで降ろされるとしかいいようがない。ここは、小さいらしい。
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そして、「アラファートの野」と呼ばれる場所がある(らしい)。ここは、完全にメッカとは別の住所になっていて、ムズダリファまでが広い意味のメッカ、で、アラファートはメッカではない。らしい。だから、何がどうなのかは、わからん。。。。。
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よっこらしょ!メッカ巡礼 1巡礼服

出会い系トラベルエージェントと、メッカ巡礼の許可がでた話やバス停での集合方法しました。
日本からの巡礼団も昨日メッカに到着したような話もありましたので、みんな続々集結ですね。

こうなると、「待ち合わせ時間の5分前には、待ち合わせ場所にいること」と教育された私なんかは、<…みんな、もう、着いてる。でも、私はまだまだ。そろそろ出発しなくて、いいのかなああ>と不安になります。

とはいえ、家にいられるのは楽です。さすが、ミーカートの真上に住むというメリットです。

もって行くものは最小限度です。私は巡礼が終わったらダッシュで帰って、すぐ翌日にダイビングする予定なのです。だから、すぐに帰りのバスに乗れるようにしないと。

巡礼の服装は、イフラームと呼ばれるタオルみたいなのです。最初の2日間はこちらを着ます。
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以前のウムラ(小巡礼)でも使っている、ハイクオリティで、そこらへんの道端で売っているイフラームの5倍の値段です!あ、こんなことで威張ってはいけない、謙虚にならなくては。腰部分がゴム編みだし、ベルクロ満載で、ベタベタあっちこちにひっかかって、着崩れしません。

そんな優れものなのに、ベルトをつけます。
なぜ?優れものだけど、サイズがLなのです。サウジのLは本当にでかくて、ベルトをつけないとどうしようもありません。ベルトはポーチ付き。シークレットなものが入れられます。
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さらにダミーウエストポーチ。
巡礼に音も無く近寄りウエストポーチの紐をバチィ!と切り取り、盗むというナッシャール(スリ)対策で、スリの目をこちらにひきつけておきます。中身は空にしておきます。本当にこんなことが必要なのかどうかわかりません?
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こちらはカバンとヒップバッグ。このヒップバッグをみっともないけど、おなかにまわして使いますこちらがメインのウエストポーチ使いで、これは首からさげる部分もある優れもので、スリごときが見慣れた安物とは大違い!おっと、謙虚にならなくては。
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そして、3日目以降に着るのは、こちら。サウジのトーブです。のこりの3日間はこちらを着ます。
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まあ、こんなもんだろうか?よくわからん。
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さて!メッカにでもいくか 9 おねだん♪

命がけのハッジ。メッカ巡礼です。日ごろはけち臭い私ですが、ここでケチってはしかたない。
嘘です。大嘘です。本当はケチなままですが、状況が許さないだけです。

最初に頼んでいたトラベルエージェントだと、たしか五千リヤルぐらいだったのですが、断られてはしかたない。それで、ケータイの出会い系エージェントに頼んで、すぐにお金を払いました。

よく、ニュースで「出会い系に、即お金を振り込んで、詐欺でやられた頭の悪い人」の話題がひきも切らずあります。スリだって、かっぱらいだっているメッカにいる巡礼ですから、当然、「出会い系詐欺」だってあるはずです。

もちろん、お金を払う前に実際にそのエージェントに行ってみたので、まあ、大丈夫だろうとおもいました。が、私の直感など赤子のようなものです。

でも、知りたい人は知りたい。ハッジのお値段です♪
まずは、サービス内容(ただし、アラビア語)
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デラックスルームとエコノミークラスがあります。もちろん、私はエコノミーです。それでも、

7、990リヤル、微妙に8千リヤルを下回っています。
18万円超です。しかも、4泊5日です。

これで16人部屋です。こんな高いところ泊ったことないよーーーー!
さすが、一生に一度と言われるだけあります。

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それだけじゃないです。アレ(いもむし電車)の切符代まで払わないといけない!
死ぬほど乗りたくない、アレですが、義務だそうです。で、そのお値段は、

250リヤル(約5千5百円)
これが、私の命の値段なのですね。うーん、安すぎる。乗りたくない!

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エージェントのホテル名はこちらです。驚いたことに、知っている人がいた!
いわく、ジャムラートの5つ星ホテルで、数年前から建設されていたが、今年から営業になったのだろう…とのことでした。えええええ、また、また、ここで新規開店物件にあたってしまった(泣)
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パンフレットをみると、デラックスルームは1万リヤル(23万円)ぐらい。でもねー、まだまだ、全然、上には上があるのです。超デラックスルームというのもあって、10万リヤルぐらいらしい(未確認)。もう、すごすぎる。


2010年11月10日

さて!メッカにでもいくか 8紅海の巡礼テント

私の住んでいる町は、ジュフファのミーカート(巡礼基点)という絶妙なロケーションにあってハッジの通り道になっています。ハッジがはじまるのが5日後。だから、まだメッカに入らないで(今の時期、一度入ると出るのは至難の技。出たら入るのも至難の技)ミーカートあたりでうろうろして時間調整しようとする人も多いです。

じゃーん、関心がある人は、ほお!と言い、無い人にとってはどうでもいい写真です。
紅海に面したハッジ用テント村なのです。
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風が強いので吹きさらしの場所を避け、海岸段丘のちょうどいい感じの窪地にテントを張って、風をしのぎます。車のガラスがちょっと写りこんでしまった。
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このテント村はハッジが始まるまで、どんどん増えていきます。
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珍しい、海に面したハッジ用テント村。ミーカートの町ならではの風物です。

2010年11月08日

さて!ハッジでもいくか 7 ブルー

今朝トラベルエージェントから電話があり、ズルカアダ月は29日で終わり、今日はハッジ月2日です…ということ。

日中食べないラマダン期間中は、「月がでるか、でないか、で、始まりの日や終わりの日が変わる」ということが知られてますが、ハッジ月もそうです。ズルカアダ月が29日で終わる場合は、ハッジ開始(ハッジ月8日)が、「11月14日」。で、30日ある場合は、「11月15日」と1日ずれるはずだったのです。もっとも、これはハッジの参加する人にとっては重大なことですが、それ以外の人にとっては、まあ、ひとごとなので余り話題にはされません。

今日の電話で、ハッジ開始のハッジ月8日が、11月14日(日)に決定!

後は、ハッジに参加するだけ…っといっても、もりあがりません。ブルーです。
結婚や出産の前にも訪れる、本当はうれしいはずなのに(周りも祝ってくれるし)、いまひとつ本人のノリが悪い、ブルーです。あれこれ、天候不順だとか(数日前、数時間だけどメッカで土砂降りだったらしい)、アレだとか、事故の可能性とか、病気の可能性とか、スリや泥棒だとか(毎年、宗教行事に泥棒として参加する奴が大勢いる。救われない奴だ)、いろいろ考えると、すっかりブルーです。


対処法は?
考えずに参加して面食らって驚け!


2010年11月03日

さて!メッカにでもいくか 6出会い系ハッジ?

トラベルエージェントにもお金を払い込みました。
この間、伝手を頼って…と書きました。どんな伝手だって?それは、ねー、

携帯電話に勝手に入っていた、あやしいメールなんだよ

つまり、頼みもしないのに携帯電話に入ってくる、迷惑・出会い系みたいなメールの中に「もうハッジ巡礼も申し込みが終わりだよね!でも、まだ間に合うラストチャンス!さあ!君も申し込まないかい?」というのがあったから、申し込んだのさ。はははは!どうだ!おどろいたか!メッカ巡礼にいくのに、こんなに怪しいのに、安直な申し込みをする日本人はきっと史上初だぞ!(やけくそ度200%)

だいたい、そんなトラベルエージェントは存在するかも怪しい。出会い系もどきのエージェントだもんね、、、。とりあえず、そのエージェントに出向きます。

おや、看板がかかっている。存在はしてるんだ!新鮮な驚きです。
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中にはいります。お!人もいる!
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説明をうけます。値段は高いです。うーん、ま、いいや。自分で用意した予防接種証明書など必要なものを渡します。パスポートは不要でした。サウジ国内から巡礼するというメリットは、ビザが不要なこと。そしてジェッダ郊外に住んでいることのメリットは、メッカに行くのに飛行機に乗る必要がない、自宅でイフラーム(巡礼服)に着替えられる、そして、最大のメリットは、

巡礼の始まるハッジ月8日に家を出る!ということ。巡礼の日に家をでて?そう、だって家からメッカまで混まないと車で1時間半なんだもん。

もちろん巡礼はバスで移動なのですが、バス停での集合時間はハッジ月8日の早朝。そして、そのバスのまま巡礼に突入するのです。

このエージェントの宿舎はテントじゃないです。ちゃーんとしたビルなのです。驚き(高いもん)。
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で、私の泊まる部屋は、写真のような、デラックスな個室じゃないよね。
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あ、この10人部屋?しんどいなあ…。
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違いました。まだ、その下の16人部屋でした。
16人にトイレが2つの部屋です。図面はありません。ソファベッドがあるらしいです。

2010年11月01日

さて!メッカにでもいくか 5予防接種

じゃーん、これが巡礼するための第一関門、「予防接種証明書」。
ああ、ちゃちな、ただのコピーです。
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まず病院に行って、「ハッジの予防接種だよん」と言います。
すると、あそこで待って…といわれて待つこと1分。壁をみると「メッカ巡礼用ハッジのワクチンとインフルエンザのワクチンあります」って書いてある。診療用の椅子に座らせられて、腕の上のほうにブスっと注射されます。

予防接種は10年ぶりぐらい、前は破傷風と狂犬病だったと思います。海外の建設現場だからね、これは必要。

注射は、もう「ハッジ用予防接種注射セット」というのがダンボールで積んであって、そこから一本、クイっと使い捨てというにも、あまりにもちゃちな中身入りの注射を取って刺します。もう、何万人と打ったような手つき。

そらそうだ、私のすむ場所はミーカート(ハッジ巡礼基点)そのものずばりなので、巡礼とわが町はふかーい関わりありがあるのです。

これが領収書。84リヤルだから約千八百円ぐらいです。
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注射の中身は、えーっと、わからん。「Meningitis巡礼用の予防接種」?

接種を受けた後に、注射の中身はなんだったんだろう?というのも間が抜けた話ですが、まあ、私のレベルだとこんなもんです。Meningitisって何者?よく見ると証明書にACWYって書いてある。

後になって心配してもしかたないけど、一応しらべました。
ハッジ巡礼用ワクチン。

髄膜炎菌ワクチン(ACWY4価)
らしいです。って、今頃気がついてどうする。

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予防接種をうけた翌日は体が重いです。まるで風邪をひいたよう。接種の影響のようなきがするから、風邪薬を飲まずに、レッドブルで対応します。あんまりドリンク剤って好きじゃない、レッドブル飲んだ後、調子が悪いときもあるし。

これで、あとは各種書類をととのえて、パスポートもそろえました。
パスポートの目印は「おしゃれキャット マリー」です。別に菊の紋に対して、なんにも考えてないのですが、マリーのほうがかわいいから、もうずーっとカバーのほうに張ってます。目立ち度満点。

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2010年10月31日

さて!メッカにでもいくか 4

あっさりですが、メッカ行きを頼んでいたトラベルエージェントから、巡礼に参加できないよ…という連絡がありました。
まあ、しかたない、サウジだもん、そんなこともあるよね…とは思うものの悔しいです。良い方向としては、「これはアレに乗らなくても良いというサインだよ、よかったね、今年は行かない」とポジティブシンキングするべきなのですが、「何が悪くて、いけなくなったんだあああ。わかった、もう頼まない、<別のエージェントを探す>」というふうに考えてしまいました。深みにはまったと言うべきか。

私は障害が多いと、乗り越えるために燃える性質なのです。無理して乗り越えなくてもいいのに、そこに障害があるというだけで、乗り越えようとするのは悪い癖です。乗り越えなくてもいいものまで、乗り越えようとします。

で、伝をたよって、別のトラベルエージェントに頼むことにします。お金は随分高くなります。でも、心の中に「どうしても今年、メッカに行くのだ」という情念が湧き上がってしまって止められません。

その後であった知り合いのサウジ人の年長者に「今年は巡礼に行くつもりなんだ」…とぼそっと漏らしました。わりと、ひっそりと行くつもりなのでブログには書いているものの?口で連絡はほとんど誰にもしていません。

そしたら、ひっそりと、
「巡礼でのコツを教えてあげよう」

それは、ありがたい
「この教えは私が最初の巡礼に参加するとき父から教わったものだ」

巡礼の秘伝ですね、ぜひ!
「巡礼中はおしゃべりをしないことだ」

??

「巡礼最中も、ぺちゃくちゃ、どうでもいい話をする連中が多い。そうしているうちに、話はかならず、不平や不満におちつくものだ。やれ気温が高い、眠れない、食事がまずい、待たせる、能率的じゃない、やりかたがまずい、、、、」

あ、そうかもしれない。

「巡礼とは不平不満のおしゃべりをする場ではない。巡礼は宗教行事なのだ。おしゃべりは生きている間いつでもできる。ここでは心を空にして、世事を思わず、巡礼の意味に没頭すべきなのだ。」

そう。

「巡礼は、そのための服装をしているあいだ、そういった不平不満を考えてはいけないということだ。人が話しかけてきても最小限の返事をして、巡礼の意味に没頭しろ。」

はい。

「電車には乗るな」

は!私の心を読んだような…。でも、もし乗せられそうになったら?

「不平不満は一瞬でも考えるな。不満は罠だ、踏み込むと落ち込む」

すごく、いい話でした。これは私にとっても的確なアドバイスです。

2010年10月28日

今日はズルカアダ月20日

今日はイスラム暦で、ズルカアダ月20日。
だから?

簡単に言うと、ハッジ月10日のイード(巡礼明けのお祭り)の20日前である。でもって
サウジで一斉に解禁となる「メッカ巡礼募集の日」なのである!

ところが今日は木曜日で週休2日の会社はお休みだし、明日は金曜日で休みだし、私が申し込むのは土曜日となるわけですね。もし、申し込む勇気があれば…。

ああ、アレさえなければ…。




2010年10月26日

さて!メッカにでもいくか 3

今日のサウジ英字紙を読んで、目が釘付けです。
例のアレ(下の物体)です。
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えーっと、なになに、鉄道建設の中国人労働者がスト…ですか。数ヶ月の給料未払いが原因?なるほど、日本のメーカーが鉄道建設受注に失敗する原因はこのへんの鬼畜ぶりの欠如でしょうか?思い切りの良さが求められるんですね(でも、求めに応じちゃだめだよ)。

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いやいや、上の見出しなんて、ぜんぜんインパクトが薄いです。

ここだよ!
「建設工事は、まー、だいたい終わったところです。。最初のテストは11月のはじめの予定。運用開始は11月14日。(中略)全部をカバーすることはできないので、サウジ国内参加組とGCC諸国参加組の巡礼に供用されます。電車が完全操業するのは2012年の予定」
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わーい!なんとうれしい(大泣)!11月14日といったらハッジの当日じゃないですか!まだテスト運行も始まってないのに、運用開始が本番当日!!!!!

労働者が給与未払いと劣悪な環境に抗議してストを起こすような、投げやりで、やる気欠如で建設された路線が、いきなり本番で200万人を半日で運ぶ運行で開始!!!やるなああ、すばらしい。巡礼に命をかけるという1400年以上つづく伝統復古ですね。いにしえの巡礼の苦労を偲ばせようという思いやりです…か?

以下は記事全文です。

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2010年10月21日

さて!メッカにでも行くか… 1

巡礼客を乗せてメッカからミナに行く電車。ディーゼル機関車の路線はあるけど、この国唯一の電車路線。その名も「マッカ・メトロ」。先月開通、初運行…それを考えただけでも恐ろしい。

しかも、どんくさいデザインとカラーリング。ああ、この21世紀にどんだけ!の、センスの無さ。新規開業なのに、デザインは50年ぐらい昔のレトロ…。売るほうも買うほうも、まあ、このレベルなんでしょ。メッカのインテリジェント化に比べて、この電車は素人目にも時代遅れなテクノロジー。電車の上の電線の多さ、、まるで蜘蛛の巣です。ホームの日よけの布!強風で煽られて電線に絡みつくのは時間の問題でしょう…。

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どうぜ、うまく運行できないのは目に見えているので、はやいうちに壊れて(機体か、担当の脳みそか)、「やっぱり今年は去年と同じバス運行です」と言って欲しいです。なまじ頑張らなくていいです。いや、頑張らないでほしい。もう一年ぐらいは様子を見て欲しいです。
…というのは、このニュースを見たから。
http://www.iina.me/english/news.php?go=fullnews&newsid=840

あ、鉄橋だ。列車が落ちるか…、鉄橋が落ちるか。私は、半端じゃないぐらい思案中です。やっぱり、今年はやめよう…か。それに教えてもらったプラットフォーム。よくよく見ると、かなりちゃちです。プラットフォームが人の重さに耐え切れないという可能性だってある。あるいは押し寄せた人波でホームからこぼれ落ちるとか。

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これは、真剣に考えどころです。

2010年10月20日

さて!メッカにでもいくか… (プロローグ

そういえば来月はハッジ。
さて、メッカにでも行くかな?

早速、知り合いの伝手をたどってトラベルエージェントと連絡をとりあうと、6千500リヤルだとのこと。14万円ぐらいですね。まあまあ、いいかんじ。で、どんなところに泊るのか。
そのトラベルエージェントはホームページがありました。
http://www.alrshad.com/Mena1429.asp

えーっと、飛行機の座席みたいなので寝ろということですね。うーん、聞くとこれでも良い方だという話です。
今年から、ジャムラートとハラムの間に鉄道が開通して、お客はこれをつかうとのこと。ひとごとだと、かまわないけど、遅れとか、何とか、いろいろあるんじゃない?


(つづく、というか始まる)

2010年09月06日

うわさの時計台から下を写した写真だって!

ニュースで我が地元のメッカがでていました。
「ラマダン最終週、メッカに巡礼するイスラム教徒ら」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2753744/6149241

はい、めちゃくちゃ多いです。最後の週には、タラウィーフという真夜中のお祈りのほかに、なんとかいう深夜というか早朝までかかるお祈りがあって、それを目当てに行く人が多いです。もんのすごい、人。以下は記事の引用です。
(引用はじめ)イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」が最終週を迎える中、サウジアラビアにある聖地メッカ(Mecca)の「聖モスク(Haram Grand Mosque)」に4日、多数のイスラム教徒が小巡礼(Umrah)に訪れた。写真は空から見た聖モスク(2010年9月4日撮影)。(c)AFP/AMER HILABI(引用おわり)

問題は青字のところ、空から見た、、うーん、空から見たっていうと飛行機とかヘリから撮ったと思うじゃないですか。

違います!
これはね、あのアレな時計台から撮った写真です!

ひえー、怖すぎる。下から上を見るとすごいとは思うが、上から下を見下ろした迫力は全然違う。これは、ヒザがガクガクするような恐ろしさ。こんなところにレストランか何か作る予定のはずだよ。君も地平線が丸くなっているのを見ながらディナーはいかがでしょうか!ってやつだ。ほんとーに高いのだね、驚きました。

2010年09月02日

メッカの時計台 アレなデザイン

先月メッカに行ったときビックリ魂消た、世界一大きいのメッカの時計台です。
何にも知識を持たずに見たときの、ビックリ度は針が振り切れレベルでした。もちろん写真を撮らずにはいられません。

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そして、数日前、新聞を開けたとき、アレの完成図がはめ込み写真で、どーんと1面広告です。
そうそう、こんなふうになるのか…
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で、上のほうは!アー!やられた、直球勝負のデザインだ。ちょっと、デザインがアレじゃないですか。いいの、こんなんで?なんだか、「せんとくん」を初めて見たときの衝撃を上回ってます。いやー!観光名所的にはいいけど、センスが、センスが、センスが、ちょっとアレじゃない?本当にいいの?こんなんで?

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私が金を払っているわけでもないし、もちろん政府がお金を出しているわけじゃないから、どう作ってもいいわけですが、ちょっとアレな気がします。

もちろん、場所はハラム・モスクのすぐ隣です。
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2010年08月19日

ミーカート・ジュフファに住む 2

本当にうちから近かったジュフファ。町でもなんでもなかったです。ただ、ミーカート・ジュフファという「地点名」に過ぎなかった。…だったら、大げさな道路標識ださないでほしい。行政区的にもうちの町の一部に過ぎません。

道路からみた、ミーカート・ジュフファという場所。その名もまさしく、ミーカート・ジュフファ・モスクという、モスクが一つ。ポツンとあるだけ。
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モスクの前に、巡礼服とかウエストポーチとか売っている露天。どれも、安いけど、質も良くない。
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うーん、これだけかい?モスクと露天商だけか?
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ちょっと奥に、サンドイッチ屋さんがあった。でも、これですべて。
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巡礼さん用の休息施設とか、そんなのは皆無です。それだったらうちの町のほうがまだ揃っている。巡礼服だって高品質のものを売ってるし、そう、まずガソリンスタンドだってあるし、銀行の支店だって4件、ATMだってあるし、トヨタのショールームだって、ピザハットだってある県庁所在地です(…でもそう威張れたものでもないけど)。

もし、ジュフファ方面から巡礼するのであれば、ミーカートはうちの町に来るか、出発地点で服を着替えて、それから、ミーカート・ジュフファは「無視」して通り過ぎてください。きっとこの場所は、巡礼がうちの街中をうろうろすると交通のじゃまになるから、町から離れたところになんちゃってモスクと道路の看板だけ作ったんだよ。

モスクと露天商(しかも4つだけ)とサンドイッチ屋しかない、ミーカート・ジュフファでした。…ちょっと辛い評価です。でも、これ以外言いようが無いです。せめてガソリンスタンドぐらいは欲しい!辛いのはマディーナ・メッカ間のミーカートの施設規模を知っているからです。あれは、立派。ここは…ふりむくと、こんな感じ。
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メッカの時計台!

すっげーものを見てしまった。
しかも、あんなものがあるなんて知らなかったし、驚きで口がふさがりませんでした。訛りの強いメッカ弁アラビア語を話す、白タクのお兄ちゃんからいろいろ話も聞かせてもらいました。

でもね、メッカ住民にとってはあれ(時計台)も、既に見慣れた風景となってしまったようです。運転手は、「これがすごい!良く見ろ!この家はなあ、サッカーワールドカップでサウジチームのキャプテンとなった、ほにゃらら…(覚えられない)の実家だ!メッカの誇りだ!」と力説してくれましたが、私は時計台に釘付けなので、ここですれ違いです。どちらもメッカにいながら、カアバのあるハラムモスクには目が向きませんでした。

もうひとつの拙ブログ「ジェッダのダイビング」に記事と写真をアップしました。もちろーん、写真を撮ったのは私です。
http://d.hatena.ne.jp/inlinedivenaoki/

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私はまったく、あんな時計があるなんて知らなかったのです。知らないで見たので驚きはものすごいです。恥ずかしい話だけど時計台を作っているっていうのも知らなかったです。しかも、それが世界一大きいということも知らなかったし、つい最近動き出したということも知りませんでした。

どうでもいいけど、動いているメッカの時計台を見た日本人は私が最初??
うーん、思いがけないものが見れて、なんか宝くじが当たったような気がする。

でもね、メッカのどこからでも見えるというのは嘘だよ。メッカは高層ビルが多いので、ビルの谷間からでは見えません。もちろん、カアバの周りをぐるぐる回っているときだって、ファトフ門あたりからじゃないと見れません。時計台があるのは、キング・ファハド門の向かいです。

2010年08月18日

ミーカート・ジュフファに住む 1

私の住む海に面した砂漠の町は昔ジュフファJuhfaと呼ばれていました。
これまた昔に嵐があって、ジュフファの町が壊滅(…と町の歴史に書いてある。)

結局、壊滅した町は放置され、ジュフファという町が別にちょっと内陸にあります(同僚は2-3キロ離れたところって言うけど、違うよなあ、もうちょっと遠いです)。そこは巡礼を受け入れるための大掛かりな施設だとか、ターミナルとかいろいろあり、巡礼用の大型バスもそっちにとまるはずです。うーん、近いけど行ったこと無いからよくわかりません。後で行ってみよう。

だからといって、大昔に壊滅した私の住む町がジュフファで無くなったかというとそうでもなく、町中には小規模ながらいくつかの巡礼用家具付きアパートや、県営巡礼用ドライブイン、そして大巡礼(ハッジ)の時期になると、テント村が海岸沿いにできあがります。

まだまだ、ミーカートとして(かなり小規模ながら)頑張っているのです。

ジュフファは巡礼の基点(ミーカート)なので、ラマダンは巡礼(ウムラ)の人が多く来る!バスターミナルはすこーっし大変です。で、経済活性化!ここでもお店!お店!巡礼グッズに、巡礼の服装(イフラーム)も売ってます。こんな小さな町でも、巡礼に依存した経済があるのです。

2010年08月16日

ただいまの巡礼、混雑中らしい

昨日は、友達が2人、メッカに巡礼(ウムラ)に行ってきました。
うちに顔をだしたのが昼過ぎの4時ぐらい、これぐらいだと日没前にメッカ到着できるかな。

今日、「メッカどうだった?人多かった?」と聞くと、「日没頃にメッカに着いて、それから、(自分と同じ用に近隣から集まった人で)めちゃくちゃに巡礼が増えて、人が少ないときにチャチャと終わらせれば数時間でおわる行事(タワーフとサーイ)に時間がかかって、戻ったのは朝の3時」。

そうか11時間かかったんだ。
往復の道のりを行き2時間、帰り3時間として、5時間。だから、メッカには6時間居たことになる。向こうでイフタールとスフールの2食を食べて1時間、マグリブとイシャーとタラーウィーフの礼拝して、あわせて2時間、そうすると巡礼行事にかける時間は3時間か、あ、けっこう早いスピードじゃないか。

たまたまミーカート(巡礼の基点)・ジュフファという場所に住んでいるという地の利を生かした、半日で終わる巡礼ですね。

私が心配していたのは駐車場。どこに車を止めるか?は巡礼の最大のクライマックス?と私は思っています。でも、心配無用。このシーズンにはちゃんと内側のチェックポイントの傍に駐車場ができて、ちゃんと警官の指示でパーキングに誘導されるらしい。巡礼シーズン外の人が少ないときを狙うと、かえって、どこに車を止めていいのか分からないのにね。

ふーん、そういうものかもしれない。

2010年08月08日

メッカ巡礼3 買い物と出国

メッカ巡礼にきたら、当然、帰ります。
ジェッダ空港サウジエア国際線出発ロビーです。
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チェックインカウンターは長蛇の列。これはシリアのダマスカス向けの飛行機です。お国なまりがつよくて、アラビア語じゃなくてペルシャ語かとおもってた!しかし、すごい荷物。
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メッカ巡礼は、そのまま「お買い物ツアー」でもあります。門前町たるジェッダは、この巡礼のおとすお金でなりたっている世界最大の門前町なのです。みると、子供用の自転車をどうやって飛行機に乗せるか大騒ぎ。そんなものまで買わなくてもよさそうなのに…ダメ、ダメ、ジェッダでかった自転車だから意味があるのです(うーん、ちょっと無理がある?)。

巡礼の前に親戚、近所、友人から「買い物リスト」を渡されます。日本製電気製品はめちゃくちゃ人気です。小型の冷蔵庫を買って帰る人だっているんだからね、冗談じゃないんです!買い出したら、もう、飛行機に乗せることなんて考えてないです。もう、購買意欲は止められません。

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こちらはパキスタンに帰る巡礼さん。もんのすごい荷物。しかも、荷物の上にはオレンジ色やその他のいろのプラスチックの袋があります。これは、メッカの聖水ザムザムです。水も重いです。飛行機に水をつんじゃいけない?ところが聖水だけは、飛行機OKです。すごいです。聖水の威力?
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私は昨日夕ごはんを食べてないことを理由に朝からピザです。
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ちゃんと痩せる薬はのんでます。



2010年08月04日

メッカ巡礼2 国内線到着 バス側

ジェッダの国内線到着ターミナルを降りて、出るとすぐ前がタクシー乗り場です。

ここで、客引きの誘惑にぐっとこらえてツアーバスに乗る方は右に右に、すこし小高くなっているほうに行きます。

暑い!暑いよ!という方には朗報です。
今年から戸外は気化熱利用冷房(?)というシステム完備です。こんなふうに天井から霧のシャワーがでている。
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それがあちこち、天井中。天井が無い(戸外だもんね)ところは柱をたてて、ホースを這わせてます。
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扇風機でかき回してます。
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ちなみに大きなテントのあるターミナルは巡礼(ハッジ)用で、おなじ巡礼でもウムラ用には開放されていません。あくまでも、既存のターミナルの中で、どうにかしようということです。でも、大きな巡礼(ウムラ)用のバスターミナル。
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ターミナルの奥に見えるガラスの中はこちら。
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そしてガラスから戸外を見たところ。
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そしてバスに乗り込む巡礼さん。暑いから気をつけて。
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メッカ巡礼1 ジェッダ空港からの交通は?

ラマダーン月まであと一週間。
私のダイエット+エクササイズのメニューを作るべき時が来た!
…じゃなくて、巡礼(ウムラ)のシーズンですね。

ジェッダ空港国内線で巡礼客が着くと
1 自家用車、あるいはタクシーでメッカに行く
2 ツアー手配のバス、あるいは乗り合いバスでメッカに行く
という2つの方法があります。ここまでは国際線到着もさほど変わりません。

ジェッダに泊る?何で?空港からジェッダ市内に行くのと、空港からメッカ市内に行くのと同じ距離、同じ時間です。ジェッダに寄る必要全く無し!イフラームに着替えてるんだから、さっさとメッカに行こう。

ジェッダ市内がすでにミーカート(大雑把な聖域基点)の内側なので、服装はジェッダ到着以前にイフラームに着替えておく必要があります。飛行機のトイレで着替える人も多いですが、狭いし、つらいのでやめて、トランジットのホテルがベターですが、そうでないにしてもトランジットの空港では着替えを終わらせておきましょう。

だいたい、ジェッダはメッカの門前町。
めちゃくちゃ近いです。だから、交通手段は乗り合いタクシーでOK。早いし、ハラム(いわゆるカアバ神殿ね)近くまでいけるし、バスより全然便利。イフラーム着てれば、雲霞のごとく「メッカにいくのか?」という運ちゃんが寄って来るから、顔みてイケメンまじめそうな人を選んで乗ろう!

ちなみに、ジェッダ空港は国内線も国際線もボーディングブリッジが無いので、飛行機からタラップで降りてバスに乗りターミナルに到着です。
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2010年07月29日

いよいよ巡礼のシーズン

ジェッダといえば…メッカ!メッカといえば巡礼!

サウジを知らない人でも、メッカは知っている!パチンコのメッカじゃないよ!本家本元、イスラームのメッカです。

8月11日のラマダン月を2週間後に控えて、町中で一斉の不法滞在者狩が行われました。これから巡礼客であふれかえるから、その前に摘発できるのは摘発しておこうというアイデアです。

今日リヤドからジェッダに来る飛行機も、空き席の無い、満員フライト。今年はラマダン月と夏休みがかさなったし、去年のH1N1インフルエンザ騒ぎで巡礼を見送った人もいるから、例年より巡礼の出足が早いです。

この日のために、専門の巡礼ターミナルの他に、通常国内線到着に巡礼用バス発着所を作りました。どーんと広い!でも、本格的に巡礼客が来ると、これも押し合い、へし合い、暑いのにもみ合うことになるのです。
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とりあえず、日陰で巡礼さんが一休み。
今年は、ほんとーに国内線到着がきれいになって、ホテル送迎も充実。巡礼に専念できます。ガラスの内側が女性やお年寄り、元気なものは屋外!屋外でも扇風機は天井から吊ってあって、その他に気化熱シャワー冷房も完備です。でも、真下でもあんまり涼しく感じないのが玉に瑕。
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巡礼の善男善女の皆さん!体に気をつけてくださいね。めっちゃ暑いですから。


2010年04月15日

ムスリムの過去の栄光…

新聞によく、中世欧州の停滞期にムスリム社会が世界の科学の最先端であり、今のムスリムは過去を見習って頑張るように…という論調があります。新聞読者である私にとって、どっちかというと、「またか…」というあんまり気の無いものです。

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それもいいけど、過去じゃなくて未来に向けてもうちょっと具体的なスケッチを描けるといいのだけどね…過去、過去、過去じゃちょっと寂しい。たとえば「100年後のムスリムはこうなっている」みたいなの。

ともあれ、今日の新聞にはアル=ジャザリという中世アラブ社会のエンジニアで発明家のフィルム紹介です。

アル=ジャザリさんについてはこちらから…。日本語での説明ってほとんどないんだよね。残念ながら。そういう意味では、新聞が過去の栄光を宣伝するのもわかる気がする。知られて無いもん。
http://en.wikipedia.org/wiki/Al-Jazari

アル=ジャザリを演じるのはアカデミー俳優のベン・キングスレーさん(卿というべきか?)です。
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ついでに、俳優のキングスレーさんについては、こちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%BA%E3%83%AC%E3%83%BC

アル=ジャザリばかりでなく、ビクトリア&アルバート博物館のアラブコレクションからアラブの鳥人の模型の写真も。

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でもって、こちらは世界一周の途中、サウジの砂嵐で不時着したジャイロの給油風景です。おつかれさまです。サウジのおもてなしはきっと気に入ってもらえたものと思います。こういう人をもてなすときのサウジ人の気合の入れようは、目に浮かびます。歓待の嵐でしょう。

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2009年11月21日

メッカ巡礼 今週はじまり

メッカに、メッカに。巡礼バスが高速を走る姿を良く見かけます。おそらくシリアやトルコあたりから陸路ではいる巡礼だと思います。この分だとジェッダ港にフェリーで到着した巡礼があふれていることでしょう。飛行場は…そうとうなもんだと思います。検問も増えるので空港にはあまり近寄らないほうがいいでしょうね。

今年のトピックは新型インフルエンザ!
雑誌で看板?のような絵が載ってました。この絵だけでなんか今年の巡礼を物語っているようです(でも絵の人、変です、妙にのっぺり)。

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2009年10月01日

メッカのインテリジェンス化

メッカというと、そう、あの巡礼の集まるあのメッカです。パチンコのメッカじゃないです。

宗教的な町というイメージですが、でかい都市ですし、フツーの人がフツーに暮らしています。もちろん、巡礼目当ての商売も多いのですが、フツーのトヨタのショールームもあれば、プレイステーション3も売ってます。

ですから都市のインターネット整備というのは重大問題。いやはや巡礼がいっせいにインターネットに接続するという恐ろしい問題があるので、メッカ最大の問題の一つといっても過言ではないです。

巡礼というのは、そのまんま観光客です。美味しいものを食べたいし、お土産も書いたいし、ブログに「ねえ、ねえ、ここメッカから書いているんです。今日は巡礼の初日で……」ということも書きたいわけです。国許にいる家族にもメールも送りたいし、安否をウエブカメラ越しに電話もしたいわけです。もちろん、巡礼先から仕事のメールだって打つわけです。

なんかイスラーム教徒というと宇宙人のようなもんだと勘違いしている人もいましたが、ふつうの人にとって巡礼は観光と兼用なのです。ここらへんの感覚は伊勢参りや初詣とそんなに変わりません。じゃあなかったら、メッカの門前町としてもジェッダの役割なんて無いも同然です。

いつもの雑誌のメッカのインテリジェント化の記事です。

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2009年09月19日

巡礼のインテリジェント化

たぶん明日からイード・ル・フィトル(断食明けの祭日)に入ります。
この時期、ジェッダ=メッカ道路は巡礼ですごい人です。一緒に住んでいるムハンマド君(仮名)は、一昨日と昨日(木曜日、金曜日)にメッカに巡礼(ウムラ)にでかけました。

帰ってきてから、「ものすごい人だった。駐車スペース?もう果てしなく町外れに車を止めたよ。駐車どころじゃない、自分の体の置き場所もないぐらいの人ごみでびっくり。」だそうです。

ふーん、と思いながらジェッダのタウン誌Destinationをみていると、携帯電話NOKIAの携帯アプリで、巡礼サービスがでてました。

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私の携帯でもGPS機能がついているので、自分がどこにいるのかわかります。ただのGPS機能だと、ふむふむ、私はここにいる。で?どうすりゃいいんだ。どっちに向かって進めばいいんだ?となるわけですが、このアプリケーションにいれると、自分の行きたい場所もバッチリわかるというわけです。

うんにゃ、ちょっと待てよ?そんなのNOKIAのアプリを使うまでもない。この携帯電話でも広域ランドマーク情報、例えば「リヤド銀行まで400m」とか出てきます。だから、このランドマークにフラッグを立てておけば、カーナビと同じだから進行方向がでるってわけだ。

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そうだ、携帯だけでできることは一杯ある。
迷子になったとき、携帯で周囲のなかの目立つ建物や看板の写真をとる。で、グループリーダーに送付。グループリーダーが現地の人に、その写真がどこなのか見分けてもらう…というのもアリです。

集合場所が変わったときにはグループ全員にテキストメッセージを一斉送信すればいいし、お祈りの言葉を忘れた?って人はあらかじめボイスレコードに吹き込んでおきましょう。サウジでカメラ持込駄目ということでも、携帯のカメラは、カメラとみなされません(不思議なルール)ので、記念撮影もとりまくりです。

耳にはイア・デバイスをつけ(つけないとうるさくて聞こえないよ)、携帯インテリジェンスで身を固めた姿こそ2009年にふさわしい巡礼のありようです。

そんなこといっても外国から来るには携帯電話だって違うし…と思う人は、大丈夫。経由地の空港か飛行機の中で免税品を売りにくるCAから携帯を買うべし!
で、SIMカードは「いらんわー!」といいたくなるぐらい売りにきます。ジェッダ空港におりて巡礼カウンターやバスに乗り込む順を待っているうちに売りに来る兄ちゃんから買いましょう。写真はSTCのものですが、私はMobilyを使っています。

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で、プリペイド式SIMなので、リチャージ分も大目に買うべし!

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そして、充電も忘れるべからず。これ忘れたらワヤです。

2009年09月10日

ジェッダ 巡礼の門前町

ジェッダはメッカの門前町です。
メッカといえば、説明不要。世界中から大勢の人が巡礼に集まる、あのメッカです。

例えば、Destination誌にのっていた、ジェッダでお洒落な映画をテーマにしたカフェを開いた、このお洒落なサウジ人兄弟。
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名字がMakki(メッカ出身という意味)というぐらいですから、本当にメッカっ子なんでしょうが、顔立ちが東南アジアっぽいです。おそらく昔マラッカあたりから来た巡礼関係者の子孫なんでしょう。こういう、いわゆるアラブ人ぽくない顔立ちのサウジ人はジェッダに多いです。さすがは、1400年の巡礼の門前町です。

いわゆる巡礼関係者には2種類あって、1つがまるっきりの巡礼者が、メッカに居残ってしまう場合と、2つ目が巡礼関係の商館関係者(今で言う、領事館、通商斡旋所(ジェトロみたいな役目)と、さまざまな仕事の商人と駐在員の一群)とトラベルエージェント(旅行の他に旅行為替もやる。今で言うとアメリカンエクスプレスとかトーマスクックとか)の人たちです。

特に商館関係者は、もう国許には帰らなくて世襲で商館業務をやっていた場合も多いです。幕末のトーマス・グラバーとかああいった商館をたてた人が、世代を超えて商館を守るみたいなもんです。こんな土地柄、ジェッダでは大商人になるのが夢!というサウジの若い人が多いです。
それがサウジ最大の商業・貿易港の原動力です。

そういえば、伊勢神宮の門前町から商人になった人たちが江戸で店舗を構え、江戸名物「町をあるけば伊勢屋にあたる」とうぐらいになりました。巡礼の門前町気質というのは洋の東西を問わないんでしょうね。

本当に素晴らしいと思うのは、ジェッダで人種差別の見当たらないこと。200年ちょっとのアメリカより、1400年の名だたるメッカの門前町!毎年ハッジ月の3日間だけで100万人以上外国から来るわけですから、人種のるつぼすぎて、差別のしようもありません。だれも肌の色で差別しません。アメリカのマルコムXがメッカ巡礼で人生を変えたわけです。

2009年07月01日

今年のメッカ巡礼

今日のニュースによると、今年のメッカ巡礼はお年寄り、妊婦、子どもといった人たちには遠慮してもらおうということになったようです。

8月の終わりからラマダーン月が始まり、この一ヶ月にオムラ(小巡礼)をする人達が数百万人集まります。そして11月にはハッジ(大巡礼)があり海外から2百万人、国内から数百万人の合わせて4-5百万人があつまります。今日のニュースはハッジの健康問題作業部会が、例のメキシコ風邪にどう対応したらいいかWHOも含めて検討していた結果です。「豚フルに関して、今のところ有効なワクチンはないが、巡礼参加者にはできるだけ有効と思われるワクチンの接種を義務付ける」とも記事にはありました。ほんとうにつらいところです。

巡礼そのものは「神のきめたこと」ですから、人が勝手に中止だとか延期だとかできるものではありません。それで、せいぜいできるのはビザ発行の規準を変えるとか、注意を促して「是非検討」を呼びかけるとかぐらいです。

毎年毎年、通称「ハッジ風邪」と呼ばれるほどメッカ巡礼に伝染病の流行がつきものです。もちろん、巡礼参加者は何種類もの予防接種が参加条件のひとつとなってますし、さらに健康診断で法定伝染病を持ってないことを確認してある予防接種証明書の兼用の「巡礼者証」IDタグをメッカ巡礼中常時首から吊るしておかないといけません。それでも、やっぱり旅行者下痢なんかは防ぎようもありません。

今年はメキシコ風邪で、そうとうに巡礼省のお役人もピリピリしていることと思います。大変なことにならないよう、それはもう神様にお願いするしかありません。

飛行機

2008年12月08日

犠牲祭

イード・ムバーラク!
今日は巡礼明けの祭日「犠牲祭(イード・アル・アドハー)」です。

想像を絶する数の巡礼者も、今日を最後に帰国の途につきます。
寒い中おつかれさまでした。通称「巡礼風邪」は早く直しましょうね。

来年は11日早まって(イスラーム暦は1年が355日なので)、11月29日頃からの予定です。